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邦人奪還: 自衛隊特殊部隊が動くとき

感想・レビュー
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評伝小僧
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フィクションだからと、高を括って読み始めたがさにあらず。元「中の人」が執筆とあって、”奪還”のシーンはリアリティー十分。ただ、導入・ラストにはやや難ありか。
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99trough99
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広島に仕事で行き、ふらっと入った居酒屋さんで江田島のお酒「同期の桜」を頂いていたら、お店の方に「特別警備隊ってお酒もあるんですよ」と聞き、ふと、本作を再読しようと思い立つ(なんて安易な...)。冒頭の、尖閣占拠の下りは「そうだよね」と思い出しつつ、軍隊でない自衛隊の他国への出撃が、北朝鮮の法律で裁かれるという下りは、改めて、自衛隊を今のままの憲法での位置づけでいいのか、と、ここのところの地政学的動きを見るにつけ、改めて確認できた。 伊藤さんの新刊も手にしてみようかな。
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ころまる
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とても読みやすく、緊迫感がありました。実際にこんなことが起こったらどうなるんだろう、と考えてしまいました。
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nemuo
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面白かった。自衛隊ものだと政治的な話が切っても切れないが、そっちを変に膨らまさなかったのが良かった。急襲作戦など特殊部隊員の活躍がかっこよくてワクワクする。元自衛隊員ならではのリアリティもあって、主人公が語る海と陸の違いなんかもなかなか面白かった。有事に備えて毎日過酷な訓練を欠かさない自衛隊員には頭が下がる思いだ。
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アジャ
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久しぶりに骨太の自衛隊特殊部隊のストーリー、あっという間の読了。自衛隊の現場隊員と制服組との意識のギャップ、そして官邸、外務省との緊迫のやり取りがより現実味を帯びていて引き込まれた。
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といちゃん
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ネタバレ・自衛隊特殊部隊による尖閣諸島奪還作戦と拉致被害者奪還作戦について ⇒いずれの作戦も,国として実行すべき局面には躊躇なく作戦発動するというのが原則論だろう・が,同盟国・周辺国への配慮,政府首脳の決断力,左派勢力への配慮,政府・自衛隊内部の慎重論などから,果たして実行できるだろうか,甚だ疑問… ⇒個人的に,邦人奪還する実力を常時備えておき,必要な場面では躊躇なく実行することはマストであると考えるが,救出者数を上回る自衛隊員の犠牲を出すリスクのある作戦実施は諸手を挙げて賛成とはいかない… ⇒星3.5
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あきら
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ネタバレごめんなさい。違和感が拭えないです。
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030314
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ネタバレ防衛モニターをやるようになって海上自衛隊に興味を持ち、一気に読了。物語は手に汗握る緊迫感。結局、自衛隊員が20名余りも死んでしまう。そこは、子供向きのマンガと違う、凄みのあるところ。モニターとして基地を見学に行って隊員に政治的な事を訪ねても、絶対にしゃべってはくれないが、3佐だった(のかな)著者がこれだけの物語を語るということは、皆も、色々な考え・情報を持っているのだろうなあ。昨今は自衛隊の事故が多くニュースになるけど。。
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Hiromi Takeichi
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4度目くらいの読了。結末は正直呆気なさと言うか淡白さを感じるが、そこまでの展開は毎回迫力を感じる。そして最後の箇所で、かの大国が自己の国益のためアジア分断してると言うのはごもっともと思う。ただそれに抗うと、今太閤もと総理の様に抹殺され。。これが亡き石原慎太郎あたりが憂いていた事なんだろうな、とようやく還暦過ぎて感じる自分も戦後教育の世代なんだろう、と自覚。ウクライナ支援も儲けてるのは。。ホントに凄い国だ。
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ちゃーりー
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無政府状態となった北朝鮮から拉致被害者を救出する、陸上自衛隊の特殊作戦群、海上自衛隊の特別警備隊というのは、実在する部隊らしく、著者はその創設にかかわったとか。やはり経験者でないと描き出せない迫力を強く感じます。 救出劇そのものよりも、出撃に至るまでの過程や、自衛官は軍法に則っている訳ではないことに興味を抱きました。本書を通じて、日本には国家としての理念がない、ということを、訴えているようにも読み受けしましたが、そんな生臭いものを求めない方が良いのではないでしょうか。
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Supopovich
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登場人物のモデルとなっている人物は面白い人物ばかりである。
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Haruyoshi Nishimura
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ふむふむ。自衛隊はなかなか強いと聞くが…。 どこでも管理する奴は碌な事言わないし、やらないのは共感できた。
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gudaneko
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ネタバレ荒唐無稽ではあるが、なかなか緊迫感があってよい。出身大学まで著者と荒谷卓に寄せるとなると、嫌われ者の特警隊長も実際の人物と関係あるのかも。富士子は流石にやりすぎで妄想っぽく聞こえるが、一方で向首ホバリングなどはなかなか玄人感がある。艦上で艦長の許可なく残弾処理はいくら特殊部隊でも許されないだろう。なお、SOAのAはAverageではなくAdvance。
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チビ独
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特殊部隊の活動のリアルさに、驚きながら読む。前半は前置きかなと思ったが、結末に至る伏線だったようだ。実戦の描写に比べると、アメリカ、北朝鮮の対応が明らかに平板。
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うえぴー
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最後の方は、あっさりだったけど、妙にリアルに感じた。★
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。2020年6月初版。書き下ろし。流石に海上自衛隊「特別警備隊」の創設に携わった元自衛官だけあり、緊迫感があった。伊藤さんの著作は「自衛隊失格」に継ぎ二作目です。
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ピ
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ネタバレ自衛隊特殊部隊と言うものが存在し、日々日本の為に活動している事を知りました。表に見える活動は、支援物資を送ったり、救助活動などだと思っていた。 もしかしたら実際は、小説にあるような命をかけて、国の為に働くこともあるのだろう。そう思うと、彼らの活動には必ず大義名分が必要で、それがないと動けないだろうなぁと思った。自らの命をかけて日本人を守るなんて事は、なかなかできないだろう。国家の為に活動する事は、彼らの誇りだろう。 彼らの日常や考え方に触れられた感じがした。また政治家も同様な世界なのだと思う。
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ryouhide
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一気に読める本。
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りらくま
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仮に特殊部隊を出動させ、奪還邦人の人数よりも多くの殉職者が出たとしても、今の日本にこの作戦を自衛隊に遂行させる意思決定ができる肝の据わった政治家や幕僚長がいるのか? 指揮を取る人間が存在しない限りは、この小説はいつまでもエンタメのフィクションでしかない。 拉致被害者問題、どうなってるんだ?
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禱潤一
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物語中の作戦や状況を考えながら読むと時間はかかるでしょうが、ストーリー展開だけ楽しんだので、一気に読めました。また、一気に読みたくなる小説でした。一方、ストーリー的にはなんとなく結末まで予想がつきます。意外にあっさりしていたように感じました。この本が佐藤優氏他専門家がリアリティがあると帯にありますがその通りだとすると現実もこんなものなのでしょうか、と思いました。
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赤トンボ
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自衛隊の問題を深く考えたことがなかったので、命懸けでこんな訓練までしてるのかと有難さを思ったし、兵役のある国に来て詳しく話を聞き日本の呑気さを痛感したのでこの本の作者が言いたかったことが沢山詰め込まれているなと感じた。日本の政治家が悪すぎ。それを選ぶ国民が呑気すぎるのだろう。等々考えさせられる本だった。
0255文字
Hiroki  Nishizumi
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文章は上手い、読んでいて感情移入する。ストーリーには必ずしも納得出来ないところがある。フィクションだから仕方ないか。それにつけても無条件降伏とはかくも残酷なことなんだな。
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Ohno Takeshi
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自衛隊で特殊部隊を立ち上げた人が書いた小説。専門用語も多いし、かなりリアリティがある内容でした。もちろん、少し日本を大げさに記載している感はあります。有事の際にこうした部隊を適切に動かせる政治家っているんですかね。
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れの
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ネタバレ魚釣島の作戦にて敵の工作員を追い詰める描写がなく「おや?」と思ったが、ラストにかかるから序盤では詳細に書かなかった訳ね。全体的にピリピリした感じと特殊部隊の逞しさ、頼もしさが伝わる。まさに「命を賭けて」。
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ウッチー
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 フィクションと分かっていても、凄くリアルでぐんぐんと惹きつけられる。これは、筆者が海保出身者でしかも特殊部隊の創設に携わった人だからなのか。6人の邦人救出のため、31人の救出部隊員が殉職するというのがいたたましい。正に時間は会議室で起こっているんではない!現場で起きてるんだ!と声を出したい衝動になる。
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ぽん
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自衛隊の内情や、特殊部隊の知識など随所に散りばめており、単純に読み物として楽しめた。 自分の国は自分で護るという、当たり前の事を再確認させられた気がする。
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yk
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ネタバレなんとも微妙な気持ちにさせるお話でした。政治的なお話と特殊部隊の現場の雰囲気が混じって、お偉方がうっとおしくて仕方ない!言葉がすうっとは入ってこないのでわりと読むのに時間がかかった。おもしろかったのではあるのだけれど。藤井がお偉方に言った、どういった意志でこの任務を実行するのかということを問いただすシーンが一番印象に残っている。
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コリディ
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8点。著者は、元海自の防衛大卒でない武官で、特殊部隊の創設にかかわった人らしい。ここまでひどい政治家や上官はいないと思うが、現状にもかなり不満を持っている様子。文章や表現がこなれていない気もするが、続編でもう少し振り切れた天道と藤井の活躍を見てみたい。落合信彦さんみたいに、アメリカを全面的に味方にし、傭兵を使わないと無理なんだろうなあ。
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寺さん
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読み物として、純粋に楽しめた。 リアルな題材を基に展開するストーリーは強ち起こらないとは言えないシチュエーション。 題材が題材だけに今すぐに映画化は難しいかもしれない。もし映像化できたら、戦地のシーンはリアルに描いて欲しいかも。 ただ、自衛隊は敵地で捕まった場合、捕虜扱いにはならないセリフがあるが、ジュネーブ諸条約に照らし合わせると、ほんと?と思う。 本小説の核心は、敵は身内にありで、その目的は利権。 古今東西、この構造は今も変わらない。
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kazmimagica
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長く寝かせていましたが漸く手に取り、中盤から面白くなり一気に読めました。やむを得ないのかもしれませんが、作戦現場の動きはリアルに描かれていますが、防衛省・自衛隊上層部の動き、総理官邸でのやり取りが雑に感じました。政治家、官僚、将官自衛官のややこしくも面倒くさい部分を割愛したのでしょうが、現場の描写と比較すると興が削がれる軽くなっていると思います。また、前半と作戦後の部分に顕著ですが、著者の好みなのか、編集の事情なのかはわからないものの、話の流れがぶつ切りで、話と話のつなぎも乱暴なところが気になりました。
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らいす
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ネタバレウクライナ情勢が注目されるなか、ふと積読本になっていたこれの存在を思い出して読み始め、一晩で一気読みした。実際の出来事とも絡んでいて、リアリティが半端なかった(もちろん実際はここまでの独断行動はできず、もっと現場に犠牲が出てしまうか、そもそも泣き寝入りかになりそうだけど…)。4年前(平時)、2年前(対コロナ本格期)、そして今(露軍侵攻)、日本が本作と同じような状況に状況に陥ったら、それぞれ全く違った世論が形成されると思う。 こういう作品こそ映画化してほしいけど、それこそ国際関係&世論的に難しいだろうなぁ。
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ゆいと
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政治判断は、あえてわかりやすくするために政治家の発言をいろいろ書いてるんだろうけど、ちょっと演出に過ぎる感があり、ともすれば興醒め。しかし、想定はディープではないながらもリアリティがあってよかったし、現場指揮官の苦悩や戦闘の実相をイメトレするには秀逸
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Ooka
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派手だが深みはあまりない気がする。
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楽
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20年。元自衛官の経験に基づく内容も多い。軍事小説を読みなれた人には物足りない、荒唐無稽な設定と思われるかもしれないが個人的には楽しめた。キャラが立っている。続編を希望したいが困難か。話としては中盤は「溜め」だけに、冒頭の尖閣上陸作戦が終盤まで効いている。訓練を共にしてきた隊員たちが言葉を交わさずともシンクロするのはスポーツでもしかり。コードネームで呼ぶところも秘匿性を考えれば当たり前(刑事ドラマなどでは成り立たないのだろうが)。あとは実戦で殺ったり殺られたりした隊員のメンタルケアが重要というのは再認識
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fukafkacraft
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石破茂が絶賛するのも納得できる軍事オタク向け。日本の特殊部隊はこんなに恐ろしい奴らなのか?専門用語が頻発するので、読みづらいというか自ずと一時停止が多くなる。感情移入できる場所がまったくないので小説でもドキュメンタリーでもなく、説明口調ではないのに取扱説明書でも読んでる気分になるパートが多い。山場を過ぎてからどうでもいい頁かせぎがチンタラ長く苦痛だった。
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ぬる燗
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血わき肉踊る自衛隊特殊部隊の痛快活劇お話かと思われたが、実は大国の狭間で頑張る日本の限界とな。北朝鮮は日本と共同したいんだろうか。アメリカや中国よりはずっとましかもしれない。 救出作戦よりもそっちに関心が。
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たかひー
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★★★★★ 面白かった、けれど内容としては非常に重い。若干ハリウッド映画的なノリも期待していたが裏切られた。現場を知る著者だけにかなりリアルなのだろう。本当にこんな事態は起こってほしくはないが、牙は常に磨いて備えることが大切なのだろう。
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アキ
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北朝鮮内部で騒乱。北の軍部の暴走に先んじて米国が軍事行動を策定し、日本政府は国家主権の発動として拉致被害者「奪還」に動き出す。大義名分、政権維持には容易く考えが及んでも、現実への想像力を欠いたまま、政権首脳は実働部隊に出動命令を下す。政治の世界のさまざまな思惑やエゴが吹き荒れるなか、特殊部隊は本物の嵐のなか「奪還」作戦へと向かう。自衛隊初の特殊部隊創設に携わった著者が描く隊員たちの平時には馴染まない特殊な能力・使命と覚悟・知見まではフィクションとは言えず、過酷で非情かつその壮絶なリアルに圧倒される…。
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miyabi
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政治のドロドロとかミリタリーアクションとかが上手く調和されてて、あっもいう間に読み終えました。 自衛隊が舞台ということもあり、外国モノ読むよりも、よりリアリティ感じました。 物語?リアル?いろいろ考えちゃいました。 ま、映像にはならないんでしょうねぇ…
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神在月
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ネタバレ著者は自衛隊初の特殊部隊の創設者。クーデターが勃発した北朝鮮から拉致被害者を奪還する特殊部隊の活躍を描くフィクションであるが、もうとにかく細部にわたって圧倒的なリアリティが凄い。個人的には掴みである第一章「尖閣占拠」がとても参考になった。中国の特殊部隊に尖閣を占拠される。そのリーダーが言う。「海保に発砲しても反撃してこない。あの国は決断を嫌い、どこまでも譲歩してくる」ここには著者の苛立ちが全て出ていると思う。魚釣島の描写も上陸したことがないとなかなか書けないのではないか。
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