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新任巡査(下) (新潮文庫)

感想・レビュー
76

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YONDA
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新任交番巡査の仕事が事細かく書かれていて、お仕事本の趣が強いが、伏線があっちこっちに張り巡らされ、それが警察を揺るがす大きな事件と繋がっていく。 読書中、駅前の交番で、立番いないから警ら中?人員配置は何人だろう?とか交番を観察してしまった。
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smelly
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ネタバレなにこれクッソ楽しかったんやけど!再読やのにこんなに興奮できるおれコスパええなぁ🧐下巻はアキラパートから始まり、これまた夜勤編をじっくりと早蕨係長と一緒に学んでいきます。そして、そしてそして小夜子さんからとあるブツを預かり、そして事件は明るみへ、、、。というお話。火事の犯人が分からんのと、ライトとアキラの夢の会話がちょっとアレやったけど、驚きと興奮で大満足!おれは、新任シリーズが好きだろう。そして、シリーズの再読を、するだろう。笑笑
0255文字
基本読書は昼休み
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内田アキラ女警の交番勤務の1日。が下巻の半分位まで。そして急に少女連続行方不明事件の重要な手がかりと真犯人へ。 上巻と下巻の半分までの“警察お仕事小説”部分は最後まで読むと伏線なんだけどちょっと長すぎるというかクドすぎるというか。
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鍵ちゃん
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内田希、22歳、女警。飛び抜けて優秀な彼女には秘密がある。少女連続行方不明事件の目撃情報と、警察署内の「開かずの間亅の噂。わずかな手がかりから事件の真相に迫る二人の新任巡査の背後に襲いかかる凶刃、そして命の危機。巧緻に張り巡らされた伏線の先に浮かび上がる驚愕の真犯人とは。下巻に入り話が進み意外な所から犯人がわかるが、反面新任巡査の二人の置かれた場所があまりにも可哀想。最後は話が有耶無耶でした。今後の二人の活躍に期待したい。
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しょう
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ネタバレ【下】では頼音の同期のアキラ視点で物語が進んでいく。「お仕事小説」の特性は変わらずに分かりやすく、詳しく説明されていく。頼音に比べて感情の起伏があまりないアキラだが、これもこれで面白い個性だ。少女連続行方不明事件も動き出し、予断を許さない展開に突入していく。新任巡査の二人にとってはかなり厳しい事件となったが、新人二人を見守る諸先輩方の眼差しの温かさを感じた。ここまで緻密に組み上げられてきたリアリティにひびが入った感は否めないが、物語の面白さまでは損なうものではなく、十分に楽しめた。次作にも期待したい。
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オリハシ N
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警察お仕事小説、が入り口であり、現在の警察機構の一般概略がよく書かれているなと思います。ただ自分レベルで、この階級社会の機微の飲み込みにはやや苦労します。そう言われればそうなのかで。ただ、高邁な理念と現場の葛藤の中で、自死する警察官が一定以上生まれる現代背景には、少し触れられた気がしました。後半1/4では同じ作家なのかというくらいミステリー色を帯びてきて、最終章に突入していきますが、これだけ専門性の煙幕張られていたら、そりゃ伏線読めませんね。最後に作者の暑苦しいほどの熱量は感じました。
0255文字
おやぶん
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これは是非とも続きが読みたい。 まさかまさかの展開で一気読みをしてしまいました。 全巻から主人公が変わってどうなるのかと思っていたら 複雑に絡み合って結局主人公はライトかな? 面白かった。
0255文字
tai65
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星4つ
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あつし@
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とにかくすごく面白かった。個人的に久しぶりの「当たり」作品、作者。上巻のお仕事小説ぶりだけでも充分面白かったのだけれど、下巻にきてこれまでに味わったことのない興奮を覚えていた。ミステリとして 予期しなかった伏線の回収場面に出くわし、何度も該当場面を読み返してみたりしたことで。うーん、真犯人とノゾミの設定の是非が問われるかな…。でも、しかし、これは凄かった。秀作。
0255文字
smelly
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ネタバレ下巻はアキラ篇から!の新任巡査。めっちゃ好み!前巻に引き続き、今回はアキラのお仕事から。早蕨もええキャラしてるね!で、そうこうしてるウチに状況は徐々に変わって、何とライトが受傷する!「??」ってなってるうちに黒幕が登場してきてアキラも危機一髪!と、後半からの急転直下っぷりに見事に乗っかかり、最後まで楽しく乗せてもらいました!いやぁ、東口交番の面子が出揃った時は涙出そうやった!おれは、この作家さんが好きなのであろう。そして、まずはこの「新任シリーズ」を追いかけるだろう。その未来はもう、見えてるだろう。笑笑
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しゅー
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ネタバレ★★★著者自身も解説で語っているように、本書は「新任〜」シリーズのなかでも一番な異様とも言える「熱さ」を持っているし、もっとも「ヤリタイ放題」な感じがする。「熱さ」のほうは嫌いじゃないけれど、「ヤリタイ放題」のほうはミステリとしての真相〜ロジックの問題ではなく犯人像〜に、かなり無理を感じた。「新任警視」も「新任刑事」も、驚きの真相ながら作品世界とギリギリのバランスを保った結末となっている。その点、本書の犯人像は意外性を優先するあまり、そこまで緻密に積み上げてきたリアルな警察像をぶち壊しているのではないか。
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とま
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後半戦、名探偵アキラの推理の説明についていけなかった。もう少し読み込んでれば伏線とか見つけられてもっと楽しめたかな。それと、あとがきがあると作者の心境を肌で感じられて親近感が湧く。お仕事小説としての「熱さ」の部分が楽しめた。
0255文字
coldsurgeon
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職場小説・警察小説の醍醐味が味わえる物語,そして職場新人に向けての応援の物語でもあるのかもしれないと思いながら、下巻に読み進めた。展開はミステリーへ、そして伏線は前半にあった。新任巡査の泣き虫上原と、能面アキラの二人のバディぶりはすごかった。不肖警察官の粛清は、細かに書かれていないが、単純に闇から闇へ葬ることにならなければいいが。しかし、警察官、特に地域交番の役割が、よくわかる小説であるのは、確かであり、読んでよかった。
0255文字
風柳
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職場小説としては結構面白いと思ったがミステリーとしてはうーんという感じ
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ぶんぶん
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【図書館】いよいよ、下巻である。 単なる警察のお仕事小説として読んでいたが、後半に行くにつれてガラッと変わる。 ああ、こんな伏線もあったのだ、というミステリーでした。 細かく巡査の形態を書いているからミステリーになった時、生きる。 しかも、二転三転して着地もSF調になる、こんな小説は初めて。 古野まほろ、まだまだ謎多き作家です、もう少し後を追ってみる事にします。 取りあえず、「新任警視」辺りを次作にしようと思います。
0255文字
ワンモアニードユー
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途中の急展開にパニック。やっぱただのお仕事小説じゃなかったか。ちょっと大胆すぎて荒い仕掛けにまんまと引っ掛かり、脳内を引きずり倒されて読了。しかも前半の希望の灯も消さないクロージング。賛否両論あるかもしれんが、私はかなり面白かったとして激推しします。
0255文字
ロボット刑事K
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お巡りさんのお仕事小説下巻です。しかし、ようやくお話が動き出すのも、下巻も2/3近くを過ぎてからとは。そこからは良く言えば予想外な怒涛の展開。悪く言えばそれまでのリアリティをおじゃんにするような荒唐無稽なオハナシ。そこまでのルーキーコップの物語が割と響くものだっただけに、ちょっとイタいです。ライトとアキラ、結局は警察官を続けることになり、めでたしめでたしですが、二人が愛予署に卒配になったのには艫利も一枚噛んでるんだから、飛鳥を殴る資格ねんじゃね?大負けに負けての☆4つってとこかしら。正義の味方サービスで。
0255文字
dr2006
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下巻はもう一人の新任巡査内田希(アキラ)の視点から始まる。警察組織の詳し過ぎる説明と新任巡査の試用期間の動静に、上下巻の90%が費やされることに賛否はあるだろう。だが、その鬱憤を晴らすかの様な緊迫した伏線の回収とエンディングへの誘引は見事だった。新任巡査を育てる側の心情にシンクロした自分は、不覚にも目頭が熱くなった💧きっと丁寧な人物描写により親身になった登場人物に、感情移入したからに違いない。お仕事小説の体で本格ミステリーが堪能できる希な作品。他の「新任」シリーズも面白そうだ⤴是非読んでみたい。
0255文字
Totchang
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第二章の「警ら・職務質問II」で早くもアキラの育ち方がわかっちゃった、と思ったのだが・・・。お仕事小説ではない本格ミステリの幾重にも編み込まれた仕掛けがすごかった。小説全体を構成する伏線、新任巡査に関わる伏線。夫々において予断を許さぬ展開で実に楽しかった。警察官というお仕事の大変さが伝わるし、階級というヒエラルキーも見事に描いていた。解説の村上貴史氏の勧めに従い、「禁じられたジュリエット」「新任刑事」「女警」を読んでみたいと思っている。
0255文字
オサム
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著者による巻末の「文庫版あとがき」が全てを言い表している。読みながら感じる執筆における熱意は、こちらがたじろぐほど。楽しめなお仕事小説として進めながら、そこに織り込んだ伏線を活かした最終的な展開の驚くほどの深刻さと凝り方。それらは効果的でもあり、また鬱陶しくもある。とても面白い部分と、説教くさい部分と、あんまりな部分と、それらが混在した上下巻だった。しかしとにかくもこの熱量の前には、少々の欠点はどうでもいいと思わされる(強引に)。こんな本は、そうそうお目に掛かれない。これは肯定評価である。
0255文字
りょう
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上巻で、まあ細かい交番の仕事を描いていて上巻全部と下巻に入ってからまでつかって、交番の仕事のほんの数日、それもたいした事件のない数日を描いていると思ったら、そこから、びっくりするような事件がおこって、あちゃー!これまでの描写の伏線がこんなにあったのかっ!ってなり、展開スピードがMAXになっていきます。後半、一気読み。この著者の他作品も読んでみようっと!
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八千
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ネタバレいやあ、なんとも凄いバランス。内容はほとんど上巻と同じく警察のお仕事小説であり、職質など日々の業務が綿密に描かれている。しかし終盤、上巻から四分の三辺りで物語は急展開する。ロジックにはここまで描かれてきた警察の規則規範が関わるが、作者が元警察キャリアな事を踏まえると、自らの持ってる警察知識で面白い謎解きが作れないか考えた作者のミステリー愛による本気の遊び心にも思える。犯人の邪悪さに対して人情風味の結末は少々ごり押し感もあるが、ここでリアリティを重視したら胸糞悪いオチだったと思うので結果的には良い塩梅かと。
0255文字
nonnon
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★★★★★
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詩界 -うたか-
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#読了◆様々な物語が一気に動いていく。アキラの成長、上巻の想い、それぞれがかみ合って物語は――◆警察の事を知りたいなら読んでも良いかな。ただ小説としては書き方が凄く気になって仕方ない。もう少し下巻へ行くための伏線が散らばっていたら良かった。所々で都合よく動いているように見えてしまう。勿体ない。
0255文字
shonborism
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中盤くらいまでは上巻同様新人巡査の濃密な研修のあれこれが続くが、後半で今まで張られた伏線が一気に京 火を噴く。お仕事小説でありながらガッツリミステリでもある感じは流石。
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SEI
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ネタバレ愛予県警の新任巡査アキラとライトを主役に据えた警察小説の下巻。リアリティはともかく圧倒的な密度で描いてきた新任巡査の日常は今巻でも続く。新人社会人に向けたエール小説でもあるらしく、警察を離れても使えそうな態度(自分で考える、正しく恐れる)を自分のことのように実感できる。大きな山場もないが、対照的な巡査二人の姿で興味を引いていく。 そして後半、いきなり雰囲気は変調し、本格ミステリへ。隠されていた謎とロジック、意外な犯人、現実離れした設定と、ある種ホラ話へ。自分はそのカオスを楽しめた。 佳作。
0255文字
ラック
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0255文字
hiyu
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上巻と同じような流れだろうかと読み進めると、こう来たか。もう少し伏線がはっきりした方が自分には読みやすかったかな。だが「器」の下り、これは他人ごとではなかった。
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ちぃ
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警察お仕事小説。警察学校の様子や、新社会人として署に配置されてからの指導を受ける側と指導する側が、経験者だからこそのリアルさで描写されています。警察官を目指していなくても教育課程は興味深いし、何よりこんな過酷な環境から警察官となるのかと思うと、警察組織に対する見方が変わってきます。後半ラストでお仕事小説からガラッと変貌するのも驚きの展開でした。なかなか異色で面白かったです。
0255文字
katsu
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上巻は「小説版マニュアルかよ」と思うくらい新任巡査への教育が細かく描かれており、やや退屈だったが、下巻は面白い。厳しいと思っていた先輩の愛情に触れて泣きそうになり、「上巻で読むのをやめずに良かった」と思っていたら、とんでもない事件が起こり読むのをやめられなくなった。
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てつ
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個人的志向ではあるが、とてつもなく面白かった。お仕事小説としても、ミステリーとしても。おすすめです。これから続編にあたるものを読みます。
0255文字
himanaka
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読了。物語は急展開へ。ライトとアキラの末長き未来を。
0255文字
YH
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ライトやライトを導いてくれた東口PBの面々には安心して、お巡りさんって頼れるけど…。何故、その上がそんなことに?あって欲しくはないけれど、でもここまでではないだろうが犯罪に手を染める上はいるだろう。信頼していた分だけ組織全体が悪いと叩かれてしまうが、一人一人の正義は生きている事は忘れてはいけないな。黒川さんはなんか悲し過ぎた。
0255文字
Jun Masuno
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上巻に続いて読む 新任巡査のお仕事物語で終わるかと思いきや、大きな事件が裏に潜んでいて 主人公2人が大活躍する物語 いずれにしろ、警察官への見方が良い方に変わりました
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カワやん☆
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警察官の動きを詳しく描写していて、その部分はなかなか読ませてくれました。
0255文字
Noshi Wada
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『教場』を読んだ時にも思った事だが、こんなにも過酷で厳しい警察学校を卒業し、こんなにも過酷で厳しい交番勤務を経験した全ての警察官を心底尊敬するわ…。元警察キャリアの著者が新人巡査の眼を通して警察の裏表を事細かに描く上巻は実にリアルで興味深いんだけど、読んでるこちらも新米気分で結構緊張を強いられる。いち市民としてはムカつく気もする職質や巡回の意味合いにもいちいち納得。かと思うと下巻では未解決事件に怒涛の展開があったりして吃驚!警察モノがお好きな貴兄には読み応え充分のミステリだと思う。
0255文字
チェス
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なんとなく怪しいと思ったけど、ホントにそうだったとは。面白かった。
0255文字
エイキチ
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ネタバレ文庫の古本 下巻はアキラを追いかける 新任研修の交番勤務 さすがアキラは卒なく職務質問も数をこなしてる 不審車両に乗ってた知事の息子の逮捕 ライトも駆け付けてたね 新任巡査の大金星に胸がすく アキラの生い立ちが語られるが 脳に深い障害を負ってから 優秀な頭脳を持つようになった 稀有な症例だって ちょっと無理筋 いや東大出ってすごいね でもその後の展開は作者いわく「身勝手で業の深いもの」のとおり ライトが凶刃に襲われ 少女連続行方不明事件の真相が明らかに それを明かしていくのがアキラだっていうからすごいね
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鈴木正大
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ネタバレチョッと天然で素直で人が好くて誰からも好かれるライトと美人で明晰な頭脳を持ちポーカーフェイスのアキラ、2人の同期の巡査の成長と衝撃的な大事件が組み合わさった複雑怪奇だが爽やかでちょっぴり説教臭いこの物語が大好きだ。刊行予定の新任警視にも期待してしまう。
0255文字
とび蔵
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ネタバレ上巻に引き続き、警察官に関わる部分は、リアルに描写されてます。 その分、ストーリーの非合理な部分が気になってしまった。 とは言え、警察の仕事が理解できたので、有意義な読書でした。 読んでる最中、幼少の頃に、パトカーの運転席に座らせてもらった思い出が蘇った。 カッコ良かったなぁ
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