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共通語の世界史:ヨーロッパ諸言語をめぐる地政学

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てり
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ヨーロッパの言語、それぞれの成り立ちと特徴などを紹介。国境線の変化とともに言語の変化やその話者たちの移動など。この本もチュニジア生まれのフランス人が著者。ヨーロッパの言語について知りたいと思い、ここまで偶然にフランス人言語学者の本を三冊読んだが、なんというか、みんなクセが強い印象。フランス語こそ至高みたいなプライドが見え隠れしているイメージ。偏見かもしれないけど。
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takao
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ヨーロッパ言語
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ミッキー
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原書は少し古い本ですが、ヨーロッパ史を理解する上で有効です。言語間の競合関係も良く理解出来ました。参考になります。
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Akiro OUED
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言語のせめぎあい、好みです。小さな言語の存在を認める。なぜなら、一つの単語を複数の言語で解釈することによって、単語のもつ普遍的な概念を露出できる。 ベルリンの壁崩壊とアラブの春。ゲルマン民族の大移動に連なる民族移動イベントだとすると、アラビックが『連合言語』になる日も近いかな。
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naoto
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400ページ近い大書。はじめの方の話!忘れてちゃってるっぽいんだけど…(意味ないだろ!)でも、面白かった。言語と民族が必ずしも一致するとは限らないってのが発見だったかな。あと、聞いたこともない名前の言語も出てきて、語学オタクとしては楽しかった。副題が「ヨーロッパ諸言語をめぐる地政学」ということで、ヨーロッパに限った話だったけど。他の地域の、同様な本があったら読んでみたい。
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Meistersinger
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まあ色々とあるなと。
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サアベドラ
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ヨーロッパの大小様々な言語の来歴と展望を綴ったエッセイ風概説書。著者はユダヤ系フランス人の言語学者。原書の初版は1992年で、ソ連崩壊とEU発足の狭間の時期にあたる。著者はヨーロッパの多言語主義を尊重し、いわゆるマイナー言語のことに気を配りつつも、一方で欧州におけるフランス語などの大言語の優位を自明のこととして記述している。また、特定の言語に対して少々偏った見方を持っているようで、読んでいてなんとも言えない気分になった。東欧の飛び地言語やセファルディムのスペイン語など、貴重な情報も多いだけに残念。
サアベドラ

Hagège, Claude (2008), Le souffle de la langue: Voies et destines des parlers d'Europe, Editions Odile Jacob.

02/25 21:31
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samandabadra
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指導教官だった訳者から頂く。ヨーロッパの国民語以上の存在になったものと、それ以外の国民語にまで引き上げられることになった言語などに関する歴史的な経緯を描いた本と言えばあたるだろうか。ラテン語、カスティリーヤ語、イタリア語、エスペラント語で一章、英仏独語で一章ずつ。その他の諸地域の言語が文字を持つ(一つ以上の場合も)に至った経緯もある。ロシア語も大きなところを占めている。カルムイク語(?の部分はあるが…)やコーカサス諸語に関する記述もある。ハラルト・ハールマンの著作にも言及有。かなり網羅的ですばらしい一冊。
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hana87
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白地図塗り潰すのが好きな人は、きっとこの本も好き。複雑な民族の交わり、争いの歴史が言語からわかるのかー。その時代の地図と照らし合わせながら読みたい。
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