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ウィークエンド・シャッフル (角川文庫 つ 2-32)

感想・レビュー
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世都セレナ
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「佇むひと」後半泣いてしまいました。これが読めて良かった。「「犬の町」なんだか好き。表題作面白かった。
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mado
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ネタバレ滅多にできないウィークエンド旅行のおともに持って行きましたが、とんでもない激しさで、鞄から出したら猛犬のように暴れ回るのではないかと心配でした。本全体の出血量もなかなか。『犬の町』は純文学テイストで特に難しかったですが、虫ピンが出てきたのであっ!『虚航船団』だ!とテンションが上がりました。一見何でもない一文のように思えましたが、筒井さん文房具の中で虫ピンがお気に入りなのかな?と勝手に想像して楽しくなりました。その当時って虫ピンをそうやって使ってたのかな?筒井さん流?『佇む人』『旗色不鮮明』がすきでした。
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あつ子🐈‍⬛
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積ん読消化。学生の頃、文芸部諸先輩方の真似をして、よく分からないながらも散々読んだ筒井御大。お久しぶりですの作品もちらほらです。私もやっとツツイストを名乗れる身になったかしらん。 安定の『佇む人』。文壇バーに集ったかつての硫黄島の戦いの生存者たちが思い出を語り合ううち、実際に砲弾が飛びかいはじめ─『「蝶」の硫黄島』。支持政党次第で日々の生活もままならない様を可笑しく皮肉たっぷりに描いた『旗色不鮮明』。余命わずかな富豪の残酷な運命『生きている脳』。親子の憎しみの連鎖がやりきれない『さなぎ』がお気に入りです。
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月魚
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ネタバレ筒井氏は確かに小説というものの可能性を広げてくれる作者の一人である。また、「旗色不鮮明」をはじめの何篇は今の時代に読んでも全然時代遅れな感じがなく、びっくりしながら皮肉とも思われる。
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Takahide✈Yokohama
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再読。もっと前に読んだと思ったが去年だった。なのでほとんどの話を覚えておりインパクトは今一つ。『「蝶」の硫黄島』と『犬の町』はやはり分からない。
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うどん
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面白かったー ぶっ飛んでるなあ 小説の可能性を広げてくれるような作家さんだと思う。
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Takahide✈Yokohama
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『「蝶」の硫黄島』と『犬の町』は何だからわからなかった。
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敷島シットパイカー
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玉石混淆
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たぬ
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☆4 筒井氏もこれで30冊目だけどまだまだ未読本があるのが嬉しい。13編のうち特に良かったのは「佇むひと」「如菩薩団」「旗色不鮮明」「生きている脳」「ウィークエンド・シャッフル」の5つ。「旗色」は悪意ある漢字変換で現実の政党や宗派をパロっていて笑いが漏れてしまったし「脳」はとびきりの恐怖と絶望。言葉遣いは上品な女性が下衆な行動を繰り広げるのはいかにも筒井節で安心するね。
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Taka
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ネタバレドタバタしながらも、明らかに鋭い針のような怖さがそこかしこに刺さった短編集。佇む人。そもそも柱とはなんなのか。如菩薩団。強盗がお淑やかじゃないと誰が決めた。蝶の硫黄島。よくわからんが、戦争のことをよくお知りで。ジャップ鳥。世界ブラックジョーク。旗色不鮮明。俺と同じ集団に属せよ。弁天さま。??どういう気持ちで読み終わればいいの。モダンシュニッツラー。?シュニッツラーという作家がいるようだけどその情報は暗号。??。生きている脳。誰も知らない。犬の街。?さなぎ。ただ不快で怖い人間。表題作。終わりよければ。
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パンチ
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短編集。筒井康隆らしい挑発的な作品が並ぶ中、少し文学的な"犬の町"が気になった。一体何を読んだのか、まだまだ理解は及ばない。文学的というよりはハードボイルドの雰囲気があったかも。"カウンターの向こうに女がふたりいた。ニキビのある眼鏡をかけた女と、ニキビも眼鏡もない女だった"
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かじ
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久しぶりに本屋をうろうろしていて見つける。そして図書館で借りる。「佇むひと」はどこかで読んだことあるけど、とても好きな作品のひとつ。「ジャップ鳥」「モダン・シュニッツラー」のコメディ的なノリもいい。しかし喜劇と見せかけて最後に空恐ろしさに落とす「旗色不鮮明」「生きている脳」とか、それこそ表題作「ウィークエンド・シャッフル」とか。たまに無性に浸りたくなる筒井ワールド、存分に堪能した。個人的には「イヤミス」とかよりよほど嫌な後味が残り、それがまたたまらんのである。
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ふじこ
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紀伊國屋限定復刊ということで迷わず購入。いやあ、面白かった。30年以上も前に書かれた物語たちは色褪せることなく現代を痛烈に皮肉ってくる。表題作が特に凄まじい。ある日暢子の元に一本の電話がかかってくる。ひとり息子の茂が誘拐された。そこからどんどん読者が想像し得ない方向へと話が転がっていく。行方不明の夫、夫の振りをする泥棒、暢子の学生時代の友人たち、夫の上司、警察。次々に訪ねてくる自分本位な登場人物たち。振り回された挙句にたどり着くラストが問いかけてくる。「お前もこうなんじゃないか?」と。
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亜済公
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「佇む人」が面白かった。「さなぎ」も面白かった。が、面白くないのもあった。性描写の多い作品は、どうも肌に合わない。「弁天さま」とか。「ウィークエンド・シャッフル」の面白さもわからない。エロを抑えた官能小説を読まされているようで、つまらないし「文学だ」と言われても納得しかねる。別の本だけど「魚籃観音記」も面白いとは思えないんだよなあ。
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