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やめるときも、すこやかなるときも (集英社文庫)

感想・レビュー
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しらたま
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ネタバレ今の自分にグサグサとささる言葉がたくさんだったー 心惹かれる言葉が多い点はよかったんだけど、展開として桜子と壱晴が互いに惹かれあってく描写がもっと丁寧に描かれててほしかったなーと思った 最初の展開がちょっと急かな あと桜子の父は◯ソ野郎💛
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ひろっぴー
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ラストシーンでトラウマから解放された壱晴か工房から土手を自転車で走り抜け、桜子の待つ家に向かうシーンは、Mr.Childrenの「東京」を思い出す。 松江の宍道湖、桜子の古い実家、壱晴の古い工房、 娘に暴力をふるう父親はこの小説の柱なんだな、、と。 妹の桃子の夫は実家でお義父さんとうまくいくのだろうか、、😱
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もあい
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昔の携帯小説みたいな設定 主人公達の立ち居振る舞いも高校生みたいであまりリアリティはなかった
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hon
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再読。久々のミスミさんなせいか、とっっっても面白い。片や過去のトラウマによる記念日反応のせいで、毎年ある時期になると声が出なくなる32歳椅子職人の壱晴。片や酒乱の父と家に縛られ、自分の人生を半ば諦めている32歳処女の桜子。酔って記憶のない朝、隣で桜子が寝ているシーンから物語は始まる。そんな経験1回ぐらいはしてみたかったよ。恋とは甘いだけのものではない。そういう2人の恋愛潭。相手の全てを背負えるか。昔読んだ某漫画の五代君を思い出す。ミスミさん本線ではないと思う。性描写もないし。でもやっぱり椅子職人はエロい。
かもねぎ

ずっと、窪ミトさんだと思ってた。。。ミスミだったとは!!恥ずかし。。。!!

02/23 12:11
hon

俺いっつもミスミさんミスミさんって言ってるのに(笑)。でも最近あんまり読んでなかったしね。

02/23 14:35
13件のコメントを全て見る
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ぱなお
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ネタバレ解説を読んで、確かに性描写のない窪美澄さんの作品は初めてだったかも!過去に恋人を目の前で亡くすトラウマを抱えた男性と、酒癖が悪く暴力をふるう父親のいる実家住まいで、家族に縛られている長女の出会いという背負ったものが重い二人だったけど、最後は綺麗なハッピーエンドに終わるような恋愛ものの印象もあまり窪さんにはないかも。彼の背負っているものも受け入れる覚悟を決めてのプロポーズはいいけど、土下座するのか!?
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azuki@コメント禁止
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読み終わって内容を思い返してみると、ものすごく大きな事件やどんでん返しがあるわけでもなく、このページ数は必要だったのだろうか?と思ってしまう。でも読む手をずっと止められない。この恋愛を実際に自分も体験しているようなもどかしさ、切なさを感じながら読めた。壱晴の作るイスの木の香りがこちらにも伝わってくる気がした。
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くるみ
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窪美澄さんの本は3冊目かな? 死がテーマにあるのは重いけれど、避けては通れない。それがあるからこそ、今を生きることや人を愛することに向き合えるのかもしれない。2人の愛への向き合い方が真摯でまっすぐだった。
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なり
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桜子と壱晴、それぞれ抱えているものが重すぎて、あまりにも切なく胸が苦しい。大切な人との別れはいつ訪れるか分からないけれど、誰かと生きていくことは、背負った荷物を分け合っていくこと、その温もりに涙が溢れました。
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たけちゃん
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不器用ながらも互いを思いやる二人の関係が、少しずつ深まっていく様子が丁寧に描かれ、読むほどに温かい気持ちが胸に広がります。恋愛小説としては派手な展開は少ないものの、辛い過去を抱えた二人が互いの傷を癒し合いながら新たな幸せを紡ごうとする姿に共感。過去の痛みを共有し補い合う二人が、これから幸せを見つけられることを願わずにはいられません。じんわりと心に残る、温もりに満ちた一冊。
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moonchild
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うん、悪くないと思います。ちょっと窪さんっぽくないです。
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りんしお
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ネタバレお互い複雑な事情を持ちながら進めていく恋愛。自分のことを知ってほしいし相手のことをもっと知りたいという気持ち、相手にどう思われようと自分のことを知ってほしいから動く桜子は健気だなぁと思った。女癖悪いのは嫌だったけど、これからの壱晴の仕事や、桜子との生活に期待!!
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いーら
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久し振りの純愛小説。晢先生の家具作りの素晴らしさを語る時の言葉、そして「あの人だけを休ませる椅子を作りたかった。あの人がそこに座って、少し休んで、また立ち上がるための」という言葉がとても印象的。この小説のテーマを凝縮している気がした。 「やめるときも、すこやかなるときも」というタイトルも秀逸。結婚って?家族って?と色々考えさせられた。主人公と真織の松江での時間。主人公と桜子との時間。風景が浮かぶような印象的な場面も多く、お手本通りのハッピーエンド。たまにはこんな小説もいいなぁ…と思った。
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そうだねえ
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一気に読めた。主人公の二人に漂う清潔感が好きだった。最後まで気持ちのいい小説だった。松江の舞台も美しい。
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黒まじ
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ネタバレ下着姿の女の子が自分のベッドで寝ていると言うなんとも羨ましい展開から始まる^^; だが、段々と二人が抱える苦しみが、ずっしり重くのしかかり、二人の辛さに心が埋められていく。 過去を忘れられず、とらうまとなっって体調を崩してしまう壱晴。 親に縛られ、自分の気持ちを素直に出せない桜子。 相手を想う素直な気持ちがすれ違いながらお互いに寄り添って行けるようになる。 初めの展開が嘘の様な純粋な恋愛物語でした。 誰もが持っている心の傷を受け入れてくれる人がいると言うことはすごく幸せで素敵なことですね。
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みこちゃん
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ずっと積読してたけど、ようやく読了。4年前にドラマ化されてて、しかもキャストは「傲慢と善良」の2人。高校時代の恋愛で辛い過去を持つ家具職人の壱晴と恋愛初心者のまま30代に突入した桜子。仕事で出会い、桜子から急速に恋愛感情が生まれるが、毎年12月になると辛い過去の影響で壱晴は一定期間声を失う。「記念日反応」と診断されたこの失声を克服するために、壱晴は桜子を思い出の地に誘う。窪さんの純愛小説ってことでいつもに作風とはだいぶ違ったけど、「さよなら、ニルヴァーナ」より全然好きだな。2人が笑顔でいられますように。
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りっちゅん
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ネタバレおもしろかった。いつもの窪美澄さんとはちょっと違う感じ。山本文緒さんの解説もいい。相手を愛し、知ることは苦しさもある。過去を伝えるのは自分が楽になることだっていうのは定番。壱晴さんの過去の想いは自分で解決する問題ではないのかな。桜子さんに痛みを負わせ、真織さんの代わりにしただけじゃないの?ラストの桜子さんが全てを受け入れたという感じの高校生の来客シーンは必要かなぁ。桜子さんが良いように使われてしまった気がするのは私が根性まがってるからかな。でもこのお互いを補完しながら前に進んでいく感じは大好き。
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シロナガススイカ
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『結婚してください』/突然声が出なくなる男と結婚したい女の恋愛。/こりゃなんとも言えね〜。意外性もなく共感もできず特に感想がない。という訳で巻末の解説を読んでみよう。ふむふむ、あーねなるほど。え?めっちゃ良いこと書いてあるやん!!そうか、これは純愛物語だったのか!これまでの作風に対して「光が差す小説」として書かれたなら、性描写も含めた作者独自のインパクトが弱かったのも理解できる。本作より後の『たおやかに〜』は性描写が無くとも面白かったことを考えると、なんだ、作風の変遷と進化が感じられる良本やないですか。
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みー
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昔ドラマで見たな。いっせいは桜子のどこにひかれたんだろう。部屋でくつろぐ用の椅子が最後はダイニングの椅子に。想像がつかない。
hon

なんかいつの間にやら恋愛強くなってて、いつの間に?って思ったよ。

07/18 09:57
みー

恋愛とは、そんなものなんですかねー

07/19 21:53
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マッシュ
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ネタバレ主人公の過去が重い…でもそれが故に、大事な人と一緒にいる今を大切にしないといけないと気付かせてくれる、そんな本だった。桜子の不器用さが痛いくらいよくわかるし、壱晴の松江に連れていくところとか気持ちわかるけどーーお互いに苦しかっただろうけど、最後理解し合えたなら全ての出来事は意味があったのかな、と思えた。
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にゃんこ
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この話、好きだなぁ。ため息が漏れちゃうような恋愛小説。もう、胸いっぱいです。切なさとあったかさが、私好みのブレンド。読めて良かった。ハードカバーの表紙が桜だったから、文庫本の表紙も桜子ということなのかな?宍道湖を背にした桜子かぁ。でも、真織にも見えなくもないという感じ?壱晴の複雑な気持ちが表現されているのかな。
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美香
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ネタバレあえて壱晴の「心的外傷」にスポットを置いて感想。もし、真織と一緒に東京へ行っていたら…。バイト生活を余儀なくされた少女は、壱晴の無償の優しさという救いの手を差し伸べられたことで愛を感じていたかもしれない。しかし境遇の違う家庭事情を自嘲する風に話していた真織が果たして結婚に至るまで壱晴とうまく行っていたのだろうか? 壱晴は、真織を父親から救い出したいという気持ちに同情や憐憫が多少あったという描写もあったように、自立をしていない自分のコンプレックスとの葛藤もあったのではないかと思います。
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ジョニー
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高校時代に悲しい経験をした家具職人と男性経験がない女性との話。なぜこの女性を選んだのかが少し弱いかな。
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皿倉山
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心的障害が克服できない壱晴と、処女のまま結婚できそうにない桜子、そんな二人の結婚に至るまでの焦れったい物語です。 壱晴は、心的障害を克服する為に桜子を連れて松江に行ったけれど、壱晴の過去の問題に桜子を巻き込むことに、私は反対です。 結果的に心的障害は克服されてよかったけれど、桜の心をかなり傷つけてしまって、この先の二人の関係に影を落とさないか心配です。 桜子も自分にもっと自信を持って、言いたいことは豪速球で壱晴にぶつけて欲しい。 化粧っ気がなく仕事に真面目な桜子さんには好感が持てました。
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keiniku
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農家のお姉さんのオススメ本。恋愛物ですな。オッサンであるぼくは、そうそう、30くらいの時って今と違って色々なものに縛られ、意識して、昔の恋愛にガチガチになって、みたいな事も思いながら読んだ。しかし、桜子。元彼からは「重い」と言われたとの事だが、自分の中で決めつけてしまったり、自分を卑下して、男性を持ち上げてる、そういう精神性は、重いというより付き合ったら厄介だな、と思う。妹の旦那は透明人間のようなんだがどうなってるのか知らん??
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Miho  Sato
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ネタバレ壱晴は本当に真織を愛していたんだろう。今も。桜子が真織を超えられる時は来ないかもしれないけれど、でも生きている自分には生きている人が大切だということが壱晴にも分かっているから、お互いうまくいくんだろうと思う。
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ふっこ
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最初からずっと壱晴の秘密があってそれが気になって読み進めていたけれど、桜子を取り巻く話も興味深かった。桜子の一人称で語られるためあまり魅力的ではない女性かと思っていた。壱晴の秘密が語られる場面は緊張しながら居住まいを正して読みました。
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yumiko
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こじらせ女子と心に傷を持つ男性のストーリーは直前に読んだ「傲慢と善良」とごちゃ混ぜになりそうに。 亡くなった人には一生敵わない。 でも一生、泣いたり笑ったり歴史を作っていけるのは最強!
0255文字
一縞
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男と女が惹かれあい互いを大切だと思うことをどう説明すれば良いのだろうか。ピュア故に一途におもい、また些細なことで悩む。その積み重ねが会えない時には妄想に悩み、待っていたつれないメールやその行間にさえ悩んでしまう。波がひとつふたつと超えたあと、互いに臆病になって悩む事から解き放たれた時に光が差し示し、何かに背中を押される様に行動し出す。あなたが欲しい、必要であり共に暮らしたいと溢れ出す想い、それが男と女が互いを唯一無二の人だと確信するのだと、説明など不要で病める時も健やかなる時も変わらぬ心で共に生きていく。
0255文字
M Y
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関係が深くなるときと浅いままのときがあるのは、なぜだろうと壱晴の女性関係をみながらの感想。相性の問題かな。殻を破れる相手ができて良かったです。
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ちーちゃん
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とてもとてもよかった♡途中からのめりこんで読んだ。美澄さん、なんだか私には合わないかも…と淋しく思っていたのだけと、みなさんのオススメで読めて本当に嬉しい♬おまけに解説は大好きな山本文緒さんで大満足☆不器用な2人、壱晴と桜子の純愛物語。精細さも鈍感さも、したたかさも、優しさも冷徹さも…色んな感情が1人の人の中にあり、自分でも後で気づいたり傷ついたりする…丁寧な描写と言葉に何度も胸をツカマレテ、文緒さんの解説にウナッテ(誰もが固い殻に貝のむき身のような繊細な心を持ってる。恋愛ってむき身の心を見せ合うこと)
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tuyo mori
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桜子と壱晴の心むき出しの描写が痛々しく、読み進めるのが辛く感じた。でもその分ラストに向けた展開にはとても心震えました。
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dachshund
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序盤はあまりにも、冗長的でまだらっこしい描写が続くも中盤からは、ともに32歳の壱晴、桜子の感情が交錯し、距離を詰めつつ、詰められないところが読み手の興味を誘い、後半は一気に読み進めることができた。最後のくだりは電車で読んでいて思わずうるっと。良い作品でした。
0255文字
すずな
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★★★☆☆ 静かで透明で不器用。読後感が澄んでる。
0255文字
なつみ
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★3.5
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Maaaaki
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初めて窪さんの本を読んだ。切ないけれど、どこか救われる。ほっこりした。
0255文字
toshi🍏
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ストーリーに共感するところがなかった
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お天気タイム
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★★★★★
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ひろき
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心に傷を抱えた家具職人の壱晴と恋愛経験がほとんどない営業マンの桜子の、曲がりながらも真っ直ぐな愛の物語。400ページを超える分量だったが、全く飽きることなくどんどん読み進めることができた。壱晴が抱えるショッキングな初恋の記憶と、その時の彼女にリンクするような桜子の家の状況が、重苦しい感情を抱かせた。子どもは生まれてくる家を選ぶことはできないから、自分自身で未来を切り開かなければならない。娘に暴力を振るうような親の元に生まれてしまった桜子は可哀想だと思う一方で、その親にも抱えているものがあると思うと複雑だ。
0255文字
あんこ
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壱晴の過去や桜子の抱えている問題など、2人には乗り越えなくてはいけないものがあって、その抱えているものは重かった。 ただ、誰にでも何かしらあるよね。 壱晴の過去は、ただただせつなかった。 だけど、桜子と出会ったことで救われて本当に良かった。 これまで読んだ窪美澄さんの作品とは少し雰囲気が違う気がしました。 読んだのは文庫本で、あとがきが山本文緒さんでした。 それもまたせつなかった。
0255文字
ぱぴ
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今までの窪美澄さんの作品とはちょっと違う印象だけどすごくよかった。解説は山本文緒さん。
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やめるときも、すこやかなるときも (集英社文庫)評価63感想・レビュー490