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つみびと (単行本)

感想・レビュー
739

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Rie
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小さい子供2人の置き去り死事件。描かれている内容がどの程度実際の事件に近いのかわからないけど、死なせてしまった親側にも事情があるし、この母子を取り巻く環境や関わってきた人たちも手を差し伸べなかったという点では確かにつみびとなのかもしれない。この母子は最悪の結果になってしまったけど、ギリギリで子どもを死なせずに事件化していないだけの、同じ様な境遇の親子はたくさんいるのかもしれないなぁとおもった。
0255文字
若紫
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ネタバレ読むのにずいぶん時間がかかった。幼い2人の子どもを置き去りにして餓死させた実在の事件がモチーフになっている。母親の蓮音と、蓮音の母親の琴音。2人は同じような状況を起こす。二代続いたから「虐待の連鎖」などと言われたが、加害の連鎖であると同時に被害の連鎖でもあった。最後の一線を越えるか越えないかの大きな違いは、琴音にとっての信次郎や兄のような存在が、蓮音にはいなかったこと。琴音が末子だったのに対して蓮音は長子だったことだろうか。誰からも手を差し伸べられず、福祉にもつながれなかった蓮音を断罪する気になれない。
0255文字
ちた
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しんどいけど、ページをめくる指が止まらなかった。育児周りが基本的に女親の責任の範疇とされること自体、もう無理筋だし破綻してる。
0255文字
reo
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二児置き去り事件を耳にした時には、どうして父母や友人に頼れなかったんだろうと思った。 が、母親の蓮音は人に甘える、頼るという経験のない不幸な生い立ちだった。 そしてそういう育ちになったのは母の琴音もせいであり、彼女からも又、壮絶な家庭で性虐待にあっていた被害者、負の連鎖が招いた悲劇。 どうしたら、こんな悲劇を繰り返さずにすむのだろう。 普通に親に愛されて育ち、夫とも暖かい家庭を築けていけたら、こんな悲惨な事件は起きない。 社会から見捨てられた母親がいる限り子供は救われない、周りが助けられる社会が必要だ。
0255文字
ねこ助太郎
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ネタバレ琴音は子供を捨てた無責任な親と思われていたが、子供の頃に性虐待を受けPTSDを発症し子供から離れるしかなかったと知り胸が苦しくなった。過去の闇に蓋をし家族と幸せな日々を送っていたのに突然襲ってきた過去の記憶。今ならPTSD専門医師に診てもらうことは可能だが琴音の時代では無理だろう。私も何十年も経ってPTSDを発症したので琴音の苦しみがよく分かる。琴音が家を出たことで娘蓮音の過酷な日々が始まる。琴音も蓮音も子供を愛していたのに残酷な結末に言葉が出ない。罪無き幼子の死に行く描写が残酷過ぎて耐えられなかった。
0255文字
とーふ
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あの事件。 読んでて辛くてため息しかでないけど、読んでよかった。
0255文字
みき
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男性からの暴力を受け続けた母親の苦しみは、その子孫にも次々と連鎖する。 今でこそDVという言葉で、少しは女性が守られる存在にはなった。また女性が社会で働く権利が確立するようになり、逃げるという行動も選択肢も選べるようになった。しかし今度は職場で女性が男性からセクハラやパワハラ、スト-カ-行為を受け被害にあっている。穏やかな女性は、男性のストレスの捌け口にされ攻撃されます。女性は、誠実な男性を見抜く力をつけ、強くなる事で幸せになれるのです。
0255文字
ぴかお
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ネタバレ結末はわかっている。何の罪もない幼子たちが真夏の密室で餓死してしまう。そんな陰惨な実際の事件を元にした小説は、そこに至るまでの母親とそのまた母親に自らの人生を語らせる。けれどどんなに悔やんでも過去には戻れないし死んでしまった子どもは還らない。ただただ母親の帰りを待ち望んで死んでいった子どものことを思うと無念でならない。望まない妊娠も出産もしたことはないけれど、育てる力のない者は子を持たないで欲しいと願う。産んだあとにそれに気づいたのであれば、どうか誰でもいいからその子を託せる相手を見つけて欲しい。
0255文字
みほ
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「心がいつも感謝の気持ちで満ち満ちていることを幸せと呼ぶんだ」(P191)実際の事件をもとに描かれた作品、とのことですがどの事件?と思うほど似たような事件が起こっている現実。「鬼母」と言ってしまうのは簡単だが自分が同じ境遇になった時に同じことを絶対にしないと自信を持って言える人がいるだろうか、私は言えない。ただ加害者”だけ”を非難するだけではこういった事件はなくならないだろう。
0255文字
ミーママ
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図書館の本📕 実際に起きた事件をもとに書かれた作品。 本当に辛い話だった。二人の幼い子がどんなに苦しかったか・・・ 2024-75
0255文字
あろぴ
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世の中にある現実 読むのが辛かったけど、これをリアルに生きてる人間多い 実際、自分よりとにかく子供優先!で子育てしてきた私でも感じる独身とのギャップ 思うようにすすまない子育て そこをどう折り合いと自己満足感を得ながら行きていくか 周り見れば、無い物ねだりしてしまうのもわかる 自分の時間やお金、自由がなくなることも、よその旦那や家庭、出来の良し悪しで子供を比べることも とにかく結婚も子育ても、理想や憧れとは別物 自分より絶対優先出来る心が出来てからでないと、子供を産む育てる、は無理だと思う
あろぴ

読了後数日、悪い夢を見て夜中に何度も起きてしまった。実際にあった話だから現実感がすごすぎて神経を刺激したのかもしれない。やっぱ検索してしまうのもよくなかった、本人や元夫や父親を。ごめんなさい、どんな事件だったか思い出したかったのと、罪を犯して(または身内が)現在はどうしているのだろうと、興味がわいて、、、。あー、心に悪い本だったけど、本当に小説より奇なりの現実、想像を超える現実は多々あるのだ

09/02 10:16
0255文字
とりめかけ
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ネタバレ実際の事件をもとに描かれた小説。とはいえ、どの事件だろう?ってくらい似たような事件はよく聞く。子育てしていれば、怒りの激情をなんとか理性で抑え込むような場面は実際あって、そんな時虐待を身近に感じてしまう。この激情と理性のバランスが崩れて起こったであろう事件もよく聞く。でも、それとはまた別の、「それしか知らない」ことで引き起こされてしまう事態がこの小説のような事件なのかもしれない。その虐待加害者を無責任に非難するだけでは無くならない事件。それは根深くそして闇深い、が、そんな現実も実際にあるのだということ。
0255文字
さとみ
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最近虐待の本をなぜかよく取ってしまう。全く共感できないけど、結婚とか家族とかに、いろいろな役割を頼りすぎなんじゃないか、この社会は。
0255文字
ばび
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「子宮に沈める」を観て、この本にたどり着く。 フィクションとはいえ、虐待というのはこういう風に連鎖していくものなんだと思う。 愛情を注がれた人であればこんな事件を引き起こすことはない、という甘い感傷かもしれない定説を信じるために必要な本。 信じなきゃ育児なぞやってられないもの。
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しょうゆ
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すごくよい本だった。それは読んだ後に元気になれるとか、前向きな気持ちになれるという意味ではまったくない。知識だけで、体験としては理解できていない世界を実際に歩いたような読書体験だった。毎回の章にある、小さきものの声は、それでも、彼らは加害者なんだよと思い出させる。でも、彼らの声も、母として頑張る蓮音を描く。だからこそ、悲しい。一貫して、主人公たちは、被害者でもあり加害者でもある。坊ちゃんや義母を含めて今、この事件の関係者はどうしているのだろう。文庫にはあとがきもあるようなので、ルポとあわせて読んでみたい。
0255文字
真波
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辛すぎ
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しにょ
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経験したくないようなことが沢山書かれていて、しんどかった。 子供の頃に子供でいられるということ、人というのは綺麗なだけでは無いということ、自分の思うままに甘えることができるということ、そんなことをなんとなく経験できることは、それから長く生きていく術でもある。 でも、自分の子供や家族のことだけで精一杯で、気になる子がいても話しかけることぐらいしかできない現状。
0255文字
さー
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「「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―」というルポを読んでから、親から子への虐待についての考え方が変わり、もっと様々な視点や理解をもつことが必要だと思うようになった。 ここまで想像を巡らして言語化していった著者の凄さ。こういう本や読者の存在が当事者の人たちにとって救いになるのか、分からないけど… こんな事件が起こった時、いや起こる前に、こんな風にその背景や過程を想像できる世の中になったら。 色々と考え続けるけど、私には言葉にできない。ただ、もっと勉強したいし、自分には何ができるか考え続けたい。
0255文字
IANI
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あまりにも辛くで、半分くらいまで読んだあとにラストを読んで、そのあとは読んでいないところをパラパラと読んで読了とした。いろいろ思うけれど、世の中の報道のありようについて、例えばもう少し深く、この家族に続いてきた暴力について報道されていたら、何もかも母親が悪いという論調でなければ、違ったのかなと思う。今の世の中はもう少しこうじゃないといいな。
IANI

ちなみに山田詠美さんの読ませる文章はさすがと思わずにいられなかった。

05/05 08:54
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風来坊
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娯楽性皆無ながら抜群の筆力と長すぎないのが幸いして一気読み。ラストはそのまま受け取っていいのか深読みが必要なのか混乱する。人間の見たくない側をこれでもかと見せられるが、これも読書の醍醐味には違いない。
0255文字
Mieru
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実際に起きた事件を題材に書かれた作品。ネグレクトの末4歳と2歳の子どもたちが命を落とした。母親、そしてその母親、またその母親と…周りの男性による虐待を受けてきた彼女たち。そこに横たわる「愛」のかたち、「愛」のようなもの。愛を欲しがってはそこに遊び、それを失っては途方に暮れる。裏切られたことに気づかないふりをしながら心を壊していく…。悲惨な事件にすら、甘い蜜をたらすことができてしまう山田詠美さんの世界。読後は自分のなかの空虚が認識され、少し苦しくなるのです。
0255文字
Babel
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ネタバレ琴音、蓮音、桃太・萌音の3代を通して描かれるのは、親子関係に渦巻く暗い運命。虐待に苦しむ彼らの物語が心を揺さぶる。特に桃太・萌音の育児放棄による、絶望的な結末は悲しすぎる。つみびとは誰なのか? 蓮音の行為に怒りを覚える一方で、琴音の実父が連鎖の元凶であると思う。でもそういうテーマではないのかな。皆さんの感想を読んで、これが実話があったことを知り、物語の衝撃が一層強まる。
0255文字
Sugar
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ネタバレ原罪
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EOEO
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実際の事件をもとにしたフィクションとのことで、早見和真さんの『八月の母』を何となく思い出しながら読みました。読み終わって、いろんな人のレビューを読んで、いろんな考えがあるなぁと思っているところです。こういう事件の背景を探ると、加害者が壮絶な環境で育った場合が多く、同情したくなる気持ちを持ってしまう。この作品の蓮音も、その母の琴音もそうです。今回改めて思ったのが、こういうケースは、周辺にいる男性たちにろくでもない人間が多いということ。子供を育てるのは女だけの仕事じゃない。つみびとはたくさんいるように思った。
しょうゆ

表紙の英題はSINNERSで複数形ですしね。本当にたくさんいましたね

06/15 22:46
0255文字
ふーこ
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とても重く感じて、なかなか読み進まなかったけど、半分くらいから一気に読めました。 サザエさんを何も考えず普通に観て育った私は、こんな境遇もあるんだな、と辛くなりました。
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ヴェネツィア
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山田詠美による負の大河小説。琴音とその母、琴音、そして蓮音と母娘三代にわたる不幸とネグレクトの連鎖を描く。小説作法は三代のいずれかの物語が語られる(もちろん、それは娘にも及ぶのだが)といったオムニバス形式を採っている。それらはいわば過去の物語なのだが、さらにもう一つの時間軸である桃太と萌音の物語が語られる。こちらは、全き現在時であり、失われてゆこうとする時間の物語である。この小説を支えるのは、強固なまでの負のリアリティである。読者である私たちはいずれの瞬間においても何とかならなかったのかと思う。⇒
ヴェネツィア

⇒しかし、それは所詮は傍観者である自分をそこに発見するだけである。「書く」ことにおいて、主体的に背負おうとした作家。そして、「読む」ことにおいて、贖罪を果たそうとする読者の私たち。この小説はそのことを突き付けてくる。

11/09 16:56
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熱中
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あまりにも辛い内容で読み進むのが苦しい反面、最後までしっかり読んで同じ事が繰り返されないようにするには、どうする事が出来る考えたいと思い読了。答えは出ませんが、明日は我が身。同じような事件が起こらない事を願います。
0255文字
Hiromi
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辛くて許せなくてやりきれない話 母親に放置されて2つの小さい命がなくなった でも。その背景には連鎖する思いなのか、愛を受けていないせいで人に頼ることができなかたり。 なんともやるせない。 健気な子供が必死に生きてきた数年間。 それしか知らなかった桃太。幸せだった瞬間 なんでこうなってしまったんだろう。 もし、周りに蓮音のような人がいたら手を差し伸べられるのだろうか。 たまたまアマプラで同時に【子宮に沈める】をみた。 この巡り合わせはなんだろう。辛すぎる
0255文字
ともくん
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母親による子への虐待の連鎖。 終わりのない輪廻。 死でしか終わらせることができない輪廻。 抗えない血の繋がり。 どこかで終わらせないといけない血。 血が絶えるときは、死を意味する。 血を絶えさせた、桃太と萌音は幸せだったのだろうか。
0255文字
ポプリ
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この事件に限らず、どの事件にも色んな背景があるのかと思う。私も周りの環境に恵まれていなければ、同じ事になっていたかも知れない。それぞれの思いを読んでいて辛くなり、何度も読むのをやめたいと思いながら読んだ。琴音が最後に蓮音の面会に行くところは、蓮音の為じゃなくて、自分が許されたいという見返りを求めて行っているような気がして気分が悪いと思うのは、私が歪んでいるのだろうか。
0255文字
きらめくスイカ
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ネタバレ2人の女に哀れみと嫌悪感が交互にきた。逃げて幸せになった母と、母を軽蔑して逃げずに堪えて失敗した娘。年上の男に愛される琴音が幸せそうで何とも言えない。娘が事件を起こさなければその後も楽しく暮らしていけたのにね。蓮音は助けが必要な人ほど可愛げがないを体現していた。蓮音の義実家の人達の気持ちがよくわかる私もつみびとなのだろう。詠美先生はバカな人も暖かく見守ることが多いが、今回は全然同情できない。蓮音の地元の男どもと伸夫と隆史は屑。さんざん琴音に寄り添って応援した挙句最後に傷つけられた琴音の兄夫婦が哀れ。
きらめくスイカ

蓮音が足の爪を綺麗にしている理由に「そういうことばっかり気を配るんだな…」と嫌悪感が沸いた。琴音は出所後の蓮音を支えたいと言っていたが、 年上の恋人にするみたいに甘えそうで気持ち悪い。被害者でもある2人の女に 全く共感できないのが私の限界だな。

11/03 17:59
0255文字
JET5
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☆☆
0255文字
ちろる
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実話を元にしたフィクション。母娘で続く負の連鎖。重い。ひたすらに重くて辛い、、、。読んでてずっと苦しい1冊でした。時代と目線が行ったり来たりで、あんまりテンポ良くは読めなかったかもしれない。
0255文字
いちさん
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ネタバレ子供死ぬ。 辛い話。どうすればよかったんだろう。負の連鎖と環境と、彼女の母親みたいに一人でも心を許せる大人がいればよかったのか。
0255文字
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
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タイトル英訳「Sinners」、複数形になっておるのう。2児がネグレクトにより死亡、法的に罪を問われたのは一人。でもその死に対して責任があるのは果たして何人?数々の悲惨な事件にも言えることかもですね。例えば「加害的な非行少年の多くは、それまでの人生で痛めつけられてきた被害者」と主張する人もいる。「SNSで犯人を口をきわめてののしることで、次の被害が防げるのか?そういうことじゃねえだろ?」と著者は言いたいのかな、と思った。
0255文字
Miyavi
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最初どちらが親で誰が子どもかこんがらがりつつも、スルスルと読了。「可哀想」という言葉を安易に用いられないほど、悲惨な事件。少子化対策が叫ばれているけれど、子どもを「産む」ことと「育てる」ことは別。社会で育てるための方針をいくら打ち出したところで、「家族」という土台が機能してないと何の救いにもならない。物語終盤、森山さんが琴音にかける言葉が的を得ていた。
0255文字
Ree.
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★★★★☆つらい話。どうすれば良かったのか。どこから間違った?そういうことでも無いのか。私は彼女たちよりはマシとか、いつでも彼女たちになりえるとか考えるべきか?わからんわからん。でも読ませる作品だったな。
0255文字
うたこ
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うーん、現実の事件と近すぎて上滑りしているような…。ただ、蓮音が頑張って子供を育てて行こうしながらも、夜遊びにはまってしまい、そしてヤバいと分かっているのに家に帰らなかったの、分かる気がしました。ずっと我慢して1人で頑張って、辛くて、とうとうある日、何かのきっかけでタガが外れて堕ちていく。私はそういうのが怖くて、若い頃はタガが外れないように必死に頑張ってた気がします。でもいつの間にやら何事も適当にぼちぼちやり過ごすことができるようになってました…。大人になったなー😅
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にんにん
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ネタバレかなり読むのが辛かったが、読まなくてはならない本だった。元になった大阪二児餓死事件の母親は事件後「今でも子どもを愛している」と話したそう。それを「そんなわけない、愛していれば置き去りにして餓死などさせるわけがない」と一蹴してしまうことは簡単だ。しかし本当にそうだろうか、と立ち止まらせるため山田詠美さんが執筆した渾身の一作なのだろう。境遇は全く違えど母親としての重圧、大切に思っているが故に逃げ出したくなる矛盾した気持ち、世間体、プライドなど自分に重なるところも多く、それ故に事件のことを思い、なお胸が痛んだ。
0255文字
micari
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7. 大阪二児餓死事件をモチーフにした作品。山田詠美の作品を読むのは初めてです。こんなに消化できない作品は珍しい。「消化不良」ではなく「消化できない」。私の中に小さい疑問が沢山渦巻いています。暴力を伴う虐待よりも、放置する虐待(ネグレクト)をする心理がどうしてもわからない。庇護してくれる他者が居るのならまだしも、庇護者が自分しかいない状態で幼児を放置する心理が、負の連鎖や虐待の連鎖という言葉で説明されても理解できない。事件を知って佐和が言った言葉に涙が出た。
0255文字
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