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砂の街路図 (小学館文庫 さ 2-3)

感想・レビュー
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isxR2000
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北海道の運河の町を舞台に、父の失踪と死の真相を調べていく息子の俊也。途中から、もしや父が大学時代のある事件に加担していたのではないかと考えながら読んでいた。知らない方がいいこともあるが、知らなければ自分におさまりがつかない時もある。人は過去から逃れられない。
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ジャ読メヴュ
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小樽のような架空の街で父親の足跡を追う話し、道警ミステリーとはガラッと異なり、野心作の「家族ミステリー」とあるがなんかもの足りない。携帯が出てくるから現代なんだろうけど、レトロというか古くさいというか…
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しめじ
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ネタバレ父の死という謎が明らかになるのにリンクするように、運河町の景色や道順もはっきりしていくのが面白い。少ない手がかりから少しずつ明らかにしていたわりに最後は幽霊船というファンタジーめいた物でオチの扱いなのが若干残念。
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toshibow
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私立高校の国語教師岩崎俊也 十二歳の時、父裕二は、何も告げずに旅立ち、郡府の運河で、転落死 法科大学漕艇部の不祥事
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赤かぶ
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う〜ん 悪くはないが…
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まひはる
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なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。母の四十九日を終えた岩崎俊也は、両親が青春時代を過ごした北海道の運河町へと旅立つ。二十年前、父が溺死する直前まで飲んでいた酒場の店主によれば、同じ法科大学漕艇部員だった女性の密葬に参加するために滞在していたらしい。さらに、昭和四十四年に漕艇部で起きたある事件を機に、快活だった父の人柄が激変したことを知る。父は事件に関係していたのか?家族にさえ隠し続けていた苦悩と死の真相とは!?会心の野心作にして、まったく新しい「家族ミステリー」が誕生!!
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みん
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好きな北海道の街を舞台にしていることで購入。やたらと風景描写が説明的に出てくるなぁと思いましたが、タイトルに「~街路図」とありましたね。つまり、この街も主人公なわけです。そう思って読むと、架空の街でもリアリティを感じさせるためだったのですね。20年前に死んだ父親の謎、さらに20年前の事件(?)、が最後に急速に紐解かれていきます。旅行中に新幹線の中で一気読みできました。
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Takahashi
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☆☆☆
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naoyukie
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父の死の謎を追って、父が大学時代を過ごした北海道の地方都市郡府を訪れた高校の国語教師である俊也。父の足跡を辿って運河に囲まれた小さな旧市街を訪ね歩く。主人公に従って様々なランドマークを訪ねてゆかりのありそうな人と話し、記録を読む。ようやく見えてきた父の漕艇部時代、しかしそれは最後に会うことになった退官教授によって思わぬ結末を迎える。プロローグの恋人との会話がエピローグの効果を生んた。時代から取り残されたような街とそこに生きる人々、旅情を唆る物語。
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ぽんた
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ヨーロッパの街並みを思わせるような北海道の架空の街で、幼少時に父が謎の死を遂げた理由を探し出す旅行者のストーリー。予想を裏切るオチとこの作者にしては珍しく不思議な雰囲気を漂わせる作風でなかなか面白かった。少し涼しくなる9月に読む北海道が舞台の作品は本州に住んでいる自分にとっては何とも心地いい
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たいこ
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この主人公の父との思い出とかエピソードを挟んで欲しかった。なんで父が大学生時代を過ごした運河町にここまで惹かれたのかがよくわからん。
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T. Mu
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仕事が忙しく、時間がかかってしまったけど、なかなか面白かった❗️ 父の過去を探しに行き、そして自分探しの旅になる感じでしょうか。佐々木譲さんには珍しい感じの作品でした。4.0
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アンベラー
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12歳の時亡くなった父親何故北海道で死んだのか 一つのきっかけが知らなかった父親の思いにたどり着く 北海道の架空の運河町 表紙裏の地図がいろいろな景色を見せてくれる
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dragon
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北海道の架空の街での過去の出来事と現在を繋ぐファンタジー。地図付きで街を歩く様子が丁寧に語られる。これだけ小さな街の出来事が一冊の本になることに驚きました。
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一笑
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主人公の私立高校国語教師岩崎俊也が、20年前に突然失踪し、北海道の運河町で溺死した父の死の真相を追うという物語。警察物ばかり読んでいたので、佐々木譲さんがこんな本を書くとは思わなかった。最後の結末には今ひとつしっくりこないけれど、読みやすく、あっという間に読み切ってしまった。舞台となった運河町の描写があまりにも素晴らしく、コロナ渦収束後は是非行ってみたいとネットで調べてみたが、北海道に運河町はなかった。この運河町って、小樽のことか知らん・・・?
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理子
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借り本5冊目・初読み。気になるところがちらほらあれど、純粋に旅気分を味わえた楽しい作品だった(そういう種類の作品では決してないと思うけど)。気に入った街で住んでみたい。
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ツバメマン★こち亀読破中
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両親が大学時代を過ごした北海道の運河のある町へ赴いた俊也。彼の目的は20年前に行先も告げずにこの町に来て運河で溺死した父について調べるため…。固く口を閉ざす地元の関係者、徐々に明らかなる暗い事件、果たして父はどのような気持ちで人生を過ごしたのか?やはり佐々木譲は間違いないね!暗い話ではあるけれども止まりませんでした!
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乱読999+α
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ネタバレ父親の謎の出奔、そして突然の事故死の真相を探すべく、父の死体の発見された、また、出身大学のある北海道の港町に来た息子。そこで数々の人に出会い探り得た真相とは・・・。主人公の持つ余りにも強い好奇心と他人の隠したい思い出を剥ぎ取るかの如く探求する姿勢には些か苛つくものもあった。そして明かされた真相にはちょっと手放しでは得心できなかった。寂れた異国情緒溢れる港町の雰囲気とこの物語は上手くマッチしているのだが、主人公に魅力を感じなかったのが残念。
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HORI
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街路図をiPhone で表示しながら、本文をiPad で読んだ。 大きな盛り上がりはなく、淡々と進んで行く感じ。
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ゴルフ72
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小樽市街地地図を巻頭で記載されているが、本文中余りにも市街地の案内にしか感じず、中ほど過ぎる頃に確信に迫っていくが少し無理な感じは否めない。佐々木さんには申し訳ないが・・・
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ちゃき
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ネタバレ★★★☆☆・引っ越さなくてもよくね?
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ミニオン
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なぜ父は幼い息子と母を捨てて失踪し、この街で溺死したのか。知られたくない、でも忘れられない過去がある……。 相変わらずのスロースターターなので、中盤にならないと盛り上がってこないけど、盛り上がってからは一気読み!「家族ミステリ」という新ジャンルにも、うん、納得!確かに「ミステリ」というジャンルには分類されないパターンの本。
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よしちゃん
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母親が亡くなったきっかけに、幼い頃に亡くなった父親の死の真相を探しに、父が大学生活を過ごした、北の運河町に来た岩崎俊也。父の死の真相は分かったが「此岸であり、彼岸でもある」古びた街にに惹かれる。ちょっとその気持ちは分からない。
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YH
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父が何故、大学時代に過ごした街で事故死をしたのか、果たして20年前なのに真相がわかるものかと思ったけれど、色々な手で真相まで辿り着けて良かった。しかし、やっぱり都会とは言い難い閉塞感のある街に惹かれてしまう主人公の気持ちは良くわからない。
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達ちゃん
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ちょっと地味目のストーリーでしたが、運河町を想像しつつ読了です。最後はあっさりな感じですが、これはこれでいいのかも。
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直定規
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岩崎俊也は自分が12歳の時に、父親が学生時代を過ごした街へ出かけ大酒を飲んだ挙句誤って運河に転落して死んだことについて、真相を探るために北海道に出かけた。 父親の学生時代の関係者何人かに話を聞いて当時の状況を明らかにしていくが、元大学教授とのやり取りは都合よく進みすぎている感じがする。
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mazda
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ネタバレ20年前、家族の元を離れ一人北海道に行き、運河で溺死した父のことを知るために、北海道に出かけた俊也。父がいた法科大学の漕艇部の元部員、地元の新聞記者、図書館の司書に会い話を聞くうちに、漕艇部で何らかの事件があったことを突き止めます。その事件の真相を知るために、当時大学で教授だった牧野に直接話を聞こうとしますが、電話では断られたので、帰宅途中の牧野に直接会いに行きます。そこで告げられた事実とは…。漕艇部で起きた事件と、俊也の父が間接的に関わった事件の両方が明らかになります。
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よーさん
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★★★☆
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mkt
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★★★☆☆
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あられ
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架空の町と、実際の町が、隣り合わせで存在していて、私は混乱した。主人公の母はどういう存在だったのかが今一つつかみ切れなかったが、他にもなんとなく語られなくなったことがあって、あれ?もう終わり?と感じた。
0255文字
tai65
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星3・5
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みろ
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奥が深い?歴史的事象?が原因?いやいや、つまり本人の良心の呵責に耐えられず?そこだけなら、わかる人には、共感できる。自分が、その立場になって悩みたくはないが・・・
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matsu
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地味である。地味だが、しかし、じわじわと面白い。佐々木譲といえば警察小説が有名なのだが、この手のモノも味わい深い。同じ作者の「夜にその名を呼べば」をちょっと思い出した。こういうのは、広義の「冒険小説」というのだよ友よ。やはり佐々木譲は冒険小説の名手であるな、と再認識した俺であるのだ。
0255文字
jun
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ネタバレドロドログロッキーが好きな私には物足りない感じ。ただ。素敵な街並み感の描写は良くて、確かに最後あの街に住みたくなる気持ちはわかるんだけど、いかんせん自分が典型的な女だからか、事前に地図を準備されていてもどの路をどう行ったら何がって、と所謂道案内的なのは脳内でイメージが追い付かなくて、かつその描写が少し多過ぎてその辺はすっ飛ばしてしまっていた。街並みの描写は良いんだけど、あそこまで道案内必要かなー…その分物語自体に文章さいて欲しかったかも。
0255文字
H
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久々の佐々木譲、やや古い感じもあったけどなかなか面白かった。
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kaikoma
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家族の過去に踏み込むミステリーは多いですが、架空の街を舞台にしているとはいえ、北海道の旅情も満喫出来ます。街自体も過去に栄華を誇り、今は廃れている設定なので、家族の過去と相俟って、何となくセピア調のイメージが頭から離れない作品です。
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マリコ
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お父さんが突然いなくなった…20年足ったいまその真相を確めるため北海道へ行く岩崎俊也。 少しずつ真相がわかってきた。何か思っていた感じと違っていて最後はふーんって感じだった!
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孝くん
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ネタバレ性犯罪を描くには、乾きすぎている文章。父の保身と被害者の人格崩壊。誤認逮捕もとって付けた感じ。砂の回路図は古い地図とでもいいたいのだろうか?帯にある「家族ミステリー」も、明らかに言い過ぎだと思う。 以下備忘 □美加さん(大学中退、うつ病、投身自殺) □沈黙の理由(消極的な共鳴者)  □暴行(レイプ・輪姦) □「…大人になれば、父親もただの並みの男に過ぎないとわかるのさ…」
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マシンガン
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冒頭から街区画や建築様式の説明が丁寧に描かれる。主人公の職業はその方面ではないので、読者へのサービスか作者の意図かは図りかねる。ストーリー展開はさながらゲームの推理アドベンチャーのよう。一つ進むごとに一つ情報が得られるのは都合が良いようにも感じられる。言うなれば、異国情緒に浸れる旅情サスペンス。
0255文字
Fujio Omura
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主人公の父は同世代より少し下。罪を犯さず、罪を見過ごさず、心に傷を残さず大人になるのは難しかった時代かもわからない。今も同じなのだろうか? 少なくとも平成30年間は罪を犯さなかった気がしてる。
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