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希望のゆくえ

希望のゆくえ

形式：単行本（ソフトカバー）

出版社：新潮社

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登録数
1285登録
ページ数
208ページ

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アマザケ
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アマザケ
失踪した弟を兄が探す。弟はどんな人間だったのか知りたいために。十人十色。性格も考え方も一人一人違っていいのに多くの人はなぜか分類し、枠に嵌めたがる。こんな人と決めることで安心するのだろう。だから生きづらい人が増えるのだと思う。弟は自分を変えるため前を向いて歩み始める。兄も弟を理解することを諦め、自分の道を進み出す。登場人物の心模様にしばしば共感をした。
コメント(0)2025/02/27
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Tomegoro Matsumoto
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Tomegoro Matsumoto
失踪した弟を探す兄。その過程で、弟に関係した様々な人たちの背景が細かく描かれる。兄、母親、高校生時代の彼女、職場の同僚、保育園時代の先生。しかし、弟自身がどういった人物なのかははっきりとはわからない。本人は自分が空っぽだと感じている。くみ子の語る”なにか薄いあきらめが、霧のように全身をつつんでいる人”という評価が私には一番しっくりくる。
コメント(0)2025/02/09
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なかゆみ10969
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なかゆみ10969
行方不明になった弟希望(のぞむ)を探して回る兄誠実(まさみ)。弟と関わりのある人に、弟はどんな人だったかと印象を聞く。 特別面白い話とかではなかったが読みやすくてスラスラ読んでしまった。
コメント(0)2025/02/08
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ほんのむし
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ほんのむし
パッとしない女性と駆け落ちをした弟を探すことになった兄は、他人の視点から語られる弟のことを何も知らなかったことに気づき・・・ってお話です。 男前で不気味な弟が、良かったですね。 まあ、自分にもそんな部分があるようないがして、ちょっと感情移入しちゃいました。
コメント(0)2025/01/04
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ルシ猫
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ルシ猫
謎を残して失踪した弟と、弟を探す兄。 掴みどころのない希望の輪郭を少しずつ浮かび上がらせるように、物語は進んでゆく。 苦しいものを手放して、嫌な自分と向き合って、出会った人達それぞれが自分のゆくえを見つけていこうとする姿がとても好き。
コメント(0)2024/12/23
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防災レンジャー
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防災レンジャー
最後まで心が締め付けられるようでしんどかった。途中でやめようと思ったけど、最後まで読んでしまった。誰でも良いところと悪いところがある。あなたは良い子、素直な子と決めつける私も嫌だ。読み終わったあたたかさだけが残った。
コメント(0)2024/12/19
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どん
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どん
どこからこの本知ったんだろう？読み終わって何か分からんけど自分の琴線に触れた レビュー読むとマイナス感想多いけど、これって凄い本質突いてるな ｢いい人でした悪い人でしたと、そんな単純な分類に落とし込んで、彼のことをわかったような気にはなりたくない｣｢柳瀬さんは柳瀬さんでした｣ ｢他人が欲しがっているものを、ひたすら差し出し続ける人間はきっとどんどん心からっぽになっていく。自分の意見じゃなくて相手の言って欲しいことを勝手に汲み取って口にするような他人の欲求を際限なく受け止めようとする奴は苦し過ぎる｣
コメント(0)2024/11/28
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ケンちゃん
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ケンちゃん
ネタバレあまり美しくない（？）中年女性と一緒に行方不明になった未だ年若い弟、希望を探す兄の誠実。 弟の真意や居所は結局掴めず、謎が解明された訳では無いが、その過程にある人の心理や辛い生き方が心に刺さる。 諦めた方が傷付かないで済む生き方は多くの人が無意識に選んでしまっているのかもしれない。 納得出来ないことは取り敢えず言い返せ、そこから世界が変わるかもしれないと思った。
コメント(0)2024/11/22
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きゅんちゃんのいもうと
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きゅんちゃんのいもうと
ネタバレある日突然家を出ても、なんとかくらしていけるんだろうか。大阪を離れたあと希望は自分を探す旅に出たのかな。 オチがなくてモヤっと。でも人生ってそんなものかな。
コメント(0)2024/10/18
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Mami
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Mami
希望はどこにいったのか。そもそも希望って何なのか。人は鏡、というけれど。結局、見たいものしか見ない。良くも悪くも、こうであってほしい、こうにちがいない、を押し付けている。押し付けたものすべてを受け入れて、体現してくれる人がいたら、それって希望なのだろうか。希望から見た世界は一体どんな風なんだろう。誰かの希望であり続けた空っぽの中身、それが自分の希望で埋まるといいな。
コメント(0)2024/10/04
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いたにぃ
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いたにぃ
ネタバレ重たく暗いが、人とは？人生とは？と、いろいろ考えさせられる一冊。
コメント(0)2024/08/03
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GAVI
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GAVI
なんというか、閉じた、暗い、辛い話だった。優しいのではなくてからっぽ。浮気、暴力、認知症、機能不全の家族…面白かったけど、気が滅入るなあ。そして、オチはなし。
コメント(0)2024/07/12
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ちみる
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ちみる
失踪した弟を探す兄の物語。 他者との繋がりや自己の探求について考えさせられ引き込まれた。 著者が描く苦悩や希望の追求は共感する部分も多く、心に強く響いた。 登場人物の成長の過程から、多くの気づきをもたらし感動を与える。 結末に明確な答えが見つからず、想像力が刺激され、独自の解釈を持つ余地が残る作品☺️ 多様な側面を持つ人間であるからこそ、自己探求の旅は続くのかもしれませんね…
コメント(0)2024/07/10
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てつろう
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てつろう
タイトルの希望は[きぼう]ではなく[のぞむ]という人名。失踪した希望を兄が探す、本人を探しながら希望はどのような人間か？周りの人々に聞いて弟の実態を想像する。色々考えるお話だった。
コメント(0)2024/06/24
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サプリママ
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サプリママ
ネタバレ⭐⭐♥♥♥2020年3月初版。🔰　希望とは柳瀬誠実（まさみ）の弟でのぞみのこと。希望が失踪して母親から探してほしいと依頼を受けた誠実のお話。希望の周囲にいた元カノの山田由乃、元部下の有沢慧、保育所の先生だった小平敦子、一緒に失踪した重田くみ子に話を聞きに行く。誠実と希望と母親、妻との葛藤が語られ、希望の中身は空っぽで周りの要望を斟酌する自分に苦しんでいることに気がついた様子も描かれている。結局誠実は希望に会えずおしまい。家庭内暴力や浮気、暗い人間関係ばかりつまらない。
コメント(0)2024/06/23
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くりちゃん
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くりちゃん
疾走した希望と言う名前の弟を兄の誠実が探す。行く先々で接点を持った人物から今迄気付かなかった弟の輪郭が見えてくる。 何処まで希望は離れていくのか、接した人には次第に明るさが感じられてゆく。
コメント(0)2024/06/13
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真波
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真波
希望、は探すものじゃないよね、と思いながら読了 面白かったけど、少し辛いな
コメント(0)2024/06/10
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QP
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QP
寺地はるなさんの作品は初読み。タイトルの希望は普通名詞ではなくのぞむという人名だった。母から希望と連絡が取れなくなったのでゆくえを探して欲しいと頼まれた兄の誠実(まさみ)は関わりのあったと思われる人から希望についての情報を尋ねる。見て見ぬふりをする自分と人の気持ちに寄り添おうとする弟との対比や親子の関係性について人間の多様性を感じる。希望に接した人達が少しでも未来志向になっていると思えた。
コメント(0)2024/06/08
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yoshigon
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yoshigon
失踪した弟を探す誠実。その度に違う弟の顔を見ることになる。空っぽの自分だから人に合わしてしまうのか。いやと言わずに相手の想いに沿った返事をしてしまう。誰にでも少しはある感情だと思うが。とっても切ない話でした。
コメント(0)2024/06/02
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ど
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ど
弟・希望が突然失踪して、幼少期から仲が良いわけではなかった兄・誠実がその行方を探して、弟と接点が合った人たちに弟のことを聴いていくうちに知らなかった弟像、誤解を知っていく。語り手それぞれが、育つ過程で歪みを抱えていることに胸が痛くなるが、考えたら歪みない大人に育てられ、幼少期をなんのつらみもなく過してまっすぐに大人になる人なんてほとんどいないのではないか、と気づきました。相手のことを受け止めすぎる希望は、新しい生活で少しずつ楽に生きられるようになるとよいな。
コメント(0)2024/05/31
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ふみ
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ふみ
ネタバレ「満たしてください、自分で。誰かになにかを放り込まれる前に」 相手の期待に応え続けて、自分を見失う。 それは悲しいことだけれど、希望のその分け隔てない優しさに救われた人は多くいるのではないかと思う。 ただ、それだけでは希望は救われないから、希望自身の思いを重ねていってほしい。
コメント(0)2024/05/30
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kenshiori
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kenshiori
期待しなかったら意外と面白かった　期待に応えたい空っぽの心、相手からみた自分とは
コメント(0)2024/05/30
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shi－
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shi－
正直これは難しかった。兄の誠実は失踪した弟の行方を探すんだけど、生身の身体を探している、というより弟の真実の姿？を、弟、希望と関わりのあった人々から得ようとしているような、周りから見た弟の実体を確認したかったような…。 希望は何を抱えていたのか、誠実も何を思い何を思っていたのか？うーん、難しい。 ただ、誠実の親、そして希望の周りにいた大人達、みんな親がキーパーソンなのかな。いわゆる毒親。
コメント(0)2024/05/28
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かなえ
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かなえ
ネタバレマンションの管理会社に勤める弟の希望が、火災のあったマンションの住人の女性と一緒になって姿を消してしまった。兄の誠実は弟を探しながら、弟か改めてどんな人物だったか答えを探すが、バラバラ。弟は相手が求める人物像を演じ、そこに自分の個性はなく、無色であったのだ。結局、探偵を雇うものも弟を既のところで間に合わず弟は見つからず。そして、核のない真珠のように、核がなくても輝ける居場所を探していく。弟の希望だけてなく、兄の誠実の夫婦生活のすれ違いや、希望の後輩の嘲る性格など描かれており、人其々の苦しみが描かれている。
コメント(0)2024/05/26
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yuki_wari_sou
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yuki_wari_sou
文庫で読了。 「NO」と言えない自分、は誰でも多少なりとも持っていると思うが、それは相手によって左右されるものだと思う。 だが、失踪した希望は、誰に対しても、分け隔てなく（？）「いいよ」と言ってしまう。 それは何故なのか？家庭環境がそうさせるのならば、兄である誠実はどうなのか？自分の言いたいことを飲み込んでしまう性格。それもNOと言えないということに通じるものがあるのかも知れない。 誠実が希望を追い求めた理由。探したものは何だったのか？弟が自由になることで自分も自由になったのではないか。そうであって欲しい
コメント(0)2024/05/18
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しい
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しい
文庫版にて読了。少しミステリーっぽい雰囲気もありながら、色んな人から語られる弟の印象が皆それぞれ違っていて不気味さを感じた。毒親がたくさん出てくる。希望がこれからは自分の思うように生きられたらいいな。
コメント(0)2024/05/16
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北緯45°
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北緯45°
4.1　いつもの寺地はるなさんの書くものとは毛色が違うように思いました　でも　これも良しですかね 人のどこを見てどう切り取るか　人のよって感性が違うので同一人物でも違う人に見えるのは当たり前です でも そうやって改まって考えたことってなかったかも
コメント(0)2024/05/15
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kei
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kei
文庫版で読了。寺地はるなさんの小説の空気感がたまらなく良い。気持ちがしんと鎮まって、周りの音も消えてしまう様な。自我を持てていない、事なかれ主義、周りに流されがち、周りを意識してしまう自分が嫌という事をとても意識させられてしまうけれど、そこに不快感はなく。下ではなく前を向く一歩を持てるかもしれないという気持ちになる。
コメント(0)2024/05/13
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ぴなもん
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ぴなもん
解釈が難しい小説だったと思った。失踪した弟を兄が探していく過程で、ふと彼はなんだっただろう？そして自分は？と気づきを得ていくと言った内容か。実際、読み進めていくうちに「私の中身ってなんだろう？」「自分という箱の中に詰まっているのは何なんだろう」自分のことなんかわからない、ましてや一緒に住んでいるだけの家族のことなんてさっぱりわからないよ‥と、思えてきた。
コメント(0)2024/05/08
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もこ
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もこ
ネタバレ突然失踪した弟を探し求める兄が主人公。弟の関係者と接触し話を聞いていくと、弟の印象が違っていて…。弟は本当はどんな人間だったのか。相手の求めることに敏感すぎて空っぽになってしまった箱の中に、これからはどんどん自分を入れていってほしい。
コメント(0)2024/04/24
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えみ
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えみ
タイトルの意味が読む前に想像していたものと違った。弟を探す兄の話。なんだか途中で終わったようなもやもや感が残りつつ、変わった構成の本だった。
コメント(0)2024/04/21
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Hahtan
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Hahtan
ネタバレ突然失踪した弟の行方を探すべく関係者に話を聞き、行方と弟の人物像の断片が集まっていく。面白くて引き込まれて夢中で読んだけどラストはスッキリ終わる話の方が好き。
コメント(0)2024/04/20
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がみまぐ
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がみまぐ
寺地はるなを読んでいこう。と、図書館本。これまで読んだのとは、ちょっと毛色が違った。失踪した弟 希望（のぞむ）のゆくえを辿る物語か、タイトルは『きぼうのゆくえ』ではなくて『のぞむのゆくえ』か、と思って読了。奥付を見たら、『きぼうのゆくえ』だった！なるほど。
コメント(0)2024/04/18
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Mayrin
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Mayrin
ラストがすっきりせず残念。
コメント(0)2024/04/18
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nico
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nico
ネタバレ突然失踪した弟(希望)。彼を探すために兄(誠実)は弟と関わった人に印象を聞いて回る。ミステリ系かと思いきや「周囲の人からどう見られているか」「そしてそれを本人はどう思っているか」というところに行き着いて、自分にも思うところがあり手が止められなくなった。「自分は自分」と核を持てたらどんなにいいだろう。でも周囲の顔色を伺って、会話のたびに正解なんてないはずなのに相手の求める答えを探してビクビクして。そういう人は私の他にもいるはず。無核の真珠でいい？真珠になんかなれなくったっていい？
コメント(1)2024/04/17
nico
nico

きっとどちらも間違いではなくて、全ては自分がどうしたいかであり、自分軸で判断できているか否かが大事なのかな思った。答えがないスッキリしない読後感で色々考えさせられた1冊でした。

04/20 07:19
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M＊mi
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M＊mi
家族のことって、知ってるようで知らない。ふと、そんなことを考えさせられた。希望のことを知ろうとすればするほど、誠実も自分自身と向き合うことになる。2人のこれからの人生が少し明るく、希望のあるものに変化していってほっとした。
コメント(0)2024/04/15
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komorebi20
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komorebi20
突然失踪した弟の希望の足跡を辿っていくうちに兄の誠実も自分を見つめ直す事ができた。希望もシガラミから解放され、空っぽな心に価値観を取り入れようと新たな道を進む。自己肯定感が低く依存的な人ほど生きづらさを感じているという。家庭環境や親の責任なのか？親というのは、子供の幸せを願って育てていると思うのだが・・・良い親になって理想的な家庭を築くには、どうしたらいいのか考えてしまう。
コメント(0)2024/04/07
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なんしー
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なんしー
誠実が失踪した弟・希望を探す物語 他人の中で形成された自分のイメージを壊さないように生きてきた希望は、やがて自分の実態が分からなくなってしまう 暴力的な父親から逃げてきたくみ子との出会いによって、自分の意志を持って自分の中身を満たしたいと願うようになる 兄と弟がすれ違うシーン 希望のゆくえは、誰にも影響されずに自分の思うままでいてほしいと願う誠実の様子が伝わった
コメント(0)2024/04/02
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かつをぶし
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かつをぶし
ネタバレ「どんな人かというのはそんなに大切なことでしょうか？」というくみこさんのことばに、はっとさせられた。どんな人と決めることで不安は少なくなるけど、その人のいろいろな部分を見るのを諦めてしまっている気がする。自分に対してもこういう人間だと決めつけてしまっているなと最近思ったので、色々な自分がいることも認め、ちょっと嫌だなと思う自分も許してあげたい。
コメント(0)2024/03/24
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