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ヤマケイ文庫 山の朝霧 里の湯煙

感想・レビュー
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くわたあかね
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わたしも……ときどきはこんなふうに山に登ってお湯に浸かりたい。今年はそうしたいな。
0255文字
HANA
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朝に山に登り、夕べに温泉の中に身を浸す。登山の後の温泉が最高なように、登山と温泉は切り離せない関係にある。本書は著者が各地の山や温泉を巡ったエッセイとなっている。元々著者のエッセイは好きで、その飄々とした筆遣いで読む旅行記などは随分楽しませてもらってたけど、今回は山と温泉に焦点が当てられているせいか、そのどこか浮世離れした文章に磨きがかかった感じ。各地の高名な山々、白山や早池峰、剣山といった山行にそこに付随する温泉を著者の筆で追体験すると、自分もその場所に行きたくなってしまう。温泉に行きたいなあ…。
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ガクガク
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ネタバレ静かな山と麓の温泉宿。それもたいがい小さな一軒宿。こんな山旅に憧れる自分がいる。著者は山の本が好きでたくさん読んできたという。その初めての山の本だが、手練れの書き手である著者の作だから、そこいら辺の山の紀行文とはわけが違う。いい意味での創作であることを分かって読むべきだと思う。でなければこんな夢見心地のような山旅はできない。この本は図書館本だけど、誰か利用者のリクエストだろうか。もしもリクエストだとしたら、その人に会いたいものだ。こんなエッセイが好きでご自身も山旅をされる人なら、きっと話が合うに違いない。
ガクガク

びわこっこさん、おはようございます。温泉宿→山→温泉宿をのんびりというパターンの山旅には魅力を感じます。秘境の温泉に一軒宿というのもいいなぁ。

11/11 09:07
ガクガク

洞川温泉はたぶんこのエッセイにも出てきたと思います。

11/11 09:12
0255文字
Stevie G
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男一人での山歩きをしている方は結構多いと思います。足手まといな家人など連れて行かなくて、勝手気まま、風の吹くまま、頂上での昼寝と、温泉とビール。よろしいですなあ。でもちょっと寂しいネ。山道ですっころんでも、誰も見ていないし、ちょっとした怪我も、動けなければ命に関わったりするし。ヤマケイさんとしては、年配の男性の計画性のない単独行は推奨する立場ではないはずなので、あまりまねしないようにどこかで言っておいた方が良いかもしれませんね。著者のご冥福をお祈りいたします。
0255文字
ryohei
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昨年亡くなられたドイツ文学者で、こよなく山と温泉を愛された池内紀さんの紀行文集。ひたすら「温泉→山歩き→温泉」というルートを、のんびりと列車とバスを乗り継いで行きます。紹介された全国約30コースの約3分の1は、自分でも辿ったことがあるもの。読み進むごとに、それぞれの山歩きの思い出と、温泉それに風呂上がりの酒の味わいがよみがえってきます。嗚呼、至福の悦び!未だ知らない残りのコース、来年は歩いてみたくなります。
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gibbelin
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この世の極楽について。
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coldsurgeon
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山旅といで湯、そのエッセイである。温泉につかるために山旅で出かけるような、そんな雰囲気が読んでいて気持ちがいい。私たちは自分の身体をずいぶん邪険に扱っている。ひたすら酷使して、ろくに面倒をみてやらない。だからたまに湯びたしにするのも悪くないのだ。どこか温泉に出かけたいなあ。
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きぼうぼーや
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単行本で読む。 ドイツ文学が本業の著者。やはり文章が上手い。やたらに温泉好き、歩くペースもそれなり、こだわりや頑張りもあるが、突き詰めたところなどないし、自分でもこの程度のなら歩けるかな…と思わせるのがいい。 「三石山」は季刊誌『山の本』に所収されており惚れ込んだだが、何回読んでもいい。 これを読んで行ってしまいたくなる山が、またあるだろう。
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