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ハーバードの個性学入門:平均思考は捨てなさい (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

感想・レビュー
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Yodo
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アメリカで全てのサイズが平均的な人を探したけれどいなかったと書いてある。身長、体重、腕の長さや、ウエストが平均値だからといって、お店に合うサイズの服が置いてがある、しか良い事も無いかもしれない。工場の品質管理で平均を使うのはよいけど、人に適用するのは悪だと書いてある。少しの差で、当時の学校教育が自分に合わなかったから平均は悪だと言っている論調だった。それでも頭のいい側として本まで書いているのに、何が気に入らないのか。そんな人の教育論ではあるけど、大学ではなく資格試験で単位を認めろと書いていた。
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つっきーよ
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平均値の人間は存在しない。項目を絞り誤差の範囲を大きく見積もったとしても平均値に当てはまる人間は数パーセントしかいない。19世紀に平均値が社会学に利用されるようになってから教育、経営、医療の世界でも平均が使われるようになった。しかし、本来平均は集団同士で利用する物であり、個人に対して使う物ではない。人間にはばらつきがあるし、環境などの文脈によっても変化する。平均的な人間が存在しない以上、人それぞれの個性にあった環境を用意しなければならない。平均の問題点を科学的根拠を元に指摘していたのがおもしろかった。
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ベガ☆
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平均はとても便利でわかりやすいし、なんだかそれっぽい結論を導けるし、大方の課題をとらえるの役立つツールとして実力がある。よって、平均を使う平均的思考は、これまでの歴史の中で社会の仕組みや価値観を創り上げてきた。が、その便利さゆえに、見えなくなってしまっている部分があると警笛をならし、個への意識の集中を説く。 お気に入り部分 平等なアクセスは、標準化された同じシステムに誰もが確実にアクセスできるように、個人の機会が平均的に最大化されることを目指すので、システムが個人にフィットするか否かは考慮されない。
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あつお
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個人の複雑性を重視する本。 本書は「平均」という概念が社会や個人に与える影響を批判し、多様性の重要性を説いている。①人はそれぞれ異なる特性を持ち、一面的な評価基準ではその全体像を捉えられないと指摘する。②教育や職場では、個々の特性に合わせたアプローチが求められる。③成功は他人と同じ基準を追うことではなく、自分の特性を理解し活かすことにある。本書は、多様性を尊重し、個人の潜在力を最大限引き出すための新たな視点を提供する一冊である。
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バルジ
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物事の見方としての「平均」をその玉座から引きずり下ろす痛快な一冊。著者が「平均」から見ると劣ったであろう経歴だからこそ強い説得力がある。近代はいわば「個性」を殺し「平均」を称賛した時代である。しかしその「平均」は時に幻影てあり害悪すらもたらす。本書冒頭の航空機のコックピットの小話は正にそれを象徴する。実在しない「平均」に振り回さるのではなく「個性」に着目するのが本書である。「平均」では推し量れない人の特性をどのように活かし伸ばすのか、新たな時代に突入した現代人にとって深刻だがしかし希望のある話である。
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嘉月堂
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ネタバレ呑み込みが早いほど頭がよいという強固な信念は確かにある。子どもの発達段階という思い込みもある。そんなものはどうやら迷信らしい。個性に応じた教育をすればよいんだがこれがなかなか難しいんだよねと思う。著者の高校中退からの大学での逆転を見ると希望があるような気もするんだが、やっぱり数学はできたのねと思うと、なんか少し騙されたような気がする。数学出来ない者でも大丈夫なんだろうか。学習のペースを個性の応じるようにすれば、東大理Ⅲに行った同級生と同じくらい数学出来るようになれると思えない。
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おおかみ
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著者は、多様性と個性を認識し、尊重することの重要性を説きます。この考え方は、教育、職場、さらには個人的な関係においても、私たちが持つ「平均的な」期待や評価基準がいかに無意味であることを知って衝撃でした。読み進めるうちに、「特殊なケース」としての自分自身をより良く理解し、受け入れることができるようになった。 私たち全員が特殊なケース、というのをよく意識し、「ふつうは」とか「平均的には」という言葉がでてきたらあまり気にしないようにしたい。
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こよみ
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学校は平均的な生徒との比較で個々の生徒を評価し、会社も平均像と比べて社員を評価する。しかしなぜ、平均という言葉、概念がここまで幅を利かし、私たちの生活を遍く支配しているのか?本書はそんな平均的思考の成立過程と統計的思考の穴を指摘し、平均という私たちの体の中にこびりついた概念に囚われないように諭す趣旨の本となっている。本書を紐解いていけば、色々歴史的な経緯、紆余曲折があって平均的な人間像というのが信奉されていったことがわかるけども、仮に一言で答えるならこの言葉に集約されるだろう。曰く、ハロー効果が生み出した
こよみ

体のサイズや才能といった人間的な特性には必ずしも強い相関関係があるというわけではなく、密接な関係性は存在しないという研究結果がいくつか引用されていて、中でも私が興味が惹かれたのは性格的特性。

01/31 08:50
こよみ

この条件があったらこうなる(条件と帰結)というコンテクストの違いによって性格でさえも(例えば正直さ、従順さ)にも異なる結果が生まれる、というのはある意味衝撃的だった。もちろん人間には絶対的な人格、絶対的なパーソナリティなど存在しなくて、相手によって、場所によって、時間によって人は人格を使い分けるというのは肌感覚として知っていたけれど、こうまで顕著にコンテクストによって性格(取る行動)が異なるというのには心底驚かされた。だからまあ人と接する時には安易なラベル付けをせず、状況状況でその人の性格は変化するという

01/31 08:54
3件のコメントを全て見る
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ぐってぃー
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すっと落ちてこずに何回か読み直したりしたあたりは、筆者のいう「平均思考」にどっぷり浸かってるということでしょう。あるいは、「正解なんてない」ことを認めたくないだけか。考えたらそらそうやって話なんやけどな。 以下メモ ・人の行動はコンテキスト(文脈・環境)によって変わるので一面だけみて判断するな→逆にいうと「決めつけ、他者評価」に病む必要はないということかもしれない ・ゴールに至る道は人それぞれで、パターンなんてない
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よう
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世に蔓延る平均至上主義を批判し、個性を受容した上でいかにそれを活かすべきかを解いた本。 受験における偏差値や会社での評価などあらゆる場面においていかに平均という価値基準が蔓延っているか気付かされる。そして自分がこの本を読んでそう気づいたようにいかにそれを無批判に受け入れていたかという事も。筆者自身がエリート街道を歩いてきた訳ではないのにこうして学者として本を執筆しているという事実自体も非常にこの論に説得力を持たせてくれるし、単純に勇気が出る。自分がどう生きるべきかについても改めて考えさせてくれる本でした。
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夏川 あおい
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長らく当然と思われてきた事柄に時々疑問を抱くのはあらゆる出来事において健全な判断である。結果はゼロ。4063人のパイロットの中で10項目全てが平均の範囲内に収まったケースはひとつもなかった。平均的なパイロットなど存在しないのである。すごいな。自分と一緒にいる時以外にも、相手は色々なコンテクストにいるという事実を忘れなければ、相手に対する理解も深まる。factfulnessの二分しないことに似てる気がする。私たちは全員が特殊なケースだ。自分自身平均主義的思考だったのだが、それだけだと危険だと思った。
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juunty
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冒頭で「平均化する不都合』「平均化の歴史」がよくまとまって記載してあり、その部分を読むだけで納得してしまった。その後の部分は、平均化がどのようにして社会現象として現れるかについて、実例を検討する内容になっていた。
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Motonori  Sota
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平均は間違える、平均に基づいて設計されたシステムは失敗する、という具体例をみるとなるほどと思う。なお当然ながら、ここでの平均とはデータ、数値とかの平均のこと。体操の平均台とかは平均でないと転落者が続出するので注意。
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ぴ
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タイトルが残念!でも本当に良い本です。 社会が「平均」「偏差」というものを中心に考えるようになった背景や歴史的考察 またそこから考慮される欠点も含めて丁寧に研究している書籍です。 自分が前提としていた統計的思考がいかに脆弱だったのかを気づかされる本気の良書でした。
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run
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ネタバレ天文学から始まった「平均」や「偏差値(標準化)」の概念がどのように我々の生活に浸透し、価値観まで変えてしまったのかを、歴史的な視点を交えて説明している。 特に印象に残っているのが、「若く成功する」「短期間で習得する」など、物事を達成する速さが人の有能さを判断する材料になっている点を筆者が痛烈に批判しているところ。 他人と比べて落ち込むことの多い人にはぜひ読んで欲しい。
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( ^ω^)おーっ!
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過度な平均主義を批判している。現在、平均主義なる教義が蔓延っているらしい。それは、「平均は理想の姿で個人はエラー」と、「ひとつのことに秀でている人は、ほとんどのことに秀でている可能性が高い」という二つの仮定に拠っている。今日、個人は平均という尺度で評価される。個性よりも平均値への近さが重視される。学校も企業も、平均的な人間を基準に置く。平均的な人間など存在しないかもしれないのに。現代社会の平均信奉に疑義を呈している。
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May
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何度失敗し、挫折しても、道は一つだけじゃない。自分に合った、他の人とは違う道が、必ずどこかにあるのだと信じたい。
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jackbdc
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痛快な本。表題の和訳がイマイチ(自己啓発本と誤解してしまった…)。教育大学院で個性学を研究する筆者が科学的論拠に基づいて個性バラつきの蓋然性を述べた本。人それぞれ得意不得意があり、成長の度合いも事なるし、文脈により発現の仕方も様々であると。これらには薄々気付いていているのに、私は何故か単純化欲求に贖えないことが少なくない。本書は自己理解、子育てや職場に要する他人理解を促し、迷いを払拭するのに役立ってくれそうだ。しかし全て解決という訳ではないだろう。新たな課題(個別対応の手間とか)への対処が控えている。
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カイ
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人間の「単純化したい」という弱点が、よくわかります。テクノロジーの明るい面も、よくわかります。「人それぞれ」ということが、道徳ではなく、科学実験によって確認できます。実験結果を知れば、自然と他人に優しく出来るようになると思います。とても良い本でした。
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いびがー
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個性が重視される現代において、平均という概念が一人一人の潜在能力をつぶしてしていることを教えてくれる作品。 平均という概念が生まれた時代背景を教えてくれるとともに、何故いまの時代に平均思考がそぐわないのかも論理立てて背説明しており、個性の重要性を納得できた。しかし、平均重視社会から個性重視社会へ移行することの難しさや、その問題の具体的な解決方法を示してくれていない点が残念だった。
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unamaster
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面白い。まさに視点の転換。平均値を目指すのは世界的な傾向であり日本だけではなかった。平均が最高なのだという思想があった。テイラーの法則。
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yama03
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平均の概念自体に問題はない。問題なのは「平均思考」。平均は集団の比較をするには都合がよいが、個を集団の平均から考察するのは危険である。学校でのテストの点数を考える。学力は二極化が進んでおり、中央の山が高い正規分布ではなくなっている。例えるならフタコブラクダ状態。平均値は中央の凹みになってしまう。「平均的な学力」という概念は意味がなくなってきている。学校現場で指導されている先生方なら「平均的な子を見据えた一斉指導」は限界に来ていることを肌で感じておられるはず。「個に応じた指導」には1クラスの人数が多すぎる。
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大先生
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「平均的な人間など誰もいない」これは驚きでした。私たちは平均思考・標準思考に毒されているのかもしれません。本来人間は、①才能にバラツキがあり、②置かれる環境や状況によりいろいろな顔があるもので、③成長スピードや経路は人それぞれです。例えば、数学は超得意でもコミュニケーションは超苦手、練習では超上手なのに本番に超弱い、人より時間は超かかるけど超良い仕事をする…こんな人がいたとしたら本当は優秀かもしれないのに社会では落ちこぼれとされるでしょう。平均思考は集団には有効でも、個人には必ずしも当てはまらないのです。
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TAK.I
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世の中の平均主義を分かりやすく解説し、これからの時代は個性に焦点を当てるべきだと論じている。平均という考えがどのようにして生まれたかも大変興味深かった。自分たちが当たり前のように生きてきた学生時代も所詮平均と比べてどうだったかで評価されてきたに過ぎない。しかし、個性を大切にし、自分はどういう人間でどんなことができるかを客観的に理解するのは難しいと同時に責任も課される。社会が変わり、高大接続、小中と、教育が根本から変わらないとなかなか平均思考から抜け出すことはできない。個に応じた教育への転換が求められる。
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はな
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バラツキの原理→人の能力や性質に「標準」は存在しない。私たちは全員が特殊ケースである。 コンテクストの原理→同じ能力・性質でも状況や環境で違った反応を示し、別の結果を生ずる。 迂回路の原理→人の能力は階段を上る様に決まったパターンで成長するのでは無く、平面の格子目を角ごとで行き先を選択して進む様に成長する。成長が停滞したり遅れた様に見えることがある
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anaggma
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従来のやり方に問題が有るのは分かっている。でも、他にやり方があるのか? が一般的な反応だろう。やり方はある。ただし、沢山のデータと実験が必要というもの。皆と同じところで、少しでもいい成績をあげるために、家を抵当に入れて大学に通わせ、個性を伸ばす努力を放棄させる現状への批判は、鋭い。
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藤井宏
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工業化にあたって、日本で売られている野菜のように規格どおりの人材が利用しやすいということで、皆と同じことをスケジュールどおりにやって、みんなより秀でていないといけないという大学を頂点とした学校システムがつくられた。でもそのような人材はすぐに取り換え可能ということで、企業の中には離職率が高く、そのコストがばかにならないところも多い。個人個人で知性にもばらつきがあり、一元的なテストで評価することはできないと説く。
藤井宏

人それぞれニーズも違うのだから、カリキュラムですべての必修科目を何時間学習し習得したから学士となるとか成績が示されるというようなものでなくて、個別に自分の習得したい内容を選択し、自分のペースで学んでいく、成績でなくコンピテンシーの評価がなされる将来が望ましいと述べる。

03/15 01:13
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ラフター
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まあまあ結構おもしろかった。 難しいところもあったので完璧に理解できたとは思えないが、じっくり読んでみたくなる。
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Hiiiroyuki
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平均とか一般的って言葉が好きな人は多く私もその1人だったが、皆バラバラが大前提であると書かれているとのことで手に取った一冊。 個性には3つの原理がある。 バラツキの原理。平均通りなんてものは世の中に存在しない。皆バラツキがあるのだ。コンテストの原理。状況によって人間変わるものだ。学校で真面目なあと人は家では怠け者かもしれない。迂回の原理。ゴールに向かう道筋は人によって違う。学校教育は同じ土俵で同じゴールに向かう競争をしているに過ぎず個性を潰している。全てのビジネスマン、親に読んでほしい素晴らしい一冊。
0255文字
武井 康則
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1940年代の末アメリカ空軍は事故防止のためにコクピットを見直し、まず4063人のパイロットの身体測定を実施する。身長や腕の長さなど10か所の値を取って平均しその範囲に収まる兵士が何人いるかと数えると、なんと0。3項目に絞り込んでも3.5%。平均とは何も示していなかったのだ。本書は平均という考え方の誕生、その発展の歴史、まず工場システムで使われ、教育界に浸透していく。しかしその実態は、空虚。まずデータの振幅が激しければ、無意味な数字になる。次に無意味な関連付けで一元化しすると無意味になる。
武井 康則

例えばIQは記憶力とか図形とか、語彙とか様々な項目の総合だが、数値だけ見ても、何が秀でて、何が不得意かわからない。しかし、そんな数値で受験をしているのが現状だ。Googleなどは、社員の採用に出身校や成績をやめ、新しい方法を導入している。またそんな試みはほかでも見られるようになった。平均から作り上げた大量生産工場の、人が合わせるやりかたから、人を生かす方法。やり方は、必要な複数の項目の成果を見るなど、たった一つの平均値に比べれば複雑だが、コンピュータがあるので、今後ははるかに簡単だろう。

12/16 23:46
武井 康則

海外の科学入門物は初心者にもわかりやすく質も高いのだが、長い。エッセイだからだろう。日本の新書のように、実験やそのデータをかいつまんで説明し、結論を書いてくれた方が簡潔で分かりやすいのに。ヒジョーにナガイ。

12/16 23:49
0255文字
いしくろ
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人間を平均だけで捉えることはできないよ。というお話。 平均という考え方が世の中を発展させた。仕事の平準化は世の中を豊かにした一因。でも、その分生きづらい人間も増えた。平均より下回った人間はペケを付けられ弾かれる。平均的なやり方が合わない人間は周りに遅れとっているように感じ自己嫌悪に陥る。著者は言う、平均的な人間はいないと。身体的な話、空軍の話。いくつもの実例を述べながら平均的な人間なんていないよと訴える。自分の個性をきちんと把握すればいい方向に進むだろう。そのきっかけをくれる本。
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しゅー
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★★ バラツキの原理▪コンテクストの原理▪迂回路の原理。これだけ覚えておこうっと。
0255文字
(っ ॑꒳ ॑c)
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平均という言葉は生きている中でなにをするにも必ずあって、それはひとつの自分を見るものさしみたいな物だと考えていたが、しかしこれは実体のないものである。だが人はこれに囚われることで自分を見失い、それにより本来の実力が評価されずに自分自信に対して嫌悪感を抱いてしまう。そのため、この平均主義を打開するように自分にあったものを見つけることが重要になっていることが学べた。
0255文字
モカちゃん
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こういう時代がやってくると良いな
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の
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刺激的な本。人間はそんな簡単に平均化できないってことが改めてわかる。
yomineko@ヴィタリにゃん

私も平均化してないです。語学だけが突出してて他のは全部ダメですw

05/23 05:19
0255文字
ねこ
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冷静に考れば全くもって当たり前ですが、平均というレトリックに、まんまと騙されていたようです。ところどころ感銘を受ける箇所があるのですが、ただ全体的に面白みに欠けたのが惜しかった。とても興味深い内容な分、また必要な時にしっかりと熟読したいと思いました。
0255文字
アリョーシャ
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書店で「面白そうだけどうさんくさい」と思いながら買った本だったが、どうしてなかなか面白かった。個人の能力にはバラツキがあり、特性はコンテクストに影響され、成長への道筋には迂回路がある。気体分子と違って人間は一人ずつ異なっているにもかかわらず、同一だと仮定しまう「エルゴード性のスイッチ」の話が興味深かった。
0255文字
qbc
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インポート
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ほーしょー
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私たちが普段当然と思っている教育制度、会社の評価制度や人との比較などに潜む平均主義の欠陥についての本です。 平均主義ではなく、個性に注目することで私たちは自分で定めた目標実現に集中することができる。 人間の能力にはバラツキがある。 その能力を発揮できるかどうかは環境に左右される。 目標に至るまでの道は1つではない。 この3つの理由から、平均主義よりも個性に着目することで、誰もが平均的なモノサシにとらわれず自分の人生を充実させることに繋がる。 平均の欠陥がわかりやすい例で書かれていました。
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