読書メーター KADOKAWA Group

蘇るサバ缶 震災と希望と人情商店街

感想・レビュー
34

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
新着
ネタバレ☆×4.5…私にとってはサバ缶よりも、ロングセラーであるクジラの大和煮が一番縁のあるものかな。ちなみにサバ缶ではありませんが現在うちの缶詰ストックにこの会社の缶詰、あります。(キングサーモンの缶詰)これってサバ缶関わりのつながりがなければなしえなかったと思うのよね。しかもこの商店街がすごく人情あふれる人たちなのよね。きっと弱さを知っているからこそ、そこまでできるんだろうな。この時代でもクレーマーの影はあります。特にひどいのが悪臭を訴えたク●社長。同じ県の人として本当恥ずかしいわ!!
姉勤

もしこのサバ缶が、津波で流されたものを回収したものだったら8年前くらいに買った事があります。経堂の飲み屋で。

09/30 07:53
0255文字
ねぎ
新着
★★★★★ 3.11。何も縁もない土地だけど、なんだか他人事とは思えないあの日の記憶。この本を読む前から木の屋の鯖缶は知っていたし食べたこともあった。母様がここの鯖缶は美味しいんだよね〜って言って、当時一人暮らしの私の家にふりかけとかカップラーメンとか、即席スープとかと一緒に送ってくれていた。あの時、何をしていたかは覚えてないけどその時食べた記憶は覚えてる。美味ッ!鯖缶なのに!ワンルーム、冷凍ご飯と一緒に食べたあの鯖缶は東京で1人生きる自分にとって、ほんの少しのご褒美だった。何の話、?Amazonやん
0255文字
amico
新着
石巻のサバ缶は有名なこともあり、手に取りました。この会社は、きっとここに書かれていない苦労もたくさんあったと思うけれど、復興がとてもうまくいった例だと思います。その陰で、助からなかったたくさんの命、復興できなかったたくさんのお店があることを忘れてはいけない。強い繋がりのあった東京の著者ではなく、石巻の方の目線で書かれていたらもっとよかった。
0255文字
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
新着
3.11東日本大震災で木の屋石巻水産は缶詰工場に被害を受ける。残ったのは泥だらけのサバ缶。宮城県美里町にある缶詰工場と、そのサバ缶を使ったラーメンを売り出していた東京経堂にあるラーメン店との心温まるおはなしです。マツコの知らない世界で金色のサバ缶見ました。『絵本 きぼうのかんづめ』 https://bookmeter.com/books/4655578 は子どもたちにも分かりやすく描かれています。
0255文字
りん
新着
なんとなく、震災関連の本が読みたくなり本書を手に取りました。東京・経堂の飲食店街と、宮城・石巻の缶詰工場。遠く離れた二つの場所が「サバ缶」で繋がり、震災後も助け合う関係となり復興に向けて動き出していく流れは、助け合いの精神というものがいかに素晴らしいかを教えてくれます。震災の話に加えて、ボランティアの実態、何が必要とされるのかも詳細に書かれており震災のまた違った一面を見ることができます。復興の手助けによって逆に東京が元気になったというのが印象的で、人同士の繋がりの大切さを改めて学ぶことができました。
0255文字
舟華
新着
東日本大震災のあの日。どれだけの企業が廃業に追いやられただろう。撤退せざるをえなかっただろう。そんな中、木の屋のサバ缶は復活した。保存食であるという缶詰の特性も大きかったのだろうが、遠く離れた京堂の地で行われた手助け。人と人との繋がりを改めて考えさせられた。希望の缶詰がこれからも希望であり続けますように。 ◆金華サバのサバ缶ってどこかで見た、と思っていたらマツコの知らない世界でやってたっけ。 ◆年に一度は災害や戦争の話を読むようにしていて今年はこの作品。
0255文字
たぬきごんべい
新着
3.11の大津波で泥だらけになったサバ缶を人情商店街の人たちが中心となって、手洗いし販売し復興の手助けをした物語。大地震がなくっても評判で美味しいサバ缶だったようで、私もぜひ食べてみたい。著者はメディアもうまく利用してサバ缶工場復興の道標をつけた。ほととんどの人が手助けとなるボランティアだったようだが、中には自己中のモンスターボランティアもいたようで大変なご苦労もあったと思う。自分の僻み根性からなのか著者の自慢話風に受け取れるとこもあった。でもこれほど人のために行動できる著者は素晴らしいです。★3.5
0255文字
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
新着
イオンモールでこの物語は生まれないね。人情商店街、そういうものは必要不可欠なのだろうな。
0255文字
ponchang
新着
知らなかったな。
0255文字
tomatobook
新着
人の縁が繋いだ復興物語。木の屋のサバ缶が食べたくなった。いつか松島とセットで工場見学にも行ってみたい。木の屋は素晴らしい復興を遂げているけれどそうでない会社もあるでしょう。ボランティアや復興支援が被災地全てに行き渡ったのかな。著者の須田さんは全くの無償でこの全てをしたのかな、とふと思う。
0255文字
しいたけ
新着
津波のあとの泥の中から掘り出された「木の屋石巻水産」の缶詰、その数22万缶。奇跡は津波に耐えた缶詰にあるのではない。東京、世田谷、経堂。この街の商店街で、鼻を曲げる臭いと粘つく黒い泥を洗い流し、300円の義援金に1缶を渡す。人の熱い情が奇跡である。そして集まった義援金が壊滅した工場を再建する、もう一つの奇跡となる。絶望する人に必要だったのは、単なるお金ではない。サバ缶を運びタワシで洗い、被災地を行ったり来たりした経堂の有志たちは、単なるお金を届けたのでもない。生きる希望は人との繋がりによって生まれた。
いつでも母さん

しいたけさん、ナイスレビュー!

12/11 16:12
0255文字
ミライ
新着
東日本大震災にて壊滅した宮城県石巻市の缶詰工場が、東京都の経堂の商店街の協力を経て復興していくノンフィクション。人と人との繋がりは究極的なものだということを再認識させられる内容だった。震災系の書籍は、下手なビジネス書よりも我々の生活の教訓となり、プライベート・ビジネスにも転用できるものも多いので、定期的に読んでいこうと思った。
0255文字
美味しい渋谷
新着
一人でも多くの方に読んでいただきたい一冊。地味だけどシッカリ取材され、読み応えも十分。
0255文字
とりもり
新着
大津波で壊滅的な被害に遭ったけど、美味しい缶詰を作っていたことと経堂との縁があったことで再生できた木の屋(あの津波の威力を物語るときに何度も登場した鯨大和煮の缶詰を模したタンクを所有していた会社とは…)。それを取り巻く人たちの人情は感動的だけど(モンスターボランティアを除く)、圧倒的多数の会社はまだ立ち直れていないという現実は直視すべき。美談で終わらせず、震災復興、ひいては地方の復興のためには何が必要かをもっと真剣に考える必要性を感じた。1時間もあれば読めるので、ぜひご一読を。★★★★☆
0255文字
ネコタ
新着
著者・須田泰成さんにお会いして絶対に読まなきゃいけないと思っていた本。読んでよかった。津波の被害により壊滅的な被害を受けた石巻・木の屋石巻水産、そしてそれを支援した経堂の商店街を中心とした人たちの物語。埋もれた缶詰を掘り起こし、きれいに洗い売る(実際は義捐金という形)。支援はそれだけにとどまらず、必要なものを集め、トラックで運ぶということも行っていた。缶詰の中身はただ美味しいサバなだけじゃない、希望が詰まっていた。長野県北部地震のことにも触れ、地元、十日町市のことも書かれていたのは嬉しかった。
0255文字
えい きときと
新着
宮城県石巻市にある「木の屋石巻水産」の震災から復活する物語。震災前から東京の経堂の人情味溢れる商店街との付き合いがあったにしても、上手く回る仕組みを作ったのは見事だと思います。もちろん美味しい事が必要ですが、美味しいだけでなくそれに加えて縁を作れるところが復活のポイントなんでしょうか。機会があればこの缶詰一度食べてみたいです。(モンスターXXXXXについては、事実かと思いますが敢えて本に載せなくても良かったのでは、と思いました。)
0255文字
ヨケシ
新着
18025
0255文字
148cm
新着
津波(東日本大震災)で壊滅した石巻の水産加工会社から缶詰が見つかり、ドロを落として販売にこぎつけた。 そんな「希望の缶詰」「奇跡のサバ缶」のことは震災当時にテレビで見、存在はなんとなく知っていた。その程度だった。 販売再開や会社の再興は、遠く東京は経堂の商店街との絆を軸に全国の心ある企業、人々の温かい、大きな力を得てなしとげたことだった――と本書。 今回の仙台・松島旅行。SAや海産物コーナーで缶詰をみると、木の屋の製品が…。 木の屋や商店街の面々、ともに戦った数多の協力者の姿が重なり、手に取りたくなった
0255文字
ナカ
新着
次から次へといろいろあり、その繰り返しの記述もあって、わかりにくかった。又おいしいのが大前提なので、おいしいの連打がちょっとしんどかった。
0255文字
ゆうゆう
新着
缶詰を洗って売る、洗って売る。津波被害で泥だらけになったサバ缶。缶詰強いなぁ、保存食を入れる容器としては抜群なんだ!と感心した。経堂の商店街の昭和感も素敵だし、震災前からの木の屋さんとのお付き合いも、素敵だし、金華サバ…知らなかった。早速、検索しないと…ポチッ
0255文字
M
新着
読後に一番記憶に残るのは、モンスターボランティアの部分。だいたい、世の中ギブアンドテイクと考えている人って、相手が求めるものをギブできたことがほとんどなく、ギブ<テイクなのよね。
0255文字
陸
新着
ネタバレ図書館。この金の缶詰、見たことあるなと手にとってみた。読後はすぐにネットで缶詰チェック。定番のサバ缶いいな。去年石巻に行ったのに、木の屋はチェックしてなかった。残念。経堂商店街も楽しそうなので行ってみたくなる。過剰にウエットにならずに、苦労もユーモアまじりに楽しげに、明るく希望の詰まった一冊でした。
0255文字
guncrazy25
新着
★★★
0255文字
takao
新着
モンスターボランティアの例
0255文字
spike
新着
この話はもちろん聞いたことはあったけれど、改めて読むと当然のように胸と涙腺が熱くなる。こうして明るくポジティブに書かれているけれど、その陰にはものすごい苦労や苦悩や暗いこともあったはず。しかしそんなことを(モンスターボランティアのことのように)からりと軽やかに乗り越えていく行動力、ポジティブさ、しなやかさ!
0255文字
まさ
新着
必ず食べてみようと思います。とても素敵な繋がりですね。
0255文字
みずきはは
新着
ラジオで木の屋のCMが流れるのを聞いていた息子が、鼻歌でそれを繰り返し歌うので覚えてしまいました。本はパラッと読んだだけですが、実家への帰省土産にしっかり缶詰を持っていきました。少しは貢献したことになるかな。
0255文字
きゅーま
新着
東日本大震災で被災した美味しい缶詰めをつくる小さな会社。流された工場跡地の泥の中から掘り起こされた缶詰めに希望を託して奔走したたくさんの人たちの6年間を綴ったノンフィクションです。被災した日からの出来事が丁寧に描かれています。 私の故郷がその缶詰め会社のある宮城県石巻市で、馴染み深い地名が多く、あの日から今もずっと復興のために奔走してくれて応援してくれている人がいるのだと胸が熱くなりました。缶詰めが食べたくなります。
0255文字
KURENAI-XJAPAN
新着
まず、今生きていることを感謝したい。サバの缶詰にたくさんの人の思いが詰まっていた。こんなに多くの方々が関わっているとは驚きました。 震災によって 泥の缶詰が希望の缶詰へと変わる。 缶詰から生まれた愛情、友情、人情に感動しました。 偶然か私はサバの缶詰が大好きで 料理するのが面倒な時によく購入していまが木の山の金華サバ缶詰、、、大変気になりました。買うしかない!
0255文字
あっちゃん
新着
「悲しみをシェアすれば、半分になる。喜びをシェアすれば、倍になる。」東日本大震災の津波が飲み込んだ缶詰を掘り出し、経堂の商店街で洗われ 売られる。その数22万缶、「希望の缶詰」と呼ばれ 工場再建を果たす。著者の人脈と尽きる事のないアイデアに、人情が有ってこその復興だ。ボランティアの困ったちゃんやクレーマー、良い事ばかりじゃないけれど サバ缶食べて仲間になろう。製紙工場も然り、石巻凄いぞ!
0255文字
森田裕之
新着
東日本大震災で被災した石巻の缶詰工場。そのサバ缶を愛する世田谷区経堂の商店街の人たちが、泥と油まみれになった缶詰を一つ一つ丁寧に洗い、それを売り始めたことから、共感と善意の連鎖が拡大し、大きな動きとなり、一時は存続を危ぶまれた工場が再建される。ビジネスとは最終的には人と人とのつながりであり、そのご縁に感謝し、それを大切にすることなしには決してうまくいくものではないという原点を、非常にピュアな形で私たちに示してくれた好例だと思う。
0255文字
さくは
新着
震災で泥まみれになった宮城・石巻、木の屋の缶詰を東京・世田谷、経堂の商店街で洗い、販売する。震災前から工場再建までを綴ったノンフィクション。人と人を繋ぎ、全国のモノ作り企業と商店街を結びつけて地域を活性化している。活動中に、やっかいなボランティアやクレーマーがいたことも書かれている。
0255文字
Tomitakeya
新着
宮城県木の屋と経堂の商店街の支援、復興物語。何よりも人の縁、気持ちが大切だと思わされた。復興の物語。
0255文字
Takuo Iwamaru
新着
『本当にすぐれたビジネス書は、ビジネス書の中にはない。』というあまり知られていない格言がある。なにしろ自作の格言だ。本書もビジネス書ではない。が、確実にビジネスのヒントが沢山詰まっているはずだと思う。残念ながら僕は頭が悪いのでただひたすらおいしそうなサバ缶料理に食欲をそそられるばかりだったのだが。ただ持論をかませば、ビジネスなんか考えずにまっとうで楽しいことをやれば結果的にビジネスもついてくるのだと思う。この本にあるような人どうしのポジティブな連鎖が「結果的に」ビジネスにも貢献するてなもんじゃなかろうか。
0255文字
全34件中 1-34 件を表示
蘇るサバ缶 震災と希望と人情商店街評価96感想・レビュー34