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ミスト 短編傑作選 (文春文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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f/k/a 上海
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書名は『ミスト』だけど中の中篇は『霧』なのね。映画(まだ)みてないし改変されてるらしいとも聞くが、癖で原作から読んだ。中篇というのが厄介で思ったより長かった。電子版だとこんな時に長さがイメージしづらい。しかも他の収録短編は短すぎてバランスが悪い。キングのこのジャンルの小説によくあることだが物語がドライブし始めるまでが長いのでなかなか勢いがつかず読むのにだいぶかかってしまった。もっとフワッとした感じかと思ったら霧の中で襲ってくるものは具体的に描写されてるのね。映画もみよう。
0255文字
まー
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ネタバレ「ジョウント」は珍しくSF小説…と思って読んだらラストはホラーになっていた。キングらしい。「霧」は映画『ミスト』の原作。文字だけあって人間の内面が丁寧に書かれていて、意図せず閉鎖空間に閉じ込められた人々の葛藤や、徐々に心が壊れていく恐怖が伝わる。その点映画は映像で見せる演出が上手く、同じものでも媒体の違いを活かしているなと感じた。ラストが異なるが、映画の方が悲劇的で、キングが悔しがったのも納得できる。普段丁寧にラストを書き込むのに、原作では霧の中の生物や主人公たちのその後がぼやかされている点も興味深い。
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とらまめ
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7点 非常時下における集団心理をみごとに描いている。
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Kuma
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星5つ
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菫子
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(表題作『霧』の感想)田舎の住民たちが建物(スーパー)の中から出られない状況っていうだけでストレスMaxなのですが。外からは得体の知れない霧(触手怪物?)から襲われ、建物内では恐怖による人間同士の諍いと欲望が渦巻き、さまざまな本能的な不快な感情が濃すぎる傑作です。怪物(?)の風貌が怖すぎて気持ち悪くて寒気がして逃げるようにしてラストまでイッキ読みでしたが、まだ寒気は引きません…。これぞ、恐怖小説ですね。 映画はバッドエンドだけど、原作は希望のある終わり方で良かった…。(kindle)
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スルメ
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おもしろかった ミストの後味の悪さ胸が重たくなる あとジョウントは5億年ボタンを思い出しましたね
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maqiso
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ネタバレ『ノーナ』は暴力性の気持ち悪さが良い。『霧』の外からの圧迫の中で人間関係がこじれていくのつらさがあって面白い。
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クラム
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高橋ヨシキとダースレイダーが陰謀論について話すYouTube配信で、「ミストのばばあ」が話題になっていたので読んでみた。万事休すな状況下で陰謀論を説き始める老婆に、最初は胡散臭いと思っていた人間も切羽詰まるとふらふらと吸い寄せられる。外に出て未知の生物と戦うより、そんな人間たちに生贄にされるほうが怖い。
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たか
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ネタバレミスト、めっちゃ良かった。他の短編はそれほどでもなかった。ミストは映画とは終わり方が違うんや。こっちの方がいい。
0255文字
くまで
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1番印象に残っているのはジョウント。 寝たフリで審査通っちゃう所とかツッコミどころもあるけど発狂した息子の思ったより長いんだよ!と連呼する絶妙な気持ち悪さが不気味だった。何もできない空間で無限の時間だけが続くってよくよく考えると恐ろしい。 有名なミストの方はパニック映画ものって感じだった。あんな状況に遭ったら自分はどうする…?とつい考えてしまう。 女の先生がとにかく強くて頼もしくて人格者で1番好きだった。 最後のオチはどこか希望があって、元気付けられる話だった。
くまで

スティーブンキングはミザリーを読んでも作中の父親の「オチの曖昧な話は好きじゃない」という発言からも作者はオチが曖昧な話は好きじゃないのかなと感じているんだけどミストのこの終わり方はあえてタイトル通り霧のようにぼんやりさせたのかなと思った 出てくるモンスターがRPGの敵みたいだなーと思ったらダークタワーという話でも出てくるみたいで そっちの話もいつか読んでみたい

12/23 16:54
0255文字
アキ
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スティーヴン・キングの「ミスト」良かった。霧の中閉じ込められた空間に、外には得体の知れない生命体が人間の命を狙う。恐ろしさからとる人間の行動と追い詰められる心理描写とそんな中に蠢めく情欲。最後までカタルシスを下ろさない終わり方が空想を閉じさせない。他に4編の短編を載せる。「カインの末裔」の衝撃的な銃乱射の描写は、これを元にした長編が高校での実際の銃乱射との関係を指摘されたことで、銃規制団体へ利益を寄付しているらしい。
Ayumi Katayama

結末は違うんですね。読んでみるかな。

01/05 17:19
アキ

ぜひ

01/05 17:19
4件のコメントを全て見る
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サッカー、旅行、そして読書
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★★☆☆☆スティーブン・キングの作品ということだけで購入。短編はどれも難解な作品で寄せ集め感が強い。霧は映画化にぴったりだなと思いながら読んだ。息子もいて非常事態のなかアマンダとやっちゃったことが可笑しかった。しかもそれがばれてしまう。
0255文字
本当つき
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キング氏の映画が好きで、ついに読んでみることにした。「ミスト」を読んだ感想 ミストが傑作であることには違いないが、キング小説は、THE 冗長。 読みにくい! 冒頭から続くどうでも良い道草のようなダラダラ描写が長すぎる。 キング作品と分かっていなければ投げ出すところだった。ようやく本題に入ってからは面白くなってくるけれど、それでも余計な描写と感じるところが多く、いちいち躓かされる感じで疲れた。 ラストに関しては、映画に比べてソフト。まだ希望を持たせる終わり方になっている。それはキングらしい。
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ゆーぼー
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5作を収録した短編集だ。 中でも「霧」は全ページの半分ほどを占めているので、中編と言えるだろう。 こけについて述べてみる。 嵐の後に発生した濃霧の中から、未知の生物に攻撃されるというだけでも、ホラーの大ステージは完成だ。 多くの登場人物が、スーパーマーケット内に缶詰状態にされ、そこに人間模様が生まれてくる。 キングらしい恐ろしくも面白い作品だ。
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Taku Kawaguchi
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やはりSキングは凄い ミストは何度読んでも面白く、映画のシーンが思い出される。
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じゃくりーぬ
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ネタバレまずは「霧」から。それっぽい原因や理由もほのめかされますが、結局なぜこんなことになったのかはわからず、家族は分断され、ミソジニーとオカルトが進行する。男性の心中は詳細に描写されるけど女性が何か行動する時にどんな動機で何を考えていたのかはあっさりとしか書かれない。女性は弱く守られるべき存在。子供を預かってくれる存在。自分を慰めてくれる存在。でもなんかいきなり強かったりする。キングにとって都合がよすぎるように女性像が描かれていたなあと思いました。なのでオカルト担当オバサンの最後の行動もちょっと唐突な印象です。
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まさ☆( ^ω^ )♬
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Kindle版。面白かった。表題作のミストは映画も観てるはずだが、全く覚えておらずでした。こういう話だったのか〜って感じでした。未知の脅威に対して露わになる人間の弱さとか、汚い部分が描かれている様に思った。結局、一番怖いのは人なのかと。映画もう一回観てみるかな。ネトフリでもドラマ化されてる?観てみようと思います。
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tiro
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ネタバレひたすらモンスター(肉食の鳥やら不気味な蝿やら巨大な蜘蛛やら)が気持ち悪くて恐ろしいお話だった 一番恐ろしいのは人間、というお決まりの定説よりは、人間がどうあがいても敵わないものはあるよなという諦めを感じた 映画版のラストのがっかり感はこちらでは無し
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みにゃー
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再読。結構ストーリー忘れてる。ネトフリのとはだいぶ違う話。 虎がいると、ジョウントの方が好き。ジョウントはオールドSF味が強くてキングらしくないけど。 キングらしさで言えばノーナが最高
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ウ・トポス
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色々な種類の怖さの詰め合わせ短編集。表題作も怖かったが、個人的にはジョウントがブラックで1番怖かった。
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あや
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ネタバレキング本人も言及しているように、表題作のラストについては映画版の完成度が素晴らしい。 こちらも優れた中編ではあるのだけれど、映画版とはやや趣が異なるので、映画を観て同じようなものを期待するとやや肩透かしかもしれない。 自分はどちらも楽しめた。
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ysdokusyo
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どの作品を読んでも面白い。それも、なにかわからない不気味な怖さがあります。日常に突如降りかかる災害と恐怖が、映像を観てるようです。また、キングの作品をよみたくなります。
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助三
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ネタバレまあ読みたかったのは『ミスト』だけだったんだけどようやくkindle化。実際、他のは面白くなし。『ミスト』は映画も良かったが勿論原作も良い。ラストは原作はこんな感じだったのね...。映画の纏め方も良かったけど。
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ミスト 短編傑作選 (文春文庫)評価84感想・レビュー23