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春から夏、やがて冬 (文春文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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kyuuin
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久しぶりのこの作者。きっとどんでん返しがある!と思いながら読み進めるも、何となく流れる時間が不穏。そして、やはりやってくるラストの、二転三転。面白い作品だった。
0255文字
カス
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ネタバレドウシテ、ではなく、コロシテ。末永ますみ殺害事件の真相は小瀬木医師の未必の故意によるものと推測。ますみの医師への談判の嘘話(虚偽の自白)はとっさのもので、彼女の癖からだが、医師には見破られる。平田に告白するのが彼の命の救済に繋がるとますみを諭し、メールの文面、さらに読ませるための段取りもアドバイス。一方で平田にますみの突然の告白のことを告げ、賢者の言葉を引用しながら平田を混乱させる。ブレスレット発言(ますみのアイデア)はまさに平田を逆上させる。「安らかに」で二千万ぼったくり。やっぱ、ムリスジかな。
0255文字
ma-san
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暗く、あまりに救いがない。登場人物ほぼ不幸でほぼ死ぬ。人はその人が見たい事実を真実と思い込むということでしょうか。面白いのだけども救いがない。気が付いてほしかったよねえ。主人公、百戦錬磨ぶってるんだけど、脇が甘くて間抜けだよね。シリアスでごまかしてるけど。
0255文字
ChemChem
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娘をひき逃げで亡くしたスーパーの保安係と、万引きした少女の関係をめぐるミステリ。 主人公が抱いている、ひき逃げ事件への無念が全編通したキーになっており、終始重苦しい雰囲気で読後感も最悪だったのであまり好みの作品ではなかった。トリック(?)にハマる人もいると思うので、この雰囲気が好きな人は好いと思う。
0255文字
瑞穂
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ネタバレ暗い話だった。究極のミステリに期待してたが、救いのなさに嫌な気持ちだけが残った。スーパーの保安責任者の平田は万引きした末永ますみを、7年前事故で亡くなった娘と同じ年と知り解放する。その後も彼からDVを受けてると知り病院代を出し、500万を渡すから彼と別れろと言う。肺癌で治療はせず、娘の事故の後に妻が自殺して生きる希望がないからだ。淡々と話しが進む中、末永ますみは平田に仕掛ける出来事が。平田はそれで救われたのか。
0255文字
かめぴ
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ネタバレ再読。半分くらいで思い出す…がどんでん返しのどんでん返し的に気持ちがついていかず消化不良。どんでん返しだけで良かったのでは。。結局、誰が救われたの?好みではないイヤ〜な終わり方でした。
0255文字
三橋克彦
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万引き犯のますみを捕まえたスーパーの保安責任者の平田。平凡な名前と人生のはずが事故で娘を失い同い年のますみに救いを差しのべるが、ますみの携帯を見たことから…。真実は不明なものの運命的な結末でした。
0255文字
氷風
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序盤のゆるやかすぎる、淡い空気のように繰り広げら得るさえない日々の物語はいずこへ。気づいた時には色濃く、怒涛のように進むページ。えっ。終わった。いつの間に急加速していたのか。パタン、パタンと見えていた景色が交互に代わる。何が真実で何が嘘か。それはもう当事者たちにしかわからない。取り残されたものはきっと胸の内含めてたぶん知らないまま終わっていくのだろう。
0255文字
てと
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ネタバレこのストーリーは、誰も満たされた思いにはならないのではないかと、救いがないなの思った。真相はわからず、加害者を作りあげたことで満足するのは人生の終止符を打つ時にやりきれない思いがする。
0255文字
ぴんく
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これはなぁ、やりきれない。理不尽に襲いかかる試練に、それぞれがなんとか立ち向かうのに結局ダレトク?なアンハッピーエンドだよな、最後の推察通りだとすると。しかもそれでいったら最初から最後まで、一番の悪人の尻尾すら掴めていないわけで。正月から全く心の温まらないファミリー小説を読んじゃった。まんまとヤラれましたわ歌野さま、お見事!だし、ちくしょう!(笑)
0255文字
のりえ
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⭕️ 詠みやすくて一気読み。娘を轢き逃げで亡くし、妻も自死する夫の話。娘と同年の女への慈悲。また読もう
0255文字
紫陽花
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ネタバレ平凡な家庭生活を送っていた主人公が、高校生の娘がひき逃げされたことが原因となり、すべてが悪い方へ向かっていきます。 「人の営みとはそもそも皮肉に満ちているものだ。すべての人の人生において。」 とありますが、その通りかもしれませんね。良い本だとは思いますが、少々重かったです。
0255文字
はらぐちもとや
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安易に野良猫に餌をあげるのは良くない。
0255文字
り
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ちょっと展開についていけなくなりました。こんなことってあるの?え、いやいやそんなことある?!つて連続で、結局事実はうやむやのまま終わります。勝手に決めつけられることは必ずしも救いにはならなくて、どっちを信じてもつっかえる部分があるものなんだなと感じました。
0255文字
Chiyoka
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なんとなく「イノセント・デイズ」のストーリーを思い返していた。真相はどうなのか、こんな結末しかなかったのか、平田の魂は救われたのかと読後モヤモヤした。けど一気読み。
0255文字
miu
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真実を知ることが、救いになるのか。この話に救いはあったのか。なかなか深い話でした。
0255文字
ナキウサギ
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ネタバレ 読み始めて、、しばらくしてから再読だと気付く。イヤな気持ちでで閉じたからすっかり忘れていた。不慮の事故…荒れる家庭・身内の自殺…進行する病…歌野氏が言う『心の欠落』を抱えた人物末永ますみが突如…登場して平田にまとわりつく。救いたい…救われたい…報われたい…ハッキリしない結末は やはり、イヤな気持ちで今回も閉じた。
momo

やはり小説の中くらいは、ハッピーエンドがいいですね…

01/06 13:28
ナキウサギ

 まず、始まり方もかなり寂しい感じ。そこからまた更に、暗くなる😣

01/06 20:09
0255文字
maxseki
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事故により家族を失った中年男性の物語。スーパーの防犯係である主人公は、ある日若い女性を万引き犯として捕まえる。しかし、亡くなった娘と同い年で、貧しい身なりのその娘を警察に突き出すことはしなかった。その後、娘とは親しくなり、不幸な生活から抜け出すための援助を行う・・・といったストーリー。主人公の心情がとてもリアルで、感情移入しながら読み進めていった。幸せと不幸は紙一重。自分も、主人公のようにいつ人生が一変するかわからない。そんな怖さを感じながら読んだ。ラストについても色々と語りたくなるが、ここでは自重。
0255文字
nerve
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(メモ)いったん閲読中止 また機会あれば
0255文字
藤猪 誠太
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陳腐な言い回しになりますが、とても考えさせられる作品でした。「死」というものについて。いつものようなミステリーではありませんが、こういう歌野晶午も良かったです。最後のどんでん返しはさすがの一言。
0255文字
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春から夏、やがて冬 (文春文庫)評価49感想・レビュー20