形式:単行本
出版社:中央公論新社
形式:文庫
形式:Kindle版
読了後数日、悪い夢を見て夜中に何度も起きてしまった。実際にあった話だから現実感がすごすぎて神経を刺激したのかもしれない。やっぱ検索してしまうのもよくなかった、本人や元夫や父親を。ごめんなさい、どんな事件だったか思い出したかったのと、罪を犯して(または身内が)現在はどうしているのだろうと、興味がわいて、、、。あー、心に悪い本だったけど、本当に小説より奇なりの現実、想像を超える現実は多々あるのだ
ちなみに山田詠美さんの読ませる文章はさすがと思わずにいられなかった。
表紙の英題はSINNERSで複数形ですしね。本当にたくさんいましたね
⇒しかし、それは所詮は傍観者である自分をそこに発見するだけである。「書く」ことにおいて、主体的に背負おうとした作家。そして、「読む」ことにおいて、贖罪を果たそうとする読者の私たち。この小説はそのことを突き付けてくる。
蓮音が足の爪を綺麗にしている理由に「そういうことばっかり気を配るんだな…」と嫌悪感が沸いた。琴音は出所後の蓮音を支えたいと言っていたが、 年上の恋人にするみたいに甘えそうで気持ち悪い。被害者でもある2人の女に 全く共感できないのが私の限界だな。
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