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『葛藤する刑事たち』傑作警察小説アンソロジー (朝日文庫)

感想・レビュー
80

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ばにら
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ネタバレ声:松本清張:新聞社の電話交換手・朝子は間違い電話先で聞いた男の声を鮮明に記憶するが、当の家で強盗殺人、捜査協力。夫の同僚の声を電話越しに例の男と同定、殺害される。田無で発見される死体、容疑者は新宿。鼻腔に炭粉、田畑に鞄と貯炭場、刑事に殺害現場をミスリード/放火:藤原審爾:会社社長宅に放火、元私設秘書の目撃情報/夜が崩れた:結城昌治:ヤクザの妹を彼女にもつ刑事安井。兄が強盗で得た大金の山分けをもちかけられるも、そのまま撲殺し全額奪取を目論む。
ばにら

→支店長の愛人に似た子連れ女を疑うも無縁。もう一人の通行人・老人の似顔絵を描き聞き込み・旅館経営の老人を突き止める。旅館は支店長と愛人の不倫現場、孫が訓練での失態原因で自殺/焼相:月村了衛:有人兵器・機甲兵装をまとったヤクザ二人が子供たちを人質に立てこもり。交渉逮捕のSITと突入警備のSAT。武器弾薬を持つ犯人相手に、鈴石は極小飛行球体MAVを坑道へ通し、敵配置を各機に共有。マイクロ波で対象を焼殺/手紙:誉田哲也:刺殺の女は社内で高利貸し、肉体関係を強要。金銭の怨恨を洗うが手応え無。2ch書き込み履歴から

11/02 18:07
ばにら

→被害者がいじめ加害者と推理する姫川。加害者武田は服役後、社長から謝罪の手紙を受け取り罪を悔いる心境に/感想)手紙:借金の型に肉体関係て逆ならあるけど女→男へはないじゃろ 0.1%の好きなタイプでない限り女にメリット0だよ/声:電話をとりまく状況が1950年なのにテンポと文章の歯切れがよく全く古くない/月村:機龍警察シリーズ。着用型モビルスーツ的機甲兵装を持つ敵に警察が爆死した過去あり、高機能兵器を操る知識と頭脳が必要。ライザと緑は女子なのね 標的を二箇所からレンチン良い/

11/02 18:38
3件のコメントを全て見る
0255文字
mnagami
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逢坂剛、横山秀夫がよかったな。そういえば最近硬派な警察小説読んでないなと。
0255文字
あいちょ。
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図書館。 アンソロジー。 ※声 ・放火 ※夜が崩れた ※老獣 ・黒い矢 ※薔薇の色 ・共犯者 ・焼相 ・手紙
0255文字
TsucKinsey
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警察小説が増えましたよね
0255文字
ひろ
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ネタバレやっぱり手紙だね。
0255文字
麺D
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作品の半分くらい読みました。古いのは時代背景に違和感あってスルーしました。♡7
0255文字
迷人
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ネタバレ【黎明期】①松本清張『声』、②藤原審爾『放火』、③結城昌治『夜が崩れた』の中では①が好み。一部では「ナマの声と電話の声では、耳に来る音感が違う」に実感、二部の足で稼ぐところが刑事らしい。【発展期】④大沢在昌『老獣』、⑤逢坂剛『黒い矢』、⑥今野敏『薔薇の色』の中では⑤斉木&梢田コンビの大岡裁きと⑥安積班+速水が好み。安積は部下の村雨と須田の特徴をよく把握している。【覚醒期】⑦横山秀夫『共犯者』、⑧月村了衛『焼相』、⑨誉田哲也『手紙』はすべていい。【既読】①⑤⑥⑦⑨。月村さんの『機龍警察』シリーズを読もうかな
迷人

2023-230

09/04 13:58
0255文字
ノンケ女医長
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優艶な短編集。警察小説が隆盛を誇るようになった、昭和から平成にかけての作家が短編を寄稿している。所属との連絡手段が、今とだいぶ違うと思ったり。やっぱり聞き込みを第一とするのは、時代が変わっても基本中の基本なんだなと感銘を受けたり。「焼相」という短編では、直視できない凄惨さに驚愕を受けた。これからの警察世界を彷彿とさせる事件解決手段に、ハラハラした。解説(村上貴史)では、警察小説への迸る熱意を存分に堪能できる。他作家にも言及あり、楽しませてもらった。アンソロジーが成立する警察小説界、今後も読み続けたい。
ノンケ女医長

既出だけど。「薔薇の色」が、とてもきれい。

08/02 22:37
0255文字
ちゃびたん
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★★★★☆
0255文字
たーさん
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警察小説の歴史を短編で振り返る警察小説アンソロジー。古くは松本清張や誉田哲也までを網羅。8割ぐらいは前に読んでました。 「御茶ノ水署生活安全課」シリーズ懐かしい❗横山さんの「共犯者」は似顔絵捜査官平野瑞穂シリーズ。やっぱり古い作品より慣れ親しんだ最近の話が好み。機龍警察シリーズも初めて読みましたが面白そう。とりをかざるのが誉田さんの姫川玲子シリーズの「手紙」。捜査一課に来る前の事件の顛末。駆け出し時代も姫川節が炸裂。ちょっと不満なのが堂場さんと佐々木さんの作品がない事。でも警察小説好きには大満足です。
0255文字
kaikoma
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好きな作家さんの名作、初読みの作家さんの不思議な世界、色々楽しめるのがアンソロジーの真骨頂ですね。殺人が全く絡まない謎解きの作品は、好きなシリーズの短編で、以前にも読んだ記憶が有りますが、お馴染みのメンバーの個性が出ています。再読の妙です。
0255文字
ウェイ
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中々の傑作揃いの警察小説アンソロジーだった。 松本清張と横山秀夫は元々好きだったが、今回の清張の「声」も良かった。他にも結城昌治や逢坂剛、月村了衛のも面白かった。
0255文字
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
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声 松本清張/放火 藤原審爾/夜が崩れた 結城昌治/老獣 大沢在昌/黒い矢 逢坂剛/薔薇の色 今野敏/共犯者 横山秀夫/焼相 月村了衛/手紙 誉田哲也  編・解説:村上貴史  解説がたっぷり。こういったアンソロジーで忘れられそうな作家に若い人が出会えたらいいなあ。
0255文字
アーちゃん
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ネタバレ数多ある警察小説を時代順に黎明・発展・覚醒の3期に分け、それぞれ3人の作家の作品をチョイスしたアンソロジー。最初の松本清張「声」1956年発表というだけあり、電話交換手に時代を感じたが面白かった。他では発展期、安積シリーズの今野敏「薔薇の色」と唯一再読の覚醒期、横山秀夫「共犯者」が良かった。惜しいのは各作品の初出年度がなかったところくらいか。巻末の編者による解説も分かりやすくて丁寧。
p.ntsk

アーちゃん、探して下さってありがとうございます😊

09/03 23:46
アーちゃん

いえいえ(*^-^*)

09/04 09:16
7件のコメントを全て見る
0255文字
ゆみねこ
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警察小説を黎明期・発展期・覚醒期に分け、それぞれの時代の名手の傑作を厳選。松本清張は今読んでも面白い。逢坂剛さん、横山秀夫さんの作品も良かった。誉田さん「手紙」、姫川玲子に会えて嬉しかった!
0255文字
いっつぴょん
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刑事もののアンソロジー。姫川玲子に久々に会えて嬉しかったです。解説の最後に紹介されたおすすめの作家さんが全員大好きな作家さんでビックリしました。
0255文字
fukui42
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一気読み。冒頭の松本清張氏に引っ張られ。知ってるシリーズもほぼ内容忘れてたし。逢坂剛氏「御茶ノ水警察署」、誉田哲也氏「姫川シリーズ」(←読んだことなかった)。発見。解説に他の警察小説も紹介してあったのが、嬉しい。アンソロジー本いくつか読んでるけど、これ一番かも・。
0255文字
酔ちゃん
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★★★松本清張、藤原審爾の短編は古すぎてついていけなかった。 横山秀夫と誉田哲也は★★★★
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うさっち
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ネタバレ黎明期、発展期、覚醒期に分類された警察小説アンソロジー。松本清張さん「声」は電話交換手がいる時代なので古いけどテンポがよく読み応えがありました。小学校の同級生ながら上司と部下の関係がコミカルな逢坂剛さん「黒い矢」、「D県警シリーズ」の横山秀夫さん「共犯者」など、どれも面白くて他の作品も読んでみたくなりました。
0255文字
美味しい渋谷
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日本の警察小説の歴代の名手たちの手になる傑作がズラリ。歴史を感じさせるものあり、安心して楽しめるものあり、充実のラインナップ。
0255文字
ふくろう
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編纂の村上貴史さんの解説がいいです。黎明期・発展期・覚醒期に九人の作家さんを分けて紹介。大沢在昌さんのは異質。それ以外すべて素晴らしい。シリーズを追いかけたくなったのもいくつか発見。☆4.5
0255文字
オサム
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日本の警察小説を黎明期・発展期・覚醒期と分類した上でアンソロジーを組むというコンセプトが優れていると思った。既読3編を含む作品群だが、大沢在昌の作品だけは、他にもっと適切なものがあったのではないかという気がする。「覚醒期」を「書き手と読み手が、警察小説イコール刑事小説ではないと覚醒した」と表現し、その一発目に横山秀夫を配置したことには拍手を送りたい。とにかく、満足した一冊。
0255文字
Ryoichi Ito
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9人のベテラン(松本清張,藤原審爾,結城昌治,大沢在昌,逢坂剛,今野敏,横山秀夫,月村了衛,誉田哲也)による警察小説短編集。みななかなか面白かった。冒頭の「声」(松本清張)は古い作品で,電話交換手が相手の声を憶えているというところがミソ。ただ犯人のアリバイ工作は凝り過ぎでリアリズムに欠ける。最後の作品「手紙」(誉田哲也)は,被害者のパソコンに残されたインターネット閲覧履歴が犯人捜しの肝になる。しかしこの手法は小説では二度と使えないだろう。
0255文字
ねぎまぐろ
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★★★
0255文字
タツ フカガワ
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9人の作家による警察小説アンソロジー。なかで面白かったのが逢坂剛「黒い矢」。御茶ノ水署の刑事斉木と梢田は小学校の同級生ながら、いまは上司と部下の関係。この二人が、若い女性がボウガンの矢で射られた事件を追う。滑稽味があってどんでん返しもある短編(それに懐かしい店も出てきたり)で、次は御茶ノ水警察署シリーズを読んでみようと思います。
0255文字
📚Tuf
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アンソロジー。やっぱり 清張はいいな。古くてもいい。あ 私が 年取ってるから、書かれているいろんなことが 気にならないのか。姫川も 出てきたけれど、これは、10年前に読んだんだ。すっかり忘れてる。面白かった。
0255文字
red falcon
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気分転換にと読み始めた警察小説にすっかりハマってます。どこが面白いかというと、ヒーローや名探偵は登場せずに組織力で事件を解決してゆくところと、組織であるがゆえに生起する部署間の権力争いや組織と個人の軋轢の人間ドラマが描かれているところです。結城昌治の『夜が崩れた』、横山秀夫の『共犯者』がよかった。
0255文字
きあら
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警察小説史を黎明期、発展期、覚醒期に分け、それぞれの時代を代表する3編の作品でまとめた警察小説アンソロジー。さすがに黎明期の作品には時代を感じるけど、さすがに大御所たち、味わい深い。同時に覚醒期の作品のクオリティの高まりに驚かされる。
0255文字
オオイ
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それぞれ短編では少し物足りない。
0255文字
ゆーさん
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黎明期→発展期→覚醒期と続く警察ものアンソロジー。この手の今野敏は変化球が多いけど面白い。姫川シリーズは改めて女優さんのイメージが強かった、と再認識と同時に残念感が…
0255文字
油すまし
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別格で好きなのは松本清張の「声」。他で読んではいたが何度読んでも流石、引き込まれる。横山秀夫「共犯者」もよかった。似顔絵という技能を通じて犯罪捜査に貢献する女性巡査を主人公とした連作短編集「D県警」シリーズ『顔 FACE』の一編とのこと。読んでみたいと思った。ほか、結城昌治「夜が崩れた」今野敏「薔薇の色」大沢在昌「老獣」誉田哲也「手紙」など収録されている。解説(村上貴史)で警察小説の歴史を知ることができ読み応えがあった。
ふじさん

横山秀夫はどの作品もお勧めです。

03/16 08:24
油すまし

ふじさん、コメントをありがとうございます。「半落ち」と「ノースライト」しか読めていなくて「64」もNHKのドラマに感動して読みたいと思いつつそのままになっています。これから少しずつ読んでいきたいです。

03/16 12:54
0255文字
ぽー
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「砂の器」からの松本清張マイブームもあり借りたのだと思うけどその清張さんの「声」といい大体一度は読んだ事のある短編が多いものの内容は誉田哲也の「ストロベリーナイト」系の「手紙」すら忘れてて一から愉しめた。大沢在昌のNY?が舞台の作品は初見で意表を衝かれた面白さ。
0255文字
のぼる
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警察小説を「黎明期」「発展期」「覚醒期」に分けて読ませる。今野•横山•誉田作品は、流石に既読だったが、十分に楽しめた。しかし何と言っても、読むタイミングを逸してここまで来てしまった松本清張氏。今更ながらではあるが、やはり読んでみようかと思うほどに、読み応えがあり良かった。
0255文字
miru2
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図書館で見つけて。現代物だと普通古さを感じるのに、松本清張はさすが別格でした。未だにテレビでドラマ化されるのもわかる気がします。そして、やはりお気に入りの作家さんのお話しは心地よく、新しい時代にもかかわらず存じ上げなかった作家さんのお話しはさっぱりわかりませんでした。姫川玲子シリーズは読んだことなかったので、脳内変換される女優さんを偲びながら読んでみようかな…。
0255文字
座敷童
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黎明期の作品は流石に時代を感じた。 しかしながら、流石に安定感のある読み応えのある作品ばかりだった。 ただ、焼相に関しては、なかなか頭に映像が浮かんでこなく理解するのに手こずった。
0255文字
くまきち
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警察小説の短編集。黎明期、発展期、覚醒期に分けて9人の作家さんの物語が詰まったお得な作品だった。最後の誉田作品は、姫川玲子シリーズのもので、頭からずっと女優さんの顔が離れなかった。テレビでの続編を期待していただけに、残念でならない。
0255文字
みどどどーーーん(みどり虫)
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警察モノはドラマでも小説でも好きだから、とても楽しい読書だった。それに、底本を見ると既読本も混じってるのに、一つも記憶になかったからね(´>∀<`)ゝまずね、松本清張は今読んでもおもしろいですのね。大沢在昌の「老獣」は他作品に比べて短いにも関わらず、想像力を掻き立てられて好みですわ♡私の脳内スクリーンに映し出されたオサレなモノクロムービーを形に残したくてよ🎬読み友さんのレビューのせいで(せい。笑)、ストーリーに関係なく女性の丁寧な言葉がおかしくなっちゃったのには困りましたけれどもね。おおむね満足ですわ♡
0255文字
umeboshi7
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ネタバレ(図書館で借りた本)★★★☆☆ 九名の作家の短編集。藤原審爾の作品を初めて読んだんだけど、気に入った。同時に進行する複数事件を描写して、合間の刑事たちの日常も描写しているので、リアルな感じがして身近に感じた。他の作品も読んでみたい。松本清張は安定の面白さ。
0255文字
yayoi
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警察小説好きとしてはスルー出来なかったタイトル(笑)個々の作家の本は読んだことがあったものの、意外と有名作に手を出していなかったので収録作は全て初読み。各時代の警察小説から短編が選ばれていて、それぞれ特色があって面白い。横山さんの『共犯者』誉田さんの『手紙(ストロベリーナイト)』あたりが好きな系統だなと思った。今野さんの『薔薇の色』も、刑事達による日常の謎といった雰囲気で新鮮。巻末解説の警察小説の来歴も面白く、気になるシリーズが増えました。
0255文字
ずっきん
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警察小説を、黎明期、発展期、覚醒期と分けて、それぞれ3編ずつ。文字通り変化していくのが面白い。発展期の大沢さんの「老獣」はこのアンソロの中では異色ながらすごく好み。覚醒期の月村さんは【火宅】からまさかの「焼相」機甲兵大暴れで覚醒にもほどがある(サイコー♪) 松本清張作品はパイオニアにして古典。ところでこの頃(1955年)の女性の口語って、本当にリアルで「〜ですわ」「〜ですのよ」「〜なさって」だったんだろうか。他作品でもよく見かけるんだけど、地方出身者なので謎。読むたびにフランス書院のヒロインかと見紛う。
ずっきん

ぷにょ、なるほどねー、美輪明宏さんかあ! 上品だよね。でも、IKKOさんもじゃね? うーん、山の手マダム口調とオネエ口調の類似性についても知りたいわー。

08/25 21:29
ずっきん

GAKUさん、山の手及び上流ということでいいかしらね。「ごきげんよう」は響きが上品でよいですわ。100年続いていただきたいですわね♪

08/25 21:32
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