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皇室はなぜ世界で尊敬されるのか (新潮新書)

感想・レビュー
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あんさん
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昭和天皇、上皇陛下、今上陛下の3代にわたる皇室外交エピソード集。日本にとって外交ルートの一つとして、皇室がとても貴重であることがわかる。欧州だけでなく、中東やアセアン王族への目配りなど、長期的な目線をもった国際関係上の配慮が感じられた。一方で皇族の方々のご負担はいかばかりか。「伝統への愛着と近代的なものへの開放性が他に例のない形で融合した日本は、今後も私共を魅了しつづけるでしょう。陛下は、この変わらぬ『日本の魂』を体現され、貴国民の敬愛と国境を越えた尊敬を集めておられます」(ルクセンブルクのアンリ大公)」
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ガーコ
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☆☆☆☆
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confusion_regret_temptation
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主に明仁上皇の天皇陛下時代のエピソードを軸に、皇室が如何に世界の国々と良い関係を育んでこられたかを丁寧に記されていて、とても読みやすくまた感銘を受けた。日本人なら誰でも知っている天皇陛下夫妻の祈りを捧げておられる姿に思いを馳せ、自身の世界観を新たにした。とは大げさか。
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かーくん
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本書のタイトルはあまり私の好まないものではあったが、日本が持つ最強と言われる外交カードである皇室外交について、その実態についてちょっといい話を記した本である。東南アジアや中東、欧州に王国、君主制の国家が多いこともあり、所謂西側諸国において中東との関係の良さは特筆に値する。その理由として挙げられるのが家族ぐるみでの皇室の付き合いである。この辺りの話はどうしても太平洋戦争を避けては通れないのであるが、イギリス、オランダ等の王国はシンパシーを、王制でない国は憧れを以て日本という国を見ている側面があるのだろう。
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Hiroki  Nishizumi
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同感できるところと出来ないところがあった。現代では王朝制維持は難しいのではないかな。
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ハカイダー01
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今上天皇陛下が皇太子であられた際に京都駅でお見かけしたことがあるのですが、その時からファンです。英国オックスフォードでどのように過ごされていたかが後半に記述されているのですが、親近感を持ちました。でも今後、王室を持つ国が減少の一途をたどるとすると、皇室、王室、それぞれがどのような道をたどるのか不安になります。少なくとも日本は皇室を堅持すべきです。
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ごへいもち
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行動や発言に細かい配慮が必要な生活はダラけとかサボりとかとは無縁のとてつもない努力 をされていることに頭が下がります。ところで流行りっぽいタイトルと内容は少しズレがあるように感じた。
ジョージ

西川さんの著作では新潮文庫「エリゼ宮の食卓」が面白いです。

11/07 13:16
ごへいもち

コメントありがとうございます。早速♪

11/07 16:38
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紫砂茶壺
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皇室ちょっとイイ話集。敗戦間もない頃に明仁皇太子(当時)がエリザベス女王の戴冠式で末席も末席を用意されて冷遇される中で、サウジアラビアのファイサル王子が見せた優しさは泣ける。王室のある国だけでなく共和制の国との外交においても、皇族が顔を出すか出さないかで相手側の反応は大違いとなる。タイトルにある「なぜ尊敬されるのか」の理由はさまざまあるが、それは皇統の長さだけでなく交流時の気遣いにあらわれる皇族の人間性に感動を覚える首脳が多いことから、プレミア感のある人から優しくされて感動!ってことかも。
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hafen3710
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現在君主が残っている国は28。国民と君主のあり方が問われる時代にあって、皇室がいかにうまく適応しているかがわかる。欧州、アラブ、タイの王室との交流、関係を理解できる一冊。
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まっきー☆
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図書館本。昨年の新しい元号に変わった際に何かの記事を見て読みたいと思った本。既に世の中の大半が戦争を知らない民で、何故天皇が象徴になったのかもよく分からない者ばかりだとおもう。あの敗戦後、どうやって日本が国際社会の地位を再構築してきたのか、それは上皇様ご夫妻の努力であったことは間違いない。そして今上天皇がこの先、どんな日本の象徴として生きていかれるのか。普段考えることも知ることもなかなかないトピックだが、日本人として知っておきたいと思った。様々なエピソードに涙がジワリと出ることも。読んで良かったなと思う。
まっきー☆

昔読んだ、侍従長の日記は、内側から見た天皇の真実で、これも読んで良かったと思ったが、外の国から見た皇室と知らなかった歴史的な諸外国との繋がりがとても興味深かった。

07/26 22:59
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tetsubun1000mg
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知らなかったことも多く、称えるばかりの内容ではなく意外に読みやすい本でした。
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hitotak
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皇室賞賛本かと思ったら、皇室が日本の外交にいかに価値ある存在であるかということが書かれている。特に同じ君主制のある国々との外交において、親善・友好への貢献度は計り知れない。天皇家の方々の個人的資質に拠るところも大きいだろう。国賓としてVIPを招く国を決めたり、皇族が公式に訪問する国の選定する際の外務省内の各局の綱引きも興味深かった。
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masayoriA
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ネタバレ皇室のあり方が諸外国とは違うのかな、と感じました。皇室の役割は日本に取って大きなものがありますね。
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飯島 泰
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皇室は日本が誇る最強の国際親善策であるとは感じていたけれど、実際その通りでした 外交ではなく親善のため、交渉するのではなく親交を深めるため、これが結果的に良好な国際地位を得られる ひとえに、宮家の人柄がそれを成し得ていくのだとは思いますが、象徴として具現化されていくことに深い尊敬を抱きます 色々な想いがあるでしょうが、天皇制は支持します
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TH
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他国と政治とは別のパイプができるというのはメリット
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hiyu
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帯の通り、皇室は日本における最大の外交資産であると感じてならない内容であった。丁寧な描写もそうだが皇室が長い歴史や伝統を持つだけでなく、その深さを強く感じるものであった。
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こに
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“新書は話6分で”を頭の隅に置いて読んでみました知っている内容が多かったですが、知らなかったこと、知っていてもここまでは、もあり大変興味深く読みました。 今上天皇はタイプとしては上皇陛下より昭和天皇に似ておられるそうです←少し驚き! 皇室が日本人と共にある、という点はよく分ります。 今上天皇がどのような天皇像を形成していくのか―――見守っていきたいと思いました。
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はるわか
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皇室は日本にとって最大の外交資産である。日本の皇室が世界でも珍しい長い歴史と伝統を有していること、皇室が日本国民の幅広い尊敬と支持を集めていること、華美や贅沢から一線を画した精神性の高さ。そして、誰に対しても平等に接遇することを旨としていること。アラブ王室(サウジアラビア、ヨルダン、クエート)の皇室への敬意。すべての犠牲者を対象とする慰霊(中国、オランダ)。スペイン王室と昭和天皇の知られざる交流、「あなたのおじいさんにごちそうになった」。高円宮久子妃の活躍(102年振りの皇族の訪露)と減りゆく女性皇族。
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奏市
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著者の『ワインと外交』が味わい深く、印象的だったので、時世もあり手に取った一冊。全体を通じて、皇室の方々の心温まる人間味を知り、じんとくることが多かった。また、皇室の崇高な精神性を感じ、読んでいて凛となった。昨今の安全保障政策強化に対して、先の天皇の慰霊の旅やおことばがバランサーとなり、東南アジアの国々にある種の安心感を醸成したとの考えは、効果の程度はともかく、皇室の外交的役割が意図せずともわかりやすく現れていると感じた。皇室を通じた中東の国々との良好な関係、オランダとの悲しい歴史、色々勉強になった。
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ますやん
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意外と興味深く読めた
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乱読家 護る会支持!
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首相による晩餐会、天皇皇后両陛下による晩餐会(もしくはお茶会、謁見など)で海外からの賓客を二段階でもてなす。政治に関わらない皇室。長い歴史と伝統の蓄積、人間力。これらの皇室外交が、他国の国民との人間的つながりを作ってきた。。。 歴史と伝統、精神性の高さからアラブ王室から尊敬される。アジアの国々、オランダへの慰霊の旅。スペイン王室との外交。女性皇族の外交。新天皇陛下に受け継がれた「国民との対等性」「経験に裏付けられた国際感覚」「未来を見据えた脱戦後」の3つのキーワード、など。
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ニャンゴロ
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皇室の活動の意味をよくしれる一冊。
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塩豚葱串
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政治的な権力を持たないのに世界中の王室と交流し、尊敬される日本の皇室の交流歴を見た本。 こうした立派な皇室の方々が日本にいることを誇りに思う。
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ゆん
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ダ・ヴィンチニュースにて書評執筆。https://ddnavi.com/review/541669/a/ 皇室が尊敬されるのは、皇室の長い歴史や伝統の蓄積、先の両陛下を中心とした皇族の人間力があるからだという。そこで本書内では日本の歴代天皇・皇后が辿ってきた歴史的エピソードを交えながら皇室が尊敬されている理由を解き明かし、令和という時代にこれまでの歩みがどう活かされていくのかを解説する。  日本の外交に大きく寄与してきた皇室という“外交資産”は新天皇の下で、どう変化していくのだろうか。
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梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
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タイトルが大衆に媚びすぎである。同じ著者の「知られざる皇室外交」の続編最新刊と考えていい。2019年5月刊ということで、徳仁新天皇を中心にここ数年の皇室外交の実績と、それに纏わるエピソードが語られている。宮内庁や外務省関係者への取材がしっかり行われた上で書かれている記録なので、内容は非常にしっかりしている。天皇関係の史料とも言える一冊である。皇族の丁寧な対応により、皇室は本のタイトルのように外国の政府関係者や王族から尊敬されているということがよくわかる。(kindleで読了)
ごへいもち

タイトルについて同様に感じられたようでうれしく感じました♪

11/07 10:40
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皇室はなぜ世界で尊敬されるのか (新潮新書)評価51感想・レビュー25