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いい感じの石ころを拾いに (中公文庫 み 53-1)

感想・レビュー
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みやぎ
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ネタバレ特別な宝石とか、〇〇が☓☓して出来た▲▲石とかそんなんではなく、何となく気に入った石を探しに行くために出かけたりそんな話のエッセイ。文庫版は巻末に出雲への石拾い旅行の話が掲載。丸くてすべすべで面白い模様とかだといいよね。
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pirorikin kato
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ユイリカ 石特集から 「世間は、石に対して冷たい」 このおもしろ書き出し、たまらんなぁ。 石を収集し、それを保有することで得られる快感は、きっと先祖から受け継いだDNAに深く根ざしているのだろう。。。
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枝乃
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石拾いエッセイ。当時の担当編集者である武田氏に向けられた「石なんか拾っている場合か」という忠告がその通りだと思うゆえにおかしい。一方、宮田さんは、市場的な価値や模様より、握った感触に重きを置いており、これまた批判しがたい。河原に石を拾いに行く趣味こそないが、天然石好きとしては風景石に惹かれる感覚も好印象。そして、川辺や海辺に石英を包含した石がわりと無造作に転がっていることに感嘆する。
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aono_iz
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まんまと石ころ拾いと宮田さんにお熱になってしまった一冊。いい意味でほんっとにくだらない。人間も石みたいに生きればいいんだ。
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麦茶ごくごく
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オタクの人の話を読むのが好きです。石ころ拾いに専門知識ももたず好きだから行っている著者の文章がすごく読みやすい。いろんな好きがあるのがいいですね。でも石ころは私は好きです。
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saga
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久しぶりに宮田さん。いつもの宮田節は少ない代わりに、石ころ拾いの情熱と葛藤が伝わってくる。面白かったが、石ころ拾いをしようとは思わなかった。著者のように、その筋には有名な場所で拾うとはまるのだろうか? 水石の専門家を訪ねたくだりは、何だか最後まで話がかみ合っていなかったな~。専門家(?)の山田氏、久世氏、渡辺氏、石ころ拾いに同行した人に影響を受けながら、「いい感じ」の模索はこれからも続きそうだ。解説の武田氏曰く「この本に意味があるかと問えば、もしかしたら、ないんじゃないか」がとても印象的。
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藤原
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いい感じで感じのいい石ころをゆるい熱にうかされて拾っていく感じがするっと心に気持ちがいい。本文はもちろんだけど解説がなんかいい。石ころを拾うことに意味があるか。あるわけないし無くていい。生産性や自己研鑽なんかとも一切無縁な行いが、無駄に色々なことに意味を求めてしまいがちで疲れる心をなんとなく楽にしてくれる。なんかいい感じだなあと思う感性を大事に生きていきたいな。
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ky
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宮田本の脱力感。世間は石に冷たい。価値不動の宝石よりも、あるときはガラクタに見えたものがふと何かのきっかけでぐいぐいと魅力を増して見え、輝きが失せたりするほうが自然、美を求めない美に真の魅力。風景石。石拾い道。石にいったら人生も終わり。服といっしょで、この人にはこの服とか相性、この石にはこの台。見た目一発。図鑑を作る時に持ち込んだ先…極身近な所。いつから太宰ファンなんですか、3日前ぐらいかな、テレメン女史の雰囲気? 石を拾うときの状況も魅力的であることが大事で広々とした海辺や川原で無為な時を過ごすこと
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Tatsuhito  Matsuzaki
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図書館の「今月のおすすめ」コーナーにあったので、また借りてきて読んでしまった。 やっぱり自分は石ころ好きなのか? それとも図書館の司書さんに石ころ好きがいて、その誘惑にまんまとのせられたのか? いずれにしても、楽しく再読出来ました♪
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Sakie
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水辺で石を拾う夢を見た。その後、この本を見かけて買ったのは必然だった気がする。思うに、石は丸っこいのが好ましく、"なんかいい感じ"のものを全身で探したく、なにより無為なところがいい。とするとヒスイ海岸はいずれとして、より身近では川よりは河口、海、瀬戸内海よりは太平洋、日本海なのだな。『そんな石、どこにでも落ちてるだろ、と思う者には、今後おそろしい災禍がふりかからんことを』とか『このいまいましい女が、石の素晴らしさを目の当たりにして打ちのめされんことを願い』など、ダーク宮田が顔をのぞかせる。んんん。
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紫伊
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「いい感じの石ころ」に集結している気がする。希少な石ではなく簡単に拾えて手に馴染む石ころ。石じゃなくて石ころという響きもすき。石ころ拾いからコレクターに会って石を見たり、東京ミネラルショーで石を買ったり石って奥が深いなあと思った。巻末に載っているカラーページの石ころたちが魅力的でいい感じの石ころ拾いの旅に出たい。また編集・同行者の武田さんの解説がすき。「今週末出張です」「何の?」「石ころ拾いです」言ってみたいなあ。「改めて読み返してみたが、解説しておきたいことなんて特にない。」その雰囲気がとても良いのだ。
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空飛ぶ蜘蛛
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めちゃくちゃ良かったです。自由に石を拾う著者の存在がまず良いし、自分の好みはなんなのかとか、地質学的なことを考えたり考えなかったりしながら、ひたすらいい感じのする石を拾うのです。インタビューも読みやすく、本当に文章が面白く写真もあって楽しく、これは図書館本でしたが、購入します。選ぶ基準を言語化してみるも結局、意義や優劣なんて無いところや、後半は見る人の存在を意識した選び方になっていたり人の拾った石に影響を受けるところなどが特に面白かった。もはや石、拾いに行ってみたくなっているのでこの本の勝ちです。
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キエイキエイキエイ
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ネタバレただ「いい感じの石ころ」を拾う。定義が曖昧で奥が深い世界だな。と思いました(そんなに深く考えちゃいけないんだと思いますが)。とても面白そうで興味がありますが、たぶん私は、なんの種類の石だとかが知りたくなるので、「いい感じの石ころ」探しは難しそうです。でも、これからは、どこかに出かけた時に、どんな石ころが落ちているか?見る風景が変わるだろうなと思いました。
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イリエ
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こんな本だれが読むんだろうとパラパラみているうちに、全部読んでしまった。模様や形の面白さ、石の台の尊さ。名前や成分が詳しく載っていたりなんかしない。ただ、いい感じの石を拾って楽しんでいる。それだけの本。昔、国分太一さん主演のドラマで『いい感じに電気が消える家』ってありましたよね。あんな感じ? ほっこりできます。武田氏って武田砂鉄さんだったんですね。
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しお
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面白かった。作中で紹介されていた渡辺一夫さんの本には、小学生の頃かなりハマってお世話になったので2018年に亡くなられていたと知ってショックだった。石ころを拾うのは全く意味がないことかもしれないが、その意味のないことこそが癒しになっている気がする。意味のあることばかり追求し続ける生活は疲れる。
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バジルの葉っぱ
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地学に興味があるので鉱物にはかなり興味あります。そういえば昔息子が小さい頃一緒に長瀞で石を拾ったりしたこともあります。この本を読んで、”いい感じの石ころ”のあるところに石拾い旅行に行ってみたくなりました(糸魚川とか津軽とか)。あと、東京ミネラルショー、一度行ってみたいです。見るだけでも楽しそう。
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くろぶち
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ネタバレ石ころを探す、拾う、愛でるということに一貫している本です。石ころ自体や拾いに行くことからなにかを見出しているのではなく、いい感じかどうかの主観でお気に入りを探し求めています。カラー含め写真もたくさん載っていて、とてもおもしろかったです。
くろぶち

ポップアップライブラリーという本の交換を行っている方々のところで交換させていただきました。

07/28 16:07
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奏市
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ちょっと前に始めたばかりの石集めのモチベーションが沸騰してしまった。2回目に過ぎないが昨日も海岸に行って拾ってきた。特に鉱物とかブランド産地にこだわる事なく、見た目(大きさ、形、色、模様等)、持った感じから本人なりの「いい感じの石ころ」を拾いに著者が全国の海岸を訪れ、写真とエッセイにまとめてある。また、何人かの石蒐集家を訪ね魅力を聞き出す。色々巡るごとに「いい感じの石ころ」の基準がぐらつき逡巡するのがいい。たいてい一緒に同行していた当時の担当編集者の「武田氏」が武田砂鉄さんだったと最後に知ってびっくり。
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ボン(ちゃん付けで呼んでください)
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一昨年あたり、コロナになってからかな?海岸へ散歩に行って石を探す趣味が増えて、ふと本にどんなことが書いてあるのか気になったので。あちこちへ石探しに出かけたくなった。
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ルビ子
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3分の1ぐらいまでは面白いと思って読んでたのですが、途中で飽きた。なんとなくこの人嫌い。「男は」とか「女の人はこう」とかが多くて。楽しい石の話なのに、そういうくだらない「ユーモア(?)」が頻出して嫌になったので、後半は読まずに、きれいな写真を見るだけで、十分楽しめました。次にどこかに出かけたら石を拾ってみようかな。
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のん
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ただただ海辺に川原にしゃがみこんで、いい感じの石ころを探す。それは宝石ではない『なんかいい感じ』のただの石ころ。ときどき意味もなくずんずん歩く、わたしの旅に何をする。と、読んでここに辿り着いた。磨かれていない鉱石には興味あったけど、石ころもいいなってちょっと思った。よつばと。でもいい感じの拾っていたし、3個くらいいい感じの拾ってみるかな。
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コトラー
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「石ころ拾い」なかなか深いです。宮田さんは深さを求めてないと思うけど、やっぱり深い。「いい感じ」という基準がまたいいですね。拾いに行きたくなります。
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ふーま
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通勤用。著者の宮田さんが"いい感じの石"を求めて全国の石拾いスポットを巡ったり石好きの方々に取材したりしているエッセイ。後半ページにあるそれぞれの石の写真ページと文章をいったりきたりしながら読むの楽しかったです~!それぞれどれも個性ある石で、とても可愛かったり綺麗だったり不思議な形だったり触り心地良さそうだったりして面白かったなぁ✨読んでいて石拾いを私もやってみたくなっちゃいました~!うっかりハマりそうな予感(笑)
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ホークス
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元本は2014年刊。好みの石ころを目指して蒐集家に教えを乞い、各地へ拾いに行く取材紀行。つげ義春の『無能の人』をまさに実践する。鉱物や宝石と違って、「石ころ」は野趣とか侘び寂びに通じる。「いい感じの」という条件も、自分との対話が求められる。いつものへっぽこ調の中に、幸福とは何かを探す真剣さが見えて味わい深い。種村季弘氏がエッセイで書いた「拾ってきた小石を手の中で握りしめると気が楽になる。石は何でもない石に限る」という一節は私も覚えていた。石を拾う趣味は侮れない。本書を手がかりに始めるのも良いかもしれない。
Yutaka  Matsuzawa

石ころ拾い楽しいですよ。 時間を忘れます。(笑)

10/02 23:36
ホークス

いいですねー。奥が深いなあと本書を読んで感じました。

10/03 06:42
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me-mi
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【選書】自分では絶対手にとらない本です。選書はそういった本を読めるから面白いですね。これを読んでも石を拾いに行こうとは思わないけど、写真の石はキレイだな~と思うものもありました。なので写真は全部カラーで見たかったです。(本の値段があがってしまうからかな?)
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アナクマ
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旅先では石を拾え、と思っている私には捨ておけない本。「いい」の定義は十人十色、石拾いに東奔西走する軽い紀行エッセイ。図鑑でも博物誌でもなく(多少の情報はある)おしゃべりに終始。筆致やユーモアはちょっと古風に感じる。◉2大派閥として模様派vs形派の構図が示されますが、私は「座り派」を提言したい。自分が惹かれるのは机に置いたときの座りの良さだ。ふつうの自然環境には平面など無いのに、妙に座りのいい石がある。置いたときにカタカタいわず、すんと座る。台座などは無粋。手乗りサイズかつ座りがいい文鎮。これがベスト。→
アナクマ

そうですねー。拾う前は完全に無価値なのに、面白いですよね。誰かが何かのために作ったモノではないところが、痛快ですらあります。

09/28 21:33
アナクマ

連書『すべてのひとに石がひつよう』

08/31 22:00
4件のコメントを全て見る
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カエル子
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ブックカルテ選書3/7冊目。「いい感じの石ころ」がどんなものを指すのかをまったく説明できない割に、他の人の言い分は辛辣に否定したりスルーしたりする。買うなんて邪道だと言っていた割にたっぷり買って帰るし。磨くなどして手を加えたものは違うとも言っていたのに磨いてもらって喜んだり。石に限らず収集癖のある人は、こぞって負けず嫌いなのではないか?という仮説が立ちました。すごく楽しくて一瞬で読み終わるほどでしたが、石ころを拾いに行きたくはなりませんでした。それを聞いて旦那がホッとしています。
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み
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ひたすら「いい感じの石」を拾ったり買いに行ったりする本。昔旅行先で自分もいい感じの石を拾って地名を記録して飾ってたことを思い出しながら、石収集の意味のない尊さ、紹介されている石の魅力に引き込まれた。くすくす笑いながらあっという間に読了。東京ミネラルショー怪しさぷんぷんだけど行きたくなった笑
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kitmu
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拾いに行きたくなります!
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こり
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小さい頃、玄関に大きな石を飾っていたおうちに憧れていた影響か?ただの石っころを拾うのが好きで、この表紙にくぎ付けに。かわいい石・おもしろい石・すごい石が載っていて、嬉しくなりました。海へはめったに行かないし、持ち帰るのがなかなか重たいけど、趣味と人に言えるようにしたいなと思いました。
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みゃ~
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表紙のカラフルな石にまずびっくり。石って灰色だと思ってた。そういえばこの前読んだ『よつばと!』で海まで石拾いに行く話にいいなぁと思ったっけ。いい感じとはなかなか表現出来ないけど持ってみて手にしっくりくる石らしい。ヒスイも拾える糸魚川の海岸、伊豆、御前崎、北九州、津軽、北海道…、日本全国へ出かけ、ミネラルショーを見に行き、石コレクターの人に会う。デンドリックアゲートとか風景石とか自然に出来たなんて信じられないぐらいに美しい。今はまだ無理だけどいい感じの石を拾いに海岸に行ってみたい。
manamuse

私は単行本を読んでから文庫(未読)を入手しました。家の前の普通の砂利の中にも色の違う石があって、よく見るとキラキラ結晶があるんですよ!割ってみようと思いつつ…なかなか実行できずにいます。

06/08 10:39
みゃ~

manamuseさん、石一つの中にもいろんな地質が混ざっていたり、磨いたり割ったりするとまた違う感じになったりと驚きの連続でした!キラキラ結晶の石、ステキですね〜。

06/08 12:06
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くるぽん
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クスッと控えめに息が漏れるタイプのいい感じの本だ。著者紹介で宮田さんの顔写真を初めて見たが、いい感じのおじさんだ。素晴らしい。巨大仏の本もそうだったけど、絶妙な嗜好感覚を楽しんでいる姿を見るのが楽しい。私はそこまでではないが、似たような種のようなものを持っているので惹かれるのだろう。この本の面白さを理解できる人とは仲良くなれそう。興味のない人からしたら本当にくだらないのかもしれないけれど、解説にあるように、私は時代の最先端をひた走らない人なので…石ころを愛でる気持ちが分かる。石ころ拾いの旅、したいなぁ。
@nk

「読んだのでず」⇒「読んだのですが」。失礼しました。

01/18 19:26
くるぽん

エッセイ系もかなり気になってます。まずは図書館本で、と思って検索してみたらやはり貸出可で予約人数は0でした。いいですね…笑。読んだらまた感想載せますね。

01/18 21:54
5件のコメントを全て見る
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陸
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この本で石拾いの正当性を手に入れた気がする罪な本。でも石拾いは楽しいです。石の名前を知りたくなる派。なので色々な種類の石を拾いたい。ただこの本でショックを受けたのは、渡辺一夫先生が亡くなってたこと。一見普通の石でも楽しいよ、と教えてくださった先達。さみしい。
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なしごれん
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まさにタイトルどおり。いい感じの石ころを拾いに日本中を駆け巡る道楽の究極。難しい鉱物や地質学のお話はありませんので初心者も安心。片手間に読むのがちょうど良い。良い意味で何の意味もない紀行エッセイです。海岸に出かけて自分だけの「いい感じの石ころ」を探してみたくなります。
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リアル本屋さんを増やそう
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趣味だろうが何だろうが 何をするにも,お金が絡む今の時代に 大の大人が経済活動から遊離したことを行うのは うわっヒマ!しょーもなっとなる,この(ある面では)狂った世の中で そんな世の中に迎合する必要はないんだと 再確認させてくれる良書. ただ河原でいい感じの石を探して拾う. そんなに良くないや,とぽいと投げ捨てる. でもしばらくすると手元には,数個の石ころが残されている.別に石自体に価値はない.失くしたって構わない. でもせっかくだから家に持ち帰る. 生きるってそういうことじゃないだろうか.
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まつり
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この間とある宝石事典を購入。そこから鉱物本に流れる→岩石や化石も扱っている図鑑を買う→『いい感じの石ころを拾いに』(今ココ)そしてこの本を読めば読むほど線引きが分からなく……私は今何にハマっているんだ? 宝石? 鉱物? その辺に転がってるものも含めた『石』そのもの? もう全部ひっくるめて『地球のカケラ』ってことで良いかなあ……。とりあえず読了。軽~い感じの文章が小気味良く、時々『ぷぷっ』と吹き出しながら読みました。個人的に良本!
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Roko
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宮田さんは、いい石を拾える場所をみんなに教えちゃって大丈夫だろうかと悩みますが、よく考えてみると自分たちと同じように石を拾おうと思っている人はそんなにいないんだということに気付きます。わざわざ、石を家まで持って帰ろうという人は、世の中では少数派なんです。だからこそ、同好の士に巡り合うと、とっても楽しいんです。でも、自分はあそこまでマニアじゃないって変な意地張ったりもしてます。 風光明媚な場所へ行ってるのに石を探して下ばかり見ている自分にハッと気がつき、時々景色を眺めてみてるのに、クスっと笑っちゃいました。
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m
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表紙に惹かれて購入。わたしも昔、河原や庭の砂利の中から"いい感じ"の石ころを拾っていたことを思い出した。石を拾うために出掛けたことはまだないが、今でも自然と石に目がいくことは多い。個人的に、登場人物が皆、知り合いを彷彿とさせるキャラクターで読んでいて楽しかった。
0255文字
@nk
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いい感じの石ころを拾うなんて、ワンダーである。「いい感じ」の定義などは結局、著者がいきついたように、可変でOKなのだ。感ずるままに、ただただ琴線に触れるものを探す。これって生きていく上でも大事なことではないか、なんて思いながらも、それ以上に掲載されている石の写真のなかに自分の気に入るものがないかを探してしまう。そして石拾いに行きたいと思う。著者曰く、何人たりとも石の魅力には抗えない、とのこと。ほんとにそうなのかもしれない。それにしても著者の文態がとても好ましい。他のエッセイも手に取ってみよう。[図書館本]
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ちゃーりー
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いい脱力感、ほんわか感、自分も自分だけのいい感じの石ころを拾いに行きたくなった。
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いい感じの石ころを拾いに (中公文庫 み 53-1)評価88感想・レビュー60