形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:コミック
形式:Kindle版ライトノベル
仮想のもの。普通ならば、一般プレイヤー1人がどうクエストに取り組もうと、他プレイヤーに影響することはない。だが今回は違い、キリト達によって意思を持ったと思われるNPCの1人が、六層内に鎮座する強力なボスをプレイヤー無視して撃破したという。これは正に異常であり、既にアンダーワールドを思わせる第二の現実世界が形成されているように感じた。ここまで来ると、本編との差異が途方もなく広がってきているような気もするが、様々な事象が絡み合った物語は素直に面白く。今後何十層と続く長い物語に連続する話は必要不可欠だと思うので
仕方がないと受け入れられる。ゲーム内ストーリーも完全にファンタジー的でなく、ゲームらしいご都合的要素が残っているので、SAO感が失われておらず良。ラフコフ達とはそろそろ大きくぶつかって欲しいものだが、フォールンエルフとどう繋がったのかという疑問や未だ攻略組にPK集団の存在すら明かしていない段階なので、まだまだかかると思われる。一つのロングクエストの終了と共に、ファンタジー作品を一作読み終えたかのような読後感を得られるよい六巻でした。
まさかのパズルギミック込みの戦いは手に汗握るという感じでは無かったが地味な中でも危機があり退屈しません。又、ボス戦最中に遂にPKerの一員がフロントランナー達の前に姿を現しこのPK対策にもどう打ってでるのか楽しみです。
自分は実在のMMORPGもプレイしたことはないんだけど、クエストもメインストーリーもプレイヤーの数だけ存在するのが原則なのかな? あるプレイヤーがとった行動が別のプレイヤーのストーリーに影響するのはアイデアとしては面白いけど、実装するとなると技術的にも難しいだろうし、プレイヤー間で不公平が発生するので、現実的には難しいのだろうか。
ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/02/18/211500
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