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ひねもすのたり日記 (第2集) (ビッグコミックススペシャル)

感想・レビュー
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ちゆりさん
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私の父は戦後4人の兄弟と母親と共に満州から引き揚げてきた。ちょうどこんな感じだったんだろう、と思いながら読んだ。父親はシベリアに送られたが生還した。その頃の事は辛かったが大切な思い出で、引き揚げ者の集まりにもよく参加し、全国の仲間と亡くなるまで繋がっていた。もっと早くにこの本に出会っていたら、父が生きている内に読ませてあげたかったと思った。
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ReiOdaira
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まんが道だ。明日死ぬかもしれなくても子供には九九を覚えさせること。
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ぷくらむくら
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秀才たちに囲まれて不器用に好きなことをやり続ける姿がてらいもなく描かれていてとても良い。
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まめもち
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日本のマンガの宝のような作品。
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yabuhibi89
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図書館蔵書。家族愛があふれる話、巨匠の漫画家さんたちの話、ほっこりします。
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剛腕伝説
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久々のちばてつや本。早逝した弟のちばあきお氏の事や、小学生の頃の親友の話などのエピソード。全ページカラーで豪華。改めてちばてつやは漫画界の至宝だと確認。
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Uncle Jam
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2019年5月1日初版第1刷発行 名古屋市守山図書館
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keroppi
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ちばてつやが懐かしい思い出を極彩色で綴る。満州から引き揚げてきた後の少年時代、漫画を描くようになった頃、思い出の中にはたくさんの人たち。家族や友人や。ちばてつやの描く世界には、暖かさや優しさがいっぱい。思い出は、どんなに苦しかったことも美しい。そういえば、最近読んだ安部公房も音楽家の冬木透も満州から引き揚げてきたんだった。それぞれにそこに創作の原点があったんだな。
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ぷるっちょ
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ネタバレ漫画家ちばてつやの半生記、第2巻。前巻で「満州からの引き揚げ話」が終わって、父親の故郷(千葉県)での暮らしと、東京へと引っ越した辺りの生活が描かれてる。終戦直後なので街には浮浪児が溢れ、餓死が身近な暮らしだけど、著者の絵柄が温かい絵ので悲壮感は感じずに読めた。後、恥ずかしながら、『キャプテン』&『プレイボール』の作者が著者の弟で1984年に夭折してる事を初めて知った。(『プレイボール2』という漫画が最近まで連載されていたので、作者はご存命だと思ってた。)
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ミナ
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家族への愛も溢れている。子どもを中国人たちに売れと言われたちばさんのお母さんのかっこいいこと。非日常で異様な空気の漂う中、集団で行動していた人たちに対してもはっきり言えるところがやはりお母さん!これは頭があがらない。千葉の様子と違って東京の悲惨さ。すごい世界が広がる。
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タキタカンセイ
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巨匠が少年時代を回想して描く随想コミック(諸般の事情で2巻から読み始めました)。ひとつひとつのエピソード、一コマ一コマに込められたイメージが素晴らしい。亡くなった人たちの思い出が淡々と、暖かい口調で語られる(高井研一郎の生前葬の話しが楽しい)。 実弟ちばあきおについての回想は味わい深い余韻があります。
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pugyu
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ちば先生のはじめての漫画の友達。鉛筆だけどコマ割って絵を描いてくのって楽しいよね。そして最初の漫画のお仕事は児童マンガの貸本でした。この時代はみなさん貸本マンガからはじまったんですよね。
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相馬
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第2巻。ちばから津京に引っ越し、マンガ都でビューするまで。もっとどんどん書く人かと思ったら、要領が悪く不器用な人だったのか。弟、ちばあきおのエピソードが、その後を知ってるだけに胸にしみる。
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図書室のふくろう
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ちばてつやさんの弟さんが「キャプテン」の作家さんだって知らなかった!
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ひっぴ
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戦時中の残留孤児とは、さらわれた場合だけでなく何かと引き換えに親に意図的に捨てられていった場合もあるのかと、いたたまれない気持ちになった。  老いと自身について、やや自虐的だがほっこりする話でちばさんのお人柄がわかりとてもよかった。
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sakwai
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近年これほど読んでいる間、終始笑顔でいられるマンガは珍しいのではないかと思う。まあ最近のマンガとか全然読んでないくせに言うけど。そして読後も幸せな気持ちは続く。たとえ語られているのが決して幸福とは言えない著者の体験だとしても。これぞマンガにとどまらない芸術の力だよなぁとしみじみ感じ入りつつ、書き込まれた絵を隅々までなめるように目を通しながら再読しないではいられない。
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かっぱ
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子供の頃から不器用だったてつやさん。反して器用だった弟のあきおさん。同じ漫画家というプロの道を歩んだ二人。あきおさんが漫画家としての道を歩み出すのを止めなかったことをいまだに後悔しているてつやさん。こと漫画に関しては不器用で悪戦苦闘したあきおさんへの「ごくろうさま」の言葉が心に沁みる。少年時代の想い出と現在の日常を描いたこの漫画は、てつやさんの優しい人柄が現れていてほのぼのとした気持ちになります。松本零士さんとコンコルド(フランス―ブラジル)に乗り、萩尾望都さんも交えてのアマゾン旅行の話が楽しい。
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まこみや
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懐かしいなあ。
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Fe
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小学館 2019年5月刊。144ページ。久留米市立図書館蔵書。『ビッグコミック』2017年4月10日号~2018年9月10日号巻末掲載の4ページオールカラーショートコミック33篇。1939年1月11日東京生まれな、ちばてつやさんが高校生(17歳)で、貸本屋専門出版社・日昭館から原稿料12351円「当時、大卒のサラリーマンの初任給と同じくらい」をもらったところで第2集は終わります。2019年12月20日に発売された第3集では『ちかいの魔球』[『週刊少年マガジン』1961-1962]誕生秘話が描かれている→
Fe

そうなので、早く読みたいなぁ。福岡市総合図書館と糸島市図書館が所蔵していなくて、県内他館への取り寄せ依頼は発売後半年経たないと受け付けてくれないのです。 「ワシがまだ40歳の時[1979年]、ひとつ年上の松本零士さん[1938年1月25日生まれ]から電話が… ちばちゃん 急だけど コンコルドに乗りに行かないか―?」p.109「第56回 松本零士氏との旅 1」 松本零士作品を「男おいどん」『週刊少年マガジン』1971-1973 しか読んだことのない1955年1月生まれの私は、同じ『マガジン』で、それ以前の

01/31 11:52
Fe

『ちかいの魔球』を読んでましたから、ちばてつやさんの方が年上だと、何となく思い込んでました。 「松本零士さんとコンコルド(超音速旅客機)に乗った 一緒に旅[フランス~ブラジル]したのは萩尾望都さんや声優の麻上洋子さんら気のおけない仲間たち。」p.117「第58回 松本零士氏との旅 3」 1949年5月12日生まれな(当時30歳の)モー様の似顔絵が五コマ描かれてます! 「「スター・レッド」『週刊少女コミック』1978年5月28日号~1979年2月5日号連載終了後7月31日~9月30日の海外旅行の一部ですね。

01/31 11:55
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くさてる
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ちば先生のお人柄で、読んでいてほんとうにほっこりする。けれどもちろんそれだけの内容ではなく、戦後の食糧難や時代の変化にともなう大変さ、苦労もごまかさず描かれている。弟のちばあきおさんについての箇所、さまざまな葛藤もおありだったはずなのに、ほんとうにやさしい。涙が出ました。
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スゲ子
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千葉少年が「ちばてつや」になるまでの話。配達に行けば迷子になるし、バイト先でも役に立たないし、押し売り?も全然売れないし、親も呆れるほどの要領の悪さ。「ちばさんの漫画は『世界』が主人公に『奉仕』していない」という評論を聞いたことがあるけど(ウロ覚え)それはこんなとこからきているのかなと思いました。そんな少年を漫画の道に導く出会いがいくつもあるのが本当に不思議。道に落ちてた豆本漫画、漫画好きの木内くん、「漫画家募集」の新聞切抜きをくれた母の友人(色っぽい)…まるで漫画の神さまが道しるべを置いているかのよう。
スゲ子

逆に弟のちばあきおさんは成績優秀、スポーツ万能、絵も上手、なんでも器用に良くできるのに、唯一「漫画を描くこと」だけは苦心惨憺した。それなのに結局彼も漫画の道に進むことを選んだなんて、漫画の神さまは本当に不思議なことをなさるものだ…と思いました。

01/15 01:18
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スエ
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2巻も、流石レジェンド。 直ぐに惹き込まれ、あっという間に読了。強くて優しい肝っ玉母さんと弟さんの話が印象深かったです。 特に、ちばあきお先生。 当時は幼いながらもショックを受けたものです。 お人柄を知る事が出来て良かったです…。
ジロリン

あきお先生の〈素〉の一面を見られたのが良かったです。

12/21 23:48
スエ

コメントありがとうございます! 同感です。 ご兄弟だからこそ、描けるお話ですよね。

12/22 01:06
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gtn
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勉強、音楽、スポーツと何でもよくできた弟あきお。要領の悪い兄てつやは、そんな弟に愛憎相半ばしていたのではないか。初の漫画執筆に生みの苦しみを味わう弟を、敢えて静観したのも、自分の唯一の取り柄を認めさせるためかもしれない。その後、弟は苦しんで苦しんで「キャプテン」「プレイボール」を紡ぎ出し、そして力尽きる。弟より三十五年も生き永らえる兄は、本来の兄弟に戻ろうと今も模索している。
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miicha
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ネタバレ出ていたことに長らく気づきませんでしたが十二国記を買いにいった大きな書店で見つけて購入。あきお先生視点でのデビュー当時の苦労話(あきお先生の漫画で)を読んだ気がするのですがわりとてつや先生が怖め(普通に厳しい)印象だったのでご本人によるダメダメ描写にびっくり。すごいギャップです。漫画で初めてお金を得たときの喜びが胸にせまり一緒に嬉しくなっちゃいます。3巻もとても楽しみです。
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いと
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☆☆☆☆☆
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ムーミン2号
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ちばてつやさんの自伝的マンガの第2巻。各話4ページでオールカラー。戦後の生活のことや、マンガとの出会い、松本零士とコンコルドに乗った話など、バラエティーに富んだ内容で、いずれも興味深くまたおもしろい。とりわけ、高井研一郎と弟・あきおのエピソードは興味深い。高井さんは生前葬を企画し、葬儀委員長にてつやさんを指名、盛会だったのだが…。何をやらしても不器用なてつやが唯一才能を発揮するのはマンガ。一方、あきおは何をやらしても器用にこなすのだが、勧められて描きだしたマンガだが、生みの苦しみを味わう。
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Iwata Kentaro
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もし漫画界にちばてつやが現れなかったら。そんな想定問答で容易にこの稀有な天才の価値が分かる。そのうえちばあきお。多々の偶然が両者を生んだ。大感動必読の名著。
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ジロリン
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なるほど、もしあの小学生時代の友人がいなければ<マンガ家・ちばてつや>は存在しなかったのかも。でも、そもそも本人の情熱と才能がなければ人気マンガ家にはならなかったろうし…才能もチャンスもどちらも必要なのだろうなぁ。夭折したちばあきお氏をワタシはずっと<不器用な人>だと思っていたが、まんが以外は全てにおいてスマートだった、という兄・てつやの回想が凄く意外だった。もしもマンガ家になって(させて)なければ…と、弟の<別の人生>に思いを馳せる姿が切ない。しかしもう、何を描いても面白くなってしまう♪
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青龍
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昨年発行された1巻がよかったので、2も購入。近況と思い出が織り交ぜになっている。引き上げのことや、あきおさんのこと等、重い内容も含め、ちば先生の大切な記憶なんだとわかる。それにしても、コンコルドに乗った話、旅のメンバーが凄い!
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カクテキ
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今と昔が交代で出てくる、これくらいの方が私には読みやすい。厳しい時代のことは知らなきゃいけないけど受け止めきれる自信がないから。
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あ
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高井先生の生前葬といい、あきお氏の思い出といい。ホンワカに描いているみたいだけど、引導を渡したのでは、ということを表さないことについて考える。ボケているのかと思われても描いておきたかったことなのだろうか。あとは昔のこと、今のこと。コンコルドは超最新鋭だったなあ。
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ぐうぐう
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『ひねもすのたり日記』第2巻。今巻も子供時代の話があれば、若かりし漫画家時代、そして現在の生活といったふうに、思いつくまま、軽やかにエピソードが綴られているのが気持ちいい。漫画の面白さに気付かせてくれた小学校の同級生の木内くんの話や、40代の頃に松本零士や萩尾望都らと南米を旅した話など、どれもこれも興味深い。中でも、弟・あきおとの想い出が一番印象的だ。(つづく)
ぐうぐう

あきおのデビューを後押ししたてつやだが、漫画家になっていなければ別の自由な人生があったのではないかと、ほんの少し悔やんでいるとの描写には、夭逝した弟を想う優しい兄の心情が伝わってくる。

04/30 23:45
0255文字
akaesaki
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あきお先生の「キャプテン」好きだったなぁ。
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ひねもすのたり日記 (第2集) (ビッグコミックススペシャル)評価65感想・レビュー33