形式:文庫
出版社:新潮社
形式:単行本
形式:Kindle版
出版社:情報なし
追記です。妻の前に現れる女性の存在も、夫に関する秘密を握っていることを匂わせながら、なんともいえない不安定感のまま結末を迎えるので、最後までどこか落ち着かない雰囲気が拭えず気持ちをかき回し続けます。大まかに二部構成となっていて、前半は妻が語り手となり、後半は接近してきた女性が語り手となって、それぞれの立場からの視点で事件となる輪郭を描いていきますが、後半の導入部分だけちょっと夢中になって読み進めたものの、すぐに失速して惰性で読み終わった感じです。
【芥川賞作家 青山七恵の書いた『繭』は怒涛の展開に目が離せない作品でした】 https://hont-ohanashi.com/cocoon/
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