形式:文庫
出版社:新潮社
形式:単行本
噂話ってほんとに残りませんね。今はTwitterで残りすぎるほど残っちゃいますが(そのデータとて太陽フレアで吹っ飛んじゃうかもしれませんし)まあたしかに陰謀を勘繰らせる事件である事は確かであります。
ああ,そうか.太陽フレアも,文書改竄,破棄が大好きな某国政府の陰謀かぁ~~~.
「死は生の対語じゃないよ。何もなくなることだから。生の対語は、思考停止。」
「『直子、恋愛も闘いだよね。あたし、そう思うんだ。』(中略)いったん男を好きになったら、些細な、しかし心を傷付けることどもと闘っていかなければならないのか。」
→解説で村田紗耶香が「ちゃんと傷つかないと、戦うどころか、自分の人生の苦しみが一体何なのか気が付くことすらできないまま一生を終えてしまうことになる」と言っている。ちゃんと傷つく、直子はそれができたのだろうか。自分に置き換えると、ちゃんと傷ついてきたのか自信がない。1972年、今から50年前の物語だが、社会の奥底にある澱というものが現代にも厳然とあるような気がしてならない。時代は変わっても根本は変わらない。二十歳の直子と二十歳の自分、あまりにも彼女とは密度が違う。それに愕然としてしまった。
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