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抱く女 (新潮文庫)

感想・レビュー
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にしかさ
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ネタバレ1972年の青春物語、学生たちの荒んだ生活。彼らは楽しかったのだろうけど、不健康で行儀が悪くて利口ではない。男尊女卑もあからさま、確かにこういう風潮だったかなと思う。その頃の小学生には、よど号からあさま山荘までの事はよく分からなかった。リンチによる集団殺人事件や酷い扱いを受けた女もいたようだ。その時代に自由気ままに生きる女子大生直子。始めは普通の学生のように見えたが行動には共感出来ない。荒んだ大学生の普通の生活を延々と綴り、堕落する女子学生が行きずりの男にハマっていく必然性が理解できなかった。
0255文字
ぺんぎん
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いきなり雀荘に行きワクワクした。 大学生活を思い出させてくれる青春を感じた。 男も女も変わらん。 学生運動に興味をそそられる。 死ぬほど熱心になれたことに。
0255文字
たぬ
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☆4 舞台は1972年の吉祥寺、主人公は20歳の大学生・直子。同時期に複数の男と関係・雀荘に出入り・スモーカー・酒飲み。基本情報だけでも自分とは全然違うなあと思えるのだけど、本や映像でしか知らない学生運動や連合赤軍が大きく絡んでいるから別の世界の話みたい。女友達と「男は女を下に見ている」と盛り上がるシーンは共感できる。直子の生きざまは退廃的で激しくて、その一方で脱力感もある。
0255文字
シロー
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ネタバレ久々桐野さん。某純文学作家に辟易した後だったので簡潔で読み易い文章に大感激。スカした難読文が一段上みたいな風潮は何とかならないものなのか… 自分の生まれた年の東京が舞台なのだが現代よりもはるかに自堕落で殺伐とした社会に戦慄した。
0255文字
なんかちょっと358⚡︎tyle✨
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中央線っ子のフーテンなりきれぬS大学の女学生、直子が自堕落な生活の末早稲田の(なんでW大学じゃないんだ)革マルやってた兄を内ゲバで殺され同時に大人の愛に目覚めていくなかなかの昭和青春譚。山手線外側の西東京が舞台で、興味深し。浅間山荘の報道が札幌五輪閉幕を待ったので遅れた(のでは)という話は恐らく事実だろうが、貴重な伝承に違いない(どの本にも書いてないのではないか)(札幌五輪閉幕は2/13、浅間山荘立てこもりの発生、報道開始が2/19、15日に棒名山ベースの焼け跡が通報により発見。警察の山狩りはいつから?)
なんかちょっと358⚡︎tyle✨

噂話ってほんとに残りませんね。今はTwitterで残りすぎるほど残っちゃいますが(そのデータとて太陽フレアで吹っ飛んじゃうかもしれませんし)まあたしかに陰謀を勘繰らせる事件である事は確かであります。

07/11 18:48
棕櫚木庵

ああ,そうか.太陽フレアも,文書改竄,破棄が大好きな某国政府の陰謀かぁ~~~.

07/11 19:52
3件のコメントを全て見る
0255文字
ayakoka
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今でも女性が男性を「抱く」という表現は使わない。逆は当然のように今も昔も使われるのに。
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りんりん
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ネタバレ一回りくらい上の人たちの大学生活。こんな感じだったんだ。このころから「学生運動=内ゲバ」みたいな印象が強くなっていくんだね。「公衆便所」とか言うんだよね。その辺は今もあまり変わってないのか。解説も良かった。
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ボスむっち
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結局男が好きなのか嫌いなのか私もずっと分からない。若い頃は男が求めてくることで女としての存在意義を認められたようで本書にあるように酔っていたけど、だんだんと性的搾取されることが嫌になってまさに抱く女を目指していた。どうして女は抱かれる側なのか。男に好きなようにされてしまうような表現が心底嫌だった。男に復讐するように心の内で死ねと思いながら抱いた。私も若かったね、男女に関する時代はなかなかアップデートしないね。1972年の直子も2024年の私も同じことを思ってる。
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うにごろう
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70年代の日本。不安定な時代を生き抜いた若者達。死が身近に迫る中で生きる意味を手探りで見つけていく彼らにヒリヒリする痛みを感じた。持て余した若いエネルギーを社会へ不満としてぶつける凶暴さを有しつつ、さらに内なる部分では未熟で危うく繊細といった青年期特有の矛盾を抱える彼らの悩みは、現代を生きる20歳の私にも通じるところがあった。学生運動には馴染みが無かったが、これを機に当時の社会を知れて良かった。女性差別問題についても、50年前に必死に抗議してくれた人々のお陰で幾分か生きやすくなった今があるのだなと。
うにごろう

「死は生の対語じゃないよ。何もなくなることだから。生の対語は、思考停止。」

02/11 14:36
うにごろう

「『直子、恋愛も闘いだよね。あたし、そう思うんだ。』(中略)いったん男を好きになったら、些細な、しかし心を傷付けることどもと闘っていかなければならないのか。」

02/11 14:38
0255文字
TT
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1972年に大学生だったヒロイン 直子。 恋愛や家族のこと、事件が多発して傷つきながらものがたりはすすむ。 当時の社会情勢や風俗が描かれていて学生運動とか、たいへんな時代だったんだなと改めて思った。 直子の行動や事件の結末が胸にきました。
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たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
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久々にヒット。1972年の東京。女の生き様とは。現代社会でも十分に通用しそうだ。
0255文字
ふ
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💮
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R
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世の中から消えればいいのに。 女は家事、女は使えない、女は弱い、女は子育て、女は採らない、って女を見下す古い男。 今はだいぶ女性活躍推進とか性別の多様化とか進んでるから、あと十数年、数十年の我慢?
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カエル氏
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怒りとか、母親に対しての残酷だなって自覚とか…色々分かるなー。いつか解放されるのかなー。
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ももの
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若者の無敵感がうらやましい。
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ぶんぶく茶釜
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若い女が 主体性もなく性行為をすると 周囲から見ると 誰にでも「抱かれる」女になっている 主人公が感じることを 同じような年頃に考えていたことを思い出した 差別主義者 不公平 という言葉が頻発するが 今も尚 同じことが言えるだろう
0255文字
さとみな
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男の人の女に対する見方は変わってないところがあったりするから、直子の気持ちは痛いほどわかる。村田沙耶香さんの解説めちゃくちゃ良かった〜。なんだかいい読後感。
0255文字
団長
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はい面白い!主人公と全然生活スタイルは違いますが、お金を稼ぐということ、慎ましく生活したところで生きていくにはお金がかかるということをまっっっったく理解していなかった頃を思い出して、胸が締め付けられました。
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marukuso
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70年代のこの男と女の扱いの差が今でも色んなとこに残ってるんだろうなと思ってしまう。学生運動と麻雀とセックスと内なるエネルギーをどこに向ければいいのかわからない学生たちの雰囲気というか葛藤というかが羨ましい。
0255文字
まあり
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所々痛く感じる。主人公の直子とは違う時代に生まれたが、深く考える事もなくすうっと物語は入っていく。仲良しのお兄ちゃんが凄惨な暴力を受け死んでしまう場面はとても悲しかった。好きな作家でほぼ読んでいるけど、自分の心の調子もあって暫くは良いかな…と思っている。
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カノープス
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70年代を生きたくだらない学生の四ヶ月。本書はそれ以上の感想を私に抱かせない。抱かれる女から抱く女へ、というスローガンの下で直子がとるファイテングポーズはガードがガラ空きである。結局、従属的になってしまう男との関係を見るにつけイライラはピークとなる。
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Mingus
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久々に手に取る桐野夏生氏。舞台は1970年代、学生運動過渡期の吉祥寺、行き場のない怒りと思想と暴力、無力感と閉塞感、そして街に流れるJAZZ。この時代こそ、こんな真っ黒な日本こそ、日本にとってのJAZZが全盛だっただろうとも思う。主人公の目線を通して描かれるJAZZ喫茶とライブハウス。吉祥寺には思い入れもあるので個人的には羨ましくすら感じられてしまう。男女差別に塗れる不合理な世の中で、あらゆる愛や性、死すらも彼女を通り抜ける、JAZZと共に。そしてまた彼女はモラトリアムに流されながらも前に進む。
0255文字
marevrev
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主人公は時代に関係なく現代でもいそうなタイプではあるが、舞台は70年代初頭。自分が生まれるほんのちょっと前に学生が殺し合いしてたなんて信じられないけど、そういう時代に生きる女性のあれこれ。まあ最終的には先がどうなるかわからんけど進む方向を決めてサッパリしたって感じかな。なので読後感は悪くない。
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桜もち 太郎
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1972年の東京。学生運動が嵐のように去り憎悪と虚構だけが残った時代に生きる20歳の大学生直子。彼女は社会や周りの友人と言われる者たちに常に傷つけられていた。ある時は派手好きな女と見られ、公衆便所と揶揄されることもあった。なぜこんな時代に生まれてしまったのか。最愛の兄は内ゲバで殺される。物語のあちらこちらに傷みがある。彼女の痛み。死の対語は生ではない、死の対語は思考停止、空無になると遺書を残して死んだ男。ある意味死は最強なのかもしれない。→
桜もち 太郎

→解説で村田紗耶香が「ちゃんと傷つかないと、戦うどころか、自分の人生の苦しみが一体何なのか気が付くことすらできないまま一生を終えてしまうことになる」と言っている。ちゃんと傷つく、直子はそれができたのだろうか。自分に置き換えると、ちゃんと傷ついてきたのか自信がない。1972年、今から50年前の物語だが、社会の奥底にある澱というものが現代にも厳然とあるような気がしてならない。時代は変わっても根本は変わらない。二十歳の直子と二十歳の自分、あまりにも彼女とは密度が違う。それに愕然としてしまった。

09/22 21:34
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やまおじさん
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予備知識なく読んだので、タイトルからどんな小説かと思ったが、1972年の時代の匂いが濃厚。桐野さんは私と同年生まれで、内ゲバ時代の当事者世代だったことを思い起す。冒頭、雀荘にたむろする無気力な若者たちの姿にうんざりしながら読んでいたが、女性ジャズシンガーとの出会いあたりから懐かしい思いがした。酒癖の悪いジャズピアニストなど、いかにも居そうで笑ってしまった。主人公直子に頑張れよと声をかけたくなった。時代の色が濃厚だが、普遍的なテーマを内蔵する青春小説といえるだろう。またしばらく桐野ワールドにのめり込みそう。
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忍者千乗りの門戸開放
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1972年、女性の生き様。 私が生まれる一年前。 学生運動が下火となり、ベビーブームの頃。 女性のアイデンティティ、そして若者が将来をどう見据えるか? さすが桐野夏生。 ありがとうございました。
0255文字
イシカミハサミ
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1972年の9月から12月の東京。 学生たちがいちばん何かに燃えていたころの話。 こういう話を読むと、 毎回芸もなく「むきだしだなあ」と思う。 「女の敵は女」 よく言われる言葉だし、 一人歩きした結果大した中身もなく通用するようになった言葉。 この言葉の本質のようなものが描かれている作品。 どう生きようと身体は性からは逃れられない。 使えず妬む人。 使わず生きる人。 使って生きる人。 使っているように見られる人。 区別が不可分だからこそ、生きづらい。
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Akiko Kobayashi
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1972年かぁ…状況は大して変わっていないかも。発言できるだけ良くなっているのか。しかしこの吉祥寺、懐かしいなぁ~
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パンダ
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ヒロイン直子の、社会に対する疑問と、女性が必ず味わう理不尽との闘いは、今も全く変わらない。自分では主体的に男性と関わっているつもりなのに、その男性達からは、「誰とでも寝る女」と思われていたことを知り、怒りと悔しさに震える描写は圧巻!それにしても、彼女のその後は気になる。ドラマーの彼と結婚したか、子供を産んだか、或いは離婚したか?それでも、芯の強い彼女は、周囲と争いながら成長し、生き抜いたと思う。
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今を生きる
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70年代吉祥寺の空気感がありありと伝わる。 敏感になると男性から女性への無意識の見下しが見えてくるのは今もそうなことを思い出した。 好きな男には好きと言えてかつ、届く抗議ができることは魅力的だと思う。
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水色系
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闘う女性の物語であり、闘う若者の物語である。特に、若さという混沌とした、自分はどうなっちゃうんだろう的な鬱屈とか、何もできないんだけどそれでも一言、分かるよって言いたくなる。
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alison
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これが夜の谷に繋がっていくのかしらと勝手に妄想
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いちⅡ
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この若いときの混沌。どうしたら価値があると、確認出来るのか全然分からない。確認なぞ必要ないのに。 求められたら体を開くしか脳がない。カッコつけて弱いものをなぶることでしか鬱屈を晴らせない。 先輩等が事件起こしすぎで、取り残された後詰めのこの有り余ったエネルギーはどうしたらいいんじゃ。 となると、こうなる。
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まめちゃん
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1972年自分は大学3年生。学生運動も静まりかけ、なんとなくけだるく過ごしていた学年でした。 そんな時代の女子大2年生の数か月間の記録。 いろんなことに悩み、トライ&エラーを重ねて成長していくことが分かってくる時期なのでしょう。 あれから半世紀経っても、生き方に惑う若者の姿には変化はないように感じられます。
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よっ!
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困難な時代に生きる若者達。息苦しさを感じる。「優しいおとな」のイオンが育ったコミューンが描かれている!
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うさぎ
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直子くらいの年齢のときって、子どもでもないし大人にもなりきれないし、やりたいことも特になくてただ時間を浪費するだけで、そんな自分にイライラしたりしてとにかくずっと悩んでた記憶があります。生きた時代は違うけど、共感する部分もあって直子に寄り添いながら読むことができました。
0255文字
優
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女の生きづらさがはっきりと描かれていて、直子に共感しながら読んだ。なんとなく深田と直子は上手くいかない気がする。
0255文字
自己満足の本好き
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この時代、この時代の学生、この時代の女性という存在の光と影が痛いほどに描かれていました。抱く女という概念はこの時代ではすごく斬新なものなんだなあ。直子の家族のことを思うと不憫でならない。おばあちゃんやお母さんは辛すぎるだろ…。すごくリアルで、ドキュメントを読んでるような気になって一気に読みました。
0255文字
ふわり
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ネタバレよくわからなかった。
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