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サンズイ

感想・レビュー
90

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やまたたろう
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傑作。快作。いままで読んだ警察小説の中で間違いなくベスト3に入る。的確で無駄のない表現を連ねた文章。息を呑む展開…。冤罪の罠に嵌められた刑事の復讐劇。かなり早い段階でストーリーはわかっていたのだけど、そんなことは全く関係なかった。面白かった。笹本稜平氏の早逝が惜しまれる。
0255文字
ララ♂
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読了
0255文字
なな
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ネタバレ初読みの作家さん。こんなことあるの?とドキドキしながら読む。ぜひとも 復職してもらいたい。
0255文字
orat
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警視庁捜査2課の園崎刑事が政治家と秘書の大久保の収賄容疑を捜査中、千葉自宅付近で園崎の妻と息子が轢き逃げにあう。園崎は轢き逃げに大久保の関与を疑うが、千葉県警捜査1課中林刑事は園崎を参考人として呼び出す。園崎の無実を信じる仲間達が大久保周辺を調べていると、大久保と癒着していた中林刑事が園崎の逮捕に動く。逮捕状が出て県警に追われながら園崎は、多くの警察の仲間や旧知のヤクザに助けられ敵の裏を描きながら大久保に迫って行く。警察の保守的な対応やスリリングな物語の展開を顛末まで読ませくれる、面白かった。
0255文字
たかもん
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汚職事件がすごい展開。それでも園崎を信じて助ける仲間に救われる。
0255文字
達ちゃん
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汚職にまつわる事件、最後の猛反撃まで面白くて一気読み。笹本さん結構読んでますが、No.1かもしれません。ここまで強引でひどい捜査はないと思いたいですが、現実にも似たような事はあるのかもしれません。
0255文字
葵堂
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汚職がらみの事件をものすごい規模に膨らませつつ警察内の不正なんかも絡めてド派手に展開するエンターテイメント。相変わらず会話劇が地味。
0255文字
よし
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図書館本。7.1。思い込み捜査。冗長なセリフ。シリーズ物のいつものメンバーだったら受け入れられるが…。
0255文字
ピザまん
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妻子が轢き逃げされた夫である刑事に、あろうことか、轢き逃げ犯として逮捕令状が出る。本人だったらこれ以上の怒りと侮辱はないだろう。そこから反攻に出る主人公と義憤に燃える仲間たち。最後まで展開が読めずハラハラしながら一気読み、面白かった!
0255文字
とみのぶ
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面白かった。ちょっとくどい部分もあるけど、話の展開としては面白かったし、引き込まれました。さすがにあそこまで腐った警察官はいないと思いましたが、あそこまでやり返す警察官もいないと思いました。とまれ、主人公とその回りの仲間の絆と警察官としてのプライドに感動するお話しでした。
0255文字
まひはる
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サンズイ(汚職)事案担当の警視庁捜査二課刑事・園崎省吾は、ある大物政治家のあっせん収賄容疑を追及していた。鍵を握る秘書の大久保は、過去に準強制わいせつやストーカー規制法違反を疑われた札付きだった。司法取引を持ちかけられ、大久保と待ち合わせた園崎は、すっぽかされた上、同時刻に妻と息子が何者かに轢き逃げされた。園崎は大久保の関与を疑うが、逆に自らが重要参考人として呼び出され…。警察のなかにも敵がいた。園崎の孤独な戦いが始まった―!
0255文字
うーたんパパ
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★★★
0255文字
ガクガク
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ネタバレ【笹本稜平氏追悼読書】「サンズイ」とは「汚職」の「汚」の字の部首のことで、贈収賄や官製談合などの汚職がらみの政治案件を守備範囲とする警察内部の隠語だ。主人公は警視庁でその「サンズイ」を担当する捜査二課第四知能犯第三係の刑事だ。対するは大物国会議員の公設第一秘書。主人公はある事件の捜査で容疑者を絞るが、妻と子が交通事故に巻き込まれる。その事故はどうやら殺人未遂ではないかと・・・しかもその犯人に夫である刑事が容疑者にされてしまう。追う立場が追われる立場となり、逃げながら真犯人を追及して亡き父の復讐を図る物語。
0255文字
t n
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警察のことが少しわかった。
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リッツ
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ネタバレサンズイって汚職がらみの警察の隠語だったのか~と初めて知るとともに昼休みに軽く読むには面倒かもと思いながらパラパラ読み出したら、ひ、ひどっ!無茶苦茶じゃん!と憤って止まらない。政治家の汚職を調べる主人公の刑事は報復のために妻子を轢き逃げされしかも犯人に仕立て上げられる。それも警察内部があからさまな捏造。体制の恐ろしさというか融通のきかなさというか腐りきった権力にぐったり。しかし闘う彼を支える身内も仲間も警察関係者というところに救いがあった。美しいものも醜いものも混雑した世の中で正義と信頼は尊い。
0255文字
sunao
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ネタバレ面白いけど、内容のわりにページ数が多い。まだ終わらないのかと思いながら読んだ。で、その割にはもうちょい勧善懲悪がっちりやって欲しかった感もある。まぁ、あまり現実感は薄いね。
0255文字
Kanegon
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汚職、癒着。仲間。いい作品です。今時のスマホを使った展開。最後もスッキリ。☆3.8
0255文字
ジョーさん
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かなり強引な構図ですが、それなりに最後までいきました。
0255文字
Muta
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0255文字
たぬき君
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勧善懲悪度が物足りない気がした。
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カワセミ440
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身内には甘い警察っていう組織って小説の中では良くあるな。実際のところはどうなんだろう?昔と違って今は自浄作用あるって信じたい。与党の政治家の影響力ってどれだけあるんだろう???現実の世ではあり得ないって思いたいけど・・。面白かった。
0255文字
詩界 -うたか-
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#読了◆サンズイとして汚職議員を告発する――そいれは亡くなった父にすべてをなすりつけ、自死に追い込んだ政治家への復讐心。ようやく、検挙出来るかもしれない――そんな中最愛の妻と息子が交通事故にあってしまい、子供はPTSDを発症。妻は意識不明で予断を許さない状態なのに罪は自分の方へと向いてしまい――!?◆汚れきった警察、政治社会の中、無実と確かな罪を追って立ち向かう。爽快さもあり、面白かった。読み応え抜群。
0255文字
田中峰和
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悪い奴は徹底して悪いが、刑事を罠に嵌め殺人未遂の犯人に仕立てようとするところで、イライラが始まる。主人公の園崎は政治家秘書だった父親も罠にはまったうえ、自殺している。不幸の連鎖から園崎は逃れ、一矢報いることができるのか。政治家の犯罪はほとんどが秘書の責任にされるのは現実的だが、警察内部の癒着で園崎は犯罪者として追及されるのだからたまらない。政治家の圧倒的な強さは身内を徹底的にかばい、どんな発言をしても問題にしない与党の現実。与党政治家が警察の捜査を妨害する展開は多いが、刑事を罠に嵌めるのはやりすぎ。
0255文字
しょーちゃん
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善悪の構造が一貫していることにちょっと安心した。意外性がなかったとも言えるけど。 父の仇は別の形で討てたのかな。
0255文字
08041511
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途中ほややこしかったけど、最後は呆気なかったかな
0255文字
moo
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汚職事件を担当する捜査2課の刑事・園崎。大物政治家の秘書・大久保の取り調べにあたり、なんとか落とそうとするのだが…。この大久保という秘書が悪すぎる。それに加え警察にも悪い奴はいてとんでもない手にでてくる。これはありえないでしょ、と思いつつもやろうとしたらできるかも、と思えてしまうところが怖い。でも園崎には彼を信じ助けてくれる人たちがいて、捜査に当たる現場の刑事たちにも疑問を持つ人がいた。最後に少し希望が見えたところがせめてもの救いに思えた。
0255文字
ちゃた
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あまりにも こんなのあり‼️って感じです…政治家の半人半獣な生き物ぷりに悪寒が‼️
0255文字
ホセ
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汚職事件を扱うサンズイ。結果的にサンズイだけじゃなくなってきて、賑やかな展開で面白かった。現実世界とは無縁であってほしい。
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きあら
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汚職絡みの事件を扱う警視庁捜査二課、通称サンズイ。参議院議員の収賄と斡旋収賄罪の捜査をしている園崎が、逆に轢き逃げ殺人犯に陥れられ指名手配されてしまう。腐った連中と、それを許さない正義との戦い。なのだが、あまりのあくどさに吐き気がしてくるけど、あくどさがちょっとあからさま過ぎな気がする。前半はダレ気味になるが、後半の反撃で気が晴れる。
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Robao
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S
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タイ子
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警視庁捜査第二課、サンズイ(汚職)事案担当の園崎と大物政治家の秘書大久保の因縁の対決。大体は秘書は何かあれば全ての責を取らされ気の毒に命までもと言うのがよくあるパターンなのだが、ここに出てくる秘書はどこまでも悪いヤツ。園崎の妻子がひき逃げに遭い重傷を負う事件が起こり、園崎が犯人として追われるハメに。彼の上司、同僚、仲間たちが一丸となり園崎の無実を晴らそうと躍起になったり、常に励ます義母の強さが一人じゃないことを印象付けてて、この辺りは笹本さんらしいかな。警察が一枚岩ではないことを読ませてくれた作品。
mirai.R 

タイちゃんのイチオシは何かな?

05/07 21:04
タイ子

映画化された「春を背負って」とか私立探偵が主人公の「時の渚」が良かったよ♪

05/07 21:11
4件のコメントを全て見る
0255文字
キコアン
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chakiw5
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久々の笹本さん、最近山岳系の作品が多い感じだったがこれも得意の刑事物。汚職絡みの政治案件を担当する園崎はある国会議員を追うためまず秘書を攻めた。しかし園崎は捏造された証拠により妻の妙子の殺人未遂犯とされ逮捕されれば捜査が出来なくなる。警察はその気になれば犯罪者を作る事が出来るとは恐ろしいが本当に腐った人間は何処にも居るのでこれは事実と思う。妙子の容態と園崎の攻撃の進捗、ハラハラしながら読了した。
0255文字
犀門
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No.046★★★★★『サンズイ』って???なタイトルに尻込みしてたけど、読み始めれば政界の悪を追い詰める読み応えのある内容。面白かった!。
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いち
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ネタバレビミョー。父親があらぬ汚名を着せられ警察組織や汚職を見返したい強い願望を持つ刑事が、大きな汚職事件を担当する中、嵌めらていく話。警察、政治、暴力団、そして、それらの身内や敵、など色んな立場の人たちが登場してくるので把握するのが結構大変だった。こういった世界に精通していなかったので、深くは入り込めて楽しめなかったのが残念。仲間の裏切りによるドロドロはあると思っていたのだが、そこらへんはあっさりしていましたね。
0255文字
uminoko
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殺人事件を扱う捜査一課の警察小説とは違い、今回は二課のサンズイ=汚職をテーマとした物語。証拠のねつ造や、自らが犯罪に加担する警察官がいたり、自分に都合の悪いことを殺人を犯してまで隠蔽しようとする政治家秘書がいたりと、なかなかすごい物語でした。
0255文字
りょう
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警察くさりすぎ!ってよみながら、あれ?登場人物は違うけど、越境捜査に、口調がすごくにてるなあ、説明口調のところとか、仲間と造反するところとか、そっくり。とりあえず夜中まで読んで一気読み。
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エリ
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☆☆
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GOTI
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☆☆☆山岳小説に並んで警察小説の名手である著者の警察小説新作。ストーリーとしてはまとまっていて面白くもあるが、リアリティに欠け荒唐無稽とも言える。サンズイとは警察内部の隠語で汚職を指す。警視庁捜査二課の刑事が大物政治家のあっせん収賄容疑を追及する。鍵を握る秘書は準強制わいせつやストーカー規制法違反を疑われた過去があった。その秘書の任意の聴取の直後に刑事の妻子が轢き逃げに遭い瀕死の重傷を負う。発見された加害車両の近くに刑事の指紋の付いたボールペンが見つかり窮地に。ここから反撃が始まる。
0255文字
nonnon
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★★★★☆
0255文字
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サンズイ評価82感想・レビュー90