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オトギロワイヤル 長靴を履いた猫vs.桃太郎 (講談社ラノベ文庫 も 1-5-1)

感想・レビュー
10

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二木弓いうる
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ある本をきっかけに、童話オタクが「長靴を履いた猫」のネコ達と共に他の童話のキャラクターと戦うことになる話。 童話好きなので読んでいてとても楽しかった。 「眠れる森の美女」にペロー版とグリム版がある事まで書いてくれたのは盛大に拍手したい
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ほにょこ
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★★★☆☆ 童話のキャラクターと戦う話。主人公は童話オタクの少年で、童話にお金をつぎこむため貧乏してます。それは自業自得なのでいいのですが、食べ物をめぐんでもらうのは駄目ですね。ちょっと古さを感じる内容で、文章はよく言えば少年らしく、挿絵もそれなり。それなりの面白さでした。
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碧海いお
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ネタバレ題名からしておとぎ話に出てる登場人物が殺し合いをするようなものだと思っていましたが、違ってました。おとぎ話の登場人物と一緒に冒険。 10代であまり文庫を読んだことがない方でもわかりやすそうに書かれている。こういった童話モチーフのもので冒険モノていつぶりに読んだのやら。昔は少年少女が活躍する冒険劇をよく読んでいたものですが、今はさっぱりというほどに読んでいない。
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木倉兵馬
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おとぎ話のキャラクターとともに戦う話。こういうクロスオーバー系のストーリーは好物です。あとがきでのおとぎ話の理不尽さはたしかにと思うところがありました。おとぎ話ではないものの、特に中国の物語にはそういう理不尽で不可解な展開が多い気がします。
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尚侍
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とっても面白かった。幹先生の久々の新作ということで楽しみだったのですが、やはり伝奇系を描かせると抜群に面白いですね。有名な童話をモチーフにしているので、ラノベを読んだことがないという人でもすんなり入れそうなのもいいですね。この世界観であればしばらく続けられそうな気がしますが、このレーベルで果たしてそれが許されるかどうかというのが不安材料でしょうか。過去あれだけの作品を描いてもラノベ三巻の壁を越えられなかったので、今回はどうなりますか。作風としてはMW文庫かガガガ文庫の方が合っているように思うのですが……。
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しぇん
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4年ぶりの幹先生の新作。やはり幹先生の少し地味ですが優しい作風が自分は大好きです。ただ検索しにくいので改名してくえたらな…とはずっと思っていますが。さて、物語の方は武道の天才だったけど童話が好き過ぎて実家と喧嘩。貧乏暮らしをしている主人公のもとに実体化する本が現れるところから始まりますが、序章と1章の冒頭にヒロインの想いか差し込まれているているので、見守る気持ちで読めたのが良かったです。童話はたくさんの組み合わせが出来そうなので続くと嬉しいですが…
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真白優樹
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古今東西の童話を愛する童話オタクの少年が、長靴をはいた猫の物語の中から出てきた登場人物であるネコに出会い、始まる物語。―――彼等は皆生きている、だからこそ共に戦い共に笑える。 何処となく古き良き香りのする、基本に忠実な物語であり、古今東西の童話の世界観と物語を語りつつ、それが謎を解き事態を解決する鍵となる、知恵と機転を活かしたバトルが見所である賢くなれてさくさく読める、良い意味で軽い物語である。一つの事件を解決した先、秘密組織の一員となった少年は今度はどんな事件に挑むのか。 次巻も勿論楽しみである。
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八岐
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ネタバレ★★★ VSとついてるけど対戦相手じゃなくて共闘関係なの、昭和の風味がしますなあ。こんなイケメンの桃太郎が女性だったのは予想外でしたが。童話のキャラが沢山出てきて、という作品は結構あるけれど、本作はキャラ造形がマイルドでより低年齢層向けの童話に沿ったもののように見える。重火器で武装した赤ずきんみたいなキレキレのではなく。ただ童話の薀蓄で掘り下げるでも、キャラ単体を掘り下げるでもなかったのはいささか物足りなかった。薔薇垣さんも桃太郎さんも触りだけでしたし。
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アウル
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ネタバレ幹さんの新作待ってました。自他共に認める童話オタクな主人公・幸也はすべての童話を読破するため図書館や書店へ足しげく通っていた。そんなある日、光り輝く童話に出会い事態は激変し騒動に巻き込まれていく事に...な話。話の作りは色々と読んだ事あるのを組み合わせた感じなんだけれども個人的には登場してくるキャラクターが好きだわ。童話をモチーフにしているのも個人的にポイント高い。
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kaneKlenz
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やっぱこの作者さんは波長が合う。正直、設定というか枠組みは既視感いっぱいで新鮮さをあまり感じられないんだけど、なんというか、ほんとに基本に忠実というのかな、お話の組み立て方がいちいち端正で生真面目で。もちろん変なものも奇怪なものも好きだけど、そればっかじゃ胃に悪いし/キャラクターも、カチッと仕上がりながら時々ポロッと"上司に丸投げするんです"とか外してくるあたりがまた好みだなぁ。
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オトギロワイヤル 長靴を履いた猫vs.桃太郎 (講談社ラノベ文庫 も 1-5-1)評価100感想・レビュー10