読書メーター KADOKAWA Group

山頭火―草木塔 (愛蔵版句集シリーズ)

感想・レビュー
8

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
朗読者
新着
久々に、山頭火の句集を読みました。今回響いた句を少し紹介します。「空へ若竹の悩みなし」初心を思い出しました。「ころり寝転べは青空」ちょっと息抜きも大事ですね。「黙って遊ぶ鳥の一羽が花の中」主役がいると華やぎますね。「この道を辿るほかない草の深くも」進むこと、立ち向かうことも大切ですね。
0255文字
らんこ
新着
詩集を一冊全部読んだのは、ポー詩集に続いて2作品目。日本人の作品だからか、ポー詩集よりも情景を思い浮かべながら読むことができた。「分け入っても分け入っても青い山」は国語の教科書で見た気がして、懐かしさを感じた。
0255文字
ky
新着
山頭火の生涯を描いた本などを読むと、かなり悲惨な人生のような感じがするが、この句集を読む限りではそんな深刻な悲壮感は無さそう。自ら放浪の旅に出ている訳で、第三者である読者から見れば、本人納得尽くの生涯だったのかも。つくつくほうし、水、などの言葉が頻出、山頭火の関心の向け所、自然の中に溶け込んでいる。自由気ままな生き方は憧れ、しかし、では自分にもそれが出来るかというと、そりゃ無理筋。年齢重ねると種々欲求は薄れてくるけれど、これまでの人生のしがらみを断ち切る覚悟はなかなか出来ない。
0255文字
юки
新着
素人目には、同じことをずっと繰り返しているだけにしか見えない
0255文字
〓
新着
ネタバレしぐるるや死なないでゐる/生き残つたからだ掻いてゐる/雪ふる一人一人ゆく/何が何やらみんな咲いてゐる/遠山の雪も別れてしまつた人も/いつもつながれてほえるほかない犬です/いつでも死ねる草が咲いたり実つたり/ともかくも生かされてはゐる雑草の中/わたしと生れたことが秋ふかうなるわたし/しみじみ生かされてゐることがほころび縫ふとき/ぢつと瞳が瞳に喰ひ入る瞳/どこでも死ねるからだで春風/死ねない手がふる鈴をふる/燃えに燃ゆる火なりうつくしく
0255文字
ろびん
新着
名前と三つ四つの句しか今まで知らなかったですが、面白かったです。元から知っていた数少ない句の一つですが、分け入っても分け入っても青い山、が好きです。
0255文字
moon
新着
青空文庫で読みました。静謐で物悲しくて、森の奥深くにあるみずうみの水面のように、胸の内が しんと静まりました。
0255文字
小塚悟史
新着
青空文庫にて。中学生のころ見た山頭火のドラマを想起しながら、再読。「うしろすがたのしぐれてゆくか」どれかを選べと言われれば、やはりこれか。この方の人生に、憧れもし、反面教師にもし。ただただ句の美しさに感じるいるばかりで。
0255文字
全8件中 1-8 件を表示

この本を登録した読書家

今読んでいる読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

積読中の読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

読みたい本に登録した読書家全22件中 新着8件

山頭火―草木塔 (愛蔵版句集シリーズ)評価84感想・レビュー8