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ソロモンの偽証 第III部 法廷 下

感想・レビュー
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ぐうぐう
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Audibleで再読。学校内裁判休廷日にそれぞれが過ごす様子を描いた章がいい。検事側、弁護側、陪審員、判事、廷吏、証人等々、各々がどう過ごしているかを短い描写で紹介するのだが、そこには各キャラクターに対する宮部みゆきの愛を感じる。実に多くの登場人物を要する小説において、俺は古野章子が好きだなぁ。Audible版『ソロモンの偽証』、感無量の79時間!
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dachs
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10年ぶりの再読。その間、映画化されたのも観たが冒頭しか覚えてない。映画だと心情が細かく伝わらない。最初に読んだ時は読み終えた後に幸せを感じたが今回はストーリーが分かっているので進むにつれ涙が出てきた。悪にもスポットライトを当てる。全員の言い分や思いを描く。それがどんなに救われるか。神原くん、実際にいたらファンクラブが出来るタイプに頷ける。神原くんとジュリの通じ合いが感動しました。宮部みゆきさんの作品でこの本が一番好きです。
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もか
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大作だからこそオーディオブックできっちりと聞けて良かった。最後は聴きながら涙ぐんでしまうことも。最終巻の法廷の緊張感、最後の謎解きがすごかった。中学生ってこんな大人じゃないなあと息子を見て思ったりもしましたが。 それにしても語り手が上手。こんなに大勢の登場人物がいるのに、最後は主語がなくても、あ、これは神原だ、校長先生だ、記者だ、と区別がつきました。素晴らしい!
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KOBEKKO
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途中胸糞悪く一人でイライラしちゃいました。藤野涼子に疑似の法廷で神原和彦を責める権利は何もないし、柏木辰哉のサイコパス感には唖然とする。頭おかしいし、勝手に死んどけって思ってしまいます。特にひどいのは最後の陪審員の会話。明確な判決に対して自己主張し続ける輩たち。このやり取りいる?とにかく酷かった。最後に涼子はなんで評決出たあとに一人ひとりに評決聞くの?本来アカンでしょ。そして殺人事件?はぁ?!酷い、酷すぎる。そして犯人は柏木拓哉…そうだろうね。でも裁判を終えた後の清々しさは青春スポーツドラマみたいでした。
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やま
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ネタバレ再読。法廷が明らかにしたものは、中学生の心の闇。そこから生まれた一連の関係性。当事者たちが起こしたこと。起きたこと。どうしたって、人は自分を持て余す。事件に関わる人々の情けない部分が明らかになるけれども、その真実を受け止めていく中学生たちの清々しさが素敵である。法廷に訪れた人々が必ず少し変わって帰ってゆくところも良い。そして、伝説へ。すっきりした。
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takashi_1955
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少年少女児童文学、人間の描写が鋭い、細かい?登場人物が多く先になかなか進まない、すぐに人物像が思い出せない
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ヘポイ
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スーパー中学生集団!頭良すぎで現実感ゼロ。落ちをもとめてはいけないのかもしれないが、弱い!ここまで読んできて、そりゃそうだよなって感じの事実。非常に良くできたストーリーだし、登場人物の設定も細かい、さすが宮部みゆきって感じだが。人に薦めるかといわれると、No!長さと感動のバランス悪し。
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OHモリ
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・ほとんど通勤ラン/ウォーク/自転車の友として全巻聞きとおしました。終わったー!という解放感と寂しさが・・暗く長かったけど終わってみればどの場面もどの登場人物も必要なものばかりだったような気がする。ラストで教師になって母校に帰ってきた野田君が登場するなんてと驚いた。この学校内裁判の話は野田君が大人になる成長過程の物語でもあったのだ。 ・容疑者の大出やウソの告発状を書いた三宅ジュリまで含めてみんなが救われる話になって終わったのが素晴らしい。そのためにはこれだけのボリュームが必要だったんだろうなと思った。
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Rikkie
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中学3年生が初めて臨む「法廷」で、本書に描かれているような検事または弁護士ならではの発言や質問を行ったり、専門知識を使うことは、現実的ではない。本書はそれを無視し、事件の真実を明らかにすると言う「学校法廷」の目的を達するため、学生検事や弁護士に思う存分、自由に振る舞うことを許し、真相究明に押し迫るその思い切りのよさに、気分が晴れ晴れとする。なぜ著者はあえて法廷に中学生を持ち込んだのか?大人と違い、利害関係のまだ少ない彼らには、法廷で「真実」とする事をより純粋な目で見極められると期待できるからか。(続く)
Rikkie

同じ事件の色々な局面を何度も違う角度から描写するため、ともするとくどくなりがちだが、その辺りを上手に見極めて、繰り返しにならないよう物語は書き進められている。新しい見解や証拠物件も次々登場するため、読者を飽きさせない。下った審判は10代半ばの少年少女たちがいかにも思いつきそうな判決で、心が温まる。そこに至る経過では、裁判員たちは提出された多くの証拠を検証することはなく、各人が受けた印象や意見をさらっと述べるだけ。実際の裁判員制度でもこんな経過をたどるのか?

01/13 09:10
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ヒデキング
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とうとう終わってしまいました 陪審員の判断根拠! そして少しのスピンオフ! だけど、まだまだ他の人のその後も知りたい!
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あーちゃん
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ネタバレ面白すぎて駆け抜けた!文庫6冊。あっという間だった。電話をかけたのが神原君なのはわかっていたけど、真相が気になって気になって。そして20年後の負の方程式、杉村三郎!!!付録まで面白い。恐れ入りました。
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ax20go
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これ中学生に出来るのかな(._.)って思いつつも、一気に読んでしまった。好きです。
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イチ
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映画化された長編 第3部は、法廷編です。証言によって裁判は進んでいくが、果たしてどう決着していくか?!
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