形式:文庫
出版社:講談社
形式:単行本
形式:Kindle版
夏休み、お疲れさまです。
上橋先生エッセイもあるんだ!知らなかったー。気になります!
kiraさん、知らなかったなんて意外~!面白いから読んでみてね~♪
時も所も様々な思い出が語られる中で、こういうナホコさんだからこそ『獣の奏者』『精霊の守り人』『鹿の王』といった素晴らしい物語の数々を生み出すことが出来たのだ、という深い納得感。そんなナホコさんを育んだ物語たち。そして母娘の愛。全てはいつか失われるからこそ、繋がり受け継がれてゆくことの尊さ。サトクリフも読んでおいた方が良さそうだな〜。長期の海外生活中に池波正太郎の食エッセイは禁物とか言ってるナホコさんも相当な飯テロリストですよ?
長年に渡るオーストラリアでのフィールドワークにまつわるエピソードも面白いものが多かったですが、一番強く印象に残ったのは本作の刊行後ほどなく旅立たれたお母上との関係。足を骨折してても元気に這い回られる姿がどのくらい物体Xだったのか見てみたかったです。『香君』は文庫化しだい読む予定ですが、その次も、そのまた次も、楽しみに待ちたいと思います。次はいずこの物語か……
上橋さんが書かれると、ぶっ壊す、というような言葉も品よく感じられるマジック(笑)
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