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木曜日の子ども (角川書店単行本)(Kindle版)

感想・レビュー
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Babel
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ネタバレ途中まではかなり面白く読めた。劣悪な少年犯罪。少年はなぜ凶行に及んだのか?キャッチーだ。主人公の義理の息子、晴彦がその少年、上田祐太郎にどこか似ている…。この伏線、理由がケッコー弱いぞ、と思ってしまってから、後半がダレてしまった。晴彦のキャラが急変したことが腑に落ちない。
0255文字
Yan
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ネタバレ一世代前とは違い、いじめや虐待を受けていたら、現代の子どもたちは、社会や大人に対して、このような形で行動を起こすのか?  少年犯罪がテーマであるが、冒頭から、波乱含みの雰囲気があり、後半からラストに疑惑の人物が登場する。展開が現実からSFカルト的な別世界に変わってしまったような感覚になり、少し飛躍しすぎな感じがした。終始、重苦しい内容であった。せめて、事件を通して主人公と息子が本当の親子に成れればと最後はそう感じた。
0255文字
moetsukitai
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久しぶりに長編を読んだ。子供が実際に抱えているだろう思い、親が実際に抱えているだろう思いを丁寧に、的確に表現しているのはいつもながら見事。子供を持つ親としては「そうなんだよなぁ」と頷きながら読んでしまう。その上で、親が自分の都合に合わせて子供を従わせてしまうことの怖さを隣の家で、恐ろしさと、子供の純粋さ、視野の狭さゆえに目の前の世界を受け入れることができないさまを主人公の家で表現している。問題そのものはリアルに描いているが、それに対して解決を提示するわけではない。むしろ救いのない部分が、より現実らしい。
0255文字
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木曜日の子ども (角川書店単行本)評価67感想・レビュー3