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殿、それでは戦国武将のお話をいたしましょう-貝原益軒の歴史夜話 (単行本)

感想・レビュー
38

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むら松
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貝原益軒が夜な夜な戦国武将のお話をして、藩主を寝かしつけるという構成。今村翔吾「戦国武将伝」同様、超短編だが、こちらはあくまで粛々と淡々と各武将のエピソードが続いていく。あまり血湧き肉躍る話にしても、藩主が寝られないからね…。殿)今日は◯◯をして疲れた→益)じゃあすぐ寝ますか→殿)いや、何か話をしておくれ。のくだりで毎回始まる。藩主が疲れる原因と言う◯◯が、その回語られる武将と関係するのかとも考えたが、そうでもなさそう。江戸時代の藩主黒田光之(黒田長政の孫)から見た当時の戦国武将評というのも興味深かった。
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きみたけ
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面白かった😄著者は医学・薬学関係に造形の深い小説家の山崎光夫氏。大塚製薬の広報誌「大塚薬報」に2012年より連載した「戦国時代千夜一夜」を加筆修正した一冊。「養生訓」の著者として知られる貝原益軒は、福岡藩に儒者・藩医として仕えており、晩年に著した「朝野雑載」には戦国時代のエピソードが満載されている。益軒が第3代藩主・黒田光之に「千夜一夜物語」調に語り聞かせるスタイルに仕立てた全42話からなる戦国小話集。戦国武将の人生やエピソードを中心に軽妙なテイストにまとめており、歴史ファンにはたまらない一冊です。
さおっち

面白そうですね!読んでみたいです😊✨

08/15 18:53
きみたけ

短編モノがたくさんあって、無理なく読めます。ぜひ読んでみてください😙

08/16 00:02
0255文字
くらーく
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はじめに、あとがき、戦国武将小伝。この3章?は、興味深く読みました。貝原益軒って、養生訓しか知らなかったけど、戦国武将レポートも作っていたのね。ずいぶんと手広い。貝原総合研究所みたいだわ。 これまでの歴史小説家も、朝野雑載を参考にしたところがあるのだろうな。結構、知っているコント(小話)もあったし。
0255文字
nori
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藩主、光之が益軒に「肩の凝らない」と言うように、有名武将のエピソードを綴ったもの。内容も良かったが、各話の冒頭で光之はが「今日は○○で疲れた」の部分に、藩主はいそがしいな、そりゃ肩の凝らない話を聞いてい寝たいよな、と思っていしまった。新たな発見もあって、読みやすい本だった。
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たぬきち
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図書館本。戦国武将の小話集。1話が短いうえに、冒頭部分と結びが同じなので中身は薄い。繰り返しが夢枕獏の「陰陽師」みたいな感じ。話そのものは楽しめた。☆3
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なますだ
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福岡藩に仕えた貝原益軒が第3代藩主黒田光之に寝る前に語り聞かせる戦国コント集。歴史音痴で貝原益軒も黒田光之も知らないけど、戦国武将の逸話が小話として語られるからとても読みやすい。超有名どころから名前程度しか知らない39人の武将の42のお話。各人の人柄や生き様を代表するような話がピックアップされていてとても面白かった。歴史上の人物って、フィクションの中の人たちで、生身の人間って意識がなかったけど、時代が違うだけで、いろんな感情をもって、一生懸命に生きてたはず。そう思うともっと彼らのことを知りたくなる。
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石田理輝
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各章の初めと終わりの文章がほとんど同じで、必要性があるのか疑問。各話はそれなりに面白かった。
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不易流行
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図書館本。読友さんの感想で本書を知った。名将言行録の一部を読んでいるような感じ。「歴史夜話」とあるように、歴史好きの人が読めば楽しめるだろう。一部は人生訓としても有効なように感じる▽貝原益軒が黒田家に仕えていることすら知らなかった。原典の『朝野雑載』は機会があれば、手にとってみたい。
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Hironori Oda
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古本屋で見かけた、タイトルで惹かれて購入。 色々な武将の話が出てくるが、全部の内容が余りにも薄かったかなー。小説の形を取っているけど、別に小説である意味も感じないよう気がするかなー。 一つ一つが短くて読みやすかった点はよかった。
0255文字
az
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貝原益軒かく語りきかどうかは分からないが、ともかく戦国武将の小話集で、冒頭に記載されているように千夜一夜物語を意識しているようだ。 ただ、アラビアンナイトの様な深い階層構造は存在しないし、各エピソードの冒頭と末尾の記述は冗長感が強い。なくても良かったのではと思った。 それぞれのエピソードは、まあその武将らしいのだけれど、「お菓子を食べればいいじゃない」的なインチキ臭さを感じる。本当にその様な歴史的事実があったのだろうか。説教臭い創作エピソードの気配を感じる。どこまで信用していいかわからない。
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山田
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なんとなく、「鯨統一郎氏」の推理小説に似てると感じた。 そっと始まり、物凄いことを知らされ、襖がスーッと閉じるように終わる。 一話完結なので、どこから読んでも面白いし、一気読みしても楽しい。 戦国武将に関する事はもちろん、その周囲にいる妻子や部下、その当時のしきたりのような物にまで掘り下げられているので、同じ話を繰り返して読んでも飽きがこないと思われる。
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たかむら
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歴史にまつわるショートショートのまとめと言う感じ。 歴史好きなら知っているような内容も多いが、中学生などがとっつき始めるのにはちょうど良い。 それぞれの話の前後のお約束な会話、入りの説明っぽい光之の一言がムダな感じもしなくもないし、そもそも本文も誤植(親方ではなくお館orお屋形だよねー)とか、気になる点も多い(原文はそうなっているのかもしれないが)。まぁ、社内報の一連載エッセイとしてはちょうど良いのかもしれない。 一番参考になったのは最後の略歴だったというのはどうかな?と思った。
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nincabe
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ネタバレ貝原益軒の『朝野雑載』という書をもとに益軒が主である福岡藩3代藩主黒田光之に戦国武将のエピソードを毎夜語り継ぐという体裁で現代語訳にした本。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康をはじめドラマなどにもなって歴史通でなくても知っている武将39名が短い章立てて次々と登場してくる。続いているわけではないのでどこからでも興味ある人物からでも読めるし、1章が短いので読みやすい。ただ次々と読んでいると「へへぇ」とは思ってもすぐに忘れてしまう。巻末に各武将の略歴までもが載っていた。戦国ドラマが好きな人は1冊持っていると良いかも。
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どきん
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貝原益軒が黒田光之に語る戦国名将の千夜一夜物語
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あまね
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貝原益軒と言えば『養生訓』と思っていたら、黒田家の儒学者であり、三代藩主光之の医師であり良き友だったのですねぇ。その益軒が光之に話す小話として戦国武将のエピソードを紹介する本書。サラッと読めますが含蓄のあるお話も沢山でした。楽しかったです。
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ぜんこう
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貝原益軒が筑前国福岡藩第三代藩主の黒田光之に毎夜戦国武将の話を千夜一夜物語のように語る形式。話されるのは重複はあるが四十二話。あまり深堀はされないが戦国武将のことを漠然と知るにはいい本かもしれない。
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うーさん
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★★★★
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onasu
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黒田のお殿様は、千夜一夜物語のように戦国武将のお話しを聞けたとは何とも羨ましい(そういう設定です)。  話し手は「養生訓」で高名な儒学者、貝原益軒。黒田藩の方だったんですね。幕府から藩の歴史を調べるよう指示があったもので、黒田家の歴史を調べる上で、関わりのあった戦国武将の話しも集めて、書物にまとめていたとか。  こちらに綴られているのは42話。広報誌に掲載されていたそうで、毎度のさわりは煩いですが、肩の凝らぬ逸話を楽しんでこられました。
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tama-nyan
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サラッと沢山の武将が紹介されてるのでゴッチャになるし、第一ストーリーがないから忘れるな~、(;´д`)
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nonbiri nonta
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貝原益軒先生はシーボルトに「日本のアリストテレス」と呼ばれた大碩学だったんですね。 養生訓しかしらなかったけど、歴史についても(黒田藩藩史)まとめていたんですね。
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ゴロチビ
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新聞に紹介記事があったので読んでみた。一編一編が短く、前と後ろに付いているワンパターンの決まり文句を省略したらボリュームが三割くらい減るんじゃないか?と思うが、企業広報誌に連載されたものをそのまま纏めたらしい。その企業が「大塚製薬」というのが「養生訓」の貝原益軒らしいと思う。内容は、どこかで聞いたような話がほとんどで、歴史家の先生のような"知られざる逸話"的なものを期待するとガッカリしてしまうかも。黒田藩主光之の気分でゆったりと読むのがいいかもしれない。大河ドラマの登場人物の顔など思い浮かべたりしながら。
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えっこ
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戦国武将のトリビア的な話。章の出だしと最後が毎回同じような展開で、途中から飽きてきた。聞いたことのある武将ばかりだが、簡便に書かれているせいか、誰のことだったか分からなくなったこともあった。巻末の登場武将の説明一覧が便利だった。
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棚から一つ神
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薄っぺらい読書歴で、最もお気に入り!!
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ハマー213
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短編集のようで読みやすく とても面白い内容。
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skr-shower
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アラビアンライト風戦国武将昔話集。貝原益軒て江戸に住んでいたのかと思い込んでいたが、黒田官兵衛のひ孫にお休み前の昔話を一話、しかも同年代で爺やでもない…側仕えにいたら重宝するな。肩の凝らないgoodnight story。武将雑学小話、本当に語っていたら面白いな。
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ケロたん
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戦国武将の一口ウンチク。
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あここ
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おぉっ!話して話して!って返事したくなる題名に惹かれた。殿は黒田官兵衛のひ孫…でいいのかしら。彼が寝るまでのちょっとした間の小話とゆうふうに書かれてる。黒田家の歴史を綴った貝原さんが語る。若い殿に昔の武将のええとこやらあかんとこを話して考えてもらう…かと思ったら違った。2人とも60オーバーの同年代。何か今さら?感。読みやすいけど短すぎて何が誰のエピソードか覚えられへん(笑)時代もバラバラやし。殿の返事、感想が普通すぎて心配になった。今まで知らんかったん?殿が毎晩疲れてるのが気になって仕方なかった(笑)
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田中峰和
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戦国武将39人の逸話を、貝原益軒が黒田光之に語る千夜一夜物語江戸時代版。歴女なるものがブームの昨今、これを読めば彼女たちも蘊蓄を語れる。もちろん、時代小説好きの読者にとっても、武将のエピソードを通して戦国時代を学べる短編集だ。巻末に39人の略歴も掲載され、興味を持った武将の小説を見繕うという手もある。「寝るにはまだ早い」と殿が言えば、「それでは、今夜は○○のお話をいたしましょう」と答える益軒。話が終わり、殿が寝所に向かう前、益軒は「この続きは明晩にいたしましょう」と答えるが、一晩ごとに武将は変わる。
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ひで
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貝原益軒が、戦国武将のエピソードを黒田の三代目に聞かせるという小編集でした。殿さま同様に肩のこらない読み物でした。
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かず1号
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貝原益軒の戦国武将を描いた書を元に、貝原益軒が黒田藩主に語る形で有名な戦国武将のエピソードと人となりを語る形の千夜一夜物語的短編集。知っているエピソードもあったが面白いエピソードもあり楽しめた。
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はる
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面白かった。短編集です。武将の小話でいい。少し眠くなってきた。そろそろ寝所にまいる
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たかしゃん
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貝原益軒の戦国武将についての夜話。聞いた話もあれば、初めての話もあり、また、一つひとつの話も短く楽しく読めた。 ところで、少し眠くなってきた。そろそろ寝所にまいる。では。
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hiro
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★★★★益軒が藩主黒田光之に千夜一夜物語風に語る42話。39人の武将たちの一面をザッと知れる。一話が短い、楽しく読んだ。詳しい人は物足りないかも…。
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tomo58
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ネタバレ戦国に興味があると楽しめる、軽めの短編集。福岡藩3代目藩主黒田光之に、博学な学者の貝原益軒(あの養生訓で有名)が語る夜話という形で、戦国武将のあれこれが紹介される。一話一話は短いが、戦国が終わり、安定した江戸時代に入ってはいるが、戦国の気風が残る頃、かの戦国武将がどのように見えたか興味深い話が多かった。有名どころは、ほぼ総出演という感じで、貝原益軒の話を楽しみにしている殿様と一緒に話を聞いている感じ。祖先の黒田官兵衛や長政の話もあり、興味深い。親族の協力が大切、文化に傾倒しすぎると滅ぶという視点が印象的。
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HNYYS
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図書館本。アラビアンナイトのようなスタイルで、様々な武将の生きざまから学ぶ様が面白かったです。一話がとても短いので、戦国好きな小学生でも普通に読みこなしていました。
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カリン
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ネタバレとにかく貝原益軒が博識すぎることを知って、まず驚いた。戦国武将のエピソードが満載で面白かった。知っている話もあるが、貝原益軒の解釈も興味深い。
ハッチ

期待を裏切らなかったみたいですね^_^

07/19 01:47
カリン

戦国時代に詳しい人には物足りないと思いますが、私には詳しく知らなかった武将も多くあって、軽く読めて楽しかったです。英雄と梟雄はどう違うのかが書かれてあったりで、興味深く読みました。そして貝原益軒について読みたくなりました。

07/19 23:09
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assam2005
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戦国武将千夜一夜物語。それぞれの武将たちの考え方や生き方を分かりやすく物語にして話してくれる。この本の一冊に39人の武将の物語を42夜に渡り話される。なので本当に特徴あるエピソードのみ抽出。詳しい方が読んだら物足りないかもしれませんが、入門編としては良かったと思います。同じことをしているのにも関わらず、後世の評価が違うのは何故か。織田信長は英雄視され、松永久秀は梟雄と罵られる違いについて等。そういう考え方もあったのね、という発見は楽しかったです。
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ポチ
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39人の戦国武将の逸話を、貝原益軒が三代目黒田藩主・黒田光之に毎晩語って聞かせる形で進む。現代では新たな発見もあり解釈に相違があるものもあるが、大雑把にどんな人なのかを知るにはいいのかも。
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殿、それでは戦国武将のお話をいたしましょう-貝原益軒の歴史夜話 (単行本)評価92感想・レビュー38