形式:単行本
出版社:ひつじ書房
そして今はアニメや漫画を知りたい外国人が日本語を勉強しているが、オランダに限定した鎖国時代から、経済活動等がきっかけで、優れた日本の製品を得ることが動機となった外国の方々が、粘り強く日本語を学んでいたこと、そうした方々が日本の文化を紹介していたことは知っておくべきことだろう。 後半の戦争目的での日本語研究は、無味乾燥な印象をもつのは、戦争がきっかけという国をあげての事業として営まれたからだろうか?それでもそうして学んだ人たちが日本文化を紹介した話や各国で日本語教師が各国でスパイ容疑をかけられた
エピソードなど興味深い話も多い。アメリカの日系二世たちが、武士道(=藩への奉公)としてアメリカへの忠誠を示そうとした話など個人と国家の問題も考えさせる材料となった。日本語を学び外国人のために個人的交流をもった日本人との交流、国と国ではなく個人と個人の交流エピソードが一番ほっこりして楽しめるエピソードです。
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ホシさん、コメントありがとうございます。映画化されないかなとすら思ってしまいました。とても興味深く先人の方々の生き様が浮かんでくるような本でした。2020年2月新刊ホヤホヤ。お薦めです。
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そして今はアニメや漫画を知りたい外国人が日本語を勉強しているが、オランダに限定した鎖国時代から、経済活動等がきっかけで、優れた日本の製品を得ることが動機となった外国の方々が、粘り強く日本語を学んでいたこと、そうした方々が日本の文化を紹介していたことは知っておくべきことだろう。 後半の戦争目的での日本語研究は、無味乾燥な印象をもつのは、戦争がきっかけという国をあげての事業として営まれたからだろうか?それでもそうして学んだ人たちが日本文化を紹介した話や各国で日本語教師が各国でスパイ容疑をかけられた
エピソードなど興味深い話も多い。アメリカの日系二世たちが、武士道(=藩への奉公)としてアメリカへの忠誠を示そうとした話など個人と国家の問題も考えさせる材料となった。日本語を学び外国人のために個人的交流をもった日本人との交流、国と国ではなく個人と個人の交流エピソードが一番ほっこりして楽しめるエピソードです。