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明日香さんの霊異記 (潮文庫)(Kindle版)

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keik29
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Reader版で。6編収録の短編集。
0255文字
onasu
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祖父が勤めていたのが縁で奈良、薬師寺に転職した高畑明日香の愛読書は、1200年前の仏教説話集「日本霊異記」。その説話もさることながら古い地名にも萌えるとは、爺趣味系女子とでも?  それはさておき、明日香の周りで起こる不思議なことは、どうも「日本霊異記」をなぞっていて、明日香と不思議な縁があるよう。それを家の前のクスノキの大木に住まう烏のケイカイと前半は向かいの畳職の爺さま繁さんを話し相手に、後半は途中で怪しげな登場をした同い年の大学院生岩崎と共に追っていく。  古だけじゃない、不思議に惹かれた一冊でした。
0255文字
はじめ
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思っていた内容と違った
0255文字
書斎六尺
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ネタバレ明日香は薬師寺の朱印処で働く非正規職員だ。愛読書が何と日本最古の仏教説話集『日本霊異記』というから変わっている。『日本霊異記』は薬師寺の僧・景戒(けいかい)が著したものだが、明日香は、時々彼女を導くような動きをするカラスに"ケイカイ"と名付けている。『日本霊異記』に記された不思議な事件が1200年の時代を超えて現代でも繰り返し起きているとして、明日香がその謎を解くというものだ。明日香は地名に心躍らせる。また明日香は1200年以上も前の人間から発信されている特別のメッセージの受け手であることを自覚している。
0255文字
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明日香さんの霊異記 (潮文庫)評価80感想・レビュー4