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ミステリーズ! Vol.93

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みつ
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懸賞付き犯人当て小説である米澤作品の解決編は、思わせぶりな末尾に「さては」と想像しつつもなかなか頭に入らない。次号で当選者発表とともに選定経過の解説がありそうなので、そこを待つことにする。今回問題編が掲載された東川作品は、特徴的な鉄道ダイヤグラムからあたりをつけたが、そんな簡単なものではあるまい。第二次世界大戦時の日系人収容所を舞台にした真藤氏の新連載、一種のパニック小説である福田氏の連載は、面白く読めた。連城三紀彦作品は、二人の女性のやりとりだけからなる心理戦。意外な展開も含め、名手の巧緻な技が冴える。
0255文字
槇
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■作家はどこまで書いていいのかという問いについては、批評家でもある笠井潔さんの言葉が印象深い。笠井さんによれば「どこまで書いてもいいんだ。ただしそれによって殺される覚悟があれば」と。これは、死んでもいいなら何を書いてもいいということではないと思う。作家の覚悟について語っているのでしょう。非常に強い言葉ではありますが、翻って言えば、殺されかねないほどの思いをしてでも書くことか、別の形では書けないのかという問いは、常に自分の裡に持っておくべきかもしれません。【米澤穂信×北村薫「ミステリーを通して世界を見る」】
0255文字
二葉
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ここ数号連載物にいまいちのめり込めない。 読み切り作の方が、いい印象
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てんつく
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前回の犯人当ては正解してた。でも小鳩くんみたいに考えた訳じゃないからなぁ。今回の犯人当ては再読して考え直してみる。真藤順丈「塔の国」は舞台が馴染みがないので、取っ付きにくかったけど、面白そう。今後に期待。そして柚木さんの事件の今後が女性関係も含めて気になる所。
0255文字
crow
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米澤穂信「伯林あげぱんの謎」
0255文字
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