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インドが変える世界地図 モディの衝撃 (文春新書 1237)

感想・レビュー
41

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sakadonohito
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途中で気づいたのです。これ前に読んだ本だと。どうりで知ってる内容多いなと感じたわけです。とはいえ、新たに仕入れた中国やアメリカ(トランプ)他世界情勢の知識とリンクし読み直した甲斐はありました。
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まる@珈琲読書
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★★★★☆ ■2019年発刊、著者はNHKの元ニューデリー支局長。ドキュメンタリー風で経済・政治・環境・宗教・軍事と徐々に重めの話題へ。インドの現状とモディ首相の政策や経歴がわかる良書。 ■インド工科大学、衛星とミサイル技術、天才ラマヌジャン、新幹線と原発、マルチスズキ、チャイ売り出身、グジャラートモデル(指導力・インフラ整備・規制緩和による外貨導入・政治の透明性を高め高成長実現)、憲法(反植民地主義・社会主義(失敗)・世俗主義(政教分離))、メイクインインディア、クリーンインド、各教過激派による首相暗殺
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ピオリーヌ
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2019年の刊。今注目を集めているインドの首相モディ。彼について調べていたら本書がヒットした。貧困国から主要国として生まれ変わろうとしているインド(モディ)政権に対して好意的に述べており、批判的な内容はさほどない。ここ最近出たモディに関する書はこの否定的な部分が取り上げられているのだろうか。早く読みたいところ。
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あきら
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インド社会を概観するに良い
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sa10b52
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インド経済が長年離陸できずに来た理由。ITを追い風にしようとしてきていること。安全保障での位置づけ(それはバランサー的な印象)やインフラ面での発展の方針など、総覧的にテーマを網羅していてインドという国が多少よく見えてきた気分。でもカースト制が今後どうなっていくのかは少しわからなかった。あとは気候変動とかも課題になりそうな気がしている。インド亜大陸と言われるくらい、地方差もあるこの国で強いリーダーが求められたのがモディ台頭の要因のようである。
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星乃
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モディは実力者だけど、二枚舌でもある。中立と言えば聞こえはいいけど要は八方美人。ロシアと日本が仲たがいしたらロシアに味方しそうな予感。しかし、そんなことより未だに独身ということに驚いた。
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ちくわん
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ネタバレ2019年10月の本。2023年に人口が世界一となったと報道されたインド。本書はモディ首相を中心に描く。政治は名門ガンディー一族の国民議会派をモディ率いるインド人民党が圧倒する。IT技術のみならず火星探査で世界のトップを行く。確かにゼロを発見したりラマヌジャンを生んだ国。チャイは沢木耕太郎で知っていたが、学ぶべきことはたくさんある。深い。
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はるわか
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2019年ナレンドラ・モディ(グジャラート州出身、インド人民党・ヒンドゥー至上主義)総選挙圧勝、首相再選。国民会議派による不安定な「貧者のための政治」は終わり、強い指導者が登場。2028年までにGDPは日独を追い抜き世界3位の経済大国へ(米中印3Gの時代へ)。若者の数が多く人口ボーナスの時期が2040年まで続く。化石資源に乏しい国が技術・頭脳立国として生きる術。インド工科大、IT人材大国、AI、インド式マイナンバー制度アダール、デジタルインディア計画。宗教という国家リスク。課題はエネルギーと農業改革。
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OjohmbonX
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インドの政治・経済状況の概観に手頃な本。長らく政権を独占してきたネルー/ガンディー一族(マハトマ・ガンディーとは別)の国民会議派と、メディア戦略に長けたモディ首相率いるインド人民党の対立軸、という基本的なことも知らなかった。インフラ整備が十分でなく工業化が進んでいないが、国民の英語能力がかなり高いので国外に出て活躍している状況は、フィリピンとも近いなと思った。本書に限らずテレビ局出身者の著作はすごくドキュメンタリー番組っぽい読み味。論じ方があっさりで、構成が体系的でなく興味を誘いやすいとか。
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よしゆき
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少し古い本だがインドの総覧。人口ボーナスもまだまだ続く若い国。若者にとってITが魅力的な仕事なのでやる気ある人が集まってくる。それを支える教育もある。ますます成長していくんだろう。それにしても9億人の有権者から選挙で選ばれるリーダーの胆力はいかほどの凄さか、ちょっと想像できない。
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じろう
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インドのことをよく知らないので参考になった。IT大国になったのもカースト制(IT技術者はカースト外の存在)が一つの理由であったり、設備投資の必要のない産業だからだったり優秀なインド人が世界的企業のトップになったり、でも昨今のニュースを見てると一般国民との意識格差はすごいんだろうと想像する。paypay がインド会社のシステムが主になっているというのも驚いた。
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sakadonohito
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インドのイメージがちょっと変わった。今後内需は拡大していくんだろうけど、そのための雇用と賃金上昇を支えられるほど産業が成長するのか要注目。
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nori_y
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予備知識ゼロ人間に優しく、非常に読みやすい。現代インドの特に政治周辺、モディ首相の人となりやその政策を知るには絶好の一冊。
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Tong Fei
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インドについての論点が網羅されている。政治史文化史経済史が程よいわかりやすさで、総合的に語られている。気になった論点についてもっと深く読もうと思うようになった。 例えば: 1)モディに対する批判 2)インドの国際中立主義 3)印中関係 など。
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だけど松本
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面白かった
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しゅわっち
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読んですごく思ったのが、古い慣習から脱却しているインドの姿でした。ITは、新しい産業なので、カーストの影響を受けずに発展してるように感じた。また、0を発見した国なので、物を作るより、思考を重点に置くために、インフラは、自分で作れないと感じた。日本との差を浮き彫りにしてると思った。国を豊かにする政策で、支持を得ている首相の姿があった。
しゅわっち

人口的にも、ヒンドゥ−教徒の比率が下がり、かつ、古い慣習の廃れで、既得権を持つヒンドゥー教徒の過激派が、発生していると思った。違う本で、不可触民が、仏教徒に1億以上になっていることを知った。日本で維新で起きたようなことを今、インドで起きてるようにも感じた。歴史のある国が、平等になるのを見守りたいと思いました。

08/18 18:44
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noznoz
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インドは最も行って見たい国。どちらかというと貧しいイメージが強かったがITの強さは目を見張る。20年後世界地図はどうなっているのだろうか、長生きして見てみたい(日本はその中であまり期待はできないが)
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ロッカ
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日米印、中露印。インドのこれからに注目したい。
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HMax
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いかにインド(ヒンディー語ではバーラト)のことを知らなかったのかを教えてくれました。第二次大戦以降のインドの歴史、文化的背景がよくわかる良書。世界地図が変わるかどうかは別にして、世界最大の民主主義の国であるインド。国の平均年齢が25歳、毎年150万人のエンジニア予備軍が大学を卒業。次の日本の首相に、インドを見習いIT省かAI省を作り、大逆転を狙うことを提言します。
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Ts Yu
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インドの現在の状況が気になったため購入 分析読書はする必要がないと思ったため速読 インドと中国の関係  日本とのつながり インドの強みと弱みがわかった
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Akiro OUED
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世界経済を牽引中の米国は二大政党独裁、中国は一党独裁。で、インドは人民党で試行中らしい。声のでかい者が牽引する政治体制で、インドはどこまで経済拡大できるか?機会の平等主義は、資本主義が助長する弱肉強食の結果、機会の不平等に成り果てた。カースト制2.0の登場は、堅いだろうね。
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アーロン
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モディ首相を軸にしたインドの現代史。過去の歴史の記述もあり、大変わかりやすくて勉強になった。グジャラート・モデルや高額紙幣の廃止、トイレの大量増設、最新の外交問題や核兵器に関する流れ、IT産業での国の政策、近隣諸国との関係、様々な事柄を知ることができた。インドの動向はある程度、露出してきたが、まだ謎に包まれた部分もあるとの著者の見解もあり、底知れない国だと思った。良書と断言できるほど面白かった!
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startvalue
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★★★★
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かんがく
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インド人民党とモディを中心に、ITや外交などについて書かれている。自分がインドについて何も知らないことがよくわかった。GDPは世界5位で、近い内に日独を超える。平均年齢は25歳。まだまだ将来性のある国として、今後を注視していきたい。
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Sumiyuki
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アイデアに富み、発信力に優れる、ヒンドゥー教徒のモディ氏。後発の利で一挙にAI、IT化を進める。背景には数学に優れる人材や、それらの職がカースト制度にないこと。一方で労働規制が厳格なため、製造業は伸び悩む。チャイに使用する茶葉は、高級茶葉に使用できなかった苦味の強い茶葉。苦味を和らげるため香辛料やら砂糖をふんだんにいれている。牛を殺すとヒンドゥー教徒から迫害を受けるイスラム教徒の人口は増加中。インフレ、原油高、通貨ルピー安、雨不足の天候。中間層の拡大。2030年にGDP世界2位に?ラマヌジャン。
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アルミの鉄鍋
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★4 躍進するインドの内情を読み解く。特に国としてインドが見てるのはブータンって言うは面白かった。パキスタンの関係や中国、アメリカとの関わりなど、読んでて面白かった。各章のコラムも勉強になる
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vinvin
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ネタバレ今後、中国を上回る世界最大の人口となり、日本、ドイツを抜き世界3位の経済大国になると予測されるインド。モディ首相の強いリーダーシップ、AI戦略、巨大市場…。NHK元ニューデリー支局長によるインド最新情勢。インドは巨象、大きくて動きが遅い。農業・製造業に従事する人の割合が圧倒的に多く、有権者大票田のため、長年ずっと保護政策、農業用電力無料、海外からの進入拒否、米国以上に各州の地方自治力が強く、国の統一施策が効かない。ネルー・ガンディの父娘孫3代で1947年から約50年間、国民会議派と共に政権を独占してきた。
vinvin

近年、インド人民党が台頭し、中国から遅れること15年で、富める者は富めよ施策が始まると、母数が多いため、多数の優秀なAI技術者の活躍が目覚ましい。AIがBI(Basic Income:保護政策)に打ち勝った。かつてない強いリーダーシップを発揮しているのがモディ首相で、グジャラート州知事として成功し2014年に首相、2019年に2期目継続。 モディ政権の政策は、高額紙幣(500/1000ルピー・全体の86%)の無効化、消費税の全国統一、結果の均等より機会の均等、COP21に後進国ながら合意、

01/30 01:12
vinvin

トイレ革命(13憶人のうち3億人が屋外排泄・それを処理する低カースト職業を廃止)。ヒンズー教vsイスラム教(パキスタン)、原子力協定、中国とは喧嘩しない。メトロ網、スズキの成功、インド新幹線。

01/30 01:13
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yyrn
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インドについて知っていることを挙げよ。う~ん、ガンジス川、ヒンズー教、カースト制、ガンジー、タージマハル、ムンバイ、カレー、チャイ、ダージリンティー、タタ財閥、歌って踊るインド映画?サリー、ゼロの発見・・・「ゲイシャ、ハラキリ、フジヤマ」レベルで恥ずかしいが、そんな人が読むと良い本。インドの現状と、なぜそうなったのかを独立運動辺りまで遡って教えてくれるので、スズキが受入れられた理由やIT技術者たちが世界で活躍している訳などが理解でき、モディ首相が先導するインドの未来も見えてくる。一筋縄ではいかないと思うが
yyrn

近くにインド人IT技術者がいたら仲良くなって、里帰りするとき一緒に連れてってもらうとディープなインドを体験できるかも(笑)。仙台の取引先の社員十数人のコンサルにも若いインド人がいたのでビックリ!

01/10 17:59
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council
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本当の新興国・発展途上国として知名度だけはあるが日本企業がスズキ位しか成功していない未知の大国インド入門書。インドの社会や政治・国際関係をモディ首相の政策や背景を交えながら解説している。インドに全く事前知識がない場合は入門書として好適な反面、色々取り上げすぎでちょっと散漫な面もある。
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makio37
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発展著しいインドという国と、その国を強力にけん引するモディ首相について理解を深められ、有意義な読書だった。様々な論点で語られているが、国民会議派→インド人民党というインド政治の歴史は特に興味深かった。初代首相ネルー以降「反植民地主義」「社会主義」「世俗主義」を基本政策とした国民会議派は支持を失う。一方、ヒンドゥー教徒という中核となる支持層を固めた上で経済成長を訴えたインド人民党が台頭し、モディ政権が誕生した。「ネルー・ガンディー王朝」を最後に支えたのがシク教徒の経済学者、シン首相だったのか。
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DEN2RO
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二期目に入ったインド首相ナレンドラ・モディ氏を中心に、インドが現在どのような状態にあり、国際社会特に日本との関係においてどういう意味を持つのかを、いくつかの方向から述べた本です。インドは米・中に次ぐ世界第3位の国になる可能性を持ち合わせているようです。
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Kenta
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バーラト覚えました、文化の繋がりと違いをおもしろく感じました。基本的にはインドも日本も何も変わらない、メトロで日本の文化がインドにも根付くと嬉しいです。
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hk
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『インドはもはやカレーの国ではない』 インドの最新事情に関して述べられた類書は少なく本書はすこぶる貴重なのではないだろうか。インドの二大政党である「国民会議」と「インド人民党」の対立構図を整理できたのが大きな収穫。本書によればインドは2028年には日独を抜き去ってGDPで3位に浮上し、同じく28年前後に人口でも中国をまくるようだ。よく中国は眠れる獅子に例えられるが、インドは「巨象」だ。動きだしは鈍いが一旦檻から出ると手が付けられない。果たして経済と人口で巨象がトップに躍り出た時、一体何が起こるのだろうか。
hk

足の国家として自立し、宗教による軋轢のない国家を作り出すという建国当初の理念を反映した三本の矢だ。だが権力は必ず腐敗するの法則に従い国民会議にも汚職が蔓延する。ネルーガンジー王朝とも揶揄されていたようだ。 このアンチテーゼとしてインド人民党が90年代に急台頭する。 91年の湾岸戦争時に原油価格が高騰したため、資源輸入国のインドは債務不履行に陥りIMF管理下に入った。当然その代償として緊縮財政・民営化・規制緩和の三点お約束劇薬を飲まされる。これがインド人民党台頭の端緒となった。まあ一言でいえばアメリカの傀儡

12/17 22:08
hk

政権なのだが、口が裂けてもそんなことを軽々しく言ってはならないぞよ。インド人民党は「反英ではなく繁栄」「社会主義ではなくネオリベ」「世俗主義ではなくヒンドゥー至上主義」を(裏看板に)掲げている。ってな具合でインド国民会議とインド人民党の差分を掴めたのが大きな収穫でした。有難しである。

12/17 22:08
4件のコメントを全て見る
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八百蔵
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情報ギッシリ。自分自身が知らないせいだと思うけど。
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skunk_c
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本書に書かれていることではないが、2017年インドの鉄鋼(粗鋼)生産高は日本を抜き世界第2位となった。人口ではまもなく中国を抜き去る。しかし貧富の差が大きく、ひとりあたりGNIは中国の1/5に過ぎない。このポテンシャルは高くともゆっくり歩いていた「巨象」を猛烈に走らせようとしているのが現首相のモディだというのが本書の見立て。グローバリズムの波が結局「南北」の不等価交換という人口移動の制約によって成り立っていた先進国のアドヴァンテージを奪った現在、この人口ボーナス溢れる国がどこまで伸びるか目が離せない。
skunk_c

著者はNHKのニューデリー支局長を務め、テロに巻き込まれ生死の境をさまよったこともあるという。そうしたインド通ならではの多角的な見方を、モディという人物で縫合しスジを通した1冊としている。読みやすく、現在のインド事情を俯瞰するには適当な書だと思う。章末のコラムもカレーから映画やヨガなど生活密着のインドの姿を上手く描いている。ただ気になる点も。日本はチャンドラ・ボースのインド国民軍と共に戦ったので「味方」だったと書かれているが、シンガポール攻略戦でイギリス軍のインド兵と戦ったことも併記すべきではないのか。

11/14 21:14
曲月斎

先日、「今、世界で本当に主権国家といえるのは米、露、中、印に北朝鮮」という言説があったのを思い出しました。

11/14 21:26
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バッシー
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今のインドの政治外交について簡潔にまとめた本。あとがきの通り「凝縮」されていると思う。モディ首相 をはじめインドの現在について意識したことがなかったので勉強になった。
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Takeya
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2028年には経済規模で日本とドイツを追い抜き世界3位の経済大国に。牽引するのはナレンドラ・モディ。敬虔なヒンドゥー教徒でグジャラート州首相時代から外国資本を積極的に受け入れ、巨大な市場の可能性を世界にアピールしてきた。国内でも13億人のビッグデータを集めてAI国家戦略を推進し、アジア初の衛星を火星の周回軌道に載せるなど、また高額紙幣を使用禁止にしたり、1億個のトイレを作ると宣言したりと常に話題に。安倍首相とも良好な関係を築き、日本とインドの間には原子力協定が結ばれ、「新幹線」の輸出が見込まれている。
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キヤマ
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あとがきに「『インドに関する論点を凝縮した一冊」を目指した」とある通り、「今知りたいインド」の姿が平易に説明された好著。ぼんやりインドを知りたいと思っても歴史・宗教・経済とトピックは無数かつ膨大で何から手を付けていいかわからない。数年前に読んだ『インド人の謎』(拓 徹/星海社新書) も切り口は面白かったが歴史部分はさっぱりついていけなかった。本書は経済成長を重視する現首相モディを中心に据えた論考なのでやや経済に偏りはあるものの、新書一冊で最新インドの状況をざっくり把握するには格好の本と言えると思う。
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fseigojp
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一番気になるのは意思統一にヒンズー語でOKなのかということ 教育状況が気になった
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