形式:文庫
出版社:早川書房
形式:Kindle版
タイトルも、間違ってはいないけどいわゆる「デスゲーム」を期待するとがっかりするだろう。「古代地球ピクニック」の方が合ってるんじゃない?もし続編が出せるなら、今回のゲームを生き残り、新たな絆で結ばれたはずの彼女たちが「大進化」して凄惨な殺し合いを演じることになるのかもしれないが、本作の範囲では作者の長所よりも短所の方が印象に残ってしまったかな?これで続編出せなかったら残念すぎるぞ……。
今回色々と大変な目に遭った桜花さん、続編ではもうちょっと報われるといいね。人間関係ではオタグループがなんか面白めんどくさそう。小夜香さんはラスボスのちょっと前くらいにあっさり自滅か捨て石にされると予想。今回ほとんどモブだった勢の巻き返しも頑張ってほしい。あと、トキソプラズマと言われたら個人的には『レイストーム』6面BGMにして無敵な気分になれるドラッグというイメージなのだわさ。
ナノセイバー、人体の内側から変な結晶体が成長して黒化していくみたいな話なかった?
人がいっぱいでてくるハードSF。ハードSF部分は登場人物の口から雑学として語られる、てのちょっとつらい。
著者発言( https://twitter.com/The_Gen_Gen/status/1122688268946960385 )を読んで。連作にするつもりなら、1巻目はもっとキャラクターの掘り下げを丁寧にやったほうがよかった気が。。。
この作者の凄いところだよな。まぁ、人にお勧めするかといえば、普通の人にはしないな。百合とSF好きで自分を深く理解してくれる人でないと、怖くて紹介できない(^^; 続きがありそうな終わり方だったけど、どうするんだろう。またとてつもない展開に持っていくのか、楽しみに待ちたいと思います。
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