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そして、バトンは渡された

感想・レビュー
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つきみや
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ネタバレかなり間を開けてしまったが、やっと読了。本当に、やっぱり瀬尾まいこさんの作品が大好きだ〜!いつもあたたかい気持ちにさせてくれる。最後らへんの所、愛を感じてずっと泣きそうになっていたが、最後の結婚式のシーン、良すぎて涙が出た。これまでの森宮さんとの過程を見てきてるので、もうね、良い!という感想しか出てこない。 どの親も形は違うけれど、みんな優子の事を心から思い、自分なりの愛し方をしていた。その、全ての愛が、優子を作っている。すごく素敵だ。いいなぁ。
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。
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お腹いっぱいになりました。ご馳走様でした🥰
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スズメ
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優しくて愛情深い人ばかりが出てくる少しメルヘン的な印象の作品。優子は育った環境のせいなのか、物事に動じない。高校で周りから無視されてもサラッと流すことができる。実父と音信不通になっても、後にその原因を知っても動じない。愛情深い人たちにしっかりと愛されてきたからなのか。子育てや人を大切にするということを考えさせられた。
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やつきち
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ネタバレ森宮さんのズレてるけど自分なりに娘のことを思っているところに笑いながらも覚悟を感じました。子供を思いやる親の気持ちに血の繋がりは必要ないということを訴えかけてくるかのようです。捉え方によっては血の繋がった家族がいないと悲しみに暮れていたかもしれないのに、主人公が、自分には他の人よりも親が沢山いるという素敵な考え方を持てたのはバトンが良い方向に繋がれたからこそなのだと感じました。
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Saepi
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愛のおはなし、と思った。優子ちゃんは親たちから色んな形をした愛をもらってきたけど、それは決して一方通行じゃなくて、優子ちゃんも戸惑いながらも親たちに愛をお返ししてたと思った。愛のバトンだった。 それぞれの親たちの決断には理解しきれないところもあったけど、全員親初心者だもんね。 そして、人生は苦しくて厳しいものだって教えられがちなこの世の中で、もっとフワッと軽やかに、楽しいことしかないよきっと、って思わせる終わりだった。
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T.U
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感想にするのが難しい。優しく起伏がない、ただ起伏ゼロではないのが絶妙なところ。主人公の優子は物分かり良すぎて、物事に動じない。おそらく作品から受ける所感は彼女に抱いた印象が大きい気がする。ぶっ飛んだ環境や人物、苦悩なんてものも彼女が冷静に受け入れてしまってるように見えるため、単純に感動できるかといえば難しい。映画化されているらしいので映像で観たら分からない微妙な感情表現を感じれるのかもしれない。
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寝ず娘。
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私は主人公ほどではないが、父子家庭のため小学生の頃、夏休みになると親戚の家々を転々としてきた。その境遇と照らし合わせて読んだが、私も同様に何不自由なく過ごして来たと思う。また作中の登場人物が皆、素敵でホッコリした。タイトルも秀逸で良かった。素敵な本に出会えた事に感謝したい。
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mio mio
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大学の空きコマで読み終わったのだが、読んだ場所が大学で良かった。家だったなら涙で本がぐしょぐしょになっていたと思う。若者のうちに読むべき1冊。
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クロ
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ネタバレ読み終わった。とても良かった。 読み終わって、題名を見てまたなんか涙が出てきちゃった。 出てくる登場人物ほとんど良かった。特に親サイド。 1部いじめの描写があったがそれを忘れるくらい良かった。 萌絵はよく優子に話しかけられたな...そこだけモヤモヤしたけど、最後の方では出てこなかったのでよかった。 やっぱりご飯を美味しく食べるって大切なことだよなぁ... 優子の一線を引いた感じは少し悲しい気持ちになった。 きっと環境に適応するために身についた力なので、並の子供ではあのいじめに耐えられないのではと思う
クロ

本当に、本当にいい本だった。読んだあとはいつも心がじんわり暖かくなる。親の立場になったらまたきっと見方が変わってくるんだろうな...

04/10 08:20
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ともや
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ネタバレこういう温かい話を読むことはそんなにないのだが、評判が良さそうだったのでチャレンジ。ドラマチックな展開があるわけではないけれど、キャラクターが魅力的で、心温まる作品。最後、実のお父さんとのやり取りの深掘りがなかったのもわざとなんだろうな。意図的にドラマチックすぎない感動。不思議な話だったけど、読みやすかった。
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JO
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主人公と親たちが良い人すぎる。今より大切な過去はない。はけだし名言であり、本作をあらわす一文である。
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きひろ
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いろんな立場や年齢の人が読んだらいろんな感想が出てくるんだろうな。 子育てをできる幸せをかみしめました。 子供のために今できることは、当たり前だけど今しかないんだって思いました。 読んでよかったです。
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iu
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優しい優しい話だった。ごはんがいちいち美味しそう。森宮さんの、親友のような近所のお兄さんのような父親ぶりがいい。
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seraphim
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電車でお隣りに座った女性が読んでいた本。横目で盗み見て(笑)、気になったので読んでみた。主人公の優子を中心とした家族のお話。血の繋がりの有無に関わらず、お互いに大切に絆を結んでいくことができるのが素晴らしい。環境のせいで、優子は早くから周囲の同級生よりは大人にならざるを得なかったのだろう。しかし、たくさんの父母等から、それぞれ異なる愛情を受けてきた育ってきた優子は、人間として器の大きな素敵な女性だと思う。一風変わった家族だが、素敵だなと思った。
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あかり
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はじめ冷静にものごとを俯瞰して見れる主人公に憧れた。でも読んでいくうちに、その性格は自分ではどうにもならないことを諦めた数々の経験から育まれたものだと気づいた。それぞれの親は愛情深くあたたかい、いい人たちばかり。夫婦関係は長く続かなくても、どの親も深い愛情をもって優子と接したから優子は素直に人に感謝をし、冷静に前向きに捉えられる素敵な人になったのだと思った。そして、そんな優子が素直に気持ちを打ち明けられた姿にほっとした。
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Chaff
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ネタバレ ごはんを作ってくれる人がいること。それは、とてもありがたいことだ。□父3人母2人を持つ少女の青春を食時々ピアノで描いた作品。ご飯を美味しく食べることの素晴らしさなど、どちらかというと食事のシーンの印象が大きい作品だった。餃子が一番好き。□どこでうさドロ展開になるかハラハラした(映画のキャストだと尚の事)が、決してそんなことはなかった。何かとても本屋大賞らしい作品。□優しい世界すぎてあまり肌に合わず。この作品を好きになれる人になりたい。★★★☆☆
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ひろ
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第2章から面白くてとてもひきこまれて一気に読みました。最後も感動して号泣。 本のタイトルも誰目線かわかったようか気がする。 自分だったら主人公の境遇だったら精神保てなそう気がするが、どんな状況でも感謝できる所を見ていることや現状を無理やり変えようとしない主人公がすごいし、幸せになれる考え方だと思って勉強になった。
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サラン
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冒頭の書き出し、親子?他人?「森宮さん」とは一体誰なんだろう?と思い理解ができなかった。が、読み進めるうちに「無償の愛」「責任」この2つを思った。血の繋がりはなくても「子」の為に行動する姿、決断。年頃の子がグレたり道を外さなかったのはきっと、「愛」を受けて育ったからではないかと感じた。親から親へのバトン、きっとこれからも繋がっていくのだろうと思った。
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工藤
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主人公の優子が親が何度も変わるという状況下でさまざまな人に出逢いながら成長していく物語であり人間味のある描写に共感しながら読むことができた。りかさんは最初気分屋でどうしようもない人なのかなという印象であったが結局優子のことや生活のことを考えている優しくて一生懸命な人であるということがわかり優子が何か不自由なことはないかと教師に聞かれた時に困ってしまうほどに良い人たちに巡り会えたのは優子の性格だけでなくりかさんのおかげでもあるのではないかと感じた。本当にたくさんのことを考えさせられた。
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マイヒロ
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400ページにもわたる本でしたが、とても印象深い素敵な本でした。主人公の優子は、父が3人、母が2人変わりながらも、全ての親に、形は違えどたくさんの愛情を注がれ、悪い人が出てこない…なんかこの本にはサザエさん的な温かみを感じ、安心して最後まで読めました。ところどころに、いろんな登場人物の心に染みる言葉が巧みに配置され、それがまたほろっとさせられます。題名の『そしてバトンは渡された』という意味は、渡された側の話と思いきや、最後まで読み切った時に、愛情をこめて渡す側の話だったのかな…と余韻と共に感じました。
うーやま

お気に入り登録していただきありがとうございます!よろしくお願いします!

03/29 16:04
マイヒロ

うーやまさん、こんにちは😊お互い、父親目線で引き続きよろしくお願いします。

03/29 16:32
4件のコメントを全て見る
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ちゃんぱな
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お父さんが3人、お母さんが2人いる優子ちゃんの人生、結婚するまでのお話。どの親も愛が伝わってきてじんわりした。森宮さんとのやり取りはとても笑えるし愛おしい。オムライスで応援メッセージ長々と書くところとか、餃子ばっかりなところとか、朝ごはんでエールを送るところとか。出てくるご飯が美味しそう。早瀬くんとの恋愛の話ももうちょい知りたかった。最後の結婚式のシーンは泣ける…親子って血の繋がりだけじゃなくて、日々一緒に積み重ねた時間が作り出すのかもしれない。
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うつがや
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いやー、ため息が出てしまうほどに完成度の高い小説でした 天日干しした布団のような文体で綴られる親子愛と家族の話がじんわりと心地よく、思わず虜になってしまいページを捲る手が止まらなかったです 暖かく誠実で、とても柔らかな雰囲気が最高です
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てでぃ
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ネタバレ森宮さんには安定感がある。作るご飯がめちゃくちゃでも、面倒臭い男でも、いつでも親であろうとしていた。例え優子ちゃんが離婚したとしても帰る家になってくれると信頼できた。 最後、バトンを渡してきた人たちを迎えに行ったのも森宮さん。すごい決心だと思うし尊敬する。 優子ちゃんの物語は壮絶なはずなのに、本人が淡々としているからあまり暗くなりすぎない。いい塩梅だったと思う。早瀬くんとの恋のエピソードも良かった。
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読書家さん#RsAgre
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心に残ったフレーズ 決定的な亀裂では無い、小さな綻びが広げた重苦しさ。どこかでこの重みを抱えたまま生活していかなくてはならないのか。 時々ぶつかったり自分の思いを漏らしてはギクシャクして作られていくのが家族ノカタチ。 旅立ちはいくつもの出会い。 親になるとは未来がふたつになるということ。 自分のものと、たくさんの可能性と未来を含んだ明日。
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ミサキ
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ずっと森宮さんを面白がっていたのに、いつの間にか森宮さんのことが大好きになって泣いていた。愛も家族も形はひとつじゃないし、正しいものなんて決められないけど、自分の愛を信じて、相手の愛を受け取れる人間でいたいな。
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のの トリリンガル女子💫
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1番好きな作家、瀬尾まいこの名が恐らく全国に知れ渡ったきっかけになった作品じゃないかな。家族の住まいがバラバラになってから読んでしまったせいで、ボロボロに泣いた。本当の意味で親子を形作るのって、血の繋がりでも、戸籍でも、過ごした時間の長さでも無いんだろうなあって。そんな中両親と、自他共に認める良好な親子関係を築いていて、尚且つそれをとんでもなく誇らしく幸せに感じているのって、全然当たり前じゃないんだろうなって。そして愛する対象がいると、人ってめちゃくちゃに強くもなるし脆くもなるなって実感した
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kei
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一気に読み終わった。 いままで読んだことのないストーリー展開で、とても面白かった。 現実はこんな親ばっかりじゃないよなぁ、と思いつつ、つまりそれは、こんないい娘じゃないから、と自分を戒めなりもしつつ。終わり方も理想的なハッピーエンド。よかった。
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MooMoo
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子どもから大人へと成長すること、大人として子どもを守ること、大人から子どもへ渡すもの、子どもとして受け取るもの、じんわりとあたたかい物語でした。
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フナムシ
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ネタバレいいね。読んだこちらまで幸せになっちゃったよ。森宮の父としての物語。どれ程の想いが詰まっている事か。果たして自分はバトンを渡せる人間になっているだろうか。
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zoffy1225
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★4 すらすらと読めた。良い作品だったと思う。
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しゅんしゅん
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すごく面白かった!初めの方はどういうこと?と疑問に思いながら読んでいた。計3人の父と2人の母。どれも少しこじれてるけど、全員が愛を持っている。最後のクライマックスのシーンは感動的だった。
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カンロ
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ネタバレ家族がコロコロ変わりながら、血の繋がりのない人との生活を想像すると、大きなストレスがあるのではないかとか悩みを抱えているのではないかと、先入観でそのように考えてしまうが、形は様々あれど深い愛情を持って育てられた。優子自身も家族と1歩線を引いて接している部分が感じられたが、それが優子にとっての優しさであるように思った。森宮家から梨花が出ていった時、高校生の優子は「行くあてがない」と言っていたが、結婚を迎えた時は森宮さんという帰れる場所が出来て良かった。登場人物全員が幸せになって欲しい!
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ron neu
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ネタバレ本屋大賞作品やっぱ面白いな〜。親のバトンがどんどん渡されていき、最後に渡されたのは森宮さん。東大卒で一流企業に勤めるエリートだが、少しズレている人物。この人がめちゃくちゃ良いキャラクターをしてる。主人公の優子が学校で浮いてる時には、餃子を作って元気づけようとしたり。合唱コンクールの前夜に、ひそかに練習していた課題曲を歌ってみたり。結婚式のシーンで、バージンロードを歩くことになった森宮さん…。思わず泣いてしまった。子どもがいると明日が2倍になるっていうのも良かったな〜。最高。
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早瀬なつ
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読んで良かった。のめり込める感覚はなくて随分時間をかけて読んでしまったけど、爽やかで明るい読後感。登場人物たちのやり取りも良かった。純粋に他者を思う気持ちだけで生きられたら、どれだけ幸せだろう。私は仄暗い気持ちが描かれる方が親近感が湧くので、こういう温かい話というのは読む度にどこか惨めな気持ちにさせられてしまう。しかし、それでもやはり温かい人でありたいと、自分を鼓舞するような力がこういう物語にはある。
マイヒロ

今、自分もちょうど読んでいる最中ですが、素敵な感想ですね。思わずコメントしてしまいました。

03/15 07:52
早瀬なつ

マイヒロさん コメントありがとうございます、拙文でお恥ずかしい限りですが、そう言っていただけて嬉しいです!😊

03/15 13:11
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しの
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★★★★⭐︎
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ドンデンスキー
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久々に良い本を読んだなと思った。「最後の最後はそっち側か〜」ってなって、思わず涙ぐんでしまった(笑)
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教養のない大学生①
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母親を亡くした優子が両親が変わる中で自分の人生をなんとか見つけようとしている中学時代ちょっと人柄が変わっている森宮さんと出会い進んでいく高校生時代以降。最初の方に優子という名前の利点はどんな苗字でもしっくりくることだと言っていた。 しかし私は名前以上に優子と親と関係性の方がいつもしっくりきているように感じた。それは優子の何気ない他人に対する優しさ故の関係性だと思う。人生はいつも非常人複雑である。乱雑だけれども自分が状況に対応できる能力、他者への配慮、そこから生まれる信頼。このサイクルの大切さを改めて知れた
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ゆうき
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森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作
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minion
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家庭の事情で三人の父親、二人の母親の間を生きる主人公だが、そこに悲壮感はない。たらい回しではなくバトンと表現された題名に、なるほど感。
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さつき
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ネタバレ森宮さんとのやり取りが自然体で、こんな家族だと前向きに生きていけて毎日楽しいだろうな。 他の大人もそれぞれの形で見返りのない愛情を注げるいい人。優しい気持ちを掬い上げたみたいなお話でした。
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