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少年と犬

感想・レビュー
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yukiusagi
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☆☆☆☆
0255文字
やしょう
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ネタバレなんで光と多聞はそんなに最初から惹かれあったのかってところが分からなかった。それぞれのエピソードの主役が死にがちなのはしょうがないって思えるけど、最後多聞が死んじゃうのは悲しい。それもしょうがないって思えるくらい光との関係性を魅力的に描かないと納得できないな。 自分は動物が大好きなので、次はもっと明るく感動するような動物系の話が読みたいです。
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Keystone
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出会う人がみんな犬好きで、多聞に優しいのは良かったけど、なぜ光だけがそこまで特別なのか分からなかったし、最後に犬が不幸な目に遭うので悲しい気持ちで読み終えました。映画も同じ結末なら、絶対に観たくありません。
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ひゃく
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ネタバレ読みながら、当然多聞が目指しているのは飼い主だと思っていたので、最終話は驚いた。何が少年と多聞をそんなにも強く結びつけたのか。作中の言葉を借りれば一目惚れということなのだろうけれど、最後までそれは彼らにしか理解できないこととして描かれていた。感動作という触れ込みの割に、多聞と関わった人がみんな死んでいくので、全体としては重たいトーンの物語でした。『少年と犬』は泣きましたけど。
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ケンタ
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映画の予告を見て、どんな話なのかなと原作が気になって読んでみました。犬繋がりの連作短編集。短編でスパスパ話が切り替わっていく構成は、中弛みのない展開で良かった。あまり感動はしなかったけど、色々な人に寄り添い、同じ方角を気にする犬の「多聞」がとても利口で、犬を飼ったことがない自分が読んでも愛らしく感じます。
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ruki5894
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長い人生で一度もペットを飼ったことがない。多分親が嫌いだったのだろう。セラピードッグというのがいるらしい。犬好きの友人に言わせると、居るだけで気持ちが和らぐとのこと。 強い絆で結ばれていれば、例え側に居なくても温もりを感じることができるらしい。そしてそれはごく普通のことなのかもしれない。 身内に自閉症の子どもがいて言葉を発しない。どうかどうかあの子にも、いつかたもんが現れてくれますようにと願う。
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整くん
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日本中が泣いた、多聞と傷を負った人とのやさしい物語…かと思いきやいやいや割とショッキングな展開でビックリ!表現としては癒されるというより救われるという感じかな 何故、多聞が人の心を救うのか…登場人物はなんらかの傷を負っていて心の絆を求めていたところに無償の愛でいつのまにか多聞が寄り添ってくれてたのではないか 言葉ではなく存在なのね まさにドックセラピーなのだ うちの愛犬もなかのようにね笑
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えっちゃん
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直木賞受賞作品。 東日本大震災から半年、仙台で男はシェパードに似た犬を見つけた。彼は家族のために犯罪に手を染めた。拾った犬は守り神となった。窃盗団の男はその守り神の犬を連れて新潟へ。次に富山に現れた犬は壊れかけた夫婦の元へ。琵琶湖畔の秘密を抱えた娼婦の元へ。島根の死期が迫った猟師の元へ。釜石から熊本に移住した、少年の元へ。 飼い犬にマイクロチップが埋め込まれているんですね。何も言わずに黙って寄り添ってくれる多聞が愛おしい。
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ヤメレくっちまうぞ
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世間ではなんだか犬と人間との感動的な交流、みたいな受け方のようですが、馳星周ファンから言わせると、なんならいつものノワールより人が死んでるし、多聞は関係した人間達を誘なう死神のように思えて、恐ろしかったです。
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Genzo Takehana
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犬にまつわるいくつものストーリー構成があるが、いまいち感動につながらない。
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りこ
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震災で飼い主を失った犬の多聞が傷つき疲れた人々の心に寄り添いながら日本列島を移動する、温かな六つの物語。お金がなくて盗みに手を出したり、家族を大切にできなかったり、そんな人々には報いが必ず訪れる。この物語が持つシビアなまなざしだ。しかし彼ら彼女らの人生には短い間でも傍らに多聞がいた。賢くて愛情深い、短い仲でも忠誠を誓ってくれる存在が。それは儚い人生の救いで、深い祈りの込められた物語のように思う。多聞が南に何を見ていたのかとうとう明かされる表題作の何と秀逸なことか。構成の巧みさが刺さりラスト一編では涙した。
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吉田こあ
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ネタバレ犬の動作や仕草が容易に想像できて犬好きにはたまらない。ありえないとは言い切れないものが本当にこの生き物にはあるよなと改めて。当然犬は話せないが、そこに人が色々思いを映しだしてゆく様と、それぞれの物語が面白く反映されていた。 へ?!ってまさかの死がちょこちょこ通り過ぎるのも、震災がバックにあるからまたリアルだった。 皆好き勝手に思いをのせるから、流石に犬側から見てそれはいかがなものなのよと思って読んでたが。 そんな人間にもいつも寄り添ってはくれるから犬って
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うーやま
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ネタバレ犬という生き物の献身さ。昨日や明日を悔いたり期待するわけでなくただ一日を、今だけを生きる。しかし過去の思い出や記憶は忘れない。そこに縋るわけではなくただ信じる意思の強さ。片や人間という生き物の愚かさ。昨日や明日に後悔し縋り、自分や他人を騙し裏切る。そんな対比を読んで感じ、犬という生き物を愛しく思いました。ただ。実は震災が、という展開はどうかと。もし天災を風化させないという意図があるとしたらはじめからテーマにすればいい。なんだか天災をオチにしたように感じてしまいました。実際震災でペットと離れ離れになって→
うーやま

しまった人達はいるわけで。そんな人達がこのタイトルだけを見て読んでしまったら実は…となってしまわないかと。そこは配慮があってもよかったのではないかなと思ってしまいました。

04/02 13:09
0255文字
takaaki
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星3.5。自分は猫派であることを再認識。光君。多聞は、いつもそばにいるよ。
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Rolf(ロルフ)
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ネタバレ映画観たので原作小説を買って読了。想像以上に多聞の周りの人間が重くてしんどかった(特に美羽の話)けど、光くんと多聞の再会辺りから一気に面白くなって、多聞と離別した光くん強い人間で泣いた。
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君島 嵐士
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凄く感動した! 最近こんな感動することがないくらいだ! 映画化ということもあり、読んでみて正解! 犬の多聞を中心に色々な人の人生感が見え隠れする作品。 読了後、ジーンとするはず。 多聞が目指す場所はどこ…
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えあし
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ネタバレそうか、この少年を探していたのか。 それも、命を守るために! 誰にとっても必要な守り神であった多聞。 かっこいいなぁ。最高だなぁ。
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なおみん
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ネタバレ映画の原作なのでリクエスト(映画は観てない)やっぱり犬好き。多聞好き。かばって安楽死させられるなんて…泣いた。マジックといい本当にあーまたワンコと生活したい。
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栄吉
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★★★☆☆ 借り物。この手の本は泣くから避けていたが…やっぱり泣いてしまう。号泣。
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みかん猫
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映画やってるの見かけたので。レビューもものすごく読んで、犬と少年の絆を描く感動小説かな…と思って読んだら間違ってなかったけどもっと大人向けだった。 作中で犬が守り神に例えられるのだけど、孤独と死に引き寄せられる犬がもたらすのは決して幸せな展開ばかりじゃなくて。それでも最後は泣いてしまった。少年と犬はきっと前世から結ばれてたんだろうな
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omasa
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ネタバレ犬を飼ったことがないし、犬に対する思い入れが特別あるわけではない私は、犬を愛するみなさまと同列で話ができると思っていないが、この本を読んで、犬は確かに特別な生き物なのかもしれないと思った。真っ正直で献身的。崇高で気高い。忠誠心、いえ多聞の場合、友情という言葉の方が合ってるかもしれない。連作短編小説って、毎晩1つずつ読んでいくのに向いていて読みやすい。
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もずたろう
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ネタバレさまざまな人のストーリーを犬の多聞が繋いでいる。多聞が出会った人たちが最終的には亡くなってしまいどうしようもない感半分、命は潰えてしまっても多聞と出会ったことにより救われたんだろうなという気持ち半分。多聞はこんなにも特殊な境遇の人とばかり出会ってこんなことってある?と思いつつも東北と熊本の震災当時の記憶が生々しく蘇り、当時もそして今もなお苦しい思いをされているかたがいらっしゃるんだよなとリアルさを感じたりもした。多聞は天国へ行ってしまい体は無くなったけれど人の心に生き続けている。
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てるあき
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東日本大震災で飼い主・出口春子と別離した一匹の犬「多聞」が、様々な人々との出会いと別れを繰り返しながら、東から西へと旅する。家族のために犯罪に手を染めた男・中垣和正、外国人窃盗団のリーダー・ミゲル、男に貢ぐ風俗嬢・美羽、死期を悟った老猟師・弥一、震災で心を閉ざした少年・内村光。旅の途中で多聞が遭遇するのは、傷つき、悩み、惑う人々。彼ら彼女らは、多聞によって心を洗われ、勇気と愛をもらう。多聞は東北から本州を縦断し、光に会うためにひたすら南西へと向かった。人の心を理解し、人に寄り添う多聞。
0255文字
terry
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多聞と出会う人は次々と死んでいく。多聞は死神ではないかという感想を書いていた人がいた。確かに多聞が近づく人は次々と死んでいくが、読んでいるうちに多聞は思うように生きられず苦しんでいる人の苦しみを聞き取りそして看取ってあげる存在だと感じた。そして「少年と犬」、多聞は自分の身をささげることで少年を救い、少年の中では多聞は生きていくことに。読んで泣いたとの感想を見ていたが不覚にも僕も泣いてしまった。
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かいちゃん
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読後よくこんな壮大なストーリーを生みだしたと思った。孤独の匂い、死の匂いを嗅ぎ分ける犬の多聞。出会った人々は少しの時間でも多聞がいてくれてどんなにか心が休まったことだろう。いつも南の方を向いていた多聞、釜石〜熊本でやっと少年ヒカルに再会、そしてヒカルを守るために。人の言葉、気持ちまで理解してくれる賢い「多聞」きっと会ったら心惹かれるだろうな
ぶち

かいちゃん、私も読み始めたところ… 未だ数ページ。男がコンビニの駐車場で犬を拾ったとこです。かいちゃんの手ビューで読み進めるのがとても楽しみになりました。

03/25 14:04
かいちゃん

あら、ぶちさんも今なのね〜 一晩で読めてしまいましたー出会う人々がちょっと辛い状況が多いけど多聞がとにかくいい 楽しんでね

03/25 20:45
6件のコメントを全て見る
0255文字
ハム
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多聞、なんておりこうな犬なんでしょうか。もう我が家の犬も「たもん~」って呼びたくなっちゃったよ。全然犬種も利口さも違うのに。映画のCMを見て興味を持ち、Audibleしてみましたが、特別好みの内容では無かったものの、普通に楽しめるものでした。だんだん、多聞が新しく出会う人出会う人に、この人もももしかして死期が近いの…?と思ってしまったのだけど、そういう話ではなかったみたい笑
0255文字
ゆかり
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東日本大震災で飼い主を亡くし、彷徨う犬の多聞。道中でさまざまな人と出会い、目的の場所にたどり着く。電車で読む本ではなかった…。
0255文字
ぴっちゃん
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ネタバレ東日本大震災から半年。若年性認知症の母とその介護に追われる姉のために窃盗や強盗に関わっている青年・和正が多聞という名札を付けた犬を保護するが…。犯罪組織に雇われているミゲル・妻をないがしろにして夢を追う男・わけありの娼婦・緘黙の少年・・・なぜか南西へ向かおうとする多聞をめぐる連作短編集。直木賞受賞当時「感動作」と聞いていたが、著者のデビュー時のノワール小説が肌に合わなかったので避けていたが、映画化されたその予告編を見て気になって・・・。涙がいっぱい出たけど読んでよかった!けど、ノワール的要素は否めないな。
ぴっちゃん

ペットへのマイクロチップ装着が大事なこともよくわかります。

03/23 01:06
0255文字
ARIA
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8点 東日本大震災で主人と離れ離れになったワンちゃんの話。動物にしか見せない直感があるある。良かった。
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Kazuko Ohta
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ネタバレ【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】予告編からは、「男」を演じるのが高橋文哉で、映画では死なずに多聞を送り届ける役目を果たすのだろうと思っていました。その通りではあったものの想定外の改変。最初には死なずに、西野七瀬演じる「娼婦」が引き取った多聞を追いかけてきます。彼女から多聞を託されてから事故死して、あとは幽霊となった彼が多聞を連れて行くって、こんなのあり!?と唖然とする私を除いて劇場内は涙の渦。私も最後はさすがに泣いたけれど、原作とはほぼ別物の展開。西野七瀬が歌う『ヘビーローテーション』聴けます。
かいちゃん

あまりにも原作と違いすぎだと、なんだかなと思えてしまいます。「正体」「ミッドナイトスワン」のようにラストだけ違って希望ある終わり方というようなのはまだいいのですが。

03/27 19:29
Kazuko Ohta

かいちゃんさん、同感です。瀬々監督作品にはかねてからその傾向があると思っていましたので、これもかぁと苦笑いしてしまいました。(^^;

03/28 06:59
8件のコメントを全て見る
0255文字
いく
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多聞という犬が主人公。 飼い主が変わるごとの短編集だが全部繋がってる。 最後の少年と犬の章では涙無くしては読めなかった。 私も犬を飼っているが、本当に心の友だ。 癒す力 導く力いろんな能力を秘めている。
0255文字
まこ
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この本と出会ってから読書が習慣になりました。そんな、私にとって大切な本です。何度も読んでたけど、映画公開ということでまた読み返しました。犬にしかない能力っていうのはきっとあって、犬はそれを人間に与え続けてくれる。そして、いろんな過程があるからこそ今に至る。そんなことを思わせてくれる本です。先ほど映画を観てきましたが、原作と違う点が多くて正直戸惑いました。映画も素晴らしかったけど、やっぱり私は原作が好きです。
0255文字
みほ (o^-^o)
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久しぶりの号泣読書体験だった。今犬を飼っているので、尚更胸にきた。初めのうち多聞と出会う人々が次々亡くなるので、これじゃまるで死神だと不穏な気持ちにもなったが、老人の「孤独と死の臭いを嗅ぎわけて」現れているのだという理解に心持ちが反転した。もちろん先の読める展開だが、それは裏切らない展開とも言える。少年の言葉に救われた思いだ。人より寿命が短い犬という存在。別れはいつの日か必ずやってくるが、彼と過ごした日々は記憶に残り、心に灯りをともしてくれる。犬に出会い救われ、再生する人々の物語。素晴らしかったです。
0255文字
ちゃばしら
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ネタバレ人が死に過ぎていて、多聞は死神なのではないかと思ってしまった……。
0255文字
スミレ
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ネタバレ誰もが惹かれてしまうお利口ワンコ多聞。犬と縁を持つ者が次々亡くなって行く。最後は少年を守って死ぬ。3人目が亡くなった辺りで、先の展開が読めて少し冷めてしまった。最後の少年のセリフはとても良かった。
0255文字
にょろぴす
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心臓に悪いが読むのをやめられない本
0255文字
もりもり
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多聞という犬がその旅の途中で出会った人たちの、人生のほんのひとときの物語をつないで、最後の少年についにたどり着く。その結末は... 読む前は単純な動物感動ものをイメージしてました。読んでいくと、多聞との出会いがきっかけで人生が好転したり、残念な結末になったりと、人を軸にすえたヒューマンドラマとしてどんどん面白くなってきました。そして多聞はなぜ旅をするのかという謎。個人的にはどの章も面白くて、特に最後の「少年と犬」は涙なくして見れなかった。多聞とずっと旅をしてきた読者にしか分からない感動がちゃんとあります。
0255文字
Konbu
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勘違いから読み始めた本ではあったけど最後泣いた。 猫派やけどやっぱ犬もいいよね、、、!
0255文字
エム
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ネタバレ初読み作家さん。映画化を聞いて読み始めた。とても読みやすかった。短編集なのかと思ったが、繋がっている。6章から成るが多聞という犬が東北から九州まで移動していく。その場所その場所で多聞はいろんな人々に愛されていく。多聞がいい子過ぎて泣けてくる。最後は光を守って亡くなったが最後光に会うことができて多聞も本望だったろう。映画はこのまま進むわけではないみたいで、どのように改変しているのか分からないが、映画も観てみたいと思った。難を言えば、人間死に過ぎ!?
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えむてん。
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