読書メーター KADOKAWA Group

ここは墨田区向島、お江戸博士の謎解き日和 (富士見L文庫)

感想・レビュー
11

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ぐりーん
新着
乱読15冊目。唯一の身内であった祖母を亡くした祐里は遺産を相続し、いくつかの不動産を手に入れたが、そのうちの1つの店子は貧乏だがやたら江戸時代に詳しいフリーライターだった。豊富な知識と閃きで謎を解決していくが、ある秘密があって…。読みやすい文章で日常の小さな謎を解き明かしていく様を丁寧に描いている作品。サクッと気楽に読めた。続編があれば読みたい。
0255文字
真理そら
新着
祖母を亡くして天涯孤独になった女子大生・祐里は多くの不動産などを相続したが管理会社に任せず直接現金で家賃を徴収している貸家が一軒あった。この貸家に住むお江戸博士はとても貧乏で家賃を払ってくれない、このお江戸博士と共に江戸面影の残る場所を散歩する羽目になる祐里。謎解き要素もあるが、古地図片手に散策しているような気分で読み終えた。
0255文字
よっしー
新着
祖母を亡くした祐里、亡き後も困らないようにと手を打った祖母が唯一残した仕事が家賃の徴収。普通に考えると、滞納してる人の元に女子大生を送り込むのはいかがなものか…と思いましたが、桜介さんを見ているとダメ男の典型のようで、でも見直すところもあり…。きっと、祐里の支えになってくれると思ったのだろうなと感じました。切なくもあり、心暖まるお話でした。
0255文字
るーま
新着
ネタバレ家族、愛、泪、そしておばあちゃんの素敵さよ。主人公はちょっと心配になるぐらい無知な女子大生だけど、元気があって大変よろしい!鼠小僧と火事の章で「粋とはなんぞ」と思いふけってしまった。子持ちのハイスペック男やもめの色気や包容力が要所で醸されているのが良かった。……が、今日食うものさえ困窮しているのに押上ー両国間を地下鉄&JRで移動するとは何事か。子どもでも歩ける距離、百歩譲っても区バスや!と、同じ年ごろの子どもをもつおばちゃんはモヤモヤした。けれどちゃーんと最後の最後にうるっとさせられた。
0255文字
sugar&salt
新着
桜介さんの知識がすごくて、鼠小僧とか着物とか江戸城のこととか勉強になった。でも子どもがいるのに所持金数十円だったり、19歳の祐里ちゃんに当たり前のように奢ってもらおうとしたり…ちょっとダメ過ぎる。
0255文字
リディア
新着
ネタバレ少し賢くなった気分で読了。お金がない子持ちの歴史ライターの中年男性。お金がなさ過ぎでどう生活してるのかそっちの方が謎。恋愛要素がありそうでなかったのがちょっと淋しい。最後のお祖母ちゃんのお話とか良かった。
0255文字
ぢぢぃ
新着
粋にハイスペック
0255文字
るぴん
新着
母本。女子大生の祐里とフリーライターの桜介が、どこか江戸の面影が残る謎を解く日常の謎系ミステリー。舞台が下町ということもあるし、大家と店子の関係も含め、昭和の話のようだった。鼠小僧の話と祐里の祖母の形見の話は、どちらも亡くなった家族に対する愛情を感じてほろりとした。さらりと読めた1冊。
0255文字
陽ちゃん
新着
向島に祖母と一緒に住んでいる女子大生の祐里が、祖母が亡くなったため家主業を引き継ぎ家賃を取りに行ったところ…店子の桜介のあっけらかんぶりには驚きました。なぜか桜介に引っ張り回される祐里ですが、そのお陰で祖母を亡くした悲しみが癒えているのかも知れませんね。江戸時代のおもかげ、探しに行ってみたいです。今は無理ですが。
0255文字
hotate_shiho
新着
祐里は、亡くなった祖母の代わりに、家賃を集めに行くけど、いつも払ってくれない桜介さん。いつもお金はないけど、江戸について詳しくて、粋なことが好きな人。桜介さんの知識で、問題を解決していく。面白かったー。
0255文字
全11件中 1-11 件を表示
ここは墨田区向島、お江戸博士の謎解き日和 (富士見L文庫)評価91感想・レビュー11