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刑事の血筋

感想・レビュー
110

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遠宮にけ❤️nilce
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作者さん自身が主人公と同じく警察官の息子であるの知り、興味を持った。警察官の家族の生活、ひとたび事件が起きた時の警察組織の動きなどリアルに描かれているのではないかと感じた。また性格の全く違う不仲な兄弟がそれぞれの持ち場で力を合わせて事件に迫っていくのも胸熱だ。よくない噂を背負って亡くなった刑事の父の真実を追う展開もまた胸熱。
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葵堂
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親子二代の警察官兄弟と地方都市の闇の話。 複雑なようで筋道はしっかりしてる話の構成。 親子間や兄弟間の因縁や葛藤なんかも程よく描写されてて良き。
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禁煙たけちゃん
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洋一郎君とおふくろさん、いい味出してる。焼肉踊り見てみたい。
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オオイ
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キャリアの兄とノンキャリアの弟が県警とヤクザの癒着などを暴く、意外と面白かった。
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RIN
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アンソロジーで知った作家さん。そちらの短編は軽妙で人情刑事風だったが、これはまたなかなかにシビアな題材。父も息子2人も警察官。父は汚名を着せられて早逝、兄は警察官僚、弟は地方警察の所轄刑事という設定だけでもう波乱の予感あり。追っている事件も一筋縄ではいかない泥沼的闇の深さ。読み応えはあったが、題材を欲張りすぎな感じもあり、テーマがわかりにくかった。どんな作風の方なのかこの1冊では分からず、もう少し読んでみたい。
papako

この作品は最近の作風で、『路地裏ビルヂング』『太陽がいっぱいいっぱい』など、人には勧めづらいけど、私は好きな作家さんです。

10/04 08:22
RIN

勧めづらいんですね(笑)。それは逆に興味をひかれます。読んでみますね。ありがとうございます!

10/04 23:05
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♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
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三羽さんの『泥棒役者』が面白かったので手に取った1冊。本書は、警察庁から送られてきたキャリア警察官の兄と地元のノンキャリ警察官の弟が、殉職した父の死の謎を探っていく話。そりの合わなかった兄弟が次第に距離を縮めて目的をひとつに協力していく姿は気持ちよかった。プロローグとエピローグの少年の頃に書いた兄弟の作文が対照的でいい味を出していた。爽やかな読後感。
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

やもさん、三羽さん自身が警官の息子さんだそうです。だからこそ書ける部分があるかもです。作文は対象的です。ふふふ。😉

06/21 21:56
0255文字
やまじろー
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面白かったし良く練られた話だが、三羽さんらしい会話の軽妙さや、どうしようもない男の愛嬌、そして悲哀といったテイストは薄まっていた。警察の家系に生まれた作家として真剣に書き込んだ作品なのだろう。是非シリーズ化してもっと面白くしていって欲しい
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MOKIZAN
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身元不詳の死体を取っ掛かりに、組織の困った現状らしきことを色々と引き合いに出してました。そちらの文章にも熱さがあって、事件解決のストーリーが煩雑になってしまったようにも感じた。先に読んだ元職の方の本よりも、現実の不条理感があって、どうしてもそうなってくるよね、と世を達観したくもなる。著者らしい"お馬鹿さん一歩手前の熱さ"は感じられたけれど、私が著者に期待してるのは、組織ではなくて"地べた"の人々のそんな様なんです。
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Karl Heintz Schneider
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彼らの母親がいい。被疑者の女性を突然家に連れて行き、しばらく、かくまってくれと言っても理由も聞かずに了解してくれる。「刑事の女房なんかになるもんじゃないけど、刑事の母親にはもっとなるもんじゃないわね。」そう言いながらも、どこか嬉しそうな母親。刑事の妻そして母親であることによるあきらめと誇り、それがそうさせるのかなと思った。三羽省吾さんの本はずいぶん前に「Junk」「太陽がイッパイ、イッパイ」を読んだ。しばらく間が空いてしまったが以前の筆致はいささかも衰えていなかった。もう一冊ぐらい読んでみようかなと思う。
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あちぇたな
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キャリアの兄とノンキャリアの弟が、刑事だった父の過去を探る話。二人の容貌を読み飛ばしたのか、イメージが湧きづらく終了。父似、母似とはあったけど。同僚と部下の容貌は良く分かった。
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おれんじぺこ♪(16年生)
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アンソロジーで気になった作家さんだったので借りてみた1冊。う~ん、面白くないわけではない(一気読みしたし)けれどちょっと物足りないかな。読んでいて気持ちが昂る、みたいなところもなかった。
おれんじぺこ♪(16年生)

兄弟ふたりの母親、守の奥さんは良かった。

01/18 16:43
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アジャ
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図書館で装丁の絵にひかれて手にした初読み作家さんの作品。ある地方県警の裏金作り疑惑をベースに、殉職した父親の影響で警察官になった兄弟が、最初は反発しあいながらも、周りの同僚を巻き込みながら解決する、幅も深みも感じる面白い作品でした。難しい兄弟を支える母親の春江さんが魅力的でした。
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さいちゃんの母
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面白く読めました。あり得ない設定なんで、よく暴れさせた。今野敏さんとは違った痛快感を味わえました。警察官シリーズ、警官の目読みたくなりました。 肝が座った母上が上手に兄弟仲継してくれた?
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ごろんちょ
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高岡兄弟が正反対のタイプであり、最初はお互いに敬遠していながらも、最終的には同じ事件に協力し合っているのが本当に面白かった。 破茶滅茶な久隅、ベテランの堂園、係長の鳴島、父の同期の奥寺など刑事仲間のキャラがみんないい! そして、一番好きなのは女性刑事の小谷野。強くて明るくていいなぁ〜。 高岡兄弟の母の春江は、本当にいい母でいい妻だなぁと。 兄弟や父が現役時代に活躍できたのは、春江のおかげでもあるのでは…? 一気読みしてしまうほど、事件の真相が気になり、夢中で読んでしまった。
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図書館本/警察庁刑事局に所属していた高岡剣は、異動で故郷・津之神市に戻ってきた。彼は県警本部の資料室で銃と麻薬密輸に関する事件を洗い直すことと、15年前に殉職した父親の死の謎を探る。津之神署の刑事になった弟の守は昔から反りが合わない剣の帰郷を歓迎できずにいた。本邦初の刑事の息子が万感を思い込めて綴る"警察家族“小説。「警官の目」で知った作家で、興味を持ち読みましたが、刑事の家族の様子がリアルで面白かった。本当に刑事の家族、特に奥様は大変なのでしょうね! 次作にも期待したいと思います。
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さちモモ
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キャリアとノンキャリアの人が出ている本が読みたくて探していたら丁度ぴったりだったので、読んでみた。私は次女で常に姉と比較されて育ったので、兄弟で仲が良くないのはよ〜く分かる。そりゃあ日頃父親の職業を悪く言ってたのに突然警察官になるって言われておまけにキャリアって!私なら嫌いになります。でも二人合わせて高岡敬一郎だってお母さんが言ったように二人それぞれ性格も違って、それぞれの役割で解決(?)させていくのは面白かった。あんまり無い設定なので、また読みたい。
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Everything is good
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★★★
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ジュリーぱぱ
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三羽さん、4作家短編集で良い印象だったので、手に取りましたが、期待以上かな、とても面白いし読みやすい作品ですね。警察の裏金作りは定番だけど、人の存在をビジネスにするって、日本でもそこそこあるんだと思いますが、小説としては斬新かなぁ。3代続く刑事が、正義感丸出しでなく、正しいことを粛々と実行する、闇は深いが、少しづつ変わっていく期待感もあって、終わり方も良いね!
さいちゃんの母

私も4作家短編集で初めて知った作家さん。 その時は読みやすい、軽いタッチで書かれていて。 寄り道というか、警察官物以外も読みました。プロサッカー選手の話。 期待以上でした。

12/20 21:08
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もかすけ
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最後は兄弟仲良くなってめでたしめでたしだけど、ストーリー的には退屈でした。
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ミーコ
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後半になって 少し面白くなりましたが、携帯番号も知らない 顔も合わせない兄弟の警察キャリアの兄と所轄刑事の弟が 事件の真相を追って行くうち 仲良くなるのが ちょっと不自然な感じが。。。 少し物足りない気がしました。
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ヨケシ
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19049
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蕭白
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タイトル通り、刑事の息子さんたちが活躍するお話で、まずまず楽しめました。個人的には、もう少し単純でも良かった気がします。あと、主人公より、脇の登場人物の方が魅力的に描かれていたようにも思いました。
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ひねもすのたり
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本書は三羽省吾さんの最新刊。 警察官だった父を持つ兄弟を主人公にした警察小説です。 ここ数年、重厚な警察小説 がもてはやされているせいか、ちょっとドタバタが過ぎている感が否めません。ただこのままドラマになりそうなキャラ設定やストーリー展開は読者を選ばない作品と言えるかもしれません。 個人的には警察官兄弟ではなく、その反対側に いる人物たちに強く惹かれました。 社会の網の目からこぼれ落ちてしまった人やその寸前の人たち。そちらにスポットを当てた方が三輪さんの良さが出るような気もするんですよね・・。★4
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GOTI
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☆☆☆警察庁から送られてきたキャリア警察官の兄と地元のノンキャリ警察官の弟がタッグを組み、20年にわたる県警と地元暴力団の癒着と裏金造りの闇を暴く。そこには同じく警察官だった父親の汚名を雪ぐ意図があった。決して仲がいいわけでもなかった兄弟が久しぶりの出会いから一瞬で手を握るあたりはまったくのご都合主義、軽さを感じます。このテーマを柚月裕子が描くともっとどろどろして重い作品に仕上がったんでしょうけどねぇ。ちょっと残念。
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ドナ
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起承承承(転)結って感じ。警察の階級など他の警察小説を読んでいるから理解できた気がする。兄弟、父子、殺人事件、癒着など、テーマが多すぎるので、それぞれの印象が薄い。
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勉誠出版営業部
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三羽省吾さんの『刑事の血筋』を読了。三羽さん初の警察モノということで、ちょっと驚きましたが、ご本人のお父様が警察官ということで納得。続編はあるか?
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たぬき君
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キャリアの兄とノンキャリアの弟が殉職した父の死の謎を探っていく物語。初読みの作家さんで前半読みづらかったが、後半はなるほどの展開で一気読み。警察官の妻の懐の深さが頼もしく感じた。
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しのぶ
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どこかでおススメされていて読みました。いつドラマ化のニュースを耳にしても不思議はないな! という印象。ひょっとしたら、もうあるのかも?
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うーさん
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(図書館)ちょっと不思議な印象の小説。かなり柔らかい雰囲気でした。周囲の人物が面白かったので、そっちが気になります。
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algren
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骨太の警察ものではないし、キレイに丸く収まる話でもないが私は好き。流れやまとまり方は他とは違う感じでありだと思える一冊になっている。
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mi!@お久しぶりですm(__)m
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今は亡き警察官の父にまつわる黒い噂の謎を追って行く話なのか、父と同じ警察官になった兄弟の物語が展開されるのか、ミステリーとして事件の謎を追っていく話なのか、ちょっとわかりにくかった。 読んでいくうち台詞頼りみたいになったり、ライトノベル的になったり、掴みにくい印象もあった。 おもしろい要素がたくさんあったと思うのですが、とっちらかってまとまらないうちに作品になっちゃった感じでとても残念だなあと思った。 文体は読みやすくて良かったんですけどね。 これからの新作に期待しています。
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とくけんちょ
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刑事の息子たち、兄弟の話。早くに亡くなった父、その背中を見ながら育つも、正反対のような人生観に育った兄弟。共通するのは、ともに警察官であること。父の死を巡る謎、殺人事件を巡る謎、父が現職時代の同僚を巡る謎、県警の汚職に迫る謎と深く掘り下げていくテーマが絞りきれていない。これに兄弟のちょっといい話なんかも加わり、もったいなく感じる。もうちょい、ストーリーは一本道でも、それぞれのキャラが立っているだけにわかりやすくてよかったのではと思う。続編があるのならば、期待したい。
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桐谷恭一郎
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ネタバレ剣と守の視点を交互に描くこの作品は比較的読みやすい刑事物であった。私にも弟がいるが、この剣と守の関係性はとても共感できた。読後感が良い小説はなかなかないけど、この小説はすっきりとした終わり方をしている気がする。今、警察は様々な非難にさらされているが、そんな中でも必死に頑張っている刑事が数多くいるのだろうと信じたいな、と小説を読みながら思った。
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あここ
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終わってみたら爽やかやった。兄弟仲も良好で、何の確執があったのか疑問。捜査もがっつり協力し合ってたし。仲悪かった体は必要なかったんじゃないか。実家のお母んや弟の家庭が温かくて和む。代々刑事を支えてたら根性据わるのかしら。殺人事件とお父さんのノートの謎、過去の汚点がちょいと分かりづらかった。何でそこに繋がる・・?とか強引なのか私の理解力不足か。所轄の刑事さんはヤクザさんと県警と両方戦わんとあかんのか。味方じゃないのか。助けてくれへん守ってくれへん。どころか潰される。偉くなっても上は居る・・葛藤やら虚しさやら
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さー
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ネタバレ父が偶然手にとって読んだら、思いのほか面白くて、1日で読んでしまった。とおすすめしてきたので。うん。面白かった。あまり刑事ものは読まないので詳しくはないですが、王道?正統派?な感じです。柚月裕子さんの孤狼の血を思い出しました。正義。いいな〜 警察官舎は、引越しはみんなで手伝いに行ったり、昔の村社会的。階級や収入に格差はあるが、同じ職場に勤める者同士が同じ建物の中で暮らしていると、かつての鉱山町や漁師町のような、鬱陶しいほど濃密な人間関係が残っている。連帯感とか仲間意識、運命共同体としての覚悟は生まれやすい
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fukui42
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久しぶりの警察小説。亡父・敬一郎が「志道会とつながりのある女性と懇ろになり、捜査情報を横流ししている」噂を立てられ、その中で倒れ急逝してしまった事件。警察庁のキャリア兄・剣と、地元ノンキャリ弟・守が、仲たがいしていた過去を乗り越え協力して調べていく。それぞれのアプローチが新鮮。子供時代の「警察官舎」の話は24時間体制だけに、私だったら嫌だなあ。「警察官の妻・母」な女性陣の懐の深さもいい。「自らの存在を売る人々」。”戸籍がなければ、何もできない”な話が父の事件につながっていくのも、目新しかったです。
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showshi09
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☆☆★
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きさらぎ
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真逆な兄弟、個性的な女性の部下、怪しさ満点の父親の同僚など、いろんなキャラの寄せ集めのような状態で、ストーリーにも惹きつけられるものがなかった。 後で知ったが、著者自身が刑事の息子で、警察官舎で生まれ育ったらしい。どうりでそこの描写がリアルだと思った。民間の社宅とはまた違ったルールがあり、それが一番印象的だった。
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まっちゃん
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高岡兄弟が今回の件に関わるまで不仲だったとは思えないような連携プレーで最後の道場での場面はどうみても仲の良い刑事兄弟ですね.ヤクザとのべったり癒着の県警にぐさっとメスを入れられなかったのはちょっと残念.
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シンクー
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うぅ〜ん微妙。何かテンポが乗らなかった、サクサクいけるところもあるが続かない。本自体よりも私の精神状況だろうか
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