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別れの季節 お鳥見女房

感想・レビュー
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満月
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20年にわたる連作。今回1作目から再読いたしました。読書中、雑司ヶ谷の地に一緒に居るような心地でした。珠世さんには到底なれないからこそ憧れます。最終巻を読了し、内容的にもきっちり区切りを感じ「お鳥見女房シリーズ」の終了を納得することができました。また暫くすると1巻から読むんだろうな。★★★★(2023)
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やなぎにかえる
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ネタバレとうとう最終巻。寂しいけれど最後も爽やかでどこか軽やか。激動の時代になっても珠世さんは暖かで「おそばにいるだけで安心できる人」のままなんだろうな、と信じられる。後継者もできたようだし。矢島家は居候と家族で溢れかえっていることだろうと思う。 普段は切った張ったのあるような作品の方が好きなのに、どちらかというと「人情物」といえるこのシリーズをいつも楽しみにしていたのは、珠世さんの暖かで明るく地に足のついた安心感のある人柄と、軽やかだけどしっとりと優しい文が爽やかに読ませてくれるからなんだろうな。
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はなれ
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BW。新潮文庫。強く優しくたおやかで、いつ何時も笑顔を忘れない珠世さんと、彼女を頼りに思う人々との関わりが描かれたシリーズも、激動の幕末を迎えた最終巻。大小様々な事件を珠世さんが賢く解決に導くストーリーの面白さもさる事ながら、文章が美しく、一気に読んでしまった。BOOK☆WALKERでお鳥見女房完結記念値引きセール中だったので大人買いしたが、最終巻以外Kindle unlimitedに出ていて、半分しょぼん。
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とし
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久しぶりのシリーズ。
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ぺしみち
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大団円ではないでしょうか。幕末のどろどろに巻き込まれず、良い雰囲気のまま終わってよかった。
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桐葉
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久しぶりに読んだら,なんと最終巻。楽しませてもらった。このようにきちんと終わることは,ある意味納得できていいと思った。珠世のえくぼを忘れない。
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snowflake
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「目を合わせ、お辞儀をする…」
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中身はおじさん
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ほう、「珠世さんのお鳥見女房」最終巻ですか。珠世さん、理想の女性ですね。賢く、優しく、強く、楽しい。とてもとてもそんな風には生きられません、が、小説なので、いいの、いいの。 幕末が苦手なので、そこは、ごく個人的に残念でした。
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Masayoshi  Arakawa
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20210307 図 とうとうとうとうおしまいです。楽しませていただきました。感謝。
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ゆみねこ
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また珠世さんに会えて嬉しかった。千客万来来るもの拒まずの矢島家も嫁の恵以さんにしっかりと引き継がれ、お鳥見役のあり方も幕末の動乱で変わりゆくことを暗示しながらの幕引き。ちょっと切ない別れもあるけれど、矢島家は変わらず笑顔に満ちあふれている。
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あすか
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「お鳥見女房シリーズ」最終巻?黒船来航に大地震・・・。乱れた世情が珠世たちにどんな影響を及ぼすのか・・・。いつか珠世さんみたいな女性になりたいな・・・。辛い時こそえくぼを浮かべよう!
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ももんが
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人や時代は変われども、そのえくぼと温かさは受け継がれていって欲しい。物語を紡いで下さった諸田さんと、新潮社さんに感謝します。珠世さんに温かく迎えられた人々や家族が増えて賑やかになり、いつのまにか読んでいる自分もその中に混ぜてもらっているような感覚になってしまう、なんとも素敵なシリーズでした。終わってしまうのが勿体なく寂しいです。
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ぶんぶん
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「図書館」遂に最終巻だ、途中読んで無い巻もあるが、〆と言う事で読んでみた。 相変わらずの「お鳥見女房」の世界に引き込まれる。 いろいろあるけど、一応のピリオドで良いと思う。 「珠世」さんの時代から「恵以」さんの時代に移る、そんなエポックメーキングな話です。 見事なバトンタッチでは無いでしょうか。 ともあれ、長い期間、ありがとうございます。 充分、楽しませて戴きました、次回作に期待しております。 余韻を楽しみながら・・・本を閉じます。
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こめまり!
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20年にもなるのかと思うと感慨深いものがあります。作品の中の人物ですが、珠世さんに憧れておりました。このような女性でありたいと…。諸田さん、とても素敵なシリーズをありがとうございました。
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はにこ
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このシリーズ、20年も続いたんだね。20年かけて読んだら子供達の成長が我が子のように感じられたかもしれない。時代の波に揺られ、様々なゲストを迎えた矢島家。これ以上続くと年に勝てずに見送る人が増えそうだからここで終わるのが良いような気がする。珠世のえくぼを恵以が継いでいき、新しい時代を迎えていくのだろうと想像することにする。
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yoshigon
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久しぶりのお鳥見シリーズ。初見はもう20年前になるという。懐かしい人々や大きくなった子供達。随分と楽しませてもらった。
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moo
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20年にわたるシリーズをまとめあげた作者にお礼を言いたい。若い頃は分からなかった珠世さんの大きさを、だんだん年が近くなり、追い越し?いかにそれが難しい事かと思いいたり。これからの時代の大きな変化のなかでも、矢島家らしく乗りきってくれるんだろうな。
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ひさか
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小説新潮2018年1月号:嘉永六年の大雪、4月号:大鷹卵、7月号:黑船、10月号:御殿山、2019年1月号:天狗の娘、4月号:別れの季節、掲載のものを2019年11月新潮社から刊行。シリーズ8作目。最終巻で、もう読めないと思うと、とても残念ですが、20年楽しませて貰いましたから、満足です。
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だねふし
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ネタバレ終わってしまった。幕末の慌ただしさに急に巻き込まれたような話で面食らったが、最後は恵以の微笑みで終わったので良し!源次郎は新撰組に入るのかと不安になったり、多門はお鳥見役にはなれないのにと切なくなったり、その先の事実を知る私には辛い終わり方でもあった。せめて珠世さんが笑顔で新しい時代を迎えてくれますように。これで終わって良いのだ。続編は不要、「かわせみ」のようになったら悲しい。
朝顔

そうですね、悲しいですね。次を読みたく思いましたが、明るい未来を感じる 完でいいですね。

08/09 14:38
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ちいすけ
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素敵なシリーズだった。気持ちが柔らかになる。
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はち
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ネタバレ「別れの季節」のタイトルに不安を感じましたが,とてもよい「別れ」だったなと。もうすぐ明治。この先の一家の姿を見たいです。続きを期待。
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Suzu
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お鳥見女房シリーズ最終巻。前作からだいぶ経ってしまい登場人物があやふやになりながらも読了。黒船の来航で時代は開国に向けての大きな流れの中で話しは展開していく。何が起ころうと珠世さんの存在が心を暖かくする。これで終わりなのが残念。続編は出てないのか?
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おっぷう
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大好きなお鳥見女房シリーズ。懐かしい面々の登場といつもの珠世さんの人柄に心が豊かになるようだ。六話めを読み進めるのがつらくなる…終わらないでほしいと願いつつ。世代交代でしょうか…
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真理そら
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時代が幕末になっているので武士になりたい若者や仕官を望む人たちに複雑な気分になってしまった。恵以さんがキュッとえくぼをきざんで笑いだす結末の既視感が楽しい、この一家なら幕末から明治もタフに生き延びるよねと思ったり、完結編じゃないのにそんな気分で読み終えた。
真理そら

わたしも勝手にそう思いこんでたので黒船が来たり勝麟太郎が登場したりしてびっくりしました。

06/17 19:19
ぶんぶん

完結編でしょう、「あとがき」で書いている。 これで続くなら詐欺だ(笑)

10/07 11:10
3件のコメントを全て見る
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まっちゃん
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最終巻でしたか.時代も慌ただしくなり10年,20年先がどんなふうになっていくのか予測しづらい時代です.源太夫たちとの別れの季節で締めくくられ珠代から恵以へと世代交代を思わせる終わり方でした.いいシリーズでした.
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雅
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読書にハマり始めた頃から読んできたシリーズ。どんな状況に陥っても正面から受け入れてきた珠世さん。ホントに優しくて、温かくて、楽しい素敵なシリーズでした。
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keiトモニ
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題名からして矢島珠代殿もお年を召し、とうとうって思ったりして…。どっこい“多津と源太夫が怨みを捨てて共に生きる道を選んだのは、珠代の導きによるところが大きい。来るものは拒まず、あるがままを受け入れて良いところを見つけていこうとする珠代の天性の明るさが、二人の心に感化を及ぼしたのである”などと今日なら新興宗教教祖かしらと思えるほどのご指導と心染み入るお言葉でございました。にしても天狗の娘での登美の口上が楽しい。”天狗の娘のその娘の稚児。やれやれどんなお顔になるのやら”☚間違いなくanti絶世の美女でしょう。
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洋梨いちご
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長くこのシリーズを読んできた。次作がいつ、でるのかと気になるシリーズだった。さざえさん一家のようにエンドレスではいかないし、時代もとうとう幕末。お別れの季節の3月にふさわしい本でした。
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kamekame
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シリーズ最終回となってしまいました。ご苦労様でした。
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Nishi Masako
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シリーズもの、サーっと読み通した。
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月夜見
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図書館★★★★★ 終わってしまうのかしら?
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Hiroh
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ネタバレ黒船が来た。江戸を守る、お家を守る、家督を継ぐ、それか意識されている巻。だけれども、まもなくすべてが吹っ飛ぶわけで、時代の中で右往左往するしかないのだと、後付けの評論など人の生き方には意味ないのだと思える。近藤勇も登場、このシリーズにも絡んでいくのか? 珠世さんのシリーズは終わっても「お鳥見女房」は終わらないと見てます。ラストシーンは主役交代の先駆け? 恵以さんならではの女房振りを楽しみにします。
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ami
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★★★  当初から読み続けてきたシリーズなので、行く末を見届けることが出来たことに満足。
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田中峰和
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黒船来航が与えた影響は、攘夷思想の普及と農民から武士への上昇など、幕末の動乱へつながっていく。主人公一家は将軍の鷹狩りの準備を役目とするお鳥見役。幕府が安泰でなければ続けられない職業である。一家が親しく付きあう試衛館の近藤家、道場の養子勝太は百姓の手習いで頭角を現した人物。後に新選組局長・近藤勇となる男だが、封建制度で生きながらえる矢島家とは対極となるはず。何でも自分の価値観と裁量で丸く収めてしまう度量の大きな珠世は、身分家柄に関係なく関与し各々が幸せになるように尽力する。20年続いたシリーズだが、初読。
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藤子
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諸田さんの作品の中で1番好きなシリーズかも・・ 何年かぶりの矢島家と石塚家の皆に会えて嬉しかった。 これが本当に最後になるのかな? これから激動の幕末に突入する・・・ どうか両家の皆が悲しい思いをしませんように・・・
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きい
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大好きなお鳥見女房シリーズ、もう終わってしまったと思っていたので、本当に嬉しい再会だった。これで最後なんですね。珠世さんのようには、なれないけれど彼女の強さと優しさを心に刻んでおこう。諸田さん、ありがとうございました。
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ベルるるる
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ペリーも来航してあと十数年で明治になる。不穏な空気が流れる時代。恵以が矢島家を支えて行くと思わせるラスト。
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えむ女
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好きだったシリーズもこれで珠世さんの出番は終わったらしい。珠世さんはほんとに賢く度胸があって、優しさも深さもある理想の女性だけど、私はこんな風にはなれないし、なろうとも思わない。ちょっと弱さも毒もある女性の方が共感できるかな。
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ちょるる
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私も珠世さんが理想の女性です。また珠世さんに会えて、変わらない珠世さんに安心したし、嬉しかった。そうでしたね、いつも珠世さんは言ってました。良いことがあっても、必ず悪いことが追いかけてくる。でもどんな時でもえくぼを浮かべて、笑顔を絶やさず家族を守る珠世さん。私もそんな人になりたい、とこのシリーズを読む度に思っていました。時代も変わり、今後は亜以さんですね。藤助さんにもほっとした。終わり方も面白かった。
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Keiko
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時代背景もいよいよ幕末にかかってきました。珠世の人生を振り返るように、また多津と源太夫それぞれの家から派生した禍根、二人の苦悩、雪解け、再生からの新たな出発等などこれまでの巻を再読したくなりました。珠世の「こちらが笑顔でいなければ、福はやって来ない」と信じる生き方に憧れます。
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