読書メーター KADOKAWA Group

錆びた滑車 (文春文庫 わ 10-5)

感想・レビュー
742

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
しょーちゃん
新着
そこが繋がってたのねー、と、悔しい思い。 いろいろな人間模様が絡み合っていて、贅沢な一冊。
0255文字
ドットジェピー
新着
面白かったです
0255文字
ホームズ
新着
ネタバレ尾行していた老女・梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれ、成り行きでミツエの持つ古いアパートに移り住むことになった葉村晶。 ミツエの孫ヒロトは交通事故で重傷を負い、何故現場にいたかの記憶を失っていた。リハビリ中のヒロトに現場にいた理由の調査を請け負う晶。 『悪いうさぎ』の黒さが良かったけど、次の2作がちょっと物足りなくて読んでいなかったけど新作が出たので。 これは良い。とても面白く、葉村晶は不幸だし、黒いし好み。次も読んで新作へ。
0255文字
Greeting
新着
このハムラ・アキラシリーズは、ヒロインの心の声ダダ漏れで思わず笑ってしまいます。
0255文字
うぃっくす
新着
ネタバレ葉村長編の方が悲惨な目にあってるし内容も薄暗いけど面白い。最近短編多いけど長編がいいなあ。留置所に入ってる時の方が安らかに休めてる葉村よ。あまり無理はしないでほしい…
0255文字
ake7🍀 積読本まだまだ消化中
新着
ネタバレ錆びた滑車とは、スカイランドの観覧車の事だろうか?世の中や裏側を見る目はそれなりに視座高く、細やかな描写は女性らしい。不幸が根底に付き纏うストーリーは少し重い。幾つかの事件が微妙に絡み、細かな伏線が某所に。登場人物が多く中々名前が覚えられない事もあり、間が開くと読み進めるのに難儀。「地面が近づいてきた。日が陰った。天上にいたときに得たあの感覚が、ゆっくりと閉じていく。あのてっぺんでさらに意識を開くことができたら、空を飛ぶより高みへと登れる…そんな夢を見てしまったヒロトの気持ちが少しだけ分かった気がした。」
0255文字
みうも
新着
ドタバタがありすぎて、本編が頭に入らないが、この作家さんの情景を浮かべる文章が秀逸、特に匂いについてやおかれた環境等、表現力が豊かで面白い
0255文字
ゆっくり読書
新着
中年女性!?頑張りすぎしゃない!?死ぬぞ!?
0255文字
人工べん
新着
現場周辺の人たち、会社の人たちに飛び込んで行くところ、その行動は素晴らしいと思った。自分にも生きる上でそういうのが必要というのを感じさせてくれてありがたい。話的にはなぜ?というのを最後まで緊張感を持って進んでいて面白かった。
0255文字
ほんのむし
新着
葉村さんシリーズですね。 相変わらず怪我ばかりして気の毒ですが、複雑な事件の真相に少しづつ近づいていくのが面白かったです。
0255文字
夜梨@灯れ松明の火
新着
再読
0255文字
雪乃
新着
【図書館本】葉村晶シリーズ6作目。面白かった。
0255文字
mihya
新着
葉村晶シリーズの長編。色んなことが複雑に絡み合っているが、切なさが残る。 怪我だらけの晶。彼女の呟きは相変わらず可笑しい。そして、富山店長はやっぱり容赦ない。
0255文字
motokik
新着
急にミステリーが読みたくなり、3年ぐらい積読していた文庫本を引っ張り出す。地味で不運な女探偵・葉村晶シリーズを初読了。三鷹台、吉祥寺、仙川、西荻窪…と、物語の舞台が完全に自分の生活圏内。実在する店や施設がほぼそのまま出てくる(事件現場などは架空化されているけどモデルはすぐ分かる)こともあり、物語の世界にどっぷり引き込まれて一気読み。探偵自身が次から次へと巻き込まれる災難を切り抜け、ぐるぐる絡み合ったややこしい事件を少しずつ解していく、ちょっと不思議で、クセになる作品。シリーズ遡って読んでみようかな。
0255文字
tnyak
新着
シリーズものと知らずに読んだ。微妙。
0255文字
秀玉
新着
作家さん4冊目。読了は一冊のみ。探偵もので有名なマーロウ、作家ではチャンドラー物も良い、探偵小説は多々あるが、どうにも若竹さんの探偵シリーズは暗く、花が無い。一言で言えば地味。 美女もイケメンもヒーローも出てこない。でもそこが等身大。生活苦で、どうやって生活をするか、生きて行くか考えている女性が探偵。とくれば、そこに惹かれる読者もいるよね。この本も途中で断念した。唯一読了したのが「依頼人は死んだ」だ。少し不可思議でホラー的要素も感じた作品。二転三転。若竹さんの作品の味を知るには、私の技量では無理なのかな。
eiro

もう何年か前にシリーズで読んでいました。そこそこ面白かったのですが、著者が開陳するミステリ作家たちのうんちく話などについていけなくなりました。

04/02 22:40
0255文字
seven
新着
女探偵・葉村晶シリーズ。何とも複雑に伏線が張られた切ない物語。相も変わらず貧乏でカツカツな生活をしている葉村。住んでいるシェアハウスの取り壊しも決まっており家すらも無くなりそうな事態になっている。そんな時に引き受けた依頼がこんな大きな事件に発展するとは。ほんの数日疑似家族のように過ごした人たちに降りかかる不幸に心が揺さぶられる。相変わらず巻き込まれる事故や火事や事件で満身創痍になるのはもはやお約束。もう若くないのですから手加減してあげて。将来この古傷が元で孤独死とかしないで欲しいと祈るばかりです。
0255文字
Kanonlicht
新着
中年の域に入るも手加減のない調査と運のなさは相変わらずの葉村晶。不運が一周回って探偵としての有能さにつながっている感もある。出会ってしまったがために多くの人を巻き込んで広がっていく不幸の連鎖を止められるのは、不運を引き寄せる特異体質の女探偵しかいない。彼女を調査に駆り立てる動機の大部分が憤りというのも、孤高でカッコいい。タイトル回収となるワンシーンは、情景が目に浮かぶようで、物語のクライマックスと相まってとても印象的だった。
0255文字
うぱるぱ
新着
初めて葉村晶シリーズをこの本から読んだがとても楽しめた。貧乏で地道なタイプの探偵シリーズはたまに無性に読みたくなる。
0255文字
ゆきりんご
新着
尾行していた老女の喧嘩のとばっちりをくらい、その喧嘩相手の老女や孫と関わりを持つことになった晶。交通事故にあった当時の記憶がない孫・ヒロトから、その時事故現場にいた理由を調べてほしいと頼まれ…。晶は今作もお約束のように災難に見舞われるが、真相にせまるため、電車を乗り継ぎ、ひたすら歩き、関係者を尋ねまわる。傷を負いながらもたどり着いた真相は、苦くてやるせないものだった。今回は、身体に負った傷より、心に負った傷の方が深かったような。読後、最初のページを読み返し、晶の心中を思った。
0255文字
toshi
新着
2018年の女探偵・葉村晶シリーズの一作。久し振りに読む、葉村ものの長篇になります。ある大学生が交通事故に遭ってしまい、大ケガを負います。やがてその大学生の部屋で火事が起こり、彼は亡くなってしまいます。果たしてこれは失火なのか、それとも放火事件なのか?葉村は探偵の本能から、事件の真相を見つけるべく、満身創痍になりながらも真実を突き止めます。今回も様々な人物が傍若無人に振る舞い、葉村を困惑させます。長篇ならではの終盤に掛けての畳み掛けるプロットの伏線回収は、読んでいて堪りません。
0255文字
ゴンゾウ@新潮部
新着
ネタバレ葉村晶シリーズ。今回も満身創痍の身体で事件を解決する。老婆の喧嘩から麻薬事件に広がっていく。複雑な展開ですが最後にすっきりします。もうこれ以上痛めつけないでと思うのは私だけだろうか。
0255文字
すい
新着
前々から思っていたけど、富山店長すごく嫌いかも。 探偵の届けを出していたのはファインプレーたったけど、自分勝手すぎる。でもそもそも葉村晶のまわりみんな自分勝手か。不憫。でも読むのをやめられない。
0255文字
EKKO
新着
初っ端から怪我して運ばれてるところが期待通りすぎて笑。今回も災難クイーン大優勝。 事件もいつもどおりほろ苦く決して心温まるものではないけれど、葉村さんの心根の優しさがふんわり胸に沁みる。中年になっても現役ハードボイルド、それでいて情に厚く困った人を放っておけない葉村さん、やっぱり好き。ミステリとしては、何気ないいくつもの伏線が終盤に怒涛に回収される緻密な構成はさすがです。先が気になって仕方がありませんでした。 それにしても膝の違和感を幾度と訴える葉村さん。膝関節症?だから「錆びた滑車」とか?違うかな笑
0255文字
ヨシマル
新着
ネタバレ辛くて読めなくなるのを忘れてた辛すぎて記憶から消してたかも。報われないんだよ葉村。杉村三郎には娘も大家一家もマスターも義父もいるのに、葉村晶は孤独に理不尽と戦ってる。不運だけじゃなくて周囲の人間にも恵まれてないのに言い訳もしないし反省してる。あなたは何も悪くない。ブチ切れてもおかしくないのに周りはさらなる理不尽で抑え込んでくる。瑠宇さんと郡司のことだけ明るいかな、あと当麻がいい奴になってた。市子はマジクソ。ヒロトとミツエとの鍋の記憶を思い出にこれからまた一人でタフに生きていくんだよね。ごめんでも大好き。
0255文字
パカゲニー
新着
ネタバレ若竹七海さんの2018年作品。葉村晶シリーズ長編。 相変わらず運が悪く怪我ばかりしている探偵の物語は西村の依頼で尾行していた老女同士の喧嘩に巻き込まれ怪我をさせられるところから始まる。 本格的にシェアハウスを追い出され、見張も兼ねて青沼ミツエのアパートに住むこととなったがそこもストーブの不始末で焼失ミツエ、孫のヒロトともに焼死してしまう。不運な目にあいつつも絡み合った謎を解いていく。結末は決してハッピーエンドとはいかないが楽しめました。やはり癖となります。
0255文字
Zn
新着
短編集の方が好きかも、、
0255文字
きゆー
新着
ネタバレ葉村さんがどんどん身軽になってしまう…羽布団までなくなっちゃって涙が出た。
0255文字
ひまわり*
新着
葉村晶シリーズ6作目。今回もまた読みごたえたっぷりで夢中で読んだ。このシリーズ、ほんといつも事件が入り組みすぎこんがらがりすぎ。しかしちゃんと回収されていき、回収されるたびうっ…と重い真相にダメージも受ける。ものすごい大きな事件に晶も二度も三度も病院に運び込まれるのだが、あれ?発端なんだっけ?と思ったら「高齢の女性の尾行」だった。こんな些細な依頼からこんなに広がるかー!!!と改めて圧巻。「子を愛する親なら同じことをするはずだ」……しません。青沼家の末路は切ない。しかし晶は探偵として食いぶち大丈夫かしら。
0255文字
ばにら
新着
ネタバレ依頼先の老女の知人・青沼ミツエと孫青沼ヒロトの安アパートに引越す葉村晶。交通事故で父を亡くし自身も負傷、記憶を一部失ったヒロトは葉村に父と遊園地に行った記憶解明を望む。火災と灯油ストーブタンク爆発でヒロトとミツエは死亡、他殺の意図を感じ葉村は調査に乗り出す。ヒロト父が勤めるレストランが大麻はじめ鎮痛系薬剤の取引拠点とみて、葉村はヒロトの部屋を捜索しハナエと遭遇。実は彼女がヒロトの母青沼李美、病院長でレストラン経営者のマリカと夫を争った恋敵。李美のかけおち相手とされる佐藤に襲われ彼を刺殺、身を隠すため渡米→
ばにら

→ヒロトの火事が自殺や事故でなく他殺の線を諦めきれない晶、ヒロトの骨箱を抱えた李美を追ってスカイランドへ。ヒロトは遊園地で麻薬を使い乱行、同行した友人二人は失業を恐れ黙秘。父はヒロトと遊園地へ謝罪に。二人をはねた車と火災の関係者に同じ名前…堀内、竜児の祖父。ヒロトは二度狙われたのだ。竜児の母に包丁で襲われ晶またも負傷。マリカは麻薬取引をネタにヒロト父をゆすり米の李美の元へ行かせず、火事前夜ヒロトに母の佐藤殺害を告げ憎しみを晴らしたのもマリカ。殺された佐藤の遺体はマリカの病院で骨格標本に/

04/01 21:05
0255文字
bow
新着
図書館
0255文字
ねぎ
新着
作品と共に年齢を重ねる葉村さん。シリーズ6作目で40代半ばとなりました。今までと少し変化を感じたのは、一人で逞しく生きてきた葉村さんが他人との繋がりを意識しているようだったから。年齢のせいなのか、たまたま巻き込まれた事件でそういう想いが芽生えたのか。無関係のアレコレに巻き込まれ…と思いきや、実はそれらがどんどん繋がって…という絡め方や伏線回収の上手さは相変わらず。今回はシリーズ特有の乾いたユーモアが少なくなっているように思えた。年齢を重ねていくことへの切実さを感じる。今後の葉村さんの生き方も楽しみだ。
0255文字
カトキチ
新着
いわゆる「ロング・グッドバイ」や「第三の男」、「ゼロの焦点」的な自分の飲み友達、親友、夫がまさかそんなことするわけない的ミステリー……かと思ったのだが、その辺りの話を前提に読んでくるであろう読者を欺いていくあたり、なかなか高度な作品だといえる(書いた本人はそこまで考えてないだろうが)、固有名詞の使い方もマニアックすぎて好事家を狙いすぎてるきらいもあるが話自体が二転三転してそもそもおもしろいし傑作だと思う。
0255文字
FUJI燦々
新着
ハードボイルドとはこういういうことなんだよな。不器用だけど邁進する姿勢がカッコよいんだ。
0255文字
アヤ
新着
40代、体力とか衰えを感じざるを得ない。認めたくなくとも。相変わらずあれやこれや巻き込まれ、何度も気絶する葉村晶。と書くとヒロイン感があるが、ヒロインという言葉がこんなに似合わない主人公もそういない。しかし、今回の事件の一つ、車で突っ込んだ事故の加害者の理由が一番怖い。よく出来たな、そんなこと。
0255文字
せぶんす
新着
ネタバレ続けて葉村晶シリーズ6作目。今回は長編。今までで一番、切なくてシリアスなお話しだった。いろいろバリエーションに富んでて飽きさせないのがいい。それにハードボイルドの中でも、この葉村晶が一番人間味があるというか、等身大でリアルな感じがいいんだよな。東京の北多摩エリアが舞台だからってのもあるかもだけど、とにかく色んな意味で楽しめるシリーズ。残り一冊というのがちょっと寂しいけど最後まで楽しもうと思う。
0255文字
優さん@はいカード
新着
ネタバレ女探偵・葉村晶シリーズの長編。加齢の要素も増え、ますます不幸ではあるもののタフさが変わらないところが嬉しい。長編なので、序盤で好印象だった人物の死や、警察などの関係者との交渉、そして何より事件の真犯人&真相がやはりすごく濃厚に描けている。これぞ若竹七海センセのすごさ。
0255文字
sk1006
新着
ネタバレ葉村晶シリーズ長編。 最初は何でもないはずの老婦人の素行調査から、あれよあれよと言う間に深刻な事件に巻き込まれていくが、お約束の畳み掛ける不幸と受難は健在。もう既に伝統芸能の域に達していて、申し訳ないけど、よっ!待ってました!と思ってしまう😅 葉村晶は、基本的には皮肉屋で、面倒事には関わりたくないと思っているようだけど、依頼とも言えないようなちょっとした頼み事に対する行動から、彼女が根底に持っている真摯さと優しさが垣間見えてとても魅力的。 伏線の回収も見事で、やっぱり好きなシリーズだな😊
shio

おっそうですか!じゃあ持ってる本から読んでみよ😉不幸な探偵ぶり、楽しみです🎶

11/06 21:23
sk1006

shioさん、かさおさん、私も順番バラバラで読んでます😅 葉村晶、毎回満身創痍で気の毒に思う一方、今回はどんな不幸が?とちょっぴり期待してしまいます😅

11/06 21:53
4件のコメントを全て見る
0255文字
青猫ちびすけ
新着
ネタバレ仕事はできるが不運すぎる探偵、羽村晶シリーズ。この人の気に入りの持ち物や財産はだいたい失われ、笑えない怪我をし、腹のたつ犯人や関係者にメンタルをやられ…なのになんでこの人、こんなに「まっとう」なんだろう。 今回は尾行していた老女が喧嘩相手と頭上に降ってくることから始まり、喧嘩相手の孫(交通事故で重傷を負い記憶の一部も欠けている)ヒロトに記憶を取り戻す手伝いを頼まれたことから発展する。放火殺人、過去の殺人、大麻などなど…もろもろ絡み合ってややこしい。面白かった。
0255文字
ううちゃん
新着
前作から少し間が空いてしまって、久しぶりの葉村シリーズ。相変わらず災難続きの葉村。乾いた毒舌と妙に筋を通す彼女がかなり好き。今回もなんだか巻き込まれて深みにハマり、またも命の危険に晒されている。なんだかんだいってお人よしなんだよね、と同情。ヒロトも割と好きだったんだけどな…。やっぱり面白いこのシリーズ、また次作を読もう。
0255文字
全742件中 1-40 件を表示
錆びた滑車 (文春文庫 わ 10-5)評価54感想・レビュー742