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ファザーファッカー (文春文庫 う 6-16)

感想・レビュー
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ジュリー
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ネタバレタイトルは以前から知っていたけれど、朝ドラ『虎に翼』の最終週で「尊属殺事件」がインパクト大で読んでみた。 内容もさることながら、『南くんの恋人』という何度も見ているドラマの原作者 内田春菊の自伝的小説というのに驚いた。
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ひるお
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内田春菊による自伝的小説。傲慢で理不尽で暴力的な養父と、彼に従属する母、2人のもとで疲弊し倦怠を覚える「私」。躾の域をこえて十分に傷害や虐待と言える養父の行いは、ついにはレイプさえも含むものになる。そこに至るまでの彼の言い分は身勝手で、しかし恐ろしいことに古くなく、いまだに社会の中で繰り返されているものだ。“あいつが誘ったから”。精神医療の見地からの解説は、精神分析が決して“終わった”理論ではないことを実感させてくれる。
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ゆかな
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淡々と綴っていることで怖さを感じた。
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akie
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辛いです。壮絶すぎます。
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おまめ
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すごく重いテーマなんだが、 なんだかサクサクと不思議な感覚で読めてしまう。 今も苦しんでる人がたくさんいると思うとただただつらい。 そして、なぜ母はそこまでして義父をたてるのだろうか 女はそんなに下手に出ないといけないのだろうか なぜ対等な関係がそこにはないのだろうか
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燕(つばめ)
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内田春菊の自伝書なんだが過去は捨て去ったような潔さがある、実父までもが養父にも不条理な仕打ちを受け実母まで養父の肩を持つ壊れた家庭に境界性人格障害にならずに済んだ作者に驚く、仕打ちだけで無く成績は常に1番を要求され、それでも反骨精神を失わずに居たから今の作者があるのだろう、事実こんな家庭が日本でもあるだろうから恐ろしい。
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湊
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あーキッショ、マジで気分悪い。この小説は最低で最悪だ。意地で最後まで読んだ。理屈っぽいのも好きだけど感情だけがただこうして揺さぶられる小説ってホントにすごいな。
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すーたぬ
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父親とセックスしたことある女性の話。本当に実話なのか…?信じられない。激しいシーンでの静子の冷静なツッコミが面白かった(…と言ってはいけないが)目で見てる光景とは反対に脳内は何だかスローに冷静なツッコミが浮かぶことってあるので。血が繋がってる人間には絶対100%性的に見ないはずだから、そういう仕組みが遺伝子には埋め込まれているのかもしれないと思った。
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...
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こうゆう、叩きつけるような文学が読みたくて本読んでる。内容は最悪だけど、絶対に目を逸らしてはならない。あとがきに救われる笑
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Swanky13
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20冊目
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恋愛爆弾
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本当の小説ってやっぱこうだよな。
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雪と花
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アルハラ、パワハラ、モラハラ、虐待、今だったら懲役だよ。著者は、養父が存命しているかすら知らないと仰っていたが…(惨めに死んでてほしい)内田春菊という選ばれし者の才能を伸ばすことに一役かったのは間違いないんだろうな。クズ以下のクズだけど。大人に心を砕かれ殺されながらも、すべてを昇華して立派な文化人になられて本当に尊敬する。女性は強い!
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とらこ
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違和感だらけなのになぜなんだろう、内田春菊から目が離せず、マンガも含めて彼女の著作はすべて読んでしまっている(笑) というわけでこの本も93年に読んで以来の再読。改めて思うのは、彼女の逞しさ&生命力&自己肯定力の強さ。メスとしてこういう生き方も大いにありだ。私、もしかして憧れている?
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picopico
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自叙伝かぁ。読んでおいてよかったと思ったが、物理的、精神的、各種の暴力が描写されているので、重く気分は落ちます。兎にも角にも、なぜ母はあんなに養父に対して諂うのだろう。それをずっと考えていた。我が子よりも自分の身の安全だったのかなぁ?持ちつ持たれつの依存関係だったとしても行き過ぎ。女性として、親として、人として、どうなってんのよと。にしても、こんな子供な養父なんかいらないよ、ほんと。「父親と性交する子」の意味でこのタイトルにしたと思われるけれども、ただの一方的な暴力ですからね。
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おーえ
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坦々とひたすら気分の悪くなる描写。経験のすごさなのか筆力のすごさなのか。
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Reiko
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ネタバレずいぶん昔、1度手に取った記憶があったが…どうやら勘違いだったよう…もしくは気になったまま読まず仕舞いでタイトルの印象のみが頭にあったのか… 何にしても身勝手な母親に腹が立つ、昨今児童虐待のニュースを見るたびに「内縁」や「養父.養母」の確認をしてしまう…親が子供より自分、更には子供を愛人と一緒に虐待…これではただの「繁殖(快楽)を目的とした動物の本能」だけを大切にしているように感じる…悲しい
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laili
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ダンシングマザーを先に読んでしまったので事象を違う視点から見ただけと言えばそれだけ。なのでやはりこちらを先に読むべきでした。というよりこちらを読んでいたらダンシングマザーはあまり読む必要ないかと。とにかく感想は同じ。「きもっ」というのと、父親が狂いすぎてひく。春菊さんがこの後どうやって生きていったのかと義父のその後が気になります。本名だから生きていたらぜひつらい思いをしていてほしい。
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GoJEF
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ネタバレ「ダンシング・マザー」って面白そうなので読もうと思ったら、なんとその25年前の自伝的小説「ファザーファッカー」を母親の側から描いたものと知り、それではこっちからでしょ、ということで読んでみました。切ないですし、家を出るしかないですよね。
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さつき
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【動機】kindle unlimitedで内田春菊さんの「私たちは繁殖している」を読んで面白かったことから、出生が気になり読んでみた。 【感想】実際ご本人がどう感じているかは分かりようがないが、作者の他の漫画作品を読んでいても、過去の壮絶な体験をお涙頂戴話として捉えていない。故に生虐待も、想定していたよりドライで軽い内容となっている。文章量も少ない。本文についての感想はそれはほど抱かなかったが、後書きの精神科医、斎藤学先生による家族というものへの考察が面白い。
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PANDAMON
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ただ、非道い。春菊さんがコントロール化に置かれず、自分の意思を持ってこの家族から逃げられて心よりよかったと思う。
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桜もち 太郎
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凄まじい自伝的小説。中学生で妊娠しそれをきっかけで養父から性的虐待を受ける主人公。これってすべて実話なんですよね。あまりにも酷すぎて現実味がわかないの所もあるんだけれど・・・。養父の変質的な性格はとにかく不快感を通り越して気持ちが悪い。精神的に追い詰めそして暴力に性的虐待。常軌を逸した親というのはいつの時代にも存在するものだと憤りを感じた。
白色うさぎ

これ、中学生のころに読んで、吐いた記憶があります。

05/17 21:55
桜もち 太郎

ホントあのオヤジには吐き気がしますね。

05/18 10:14
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saph
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おぞましい。胸糞悪い。
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hushi亜子
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内田春菊さん自伝的小説。初版は1993年。その頃に話題になったのも覚えてるし、内容も何となくは知っていた。が、その頃の私には読もうと特に思わせるものは無かった。じゃあ何故今か、というのは親になったからだと思う。虐待という言葉がひどく蔓延してしまった今、すべての虐待に全く理解できず(当たり前だが)、意味がわからなくてムカムカしてしまう。中でも性的虐待ってもう全てにおいて意味わからず気持ち悪い。無理矢理というよりも、コントロール支配されてしまってる、守ってくれるべき人物が傍にいない、不幸すぎて言葉にならない
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あつこんぐ
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そんなに分厚い本ではないのに読んでは止めを繰り返し読了に時間がかかりました。自分よりも弱い者にしか強気になれない養父のようなオッサンいますね。自分の滑稽さがわかっていない、痛い人。そして、母親も腐ってますね。こんな家庭で育って犯罪とかに手を染めなかった春菊さんのタフさが凄いです。頭の良さが身を助けたんでしょうね。続編の母親目線の話も読んでみたいと思います。
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さくらん母
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強烈。心苦しくなりながらもあっという間に読了。
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さんた
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辛かった。なんで、今になって読んだんだろう。内容は昔から知ってたのに。歳をとってきちんと読んでも、あの大人たちは理解できませんでした。
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このは
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★★★★☆
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とら@千歳市民
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なんだこれは!毒親どころの話じゃない!大体、この養父って何様?こんな家から出て行って正解だね。
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who
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こういう類の本には耐性があると思っていたが、やはり胸糞悪い。ただ、熾烈な環境であるにもかかわらず、著者のたんたんとした書き方のせいか、悲壮感があまりない。(とはいえ、かなり悲惨)どんな理不尽な暴力の中でも、自由という希望を持てるのならば、まっすぐ生きれるのかもしれない。言葉ではうまく表現できないが、一種の生きる力をもらった気がする。
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ピース
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最近のあさイチで内田春菊さんを知りました。養父なんてまるで獣。母性が欠けた母親の言動もおぞましく、読了感は最悪…。 ただ、初版は1993年。最近でこそ、色んな暴露本が出る様になったけど、この当時に、被害当事者が子供の頃に受けた性的虐待について、こんなにも赤裸々に綴った事に衝撃を受けました。巻末の精神科医のあとがきも読むと理解が深まった。虐待は無くせないなら、せめて児童保護網の充実、周知徹底を切に願うばかりです…
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小豆姫
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たんたんと綴られた文章の奥に、悲痛な叫びが溢れている。親を環境を子供は選べない。逃げ場もない。養父の暴力と凌辱に心を殺すことでしかやり過ごせなかったなんて。それでも、自分の足で生きてく一歩を踏み出すラストは透明な光に満ちてる。賢く強い人だ。新作の『ダンシング マザー』では、罪深き実母を描いているとのこと、読まねば。
0255文字
A仔
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息がつまる、胸が苦しい、を小説で初めて経験した 読まなきゃ良かったし読んで良かった
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コキア
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25年前に読んだはずの単行本はMy本棚からは見つからなかった…。彼女の本は当初よく読んでいたし、型にはまらない出産育児漫画は心が楽になったり。 内田春菊、現在59歳! 壮絶で困難な人生だとしても、それを受け止め、消化し、前向きでいるのに賞賛。 負をもエネルギーに変えてしまう。 そんな強い女でわたしもありたい。 自伝の登場人物(本人以外)には吐気がする
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あみ
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養父は言うまでもなく異常なのだが、養父の行為を見て見ぬフリどころか、同調している母親に、更なる異常さを感じた。実の母親とは思えない。
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Xianhua
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ネタバレタイトルに惹かれて購入。読み進めながら、これは本当に自伝的小説なのかと何度も確認してしまう程の衝撃性を持った小説。自伝的「小説」なので、幾分か脚色された部分はあるだろうにせよ、著者に理不尽な暴力(言葉の暴力も含む)をふるう養父、それを止めずに寧ろ暴力を振るわれるのは著者の態度に問題があると責める実母、自分に火の粉がかかってこないよう上手く立ち振る舞う妹という、あまりにも機能不全な家族に憤りを感じる。
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平坂裕子
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某番組で、人工肛門のストーマーをわかりやすく図解していた、春菊さん。子供たちとの関係も良好で、まさかこんなに強烈な育ち方をしていた事に愕然となった。 多感な少女時代を支えてきたのは、漫画を描くことだったんだろうな。癌と闘いながらも、自分らしく生きる春菊さん!すごいな!
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りょう(アイコン変更5)
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ネタバレ再読。漫画家、内田さん自伝的小説。現在の内田さんのあとがき付けての新装版。。。静子は母、妹の3人暮しだが、たまにしか寄らない実父がいる。実父が完全に家出ていき、義父がやってきた。義父は暴力や暴言で母、子供達を支配。やがて静子は同級生の男の子の子を妊娠。義父は怒り狂い静子に魔の手が。。。昔読んで、実話だと知り、すっごい衝撃的で今でも記憶に残ってる。本屋で見つけて思わず購入。やはり内容は今読んでも胸糞悪く、衝撃的。この本にはその後も書かれており内田さんは大病を患いながらも元気なお様子で良かったです。
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しろ
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たまたまつけていたテレビ番組のゲストが内田春菊さんで、漫画家だとか作家だとかって知らなかったのだけど、なんだか良い感じのおばあちゃんだなと思った。その中で紹介された本書『ファザーファッカー』まずタイトルに驚かされ、そして自伝的小説ということとその内容に衝撃を受けた。だけど目の前のテレビに映るのは格好いい着物を着こなした佇まいの素敵な人で。「この本を読んでみたい」と強く思ってすぐ買いに行った。少し尻込みしたけど、読み始めてしまえば手が止まらなくなった。辛い話だけど力強くもある、そんな風に感じた。
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DataLame
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先にダンシング・マザーを読みました、
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ファザーファッカー (文春文庫 う 6-16)評価61感想・レビュー41