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ししりばの家 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
103

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猫愚者
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久しぶりに読んだシリーズ。ぼぎわんの時は、勢いはあるけどとっ散らかった感じや不快感があってう~んだったけど、随分とシュッとした感じに。なんとも言えない4文字のセンスが良い。表紙が蛇に見えて怪異のイメージがそれだったけど、歩くんだよね。家守かな。おばあちゃんがいちばん怖かった。
0255文字
内臓
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ネタバレ幼馴染との再会から仕組まれていたのか、不倫の嫌がらせは別の話なのか、引きこもり問題だったりネグレクト虐待だったりいろいろネタがもりもり。治安の悪すぎる地域。
0255文字
武藤吐夢
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ししりばとは、家を守る何からしい。その何かにとりつかれた家には、砂が・・・。その砂は住民には当たり前のことになるというのが不気味。そして「家族の欠員を補充する」という話し。死んだおばあちゃんの変わりに別人で補充したり、奥さんが死んだら、他の女で補完する。つまり、ししりばは家の家族を守っている幸福にするためにいるのではなくて、家そのものを守るというのか変な感じだ。それにしても、ししりばが爆弾や犬に弱いというのが面白いと思った。このししりばは家の守り神というよりも、何かの価値観に固執した年寄りの怨念みたいだ。
0255文字
deporika
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ネタバレ比嘉姉妹シリーズ4作目。家に憑いてる何かの話。これは私の落ち度なのだが、境界のRINNEを読んでいたせいで霊的○○というネーミングで一気にギャグ側の世界に塗り替わってしまったし、ししりばの正体のところでGS美神極楽大作戦の渋鯖人工幽霊壱号が脳内で反芻されて、そこからはホラー的な怖さが感じられなくなってしまった。しかし勿論ししりばの正体がわからない前半部分はホラーとして怖いし、果歩視点の場面ではしっかりとサスペンス、スリラー的怖さがあって面白い作品であることは変わらない。
deporika

蛇足の感想だけれど、ししりばって爆弾効くんだね。ずうのめ人形のオバケもシュレッダーを物理的に破壊したり、ターゲットの物理的位置より下は巻き添えだったし。

07/24 17:27
0255文字
Hiro567
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やっぱり、不思議で、原因とかを考えながら、ドキドキしながら、楽しく(少し気持ち悪いところは深く考えず)読めました。
0255文字
デューオSP
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話の軸がうすぼんやりしてて、前2作よりはつまらない感じ。ただやっぱ瑠璃玻璃で、他のホラー作家に比べると「読ませる」文の濃さがあるなとホラー系漁ってて思う。こりゃ文壇の彗星みたいな作家だわね、賞は縮小して作家は増えて、そんな才能の埋もれる酷い時代でも優れた人は爆ぜるように光を放つ。なんだかねぇ…10年前はきっともっといい本を手軽に読める時代が来ると思ってたのになぁ
0255文字
sen
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ネタバレひたすら果歩にムカつく。 果穂の頭が回っていないような、馬鹿な行動にイライラするのはそうなのですが、それが主観的に書かれているんですよこの作品。 なので感情移入もできず、そして感情移入した先にあるであろう恐怖もイライラが勝ることにより感じません。 ぼぎわん、ずうのめ人形、短編集のなどらきの首と、好んでこのシリーズを読んでいただけに、こんなことで胸糞悪くなるとは思いもしませんでした。 まあ、作品上の登場人物の性格で、作品自体の評価を下げるのはどうかとは思いますが、今回は流石に読んでいてイライラしすぎました。
0255文字
Jim the pharmacist
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お姉ちゃん危機一髪ww 面白かったw
0255文字
kero55
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今回は、"家族の普通"がテーマです。 これ、普通に一般的にありそうな事件が組合わさっていて、 ぞっとした。 別に神秘的な何かがなくても、 今の社会では、"ありそうなこと"に 見えちゃうあたりが、薄ら寒い。 面白かったけど、めちゃくちゃヤリキレナイ…。
0255文字
ぱたぽん
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0255文字
ムミン
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果穂がめちゃくちゃ腹が立った。要らんことしいというか人の話を聞かない。そのせいで死ななくてよかった人が死ぬ。 けれどやっぱり話しは面白くて、イライラしながらも一気読みしました。次作も楽しみ。
0255文字
まさともつき
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比嘉姉妹シリーズ 怖いというより不気味な話し。 嫌いじゃないけど、ずうのめとぼぎわんには勝てなかったかな。
0255文字
KN
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砂、砂、砂…!
0255文字
魔威駆
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ぼぎわんの次に面白い本でした。
0255文字
キムトモ
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ぼぎわん、ずうのめに続く比嘉姉妹三つ目。小さい頃こんな家あったなぁ〜と前二作より身近な恐怖を感じた😱家が変だと家人以外が感じても当人達は普通だと思っている家って沢山あるよなぁ〜琴子ねーさんの幼い描写もありシリーズの世界観が広がりました👍お勧めです🥵(ノ-_-)ノ~┻━┻などらきの首へ😰
0255文字
マドリン
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とある一軒の家をめぐり、狂っていく人々。あるのかないのかわからない砂に埋もれていく家庭。 うわべだけの家庭円満はとても危険。 比嘉姉妹シリーズは今回も手に汗握る展開。ししりばとの戦いに窒息しそうになりながら読み終えました。
0255文字
ハニー豆腐
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澤村先生の本やっぱり怖い!!と思えた良い本でした…。一般的な幽霊屋敷系の話と思いきや正体は霊ではなくもっと恐ろしいものだったり文書が全部半ページで切れてるページの緊迫感がすごかったり…。家族内での常識が世間の非常識であるという箇所なんかは誰しも共感できると思うので読み終わったあとに「え、もしかしても我が家も狂ってる…?」と不安にさせられる感じもすごいよかったです。よしんば狂ってたとしても自分じゃ気付けないので詰んでるのですが…。ほんと怖…。最高…。
0255文字
猫缶。
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琴子さんがメインの4作目。今回もゾッとする怖さがあった。琴子のキャラの変遷など興味深く読んだ。岡田准一もとい、野崎が出て来ないとなんとなく物足りない気がする。
0255文字
キヨ
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はい、今作も大変に良き。ぼぎわん、ずうのめ、ししりば、「何か分かんないけど不穏な響きの単語」を表題に取り入れるのが上手な作家さんですよねぇ。この、おかしいことを話してる人物に自分がおかしいことを言ってる感覚がない、というのは小林泰三作品で(自分が)慣れすぎた感があり、恐怖で言えば「ずうのめ人形」の方が強かったです。 比嘉姉妹には末永く仲良くしていてほしいですね。
0255文字
Jani
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ししりば強い守備に長けてる なんでも弱点があるもんやな
0255文字
にゃんちう
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ネタバレ比嘉のお姉さんの小学校からの話。砂のじゃりじゃり感が何とも言えない。銀ちゃんが封じの鍵になるとは。「おかしなことが当たり前になるケースはあるからどこの家でも誰にでも」と言うのが何とも。最近やはり普通に考えればおかしい事が当たり前と思ってしまった故の事件も多い気がする。三津田先生、最後の解説で大絶賛。
0255文字
けろっぴ
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ネタバレ展開がのんびり目だった でもちゃんと怖い 敏くんに弄ばれた女性が作中でも使い捨てにされててかわいそう
0255文字
azu
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ネタバレ頭の中を砂が支配する…。字面だけならなかなか面白い怪異だけど、薄ら怖い不気味さがあった。家の役割補充制度も。切り捨てられる場合とそうでない場合の差がわからなかったけど。わんこの銀が可愛かった。爆弾でどうにかしようとする琴子さんの大胆さが凄い(笑)コレは4巻目とのこと。2巻、3巻をすっ飛ばしてしまったけど問題なく読めました。面白かったのでシリーズを追いかけたい。
0255文字
水無月・R
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ネタバレ澤村作品のホラーは、圧倒的に理不尽で暴力的で、とにかく怖い。住人を洗脳し操り暴走するししりばの怪異も怖いし、ししりばが封じられ(破壊され?)たあとの果歩に訪れる新たな地獄も、私が勝手にししりば的なものが他にあるんじゃないかと思ってしまったことも、ひたひたと怖くて、ホント澤村さんて怖いよ!!個人的に、三津田信三さんの解説に大いに賛同。
0255文字
中原れい
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ネタバレ琴子覚醒、だいぶ数はこなしているしもう偉い人とも渡りが付いているけれど、小学生時代に自分を変えた場所に、無事だった人と解決に向かうという流れに、ちょっと熱くなりました。(タイトル初見で金カム?って思っちゃったのは内緒、パじゃなくてバ!)昔の人も、こいつらやべーって思いながら記したんじゃないかなあ。形だけあっていれば中身は捻じ曲げて何事もなく済ませるって、守ってるのとは違って不愉快きわまるけど、琴子も生き残ったみんなも前に進もうとしてるのが明るい印象の作でした…あの家犬死んで人いなくなったなあ、まさか…!
0255文字
ポルコ
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ししりばの正体が今一つハッキリしないが、群像劇ミステリーみたいな楽しさはあり。そして比嘉琴子ちゃんの若々しさが可愛らしい。
0255文字
yuki@むぎのタロット
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(´・_・`)読みはじめたら止まらん比嘉姉妹シリーズ。今回も面白かった。琴子お姉ちゃんも人間なんやねってなる。 怖さでいうと、ずうのめの方が怖いんだけど、生理的に一番気持ち悪かったのはししりばかも。京極堂的にきて欲しいなあ。このお家。
0255文字
さち@毎日に感謝♪
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比嘉姉妹シリーズ第4弾。琴子がメインの物語でしたが面白かったです。読んでいて耳元でサラサラと砂の音が聞こえてくるようでした。
0255文字
タケ
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いやー、久しぶりにホラーを読んで心底怖いと思いました。「砂」というありふれたモチーフでここまで読者に恐怖心を持たせるのは凄いです。夜寝る前に布団に入りながら読むことが多いのですが、現実まで恐怖心が這い出て、掌や身体で砂のジャリジャリ感を感じないかと久しぶりに怖くなりました。『ぼぎわんが、来る』で最強霊媒師として登場する琴子のバトルは今回控えめですが、他の比嘉姉妹のシリーズを読むのが楽しみです。
0255文字
ナックル逆チキータ
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ネタバレ並行する物語がどうなるのかが面白かった 結婚指輪取りに行くところや、終章の果歩の行動など、琴子が語りきっていない、影響範囲や残る影響などが怖い。怖い→劇中で解決→怖さがまぎれる、という構造で快感を感じている?それを残されると怖い ヒト怖的な部分をスパイスにもってきているのは1,2作目と同じだが、スパイスの味が違う。本人も意図しない行動のヒト怖が1,2で、環境に影響されるヒト怖が今回?他人の家や、田舎の村の独自ルール自体やそれに疑問を持たない人たちへの怖さ、みたいなものを増幅しているような感じもした。
0255文字
しろ
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ネタバレ夏のホラー読書祭り。子育て始めてから、赤ちゃんや子供が死ぬ話から貰うダメージが大きくなったとつくづく痛感。でも果穂さんの心境と環境は複雑極まりないし、こんな終わりになっちゃうのも非難できない…でも泣き声が辛い。ししりばが想像以上にやっかいセキュリティーで、琴子さんが苦戦していて驚いた。怪異の正体やその対策の謎解きも面白かった。
しろ

【追記】果穂は「家を守るってどういう意味?」って勇大に疑問を投げかけた。一方でししりばは「何がなんでも家を守らなきゃならない」って躍起になってた(誤作動のせもいもあるかもだけど)。今、“家を守る”って言葉はどんな意味をもつのだろう。十人十色だろうけど、自分にとってはどんな意味なのかと考えている。

07/29 15:54
0255文字
そらにん
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ネタバレ普通でないことを普通に感じている人が周りにいたら……そこからくる違和感が中々に不気味。個人的に怪異の正体が明らかになった後くらいからの展開は色々つっこみたくなってしまい、怖さが半減して残念でした。中盤までの不気味さとエピローグの後味の悪さは良かった。犬の名前をとったマンガは「流れ星銀」かな?
0255文字
Ryo
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面白かった。 比嘉琴子が小学生の頃から始まります。 ししりば怖い、なんか本当にありそうな話でぞわぞわしました。 犬の銀が健気でかわいかった。 このシリーズはオススメです。 ☆4
0255文字
NAO
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再読です。一度読んでいました。こんなの怖いの一言です。気をつけようもない。遭遇うしないように・・・
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goえみ
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澤村伊智6冊目。琴子が霊能者として生きるきっかけとなる怪異の話。といっても琴子さん小学生。 夫の転勤で大阪から都下へやってきた夫婦。SEの夫は毎日午前様で日曜もない生活。妻は仕事も辞めてついてきたのに、子供もおらず友人もいない。その寂しさ、痛いほどわかる。この辺りの夫婦のリアリティが、ホラーを読んでいることを忘れるほど上手い。そしてこの妻が、偶然駅で大阪の幼馴染みと再会することで、恐ろしい事態に関わっていくことに。その原因となる化け物がしかし、なんか可愛いのだ。可愛いけど誤作動して二組の夫婦が不幸に。。
0255文字
まさや
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ネタバレぼぎわんが、来るシリーズ4冊目です。 野崎と真琴は今回は出てきません。比嘉家に何があったかがわかります。 「どこの家にも怖いものはいる」が参考文献になっています。 これはあまりざざああああ怖ざざああああくざざああああなざざああああいでざざああああすね。
0255文字
ビタミン
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ちょっと文章がくどかった。文字数が揃えられたページは読み飛ばしちゃった。
0255文字
min
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ネタバレ砂が溜まらないように、溜まっても見て見ぬふりをしなくて済むように。伊澤さんは家族の「スキマ」(霊や呪いがつけこむ、砂が吹き込む)を描くのがうまいなぁ。 機能が阻害されなければ守られたはずの子供と、機能によって生まれたのに守られなかった子供が描かれてるのしんどいな…。
0255文字
だけし
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ネタバレホラーは登場人物の無能ムーブ、びっくりさせればええやろ的な演出、唐突な展開で白けがちだが、この作品にはそういう要素は少なく、真剣に読めた。一般人にも理解しやすい日常に紛れる怪異なので、意表を突かれてゾクゾクする。日常描写に含まれていた伏線を解決パートで回収し、程よく気味の悪さを残しながらも納得出来る結末。家と家族と言う現代では壊れている価値観をひたすら守ろうとする守護神、悪質ながらもちょっと切ない。そしてわんちゃん達の描画がとにかく可愛い。このシリーズの四文字ひらがなの命名センス、本当に絶妙。
0255文字
☆★☆ゆうる☆★☆
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一気に読了。澤村さんいいね!(ぼぎわんの時にはさほど感じなかったけど)タイトルだけじゃなく文章の随所で言葉選びのセンスが秀逸。さらに[廊下]はさすがにわかったけど[階段の上り下り]は三津田さんの解説見るまで気付きませんでした。いや~やられた!幕引きは多少もの足らないかなと思いましたがこれからが楽しみ。引き続き「ぜんしゅ」に取りかかります。
☆★☆ゆうる☆★☆

工藤さまコメントありがとうございます。比嘉姉妹シリーズは、ぼぎわん→ずうのめ→などらぎ→ししりばの順で読んでいて、などらぎは既読なのです。でもこういうアドバイスはとてもありがたいです!シリーズものは本当わかりにくいですから。なにか気になるときはまたご指摘お願いします。

03/18 15:55
☆★☆ゆうる☆★☆

↑間違えました。「などらぎ」ではなく「などらき」でした。

03/18 16:00
0255文字
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ししりばの家 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫)評価75感想・レビュー103