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検事の信義

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mikeneko56
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真っ当に罪を裁く、本来の検察存在意義からすれば当然のことが、どうしてこんなにも難しいのか。警察でも同じ検察内でも、私情や思惑が絡み合って決して一枚板ではないときている。そんな中で奮闘する佐方の活躍を描く4編。読むほどに彼の魅力に引き込まれていく。弁護士としての活躍を期待したいが、まだまだ検察時代の話を読みたい気分だ。
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わわわわわ
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読んだ理由はリーガル物が読みたかったから。作者は初めて。そしてこの佐方貞人検事シリーズも初めて。真っ当な裁判のために気になるとこをとことん調べる主人公。純粋な動機で忖度なく事実に迫り裁判に反映させる主人公ががカッコいい。話としては最後の信義を守るが印象的。事件後の空白の2時間にに着目するのもすごいけど、矢口検事に睨まれながらもするべきことを淡々とこなすその心意気が素晴らしい。いい読書でした。
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月子
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ネタバレシリーズ第4弾。虎狼の血の広島ヤクザ達と日岡刑事が出てきたので驚いた。作者読みするとこういう楽しみがあって良い。短編だし区切りが悪いわけじゃないけれと、ここで完結という印象ではなかった。続きは出るのかな?出たならば是非読みたい。
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みゅうこ
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柚月さんは大好きだが、検事物はちょっとなぁと思っていた。最初に読んだのがこれ。検事・佐方貞人シリーズ4作目とのことだが、面白かった。権力と戦いながら、己の信念を貫いていく姿が心地よい。他も読まなくちゃ。
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ほしめぐりのうた✨
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★★★★★ 作者の柚月さんは大好きな作家さんだ。中でも佐方検事シリーズが1番好きだ。派手さは無いけど、凪のような穏やかな気持ちになりながら、読み進めている自分に気づく。こんな信義を守れる検事さん、現実にいてほしいな。
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サックーマ
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短編集でした。もう少し骨太な感じを期待して読んだので少し残念ではあったけど、最後の話は良かったです。切ないけど。
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Yuri
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ネタバレ「信義を守る」が印象的。佐方検事の気になるところを放置せず真摯に事件に向き合い罪がまっとうに裁かれるようにと尽力する様子。「らしい」感じがしっかり出ている。介護の問題は社会的にも深刻。起きてはいけないことだけど、現実に介護者が疲れて追い詰められてしまう事態はだれにでも起こり得る。裁判のシーンでは不思議と涙が滲んできた。犯罪を正当化するつもりはないが、被告人の心中を思うと...。佐方検事の信念と対応に敬意を。
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よっぴ
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佐方貞人の正義を貫く姿勢に圧倒される。巨大な権力にも屈しなく己の信念を信じる姿は清々しい。人には多くの闇があり葛藤がある。その人間の温かみを感じることができる物語だった。
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n.
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あぁ、とうとう読了してしまった。佐方検事シリーズ、5作目未だ出ないうちに4作目を手にするのがもったいないというか、楽しみが無くなる気がしてとっておいたのだけど。最後の“信義を守る”感動した。佐方が検事として素晴らしいのは言うまでもないが、人間としても素晴らしく敬服でしかない。事務官増田氏の魅力も滲み出る作だった。5作目切望。
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Takahide✈Yokohama
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検察を辞めた後の作品を先に読んでしまったので、時間が前後してしまった。『正義を質す』に日岡が出ているが、「所轄の刑事」ってことは、まだガミさんがいたころの話?『裁きを望む』では(結果)被疑者の望むようにしたのに、『真義を守る』では被疑者の望み通りにせず「罪をまっとうに裁く」を貫いたのは圧力元が直属の上司か否かの違い?
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maybe40shoulder
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考えなしにシリーズ最新刊から読んでしまった。が、何の問題もなし!柚月裕子クオリティ健在!孤狼の血シリーズと比べて大人しめだがこれはこれで。日岡出演嬉しいぞ
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emiko
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久しぶりの佐方さん。面白くて一気読み。優秀な検事だけど、ハラハラしちゃう増田さんのポジションで読んじゃう(笑)大変そうだけど、こういう人の下で働いてみたいなぁ。
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ぶーこねーやん
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検事・左方のシリーズ。事務官の増田さんとのコンビが気に入ってる。全部読むかも。
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まみたんたん
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柚木さんは元検事だったのかと思えるくらい詳しいですね。佐方の信義が胸を打ちます。
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しおえもん
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佐方検事第四弾。孤狼の血ともクロスオーバーしている。周囲が呆れるほど職務に忠実な佐方は隠蔽捜査シリーズの竜崎に見えてくる。些細な違和感から真実を突き止める佐方の姿勢はいいのだが、どうしてもこれは検事がやるべきことなのか?という疑問が。小説だから佐方の違和感を深堀すれば必ず隠された真実が露になるのだが、普通に空振りの事件も多いはず。公判検事という最終盤の人が「些細な違和感」を一つず潰すには無理があり過ぎる。私はすっかり佐方が今は弁護士という事を忘れていたのだが、このスタイルは弁護士にこそふさわしい。
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カラヤ3
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3話収録。第2話「正義を質す」は「孤狼の血」シリーズ第2作「狂犬の眼」と重なる部分があり相互に補完し合う内容で興味深かった。
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火の壁
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法廷系の小説ではあるあるテーマの一事不再理を描いた「裁きを望む」であったり、これもあるあるテーマな自分(被告)に不利となる自白を描いた「検事の信義」だったり、あえて定番に挑戦したイメージのある短編集。ただ、検察事務官という職業に就きながら、一事不再理について一瞬とはいえ忘れかけていた増田はかなり頼りない気がしてしまった。
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真子
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ネタバレずっと読みたくてなかなか借りることができなかったから入手したのに、手に入るとなかなか読み出すことができなかった本です。。佐方さん、検事時代の短編集。やっぱり面白い。気になることはとことん追求する。上司にも恵まれてるよね。日岡も出てきたから、体力のいる、あっちのシリーズもそろそろ読もうかなぁ。やっぱり柚月さん、面白いなぁ。
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氷高
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佐方貞人シリーズ4作目。4編の短編集。いろんな圧力にもめげず正面切って進む姿は素晴らしくカッコいい。周りは大変だぁー。面白くサクサク。 L.
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☆よいこ
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佐方貞人(さかたさだと)シリーズ。検事4年目ながら信念を貫く佐方は首尾一貫「俺の正義は、罪をまっとうに裁かせること」▽[裁きを望む]婚外子の男性が亡き父の通夜の日に住居侵入窃盗容疑で捕まった。無罪論告[恨みを刻む]覚せい剤使用所持で逮捕された男を告発した女の証言は嘘[正義を質す]暴力団員の保釈をするかしないか。しかるべく[信義を守る]介護殺人。執行猶予▽平成10年(1998)くらいの話なので佐方がヘビースモーカーなのは時代なのか。やくざの名前がたくさん出てきたのは他シリーズと繋がるのかな?孤狼覚えてないな
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bondo
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ナイス不要。面白いですよ。 ちょっとマンネリ化かな 暇な方はどうぞ(☆)
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かたつむり
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大好きな虎狼の血がそのままストーリーに組み込まれてて嬉しかった。柚木裕子さんの本を読み漁っている人しか味わえない喜びですねw
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nonnon
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★★★★★
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凪
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ドラマ化決定すると決まって帯に俳優陣が載る。それだけでもうイメージがひっぱられる。こちらは逆にドラマを観て凄く好きになったので、こちらはずっと読まずにいた作品。でも、びっくりする位私のイメージ通りで楽しめた!やっぱ柚月さんの文体良いな〜ちょっとした一言で色んなニュアンス出せるのがやっぱすごい!
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とことこ
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ネタバレ佐方シリーズの短編集。佐方の人間性と正義感に毎回心打たれる。今回の短編集では”信義を守る”が一番面白かった。犯人の自白で、刑はほぼ確定されていた。けれど、佐方が改めて地道に捜査をし、自白とは全く違う犯人の顔が明らかになってくる。警察は裏を取らなかったのか、とも思ったが、犯人の意図するものを考えると、可哀想で不憫でならなかった。毎回、佐方の後ろ盾になってくれる筒井と、いつも一緒に捜査する増田も好感度が高い。佐方のフォローをこれからもお願い致します。
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まりこ
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罪をまっとうに裁かせること。これがいかに難しいことか。でも佐方はやる。その補佐的役割の増田も何かいいなと思った。
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さしすせそ
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ちょっと、期待ハズレと消化不良に…
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オキ
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平成10年から12年くらいの佐方さん30歳前後かな 他のシリーズの登場人物が出てきた。やくざの抗争とか 思い出すのに難儀した、 読み返さないといけないなあ
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KIWA
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佐方検事シリーズ、これで4冊目だったかな?毎回、色々な事件とそれに真摯に対峙している佐方検事の仕事振りに、自分もしっかりしなければと励まされています。今回は4話ありましたが、孤狼の血シリーズの日岡が出てくる話があって、少し嬉しかったです。しかし、どの話も検察庁の内側を詳しく描いていて、かなりリアルです。作者は法学部卒だったり、検察や警察の職務経験があるんでしょうか、ないのだとしたら、すごい取材力だと思います。
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ichi
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【図書館本】佐方検事シリーズです。順番通りに読まなくても着いていけます。ブレない佐方。やっぱり読んでて気持ちいい。自分もこうありたい。と思いますが、、、
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かなすた
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著者作品は「狐狼の血」「最後の証人」に続いて3作目。連作短編集。時系列的には「最後の証人」より前になるのか。かなり小説が巧くなってる。しかも話のバリエーションも豊富。3本目でちゃっかり読者サービス的な日高との共演も。全体的にクオリティが高く満足なのだが、イッコいうなら、最後の話の介護関連の部分が若干ズレてたかな。実際は介護認定を受けると介護支援専門員がつくので、作中のようなことが起きる確率は極めて低い。また作中のような認知症状は超レアケースで少し都合寄り。とはいえ信義に絡めた話の作りは見事。
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りょうこババ
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佐方検事は自分の立場や検察庁、上司などお構いなく、真実のために行動する。立派だけどハラハラしてしまう。
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Nobuyuki Tsuji
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佐方検事シリーズ。今回も面白かった。それにしても佐方検事の真っ直ぐさに感銘を受けた。柚月裕子は良いな。
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ゴリ人
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今回は、どうも全部物足りない感じでした。佐方貞人シリーズで期待しすぎたかなぁ。
keiトモニ

ゴリ人さん、一挙にナイス&お気に入りご登録ありがとうございます。物足りない感じ…、私もそう思ったかもですが、4年前でよく覚えておりません。ただ私は柚月裕子作品は好みです。一つ一つコメントすべきところ、大量につきご容赦ください。

11/23 11:48
ゴリ人

k e iトモニさん、たくさんナイスありがとうございます。私も柚月裕子さん大好きな作家さんです。ゆっくり一日中読書できる時間は至福の時ですね。

11/23 16:43
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azuno
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ネタバレ結局、シリーズ1巻から2,3そして既読の本作も読み返した。というのは3で随分上層部他にたてついたのは大丈夫だったのかと心配になったからなのだが、大過なく安心した。 やりあった井原弁護士とも共闘みたいになったし。本作の白眉は巻末の中編と思う。相変わらず検察の面子などまるでかまわず真実を追い求め敵ばかり作る佐方検事だがこのシリーズ、イレギュラーの一作目はともかく弁護士になってからの話はいらない様な気がする。
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Yoko Oishi
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佐方のまっすぐすぎるところに危なっかしさすら感じる。敵は増えそうだけど、己の正義を貫き通して欲しいなぁ。
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じんこう
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柚木さんの佐方貞人シリーズ。最初に出された事柄だけが真実ではない。ちょっとした引っ掛かりから突き詰め、真実を引き出して心情に配慮して罪を裁く。理想の裁判の姿ではあるが、現実には多忙、忖度、立場などに阻まれて理想とは遠い所で落し処を選択せざるを得ない。それは検事だけではなくどんな仕事でもいえることだろう。だから佐方に惹かれ憧れる。とはいえ物語。でも自分の信義に忠実でいたいと思わせてくれる作品。可能な限りですが。。
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こくう
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ネタバレ俺は、恨みを晴らさないが、胸に刻む主義だ/ 人間は、誰もが同じ場所に行き着きます/
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PUKUPUKU
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再読なのに夢中になって眠るのも忘れて読んだ!
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那由多
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『裁きを望む』の犯人の動機を思うと辛い。かつて取り扱った事件から犯人の望みに気付く筒井も、佐方同様にどの事件でも真剣に向き合う人なんだな。『正義を質す』日岡巡査の登場が嬉しい。いつか佐方とガッツリ絡んでほしい。『信義を守る』これも辛い。法廷に響く嗚咽に涙ぐむ。
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