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人は、なぜ他人を許せないのか?

感想・レビュー
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みのにゃー
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「人は」というより「日本人は」と、地理的な要因が主であることと自分は理解しました。あとは老化。前頭前野の老化を防ぐために新しい体験・普段選ばない本を読む等。自分と違う考えを受け入れなくとも理解に努めること、もしくは自分に関係ないことなら気にしない(笑)。
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Emily050221
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ネタバレ人間の脳は他人に正義の制裁を加えることに喜びを感じるようにできている。人間の脳は誰かと対立するようできている。日本で集団ルール、同調圧力に逆らうのは難しい、主張と人格とが分離されず、容易に人格攻撃となっている。人を許せない「正義中毒」になっていないか一呼吸して確認。何が賢明な選択かは環境によって変わる。昔は良かったは脳の衰えのサイン。日常的に合理的思考、客観視できるクセをつけると衰えを抑制できる。色々な考えが存在するという意識を持つ。人間自身が一貫していない、自分にも他人にも一貫性を求めないこと。
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そーし
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メモ 正義中毒 124ページ バイアスは一元的処理の脳の手抜き 自分の集団にとって不利益なルールは無視してしまう いつでも自分は正義中毒に陥る可能性があることを考えつつメタ認知を行う。 他人にも自分にも一貫性を求めない
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Sakie
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互いにバカと罵り合いながら、解決しようのない、そもそも解決する気もない争いを続けている正義中毒者、なんて、意地悪な書きようが好き。さて、同じ土地で生きていく集団を持続させるため、個人の本音より集団の和を優先する性質が日本人は強い。一方で、個々は考えかたや生きかたが多様であることが来たる危機への対応のためには大事でもあって、その摩擦が生活の面倒くささとして現れているのだな。前頭前野によるトップダウンと生存本能的ボトムアップの相克もまた、より良い方向へ、しかし良い加減で生きるためのよくできたシステムなのだ。
Sakie

『大変残念なことですが、日本国内においては、独創的で自由な研究は、大規模になるほどやりにくい土壌があるのかもしれません。反面、日本人研究者はイグノーベル賞((中略))の常連です。これは、お金がかからず小規模でできる研究であれば、結果を出しやすいということを端的に示しているように思います』。

07/01 17:21
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Non
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・SNSで触れる情報は効率よく情報が当てられてる=フィルターにかけられた情報ばかりに触れ、自分の世界は非常に限定的な可能性がある→本や新聞の大切さ ・老化により保守化(自分の倫理しか受け付けない/柔軟性を欠く)が進む→人に意見の聞き方に気をつける
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いしころ
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内容を知る知らないで、他人への対応が変わる。 いらついた時に思い出して、ブレーキが効いてくれると嬉しいな。
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タケ
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ネタバレSNSやネットのコメントなど、人のことになると誹謗中傷の嵐。このことを本書は正義中毒と表現している。誰しも持っているものだか、自分を客観し落ち着いて物事をみていくことは、どんな事にも通じると感じた。ネットでの関わり方についても提言がなされ、確かに自分の好みのものしか触れる機会が少ないため、知識の偏りを防ぐためにも自分の知らない世界に意識的に触れるのは大事だと感じた。
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 tyhr.k
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正義中毒には、メタ認知が大事! バイアスは脳の手抜き!
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凛
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ネタバレ中野信子さんの著書は自分にとって学びがいつも多い一冊。今回は、『なぜ他人を許せないのか』というテーマを脳科学視点で切り込むも、結論人間の脳的に仕方ないとは何とも救いがないと感じてしまう。その上でできる事としては、自分が『正義中毒』に陥っていないか客観的に見直すこと。そして、『許す』ために必要な前頭前野の老化を防ぐために、『新しい体験をする』『あえて不安定な環境に身を置く』『余裕を大切にする』などを生活で意識したい。まずは、絶対自分なら読まない本を読むことをやってみようかな。
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Takeshi N
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我こそは正義と確信したとたん正義中毒になると述べられています。また以前読んだ「ポピュリズムとは何か」という本では「自分たちだけが真の人民を代表すると確信したとたんポピュリストになる」と記述がありました。何か似ています。人が確信する時は注意が必要なのでしょう。メタ認知力を鍛えよう
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読書家さん#qbqOyI
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自分ですら一定の考えをキープできる訳ではない
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みのちゃん
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Kindle Unlimited
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イッシー
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作者も言っているとおり、解決策は書かれていない。この本を手に取った人は既に悩んでいるでしょうから、あとはもう少し自分を客観視しましょう。てな感じでしょうか。 初めて読んだけど、作者が話すのをライターがまとめたような薄い内容だった。対談本の方が本音で話せて良いのでは?と思った。
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みーゆ
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△自分を俯瞰的に、客観的に見ることでメタ認知力が上がり、人を許せるようになる、というか、正義欲が緩和する。どうでもいいと距離を置くことが大切。距離が縮まると粗が目立つ。離婚するカップルが典型。フランスではみんなと同じ意見だとつまらないとされる。アメリカ社会でははみ出し者がプロモートされる。はみ出し者は運よく理解してくれる人に出会うか、海外に出るしかない。性格の不一致が離婚原因で最多。でも不一致だからこそ人は引かれ合う。自分を完全に好きになることも難しいのに、他人だったらもっと難しい。
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隠者
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他人を許せないことは脳の快楽物質が出てくるため歯止めが効きにくい。本書ではこれを「正義中毒」と呼んでいるがこれをどうにかするためには脳の前頭前野を鍛える必要がある。前半部分はなんていうか、こうもう少し手心を……と言いたくなるような内容をすっぱりと。後半は具体的な対策法を載せている。どれも地味で効果がわかりずらいのが玉に瑕。あとここに追加するなら哲学書と座禅に取り組むということではないかと。特に哲学書を読むのは実に効果的。
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ミクト
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外野だがまさに正義中毒に陥って口撃する友人を目の当たりにしてしまい、苦しかった。和解策を探そうと脳科学に辿り着いた。人間って不完全で対立し合うもので日本人は議論する=人格否定に入るから議論もできないらしい。そもそも地形や鎖国が影響して、生き延びるために組織の中でルールや上の者に従順であることが日本人の宿命のようだ。具体的な解決策はないようだ。それでもこうして仕組みを知り、考えていくことで状況は変わるかもしれない。前頭葉を鍛えるためにとりあえず毎日違う道を歩き、いつもと同じを作らず、色んな本を読もう。
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JP
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正義中毒という言葉は初めて聞いたが言い得て妙。匿名になることにより、なんと殺伐とした世界になったのだろう。心に余白を持つことが今こそ必要なんだと思う。大人が子供達にいい手本を見せて、明るい未来にならなければ。日本の同調圧力はますます息苦しい世の中を創るのではないだろうか。
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なっぴ
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人間はだれでも不完全で永遠に完成しないという意識をもつことが重要。 他人にも自分にも一貫性を求めること自体が不可能。 正義中毒にならないためには、自分を客観視するしかない。 他人に自分の正義を主張することは、誰かを縛る行為に他なりません。 明らかに相手に非があり、自分が責任をもって対処しなければならない場合、それが正当化する場合もある。 「自分は正しい。相手は間違っている」という正義中毒。 相手から見ればパワハラ以外のなにものでもない。
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ヨコ
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SNSの普及で正義中毒が目につくが、その原因にも興味があり、また自分もそうなりたくないと思い本書を読んだ。一貫性の原理があるが、人間は一貫していないという現実があるというのが興味深かった。脳は老化するという現実を受け止めつつ、本書に記載の老けない脳をつくるトレーニングなど習慣づけたい。普段から自分の成長のために意識していることと同じだったので、今後も意識していきたいと思った。
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𝕄𝕚𝕫𝕦𝕜𝕚
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SNSで攻撃的な人に嫌気が差していたのと、自分の中で人を許せないことが多くこちらを手に取りました。 自分の正義を振りかざすときにドーパミンが分泌→強い快楽が生じ攻撃を止められなくなるというもので、まさに正義中毒だなと…。日本人の気質と日本の環境も影響していることがわかりました。 視野が狭くならないように普段読まないような本を読んだり、興味外の言葉を検索してみたいです。安易なレッテル張りをしないことも大事ですね。 食事と睡眠に気をつけ、メタ認知を鍛えるために考えることを怠らないようにしようと思います。
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いむ
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家人に最近、テレビ観ながらよく突っ込んでると言われてこの本を手に取りました。 作者は脳科学者なので脳のこういう働きがとか、ホルモンが云々と言うことがたくさん書かれているのかと思いましたが、ほとんどそういう記述はなく、どの章を読んでもふんわりぼんやりした感じ。物足りないというのではなく、読みやすかった。あとがきのジェーン・スーさんの感想、解決方法が書いてないねというのを読んで納得。 時間も気持ちも余裕を持って、日々にちょっとした刺激を取り入れつつ、人ってそんなもんよねって生きていきます。
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ナニーニ
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第4章から読むのが分かりやすいかな。前頭前野を鍛えることが大事。
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K H
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凄く分かる内容でした。
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みけ
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ネタバレ↓受け入れにくくなってくる」「そもそも他者、そして自分自身にも一貫性を求めること自体不可能なこと」「怒りの感情が湧いた時はその感情を増幅させてしまう前に一呼吸おいて”自分は今、中毒症状が強くなっているな”と判断する」
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みけ
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ネタバレ「他人に”正義の制裁”を加えると脳の快楽中枢が刺激され快楽物質あるドーパミンが放出されます」「(離婚原因の性格の不一致について)遠くから見ているときは不一致が尊敬や愛情の対象なのに近寄ってみると急に目を背けたくなるような部分に気づいてしまう」「キレる老人について~自分が元々持っていた思考の傾向がより鈍化かれそれ以外の意見は自動的に棄却される確証バイアスが働いてさらに思考が硬直化していく」「”一貫性の原理”〜人間自身が本当は一貫していないという現実」「老化によって前頭前野の働きが衰えると新しいものを↑
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NyankoroA
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なんだかキレの悪い本だったかなぁ。私も、正義中毒になってることはあると感じた。昔は良かったと言う老人にはなりたくないので、新しいことに挑戦したり、普段読まない本を読んでみたりしたいな。
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がぼちゃん
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ネタバレ自分は正義中毒になっていないか注意しよう。 人は集団でしか生きていけず、属する団体バイアスがどうしてもかかってしまう。それでも中毒にならないよう、メタ認知を鍛え、人間の不完全さ、常に変化している存在だと認める。 常に対立存在があることでもメタ認知機能が高まり、進歩する面もある。 つまり、思考することに意味があり、ひいては多様性につながる。
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Ken.T
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脳の癖や気質みたいなものが、今の社会を作っているので、とても興味深い内容。人を許せる老けない脳にしていこう。
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ポン
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SNSで1度でも芸能人のスキャンダルについて投稿や、記事にリプライしたことある人全員に読んでほしい本。毎日同じことの繰り返しと感じている人間も、読むべき。
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AKO
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今年新版が出ていて、元祖こちらは図書館で。コロナ前2020年に出版されていたので、コロナ禍のことは書かれていなかったけど、読みながらその頃の自粛警察や同調圧力もこういうことだったのねと思った。脳科学や歴史的なことにも基づいて書かれていて。自分は正義中毒ではないと思っているけど、もしかしてそれが危ない?昔は○○が許せないと思っていることもあったけど、批判することでのドーパミンというより、若さや視野の狭さ、忙しさからの心の余裕のなさからきていたと思う。たくさんの読書や偏らない経験はやはり大切。
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シフォン
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この本はコロナ禍前に書かれた本。コロナ禍に至っては、正義中毒から正義警察へ発展してどうしてそんなことになってしまうのだろうかと思っていた。人間は、他人に「正義の制裁」を加えることで脳の快楽中枢が刺激され、ドーパミンが放出されるから。日本では、災害の多さから個人主義的な性質が強い集団よりも集団主義的要素が強い集団が生き延びやすかったから。前頭葉の背外側前頭前野が衰えると保守的になり、革新的なことを受け入れられなくなるから。などなどの理由があるらしい。老けない脳をつくることが必要なのね。
Tomo

コロナの時は閉塞感でみんなギスギスしていたよね💦SNSのおすすめ投稿も自分の趣向に合わせて出てくるから、いつの間にか世界が狭くなっちゃうんだろうね。老けない脳がほしいー🙏

10/09 21:26
シフォン

ともちん、正義中毒の極限は戦争とも書かれていたよ。でも、なくてはならないものでもあるらしい。老けないために、いつもと違う道を通るとか普段読まないジャンルの本を読むとかしてみようと思う😊

10/10 08:00
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まつさや
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モラハラの記事などがやたらと多いけど、自分が正しいと思っているから他人を攻撃してしまうのだろうな、とこれを読んで理解を新たにしました。 人間は不完全なのだから、そのことをいつも頭に置いて許し合えるようになりたいと思いました。 私もフィルターにかけられた情報ばかり見て視野が狭まっていそうです。本にあった「不安定な環境に身をおく」「興味のないキーワード検索」なかなかハードル高いですが、チャレンジして前頭葉の機能がこれ以上低下しないようにしないとです。
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ばーちー
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ネタバレ社会性のある動物である人間は、他人を責めることで自分の正当性を感じたい「正義中毒」に陥りやすい。その処方箋は、そういう性質が誰しもあることを認識することだ。という趣旨。 人間の脳の性質であり、SNSはそういった面を冗長させたともいえ、炎上商法はある意味で人々に正義の快楽を提供している、といえる。
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bach
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同じ作家の本や、同じようなテーマの本ではなくて、「これまで絶対に読まない本、関心の無い本を読むこと」が「老けない脳を作るトレーニング」になるとのこと。これまで一切読んでこなかったジャンルの本を読んでみようと購入したのがまさしく本書でしたが、脳は鍛えられたか?保守・リベラルの支持は遺伝子レベルで決まっていて、脳科学的見地からこの対立は、リベラルが勝つのは難しい…など興味深いエピソードも。
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Koichiro Minematsu
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人間は不完全な生き物と理解する
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ふる
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1章で説明される「今ってこういう世の中だよね」と、2章で書かれる歴史的・環境的な日本社会の説明はちょっと物足りないけど、日本人は議論下手で、議論と思ってしていても人格攻撃になりがち、というのはすごく納得。3章が本命で、リベラルと保守は「脳の性質の差異」とか、どんな相手でも尊重するには眼窩前頭皮質の成熟が必要で、ここは25〜30歳にならないと成熟しないのに、加齢によって衰えるのも早いとか。興味深い。4章はそんな脳との付き合い方提案。メタ認知大事だよね。若気の至りの脳科学的説明が面白かった。
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ブン
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中野信子さんの本を色々読んでみたくて借りた。正義中毒について書かれていて、慣れないものや自分と違うもの、イメージとかけ離れたものを嫌悪してしまう理由がよく分かった。許せないものから遠ざかっても、人は衰えるだけで、中野さんが言うように「消耗ではなく生産を目指す競い合い」ができたらどんなにいいだろうと思った。
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4wallssss
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・普段なら絶対読まないような本を読んでみる ・通勤時間を短くする どの観点からでも、通勤時間を短くすることはやはり有効なのか
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ぶどう
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「正義中毒」 他人の事になると、やたらと批判したり正しい方向に導こうとするのが人間の性。正義中毒になってないか意識したいところ。
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猫柳
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ネタバレ人は自分とは違う人間と区別し、自分以外敵という考えに至ったり、他者は自分より劣っているとレッテルを貼ったりしやすいという。そして、正義を振りかざすことばかりしている人を、著者は正義中毒という言葉で言い表している。この中毒という言葉を使っているのは、ドーパミンの依存によるものだからだ。このような事態にならないために必要なことは前頭前野を鍛えること。メタ認知の能力を向上させることが求められる。まさに人間は本能に任せたままでいると、理性的ではなくなり、攻撃的な動物に戻っていくのだと危機感を覚えた。
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