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狩人の悪夢 (角川文庫)

感想・レビュー
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え
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作家有栖川有栖シリーズの(私が読んだ中では恐らく)5作目。諸事情により閉鎖的な空間の家である女性が殺害されていた。何故かその死体には右手首が切断されており、その家の壁に遺されていた手の跡。そして物語が進むにつれて上述の殺人事件の犯人と疑われていた男の死体が発見され、その遺体には左手首が切断されていた。読み進めても手掛かりがぐちゃぐちゃしていて何故こうなったのか論理が一切組めなかった。しかし真相は極めて論理的だった。あと個人的にエピローグの火村とアリスの掛け合いが好きだった。
0255文字
mihya
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ネタバレ作家アリスシリーズ。人気ホラー作家と対談したアリスは夢守荘に招待され、翌朝、空き家で他殺体を発見する。 シリーズとしては楽しかったんだが、解決にはモヤモヤ。結局、自白に頼った感じ(犯人は自白すんなよ!)。 周りが森なので、倒木で道が塞がれただけじゃいまひとつ弱いような…(犯人はもうちょい工夫しろよ!)。
0255文字
茶旨
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シリーズものとは知らずに手に取ってしまったが、お話としては独立しているので問題なく読めた。 火村とアリスの会話は軽妙で魅力的であるし、導入部の悪夢に纏わる不穏な雰囲気は中々良かった。 しかし小説として、全体通して楽しめたかというと微妙。 とことん理詰めで犯人を追い詰めるということ自体はいいとして、肝心の「理」の部分、火村の断言にかなり無理があるような。パズルが完成しないまま犯人が自白してしまったというような印象。最後の最後にどっちらけだ。
0255文字
モルワイデ鮒
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ネタバレ38歳のホラー作家白布施正都の見た目がどうにも53歳テキサスの囚人に思えて難儀した。火村英生といえば狩人で悪夢。手首のホワイダニットに誘われて火村と犯人の対決にアリスの見せ場も良い。ラストの突然のアレにウルッと。廃屋が二つと空き家と奥と手前がちょっと混乱した。
0255文字
chibi
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シリーズものらしいけれど初めて読む作品。 スピード感をもって読むというより時間をかけてゆっくり読むタイプのミステリー小説だった。
0255文字
ちかぽん
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火村シリーズ長編。 nightmare risingがヒット中のホラー作家白布施と対談した有栖川有栖は彼に誘われ彼の亀岡市にある夢守荘に出かける。嵐の夜が明けた朝白布施の亡くなった秘書の知人が秘書の暮らしていた漠ハウスと名付けられた家の中で他殺死体として発見される。廃屋が点々とする小さな集落で起きた殺人事件とその犯人と思われていた男の他殺死体も発見され真犯人はここに住んでいるもしくは訪れた誰かに絞り込まれる。 悪夢しか見る事ができなかった青年と彼を思いやる人たち。 悪夢は毎晩見る私も…
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よもぎだ
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「ん、どゆこと?それでいいの?」率直な感想。設定は結構面白いのですが、トリック、アリバイ関係や枝葉の税務的な話も結構引っかかる。まぁでも、ちゃんと校正されてこの内容ということは、読み方によってはちゃんと成立するということなのかなと強引に解釈しましたが。本音言えば、かなり無理やりかなぁとも感じつつ、アリスと火村の立ち振る舞いに香具師的なものを感じつつ、ご都合主義に振り回されるのを楽しむ作品なのかなとも。
0255文字
Sakurakunnn1
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ネタバレ「倒木を知らなかった人物」が犯人、という絞り込み方は当初から自明であり、終盤に持ってくるには破壊力が足りない。これを踏み台としてもう一つ、犯人に迫る何かが欲しかった。また、被害者たちから手首が奪われていた点も単に引っかかれた痕跡を消す、捜査の攪乱となると最初のインパクトに比べて結末が弱く感じる。「悪夢」「作家の矜持」「火村のトラウマに迫る」どれかに集中して書かれた方が良かったのではないか。状況証拠と動機からのアプローチのみなら短編~中編の尺で良いと思う。
0255文字
金谷
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ネタバレ☆☆☆ 火村の悪夢にわりとずけずけ踏み込んでくるようになったなアリス。と思ってたら終盤の畳みかけが凄かった。火村の方もかなり受け入れてるし、犯人への追求を後半任せてしまうのがもうー。事件の方は多分あの人、と思ってたけど、最後の対峙でずっとしらばっくれてるのでアレ?違うの?てなってた。あそこまで丁寧に解きほぐされてるのを聞いてて客観的な感想言えてるのすごいよ。決定的なこと言われてやっと怒る反応だし。さらに最後のサプライズ。あとがきによれば作者本人まで、えそうだったの?て(笑)いやーそうなんかー!おめでたい!
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anko
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読んだような気がしてるけど、ほぼ初読の作家さん。ミステリ作家アリスと臨床犯罪学者火村コンビで二つの殺人事件を謎とく。意図せず閉ざされた空間の中で容疑者が限られていたことで、複雑にならず、犯人探しに集中できた。動機は後づけする火村氏の謎解き過程が面白い。25年も続いているそう、火村アリスシリーズ、楽しみたい。
0255文字
saikoro
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ネタバレ「眠ると必ず悪夢を見る部屋」を家に持つホラー作家のもとへ招かれたアリス。翌日、近くの空き家で右手首のない死体を発見する。▼再読。作家アリスシリーズ第24作目。理詰めの境地。ひたすら地道にひとつずつ、犯行を紐解いていく。理詰めのみでの勝負とは、こんなにも長期戦・消耗戦なのかと。その意味でも火村先生の放つ矢だけでは足りないのだろう。初読時も思ったけど、本作は明らかに、火村英生と有栖川有栖が2人で1人の名探偵をしている。火村先生の見る悪夢に対してのやりとりも感傷的になりすぎない塩梅で、私は好きな作品です。
saikoro

あとがき、解説について。読んで、そうだ、令和になって文庫が出た作品なんだと改めて思う。初版は2016年だから、平成と令和をまたいでいるというなかなかレアな作品なのかもしれない。そういえば、この頃からいよいよ、火村先生やアリスの年齢を追い越すカウントダウンしてたかもしれない(笑)。宮部先生の解説に関して、最後の一文には完全同意。徹底して動機をメインに推理をしない火村先生そして有栖川先生のこの宣言、痺れる。

10/13 09:29
saikoro

犯人に同情できない、じゃなくて被害者に同情できない、だった、間違えた。

10/13 10:57
4件のコメントを全て見る
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みちしるべ
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ネタバレ作家アリスシリーズを読むのは初めて。火村が捜査情報に完全にアクセスでき、聞取り等も自由にできる設定に、リアリティはともかく、推理ものとしてシンプルに楽しめそうだと期待。ただ、推理の前進につながっていると思えない展開(事情聴取など)が多いように思われた。最後の推理パートでも、採用されている事実数は少なく…。犯人の「どいつもこいつも、やろうと思えばできたじゃないか。物理的に犯行が不可能な人間はいない」というフレーズのとおり、ホワイダニットに注目した終わり方で驚き。「狩り」と評した詰問パートが恒例なら、期待外れ
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山村まひろ
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単行本で読んでるので再読。 https://bookmeter.com/reviews/78474858
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うさぎ
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前にドラマ化されたのを見ていて、その原作だったことを読み始めるまで気づかなかったf^_^;個人的に、中弛みが苦手。いや現実社会では警察の尋問なんかは何回も同じことを聞かれる、ってテレビでやってたけどもね…何回も何回も繰り返して同じ人に話を聞いてる印象。ドラマを見ていて犯人は知ってたから余計に、かなぁ。でも最後の、狩りのシーンはちょっと怖かった。追い詰めるところがハンパない。渡瀬くんは可哀想でシンミリ…なんだけど、沖田がしゃしゃり出てくる話ではない。こういう人嫌い。
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onogorousaan
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火村シリーズ。作中作のナイトメアシリーズのヴィジュアルが物語を牽引する。論理も大事だけど一枚絵の様な印象が物語では重要なんだなぁ。何枚も絵を提示されると無粋になる。純粋だけが面白い訳でも無いが。小説を読んだ印象は一枚の絵として保存したい。 古今悪夢とは己の罪なのだとろう。夢十夜の盲殺しに代表される様に、私は殺されることよりも、誰かを傷付ける事を恐れているのだ。
0255文字
Toshiyuki S.
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臨床犯罪学者・火村英生シリーズ。今回は長編。人気ホラー作家の別荘へと招待されたアリス。「寝ると必ず悪夢を見る」という部屋で一夜を過ごしたアリスは、まもなく殺人事件に遭遇する。事件が起こった状況や現場に残された手がかりをもとに、容疑者のなかから「犯人になりうる」唯一の人物を絞り込んでいく。クイーンの国名シリーズのような硬派な本格。今作において決め手になっているのは「切り取られた手首の謎」。かなり不思議な推理。頭の中で何べんも火村の推理をトレースして、そういう論理が成り立つかどうかを検証するのが楽しかった。
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マッド
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犯人全然わからん。内容も難しいって思ったのは自分だけですかね。脳が退化してるのか。完全に言い切る推理ではないというか、物的証拠がないっていうのか、それで犯人を特定していく流れは凄いなとは思ったが。まるで自分が誘導されているかのような錯覚にはなりました。最後の2人のやり取りでの単語が出てくることで話の全容がようやくつかめたが、それまではこれでどうやって犯人絞り込めるのかがさっぱりでした。
0255文字
mary
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所々漏れるアリスの心情が率直すぎて笑ってしまう。あとがきで何度か出てくるが、作者自身が作中人物にこう言われて驚く、というあの感じがとても心地よい。勿論練りに練って作品自体は書いてくださってると思うけど、それだけじゃなくて作者が生み出した物というよりも、作者と作中人物は対等に会話を楽しんでいるように見えて素敵。宮部先生の言葉を借りると「しびれる」!
0255文字
うぃっくす
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久しぶりに火村と有栖シリーズ読んだんだけどエラリークィーンみたいだね。ナイライ面白そうだからわたしも読んでみたいな。事件の真相がなんかちょっと切なかった。
0255文字
タコ星人
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ネタバレ火村が犯人を追及する場面は、回りくどい割には頑張れば言い逃れできそうで、ひょっとして捜索令状を取得するための時間稼ぎが目的か?と邪推してしまった。採取される証拠もたかがしれているし、このシリーズはそんな事しないだろうけど。 ミステリはパズルに例えられることが多いが、今作は作中でも言われた「不揃いな積み木」が言い得て妙。動機の面で犯人を予想することはできましたが、私などは積み木の一段目すら積み上げることができませんでした。完敗です、わっはっは。
0255文字
cha○
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展開は遅く、犯人も想定内だが、犯人を追い詰める推理は論理的で納得。
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鈴純
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ネタバレ何というか、正統派の推理小説。ホームズを読んでいるようだ。犯人はあー、やっぱりこの人なんだという動機も意外性もなかったのが残念。
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とりこん
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Kindle ultimateにて。 初の有栖川作品。火村とアリスの関係性が全然わからない状態なので置いてけぼりになる箇所がちらほら。順番通りに読んでない私が悪いんだけど…。 犯人あの人しかいなくない?って思ってたけど最後○○を「あなたが犯人」て名指ししたのに驚いてそこから一気に読んだ。この作品だけ読むと私はあんまり合わない作家さんかもしれないというのが感想だけど、火村とアリスの関係性を順に追って読めば感想も変わりそうなので、折を見て他も読んでみたいと思います。
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WA HANI
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面白い。理詰めの推理は、読み応えあります。
0255文字
チャー吉
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ネタバレいやぁ面白い!読むのはコレで3回目だが、相変わらずの面白さだ。矢で首を射られた女性、手首を切り落とされた2つの死体、壁に出来た血の手形などなど魅力的な要素ばかり。特に壁に出来た血の手形は、別の場所で犯人が手首を切り落としスタンプとして使った…と思わせたかったという捻りも加わっており、読み応え抜群の推理でした。しかし、何回読んでも被害者に同情出来ないなぁ…本人が望んでいなかったのなら、態々公表する必要はないだろうに。
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伊織
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お久しぶりすぎるコンビの掛け合いが懐かしすぎた...!そしてやっぱり落ち着く。(変な関西弁を聞いてたので余計に落ち着き度増し!)もはや推理目当てと言うよりも、2人のそれを見たい(読みたい)がために読んでいる気するする。派手さははいけどついつい手に取っちゃうシリーズなんだよなー。1923
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penguin
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作家アリス24作目。長編。 対談したホラー作家の自宅に招かれたアリスが連続猟奇殺人事件に遭遇する。テーマはタイトル通り。秀逸なタイトル。 そういえばこのシリーズで死体損壊の事件って珍しい気が。 登場人物達の見る悪夢や悪夢のような人生の中にどうにか光を見出したいと思う、何とも鉛を飲んだような重さ、長く昏く、混沌。読み手のこちら側もまた地続きで悪夢を貰い受けた気分。悪夢を狩ったところで晴れない、火村はいつもこんな気持ちなのかなと思わせられる読後感だった。
0255文字
ささ
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ネタバレ色々な人達の気持ちが交錯してる大きな物をぶつけられた気がして、消費カロリーがとても大きかった。今作は有栖の作家としての矜持に触れられてとても良かった。火村はこうやって救われて行くのかなとも。
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タケ
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ネタバレ人気ホラー作家の家に招待されたら殺人事件が!通れなかった道、手首を切られた死体、犯人と思った人物も殺され、突然現れた急逝したアシスタントの謎が…?!「まさに正統なミステリ。そう、これが本格ミステリ」という作品読んだな~という思い。火村と有栖の掛け合いもこんなんだったな~。編集者の鳩子ちゃんいいキャラだった。
0255文字
そーいち
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火村シリーズの長編作品。眠ると必ず悪夢を見るといういわくつきな屋敷とその周辺で巻き起こる殺人事件に遭遇するストーリー。クローズドサークルっぽいがそんなことはない。殺された人物のバックボーンがある人物としか見えてこず(その人物も故人)ある意味、正統派な本格ミステリと化している。途中で火村が動機の検討はしない、それが分かれば後は警察の仕事、というセリフが印象的だった。本作は謎解きの論理としては結構脆弱で犯人の追い詰め方も甘いのだが、そこは有栖川さんらしい叙情的に描くことで様になっている。
0255文字
秋田の読書会「あなたと推し本」(二代目)
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読書会にて紹介された本。有栖川氏の筆力に脱帽と感動。
0255文字
鹿乃子
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ネタバレアリスがワトソン役という自分の立場を自覚しているところがなんだか好き。2人のお互いへの信頼感が良い/この男はホラー作家のふりを賢しらに努めていただけ、と思うといたたまれない気持ちになる/「俺の推理の矢には、充分な威力がなかった。もっとグサリといきたかったのに距離が遠すぎて」「ちゃんと犯人に命中して狩りは成功したやないか」「お前に手伝ってもらったからだ」「お前の矢には毒が塗ってあった。だから、白布施にとって致命傷になったんだ」/「お前は、悪夢の中で誰を殺す?」
0255文字
しくじりパパ
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ネタバレ正統派ミステリーを読むなら有栖川有栖。そう確信しているのに本書は何だかもどかしさを感じてしまった。追求を途中からアリスに投げたのは敢えてだろう。火村がアリスを信頼しているからこそ。アリスが放った矢の毒は作者の本意を知りたい。アリスが同じ作家だからこそ白布施に沖田依子の想いをぶつけることが出来たということ?
0255文字
はんく
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特殊設定パズラー全盛の昨今、リアリズム主義の作家アリスシリーズは古き良き正統派パズラーの面影を保っている。個人的には作者久し振りの長編となった「鍵のかかった男」以降の作品群には老成円熟の境地に達した印象が強い。派手な装飾で誤魔化さずとも謎と論理の物語は力量さえあれば紡ぐことができる。殺人犯に向かって矢を射る狩人 火村の追及は内面の激しさと裏腹にあくまでも冷静で論理的で的を外さない。確かに「俺の推理の矢には充分な威力がなかった」と火村がいうように犯人には抵抗出来るだけのロジックに僅かな弛みが感じたのも事実。
0255文字
Matilda
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ネタバレ【Kindle unlimited】有栖が対談したホラー作家白布施の別荘に行くと、彼の元助手が住んでいた隣家で殺人事件が起こり、火村准教授も呼ばれるが、また新たな遺体が…。必ず悪夢を見る部屋、急死した元助手、手首を切られた二つの遺体。なんだか自分も悪夢の中に引き込まれていくようなストーリーで、結局犯人の確固とした自供もなく、各人の思惑は全て憶測?
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hp
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ネタバレ有栖川の矢に塗ってあった毒とは結局なんなのか…?白布施が渡瀬の境遇や最期に同情を抱いたり彼に対して好感を持っていたりしたのが本心からだとすると、沖田に糾弾された時に(例え彼の意向だったとしても)名前を出すことを拒否した=才能を一番認めてやれなかった自分を有栖川の言葉によって初めて気付かされ、自分のことを恥じたのか、惨めに思ったのか、それで罪悪感に耐えられなくなったのか…?浅慮だろうか。他の人の考察も聞きたくなった。火村とアリスと片桐の気の置けない応酬が小気味よくてgood(登場人物敬称略)
0255文字
はじめ
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犯人はすぐにわかった。まあ、こいつしかいないだろうなぁ…と。動機やトリックとかは相変わらずわからなかったけど。犯人の正体から、なんとなく過去作を思い出した。アリスと火村の関係性がちょっと変わったように感じた。この二人、半年も会わないことなんてあるんだなぁ。
0255文字
±
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ネタバレ6年ぶり再再読は文庫版で。勿論オチも犯人も知った上で読むので疲れた夏頭にぴったりなのだが。あとがきにあるような元の予定の倒叙体で眺めてみたくなる犯人の重労働ぶりが何とも切ない。なにしろ鋸でなくて包丁だものなぁ。これだけ頑張っておいて学者やら作家やらのシビアな攻撃を受けるなんて気の毒に…。
0255文字
にな
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ネタバレ火村と作家アリスのシリーズが始まって25周年目に書かれた作品。ちょうどドラマ化もされたタイミング。 悪夢を見続けていた渡瀬とそれを見続けた白布施はわかりやすく火村とアリスの対比だし、まだ学生の頃から書いた物語を沖田に見せ続けた渡瀬も火村とアリスの関係に重ねられているのかな。そう考えたら渡瀬と白布施の合意のゴーストに沖田が怒るのもわかります。勿論ミステリ部分もしっかり描かれていて捜査もディスカッションも飽きさせない掛け合いで描かれているけれど今回印象に残るのはやはり友情の話。長く追い続けただけに感慨深い。
0255文字
エルデのおっ
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有栖川有栖の作中有栖川有栖は有栖川有栖なのか問題。相変わらず、探偵も助手も静かに狂ってる。
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