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彼女が大工になった理由

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Mire
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ネタバレライブとか人を見たり生で触れたり感じたりすることが最近好き(飢えている)理由がなんとなく分かったような気がした。読者じゃなくてユーザーについて話す、無意味な時間を積み重ねると心をむしばみ、脳みその隙間に忍び込んできて無視できなくなる。椅子の上でPCに向き合う肉のかたまり。なじみ深いルーティンや健康保険が手放せず、会社に忠義新。惰性と不安と怠惰。もう少し現実と関わり合いたい。自分の手に意識を集中させたい。変化したい、ジャンプする勇気。もっと直接的で身体的で実際的で手でさわれるものに魅力を感じる
Mire

体と作業がシンクロする。純粋な男でしかない存在、純粋な女でしかない存在は致命的だ。ひとつの体とひとつの心に両方の性が同居した状態でいたい。他人の生活を想像するとき、最もエキサイティングな部分、ドラマチックで華やかな光景を思い描く。自分の仕事にもそういう瞬間があってほしいという欲求が現れている。失敗に対する明快で強烈な恐怖。それによって自分は偽物だと気づくこと。始めてしまったら、そこに失敗の可能性が生まれる。完成したという実感が持てる大工仕事。言葉には実体がなく、いくらでも変えられる

03/25 22:23
Mire

訳者あとがき:自分が干からびていくような、人と会ったり街や自然のなかを歩いたり、ライブや芝居を観に行ったり五感をフル活用したくなる。自分の手を使って何か確固としたものをつくりたくなる。

03/25 22:24
0255文字
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