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人魚と金魚鉢 (創元推理文庫)

感想・レビュー
65

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ASAKURA
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文庫版で再読。
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橙なオレンジ
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「コミュニケーションの錯誤」という前作からのテーマを色濃く引き継いだ聴き屋シリーズ二作目。その取り組みが最も色濃く表れた「世迷い子と」、これまでのシリーズを一種の仕掛けとして使うような「恋の仮病」など、佳作が多い短編集。 こういう手堅い短編集を読むと嬉しくなってしまう。
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sak
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シリーズ二作目。 意外と物騒だった前作と違い、今回は人死にの出ない日常の謎系のお話ばかりだった。 柏木くんの家族も登場し、柏木くんが長男であることが発覚した。弟くんや妹ちゃんも、もっと出て欲しい。 そして相変わらず、柏木くんのキャラがすき。 のんびりクールとでもいうのか、のほほんとしている割には、サッパリとクールなところもあって、そこがイイ🥰 先輩のかわいい鬱陶しさも相変わらずで、ずっとそのままでいて欲しい。
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ちかぽん
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このシリーズ、好きなんです。芸大って変な人が?個性の強い人が多いんだろうか? 聴き屋、お金も貰わずただただ人の話を聴くシリーズ、新しいのを読みたいです
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honeyeggtart
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第一作目の存在を知らず読みはじめました。 学生モノのわちゃわちゃ感も楽しく、時に切なくどの話も面白かったです。
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柊
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人に話しかけられやすい特異体質の青年が主人公の、聴き屋シリーズ2冊目。前作を読んでから多分十年ぐらい間があいてしまっているので、設定も登場人物もうろ覚えでしたが、軽妙な文章で読みやすい連作もののミステリ。最後の表題作だけそんな回りくどくいかなくても…と思わなくもなかったけれど、概ね愉快なザ・フールの仲間たちとの罪のないお話で、楽しめました。
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米太郎
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・聴き屋シリーズ第2弾。今作も相変わらずみんな個性が際立ってて面白い。やっぱり私は先輩が好き。推理もムダな部分少ないしスパッと読みやすい。是非とも続編求む。
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mihya
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ネタバレ聴き屋シリーズ2作目。短編5話。 前作と違い全て日常系。1作目のあとがきで『続編は反省を生かす』とあったが、やはりこちらに振ってきたか。舞台やキャラクターを考えると合っていると思う。 「青鬼の涙」がちょっと切なくて良かった。「愚者は春に隠れる」も部員のキャラが分かりやすい。表題作「人魚と金魚鉢」は先輩の活躍が大きい。色んな変人が出てくるが、先輩、良いキャラだなぁ。 もっと色々できそうだし、のんびり続きを待つ。
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johngaraman
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短編集。先輩の膀胱が第一印象。ゆったりした推理ものなんだろうね。
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pao
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★★★☆☆ 聴き屋シリーズ第2弾。聴き屋体質の大学生・柏木が、話を聞くついでに巻き込まれた謎解き5編。前作とは違って殺人事件は起きず全て日常の謎系で、こちらの方が作品の雰囲気に合っていると思う。柏木を始めとして個性派揃いのキャラ達のゆるい感じも良い。特にネガティブ思考の先輩が登場するだけでニヤニヤ。泡だらけになったステージの謎と師弟愛をうまく絡めた表題作「人魚と金魚鉢」がマイベスト♪
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8
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聴き屋シリーズは柏木君の立ち位置と会話力が読みどころ。変人の集まりの中で、頑なに“自分は普通だ”っと主張する主人公を始めとした登場人物たちは、人間味があって楽しく読めました。
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さわ(2回目)
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おもしろかった! 個性的なキャラクターたちの掛け合いも面白いし、無駄のない文章だから「ここも何かの伏線なんだろう?」と構えて読むけど、それでもやっぱり騙される。個人的には、世迷子と、愚者は春に隠れる、人魚と金魚鉢が良かった。
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桜絵
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〈聴き屋〉シリーズ2作目。今回は全編日常ミステリーでまとめられているが、前作よりもたしかに面白い。 聴き屋柏木くんは相変わらずゆるゆると大活躍で、今回は家族の話(弟と妹がいた!)あり、講義をやり、美少年の謎をとき、川瀬は春に隠れ、コンサート会場は泡だらけになるというてんやわんやを「聴き」で解決する。謎解きもロジックや意外性がきちんとある上に、ストーリーも読み応えがあって終始楽しかった。 読んでいない時も柏木くんに会いたいと思うほど楽しかった。
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とんぼ
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7   先輩いいなぁ。
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Washoe2.0
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“「ずいぶん長丁場ですね。まあ、たまには童心に返るのもいいでしょう」「金を賭けてるとなおいいわよね」童心の欠片もなかった。「お金を賭けてるから、三時間も本気でやるんですね。みんな心が汚れてしまったんですか」「人はいろんなところを汚して大人になるのよ」”
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チタカアオイ
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【電子書籍】
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海苔数
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「聴き屋」シリーズ2作目。「聴き屋」だけにホワイダニットの部分で心理描写がうまく、引き込まれる話が多いが、「愚者は春に隠れる」など、ハウダニットの部分でも面白く、全体的に楽しく読める短編集だった。
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hnzwd
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人の話したい事を聴くだけの聴き屋シリーズ第二弾。話しを聴く事で心理的な本質に近づき、謎を解くという日常の謎系の真骨頂。前作よりも心理的な側に振ったのは正解かも。大学という自由な舞台も相まって楽しい感じ。シリーズ続くなら追いかけます。
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大葺道生
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ネタバレ前作は雰囲気の不統一さを感じながらもこういうのも嫌いではないなと思っていたらこういう風に路線変更してきたか。5編中4編が登場人物の心情について柏木が考える話。こうなると、聴き屋という設定がピッタリだったように思える。面白いのが普通ミステリで行われる動機当てとはディテールの違う動機当てが行われてることだ。それは探偵小説的な推理というよりは、文学鑑賞における解釈に似ているような気も。北村薫を彷彿とさせるような。
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うさぎ
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変人が集まった大学生たちの変人ぶりが楽しかった。特に幽霊先輩(笑)変人たちに突っ込む柏木くんのセリフが愉快。子供タレントの男の子がなんでみんな僕のこと変といって笑うの?って泣くとこがはっと考えさせられたわ。
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ツバサ
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人が死なない2巻。相変わらず聴き屋の面目を保つことが起きて、それが日常の謎に繋がるのが良い。謎の盲点を突いた話ばかりで楽しめました。
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T. みぃた
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ネタバレ文庫で再読☆(うっかり前作を積読したまま…)今回は聴き屋体質の柏木くんの思い込みを覆す謎解きが多かった。〈ザ・フール〉の愉快なメンツが総出のかくれんぼは笑った(^o^) サークル内では割りと常識的な柏木くんだが、存在感のない先輩には容赦のない言動。恋愛感情ではないけれど愛あるイジリ?!先輩から重要なヒントをもらってるからね!
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himanaka
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何とも言えぬ会話の妙が楽しい。脱力系ミステリの真髄か。ただ、手錠はいけません。
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ファーラス
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そこそこ面白かった。聞き屋シリーズ二作目、一作目からは2年ぶりの刊行(2012→2014)。前巻は殺人事件も多々あったが、今回は人の死なないミステリに。ただ、何かもどかしさがつきまとうシリーズで、これほど「まだまだ、もっと面白くなりそうなのに」と思わされる作品も珍しい。楽しく読めるが夢中にはなれない、という感じの不思議さ。おそらく、主人公たちのあえてふわふわさせているキャラづけが「何が謎なのか」「謎を解決できない時のリスク(=真剣さ、没入感)」と相性が悪い。文庫版のカバーはとてもいいデザイン。
ファーラス

シリーズ全体としてパンチの弱さが課題だろう。現状、キャラクター小説になりきれておらず、散文的な青春小説の類になりきれてもおらず。古典部、ハルチカ、裏染などは(魅力的かどうかはさておき)レギュラーキャラたちは立っており、取り扱う事件も社会的or個人的に必死性がにじみ出るものだった(読者にとって、キャラが取り組む障壁・動機がわかりやすい)。2巻となって家族人情ものや劇場セットものが出てしまい、軸も迷走してしまった様子。芸術学部モノのテンプレ+αを活かした上で、作者のミステリ脳でブランド化できると思うのだが。

03/26 10:01
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SEI
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ネタバレ寡作家市井豊の第二短編集。T大学芸術学部に所属する〈聴き屋〉なる変わった役回りをしている主人公を表した連作。そのキャラクターからして特徴的だが、彼が所属する部活ザ・フールも相当に変わっており、イケメンだけど推理マニア、幽霊のように影が薄い先輩、等個性豊で楽しませてくれる。文体もラノベで読みやすい。 が、本書の美点はそこまでだろう。雰囲気は楽しいが、謎の程度が低すぎて、退屈である。前作は〈からくりツィスカ〉という傑作もあったが、今回は意外性もない、すっきりしない凡作ばかり。 キャラ物として楽しむのはありか。
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もなか
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「聴き屋」シリーズ2作目の連作短編集。芸術学部設定で、出てくる人が変わったひとばかりで楽しい。謎解きがとても上手いわけではないけれど、短編のタイトルのセンスがすごく好きだし、文章も読みやすいし、お化けっぽい先輩をちょっといじり過ぎなきらいはあるけれど、主人公の柏木くんの性格が良い。柏木くんは自分は普通って思ってるだろうけれど、周りのひとが変わり過ぎてるだけで、柏木くんも十分変わってる(褒め言葉)。聴き屋体質なだけあって、ひととの対話に対して積極的で前向きで、明るい気持ちで楽しく読める。
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風鈴
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読んだけど、あんまり頭に入りませんでした。いつか再読します。自戒を込めて。
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ダイアナ
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聴き屋シリーズ第二弾。前作では主人公の柏木君の周りのキャラがあんまり…と思ったものの、慣れてくると何だか愛着もわいてきて、目が合った子供に「おばけ」と言われ泣かれる先輩も好きになってきた。表題作の「人魚と金魚鉢」もすごく良かったし、柏木君の所属するサークル「ザ·フール」の面々がフリマ会場で全力かくれんぼをする「愚者は春に隠れる」も良かった。
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猿山リム
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 聴き屋2巻。  今巻は殺人事件の出てこないミステリ短編。  設定的にこの路線の方が○。  前巻の話題も出はするけれど、この本から読んでも平気なレベル。  や。本編の面白さは間違いないので敢えて語らず。  この作品の在り得ないヒロイン「先輩」の魅力が素晴らしすぎる。  多分ヒロインという立ち位置でいいはずなんだけど、不細工じゃないし綺麗な顔立ちらしいのに容姿を褒められることもなく、子供も泣き出す恐ろしさ。  怖いのに気弱で存在感がない。  こんな人が身近にいたら…多分気付かずに過ごしてしまうんだろうなぁ。
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mr_enu
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”聴き屋”シリーズの2作目という事で、登場人物も徐々に斜め上方向に個性を発揮して実に賑やかになってきました。本作は日常の謎が中心という事で、主人公の柏木くんのツッコミも相まって読み味は軽め。ですが、派手な事件は無くとも”聴き屋”として人の心を解きほぐす物語の妙味は前作以上です。謎解きは最小限ですが、偽物の恋から始まる「恋の仮病」、題名に込められた真意が胸を打つ「人魚と金魚鉢」が特にお薦め。ただ、それぞれの作品も味があるので、他の方の感想もぜひ”聴き”たくなる、そんな短編集でした。
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kozue
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今回は真っ黒焦げの死体がでてくることも、ナイフの突きささった死体がでてくることもなく、これぞ日常の謎という感じ。青鬼の涙はなんだか寂しい気がした。死んでから“いい人だったんだ”なんて言われても伝わらないしね。 大人が全力で隠れんぼって最高!今回も凄く楽しい1冊になった。あの流れでの舞田君くんの「まいった...」がドツボだった。市井豊で検索しても二冊しか出てない?!もっと読みたかった。
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鈴(rei)
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結構前に前作を読了。章が進むにつれ個性的なキャラクター達を思いだし楽しく読めました。表題作の『人魚と金魚鉢』が特によかったです。続編希望。
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木村 武史
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聴き屋シリーズ(?)の第二弾。やっと文庫化したので購入。今回は人が死なないミステリー。謎を遠回しに語って語って、最後にポンっと解決する感じは、子気味良い。今回良かったエピソードは「恋の仮病」。只、全体的に作者の生みの苦しみみたいなのを感じたので、三作目が出るか不安。
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キートン
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ネタバレ単行本読了済み、再読。 聴き屋シリーズ第2弾で、前作が殺人事件と日常系ミステリーが半々というのに対して、本作では完全に日常系ミステリーに移行した感が強いけれど、相変わらず謎の解決の論理性は面白い。 前作は聴き屋及び、所属サークルの変人たちに囲まれていたせいか、普通の人っぽかった柏木君も実は相当の変人ということが判明した貴重な巻でもある。 続きも期待。
0255文字
ほたる
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聴き屋柏木第2弾。前作よりもあまり聴き屋感は感じなかったけど、日常の謎として良かった。先輩のキャラが好きすぎるのと、先輩に対する柏木くんのツッコミが面白い。表題作は、謎に対する真相が他の話よりも心に響いた…「愚者は春に隠れる」もワイワイしてて楽しかった。
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冷や中
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シリーズとは気がつかなくて、いきなり2作目。主人公は聴き屋(打ち明けやすい人)という天性を持っていて、誰の話も聞いてくれるらしい。日常のちょっとした出来事から推理する。舞台が泡だらけ…の表題作より、サークルメンバーがフリマ会場でかくれんぼして、その経緯を推理する話のほうが私はおもしろかった。 聴き屋(という役割)といえば、 桐島洋子氏がその昔、愚痴や弱音の毒気に当たりすぎて弱っている神経科医の更に聴き屋的役割を担っていたと、過去のエッセイで読んだことがある。主人公、聞いてばかりは疲れるんじゃないのかなぁ
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水瀬しあ
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聴き屋シリーズ第2弾。前作もバラエティ豊かな謎でしたが、今回は筋立てそのもののパターンが広がって、柏木君も普通の人なんだなぁ、と思う話でした。いや普通というか、やっぱり「ザ・フール」の一員だなと思う部分もありますが、思ったより浮世離れしてない。いきなり家族の話から始まったのが意外で、その影響が大きいかもしれません。ある意味「ザ・フール」の本領発揮的な「愚者は春に隠れる」が一番好き。表題作はいい話っぽかったですが、個人的には自己犠牲が過ぎると思う…。柏木君の対応範囲が広いので、長く続いて欲しいシリーズです。
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へいがぁ
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面白く読みましたが、主人公に聴き屋という属性が必要かどうかは判りませんでした。
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読書遍歴備忘録
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『聴き屋の芸術学部祭』に続く聴き屋シリーズ2作目。相変わらず主人公の所属するサークルのメンバーが個性的かつ魅力的なのと軽妙な文体なのとが合わさってあっという間に読み終えてしまいました。『放課後探偵団』収録短編である『横槍ワイン』は現時点で未収録ですし、このまま続いて欲しいですね。
0255文字
シアン
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聴き屋シリーズ第2弾。5編からなる連作短編集。ほっこりする話や、切ない話など盛りだくさん。個性的なサークルメンバーがもっと登場する話が読みたい。みんなでかくれんぼみたいなノリ、いいなぁ。
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