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怪盗ニック全仕事6 (創元推理文庫)

感想・レビュー
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ダリア
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コロンブスの首/グロリアの赤いコート/バースディケーキのロウソク/オウムの羽根/浴室の体重計/劇場の立て看板/結婚式で放たれる鳩/一番でかいシーバス/ダブル・エレファント/空っぽのペイント缶/くしゃくしゃの道路地図/最高のおいしいアップル・パイ/機関士の五ポンド紙幣/仲間外れのダチョウ
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颯
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最終巻でした。グロリアとの出会い、失敗しそうになったり騙されそうになったりサンドラと共謀したり、最後まで楽しめました。
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左近
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とうとう読み終わってしまった…全集最終巻。グロリアとニックの出会い(しかも彼女自身が謎を解く)が遂に明かされる。テロや国際関係絡み等、現代社会を反映した事件が増えた印象。もし作者が生きていたら、まだシリーズを書き続けていたのか、どんなアイディアを練っていたのか。どこかから未発表原稿とか出てこないかなあ。ホックの訃報記事を読んだ時の、あの喪失感を今でも思い出す。レオポルド警部の全集刊行に期待しながら、サイモン・アークに手を出すか。記憶が正しければ、1巻は何年か前に読んだはずだけど。
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みき☆
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ニックとサンドラの関係性やグロリアとの出会いが書かれていて、面白かった。
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qoop
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40年に渡り書き続けられてきた本シリーズ、無価値なものに価値を付与する上で、ひねりを効かせる工夫は大変だったろう。最終巻に来てもこれは!と思う作品もあり、著者の発想には感心させられる。序盤の荒唐無稽さは別格だが(ターゲットの幅が大き過ぎるのは相変わらずで楽しい)それでも引き込まれた。本巻ではニックとサンドラのキャラクターの違いが効いている〈バースデイ・ケーキのロウソクを盗め〉、ニックとサンドラで推理パートを分け合うのが面白い〈浴室の体重計を盗め〉が印象的。
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いつき
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ネタバレ全6巻読了! 日本オリジナル短編集を何冊か読んだけど、全短編が年代別に並んでて、読みやすかった。手数料がインフレで値上がりしてくのとか、グロリアとの関係の推移だとか、サンドラとか。
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999
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面白かった。6巻まで続いた奇妙な依頼もこれで終わりと考えると寂しい気持ちになる。あまり見ない怪盗小説に感じて面白く読めたシリーズだった。
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蒼生
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ネタバレとうとう読み終わってしまった。引退とかではなく、作者が書いたものがこれで全部、という感じなんで、どこかからひょっこり出てきたりしないかな、という期待がある。結婚こそしてないもののグロリアはいいパートナーで、安易にサンドラと浮気したりしないのがよかった。値段があがったり、若い頃のようにはいかないと自重したり、歳月を感じさせるところも好き。他の作品もいずれ読もう。とりあえずそろそろ十二国記の再読をはじめねば。
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てんつく
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ネタバレ最終巻にニックとグロリアの出会い話持ってくるのはズルいと思う。
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さえぽん
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怪盗ニック短編集、とうとう最終巻。相変わらずの不思議な依頼と、飄々と仕事をこなすニック、相変わらずなようでいて、走行中の汽車から飛び降りるのを断念したりと作中での時間の流れを感じました。 思えばミステリの短編集連作の面白さに開眼したのが、黒後家蜘蛛と同時期にこの怪盗ニックシリーズの一巻を手に取ったのがキッカケだったなと思うと、シリーズが終了してしまうのが寂しくもあります。
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stobe1904
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【怪盗ニックシリーズ完結】短編ミステリの名手エドワード・D・ホックの怪盗ニックシリーズの最終巻。1作目では若々しかったニックも最終巻ではそれなりの年齢になり、時間の流れを感じつつ味わった。価値のないものを盗むニックだが、時には探偵役となり事件を解決したり、『白の女王』ことサンドラ・パリスと協業したりと色々な趣向を凝らして読者を楽しませてくれた。少し時間がたったら1作目からこの大好きなシリーズを再読したい。★★★★☆
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COLD SWEAT
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ついに読み終えてしまった。寂しい。これ以上読むニックものがないなんて。40年以上書き続けていたシリーズだから、小道具が時代に合わせて変化しかりしたけど、基本ほ不変。一番好きな連作ものです。
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Naoko Takemoto
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これで終わりかあと思うと力が抜けてしまった。しょうがないよね、作者が故人だし、そのうえで6巻まで出版してくれた創元さんと翻訳者に感謝です。6巻になって、やってニックとグロリアさんの出会いが明らかになったが、今迄の巻よりも人が死ぬことが多くなったような気が。でも、短編の楽しさを教えてくれたのは、怪盗ニック(と、実はジャック・リッチーという話もあるが。)たまたま図書館の新刊コーナーで見つけたことがきっかけだけど、短編の楽しさを教えてくれました。
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いちはじめ
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これが最終巻。まずは、ニック物を網羅するという本国アメリカにもない偉業を成し遂げた東京創元社と優れた紹介者・翻訳者、木村二郎(仁良)氏に深い敬意と感謝を。この後もホックの短編集……レオポルド警部物あたりを出してくれると嬉しい。いやもう必ず買いますので。
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ptyx
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★★★☆
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中原れい
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これでさよならの第6弾。淋しいなあ…お別れなことも、いろいろな点でニックの活動が変化したことも。はじめは、鮮やかに仕事してから中身がわかることさえあったはず。それが「何のため?」「聞かない約束」のやりとりになった。グロリアを巻き込まねばならないことを考慮して逃げ場のないことを避けたがるのかなと思うのでここは淋しくも納得。パターン化したとか言いたくない、怪盗も年は取るwサンドラと協力する場面も増えたのはグロリアには悪いけど楽しく淋しい納得。サンドラが現れる前の雰囲気がかなり好きだったから。6冊楽しかった!
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kanamori
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☆☆☆
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Inzaghico (Etsuko Oshita)
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「『価値のないもの』だけを盗み続けた愛すべき泥棒の活躍もこれで見納め! さらば怪盗ニック」。万感迫る帯の文句にまったく同感。 「価値の(ほとんど)ないもの」というのは、ニックや一般市民にとってであって、依頼者にとっては価値はありありなのだ。そのせいで、いつもトラブルに巻き込まれてしまう気の毒なニック(笑)。好敵手であり、ときに仕事上のパートナーであるサンドラ・パリスとの丁々発止のやりとりも好きだった。
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二葉
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ニック物全訳最終巻。同じ全訳済みのホーソンに比べて作品の安定感はあったかな。この巻の最終話のラスト、本当に最後だと思うと感慨深い
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りきやん
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紡がれた挿話とともに成長もすれば若さも失うニック・ヴェルヴェット。時代に合わせて報酬は吊り上がれど金銭への執着は減り、かつ不合理への探求心とガールフレンドへの想いは(さりげに)増したようにも思える。赤いコートに体重計、ペイント缶とアップルパイとダチョウが好印象。白の女王がよく出てくるけど数年ぶり?とか、何故かやたらと人が死んだりとかの怪盗ニックもついに最終巻、八十七編にわたって盗みつづけたくせに、読者にはかけがえのない楽しさと共にたくさんの思い出を残してくれました。大いなる賛辞を贈ります(無価値のね)。
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J・P・フリーマン
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怪盗ニックの活躍もこれで見納め。虎に始まりダチョウに終わるシリーズでした。悪党同士の騙しあいが多かったという印象。シリーズを通してみると、個人的には2巻目が一番おもしろかったかな。ニックの盗みのテクニックもキレがあったし、変化球的な作品も豊富でした。
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SEI
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ネタバレ短編の名手ホックが記した怪盗ニック物全集、最終巻。多くのシリーズキャラを生み出した著者だが、ニック物は特に変わっていて、価値のないものしか盗まないというコンセプトから、HowとWhyの両方の謎を提示しているという魅力がある。 が、初期はその二つが辛くも成立していた印象だが、後期になるにつれHowは荒み、Whyも平凡なものになった。 今巻もそれは変わらず、正直言って感心した作はひとつもない。強いて言えば、紙幣を盗む話が面白いくらい。 それでも読めるのはマンネリに対する安心感だろう。 好きなシリーズだった。
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