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シュレディンガーの猫探し (ガガガ文庫 こ 4-1)

感想・レビュー
99

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まこす
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4
0255文字
緋莢
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ネタバレ「さあ。迷宮構築(ミステリー)を始めようか」探偵嫌い(職業ではなく、生き様が嫌い)の令和は、同級生で 文芸部の部長である芥川の紹介で、一人の女性と出会う。焔螺と名乗る、その女性は謎こそ神秘ととらえ、この世を神秘で埋め尽くしたいと考えていて…事件を解決する名探偵とは対照的に、魔女は謎を謎のままにしておきたい。 そんな両者の〝知恵比べ”というという風変わりな物語が展開されます。答えらしきものは提示されるものの 謎は謎のまま。それでいて、読後感が悪くなることはありません。不思議な味わいの作品でした。
0255文字
panku
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最高。
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ごぅ。
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探偵は"真実"を求め、魔女は"神秘"を求める。そして時に、人には解かれたくない謎があり、秘密にしておきたい真実がある――。とある事件をきっかけに訪れた洋館で、僕は一人の魔女に出会う。「解かれない謎は神秘と呼ばれる。謎は謎のまま――シュレディンガーの密室さ」魔女・焔螺は謎こそ神秘と考え、この世を埋め尽くしたいのだと言う。事件を解決する「名探偵」と、謎を謎のままにしておきたい「迷宮落としの魔女」との、ミステリーとは似て非なる知恵比べが始まる!。。。焔螺さんの物言い、推理を有耶無耶にする道標。最高に楽しいっ小説
0255文字
半熟タマゴ
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探偵嫌いの少年と自称魔女の少女が事件の謎を迷宮へと導く物語。事件の真相を明らかにすることはないので、謎解きの爽快感はないものの、独創的なストーリーや個性の強いキャラクターなど引き付けるものがありました。魔女誕生の秘密ややよいトリップの解明など気になるのでこれからの展開に期待。
0255文字
Y
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設定はすごく面白くて好き。すごい独特な世界観の話だと思う。読んでて少しだけたんもしを連想した 続き読むかは保留でいいや
0255文字
きぃ✬
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ネタバレ事件を解き明かすのではなく迷宮入りさせる。探偵なんか大嫌い。そういう考えも設定としてはありだと思ったし最初から拒絶感があったわけではないけれど、結果ダメだった。懸命に謎を解こうとしている人に対して証拠を潰したり印象操作を図ったりするのは悪意が過ぎるし暴力的に感じ、普通に探偵が可哀想で読み進めると段々目が滑り始め悲しさと憤りがじわじわ蓄積されてしまった。タイトルとイラストは好きだったんだけどなぁ。星の砂の正体も知りたくなかった。もうどこかであれを見たとしても可愛いと思えない……。
0255文字
しめおん
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なんか微妙だったから最初の話で読むのをやめてしまった。一番気になったのは、主人公とヒロインのひねくれっぷりがとても共感しにくかった点。なぜ迷宮入りさせたいのかという動機はわからんでもないが、最初の事件に関しては、なぜ真相を闇に葬る必要があるのか、そこの説得力が皆無で、結論ありきで物語が進んでいるのを感じてしまった。トリックもそこまで目を見張るものはなく、ただ主要な人物が不快ななんちゃってミステリーもどきという印象を受けた。奇を衒った作品なので、ハマる人はハマるかもしれない。ただ間違いなく万人受けはしない。
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ぴーなっつ
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微妙
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四十六黒
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不思議な味わいの本でした。ミステリー特有の単純明快、快刀乱麻な読み応えを予想していたら、良い意味で裏切られました。これは…なんだ…?新感覚の読了感で美味しゅうございました。 ご馳走様。
0255文字
碧海いお
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ネタバレタイトルに惹かれて読みましたが、題名のシュレディンガーの猫探しとは本の題名。魔女と事件を解決する探偵の物語。 令和発行のようですが、まるで08年前後の空気を感じられました。
0255文字
msattova
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一般的な探偵ものは神秘を否定し未知を解体する話だが、本作は神秘を肯定し未知を構築する話だった。その逆の発想には驚かされたし、扱われる謎もそれに恥じない魅力的なものだった。 実質的な下巻として予告されている第2巻も読んでみたいと思う。
0255文字
宇宙猫
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挫折。合わなかった。日日日とか好きだった15年くらい前だったら面白かったと思う。
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こうず
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二十年熟成された老舗のゼロ年代漬け西尾維新風味。その方面が苦手な自分はちょっと乗りきれなかったような気がする。事件を解決した後、魔導書の力でトリックを成立させる仕組みを書き換え迷宮入りさせる、いわば主人公側が犯人の役目の一部を担うという発想はすごく面白かったのだけど、その舞台が日常系ミステリーっぽかったのも盛り上がりに欠ける感。前後編の前編だそうだが、続きを読むかは迷うところかも
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Sakurakunnn1
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謎を解明する探偵を否定する主人公が、謎は謎のままにする方が神秘的だとする魔女と組み、事件を迷宮入りへと落とす。作風は他作者の「虚構推理」に近いか。主人公が探偵を厭う理由も後半示されるが、その理由や、今巻の核である三つの事件が何れも弱い。天候を操り空を飛ぶ魔女の神秘を前に、消えたロッカー内の手紙の謎を謎のままにすることにどれ程価値を感じれば良いのか。何故その「謎」を暴かれたくないのか、という問いに対しての強い解答が無い。それは作中で示される主人公の妹に対してもである。方向性は面白い。が、とても弱い。
0255文字
ポンコツコンポ
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ミステリーのようで、ミステリーとは一味違う新しい作風のライトノベル。 探偵役は魔女で、謎を解くのではなく迷宮入りとする為に推理をしていく。その為、敵役が探偵となるあべこべの構図になっている。 今作の魔女は本当に魔法を使う(謎解きには使わないが)ので、結構常識破りの部分もあり、これをミステリーとして読むとやや違和感があるかもしれない。 また、謎を迷宮入りとするストーリーの性質上「結局これはどうなった?」と放置されもやもやする部分もあった。 今作は受賞作の前半にあたるようなので、次巻までは購入予定。
0255文字
弥子
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ネタバレ事件を解決せず迷宮入りに導く、その方が神秘的だろうという魔女、焔螺と探偵嫌いの主人公、守明令和が探偵と対峙しどうにか事件を迷宮入りにするお話。 西尾維新味のある書き口で、当たり前のように不可思議なことが常識してテンポよく進んでいくのが快活。内容に関しては『迷宮入り』と銘打っているだけあってモヤモヤさせられるとこもあるけど一応筋が通っていて有無を言わせない感じが騙されやすい人間(自分)は十分楽しめた!
0255文字
ヤマトタケル
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めちゃくちゃ面白かった 神秘と、ロジックと、感傷がいい感じに混ざり合ってる フレーバーの様だった情報の使い方も上手かった
0255文字
くもり
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ネタバレ面白かった。この文章の言い回しは苦手なタイプだったのに、最後まで楽しく読めた。事件を迷宮入りさせるという目新しさも良かったし、作中では神秘と表現してた星の話とかロマンがあっていいよね。何より平和が一番気に入ったかも。迷宮入りはさせるけど誰も困らない状況に解決するし、何なら主人公を救うし、敵対する登場人物たちにも別に負の感情は持たなかったしで気持ちよく読めた。これ前編だったんだね。続きも楽しみ。
0255文字
slice
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舞城王太郎の『世界は密室でできている。』や西尾維新の戯言シリーズの紹介文にあるような『新青春エンタ』の系譜を受け継ぐ良作。推理やトリックは粗末で些末であるが、まあそこはライトノベルということで目をつぶろう。こういう作品にちゃんとしたミステリを求める方が間違っている。世界観やストーリーはとても好物だった。
0255文字
星野流人
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謎を解き明かす探偵とは異なる、謎を謎のまま神秘としてしまう魔女の物語。ミステリー小説とは似て非なる物語で、いちおうの謎の見解は示されるものの、基本的に謎は謎のまま残されます。神秘的なファンタジーの要素とミステリーという、本来なら相容れないふたつのものが融合した作品のように思えました。作中には魔女と対立する探偵が登場するのですが、当て馬として登場する探偵というのも貴重な存在でしたね。なんとも狐につままれたような、不思議で神秘的な読後感を味わえる作品でした。なお、この物語の全貌は2巻にて明かされる模様ですよ
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ナツ
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やっと読み終わった。ただのミステリーではなく、魔女のような非日常が折り込まれ、そのストーリーや雰囲気からは、良い意味でライトノベルよりかはメフィスト賞みたいな印象を受けた。もっと言うならば、西尾維新の戯言シリーズに近い。あれもあれで、「ハマる人にはハマる(クセが強い)」だけど、これもまた同じ。良くも悪くも、ライトノベルの枠にハマっていない。これだからライトノベルの新人賞受賞作はまだまだ捨てたもんじゃない。二巻も買ってるので引き続き読みます。
0255文字
日与野 透
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謎を謎のままにしておくというアンチミステリ感のある一冊。キャラも立っていて話のテンポも良く非常に読みやすかった。個人的にはストーリー云々よりも、既に亡くなっている姉、飛鳥が生前にくれた思い出が結果として令和と弥生を守る形になった構図を星の輝きに比喩しているのがグッときた。
0255文字
あんみつ
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ネタバレめったにミステリーを読まない私でも好きになりました! あの一文字だけで表現されたのは、まさに文章の革命を見たような気がして、大興奮しました! 全ての事件を迷宮入りにしてしまう焔螺さん、凄すぎです!
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なつ
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この世には知るべきではない真実もあると考える探偵嫌いの主人公と、謎は謎であるが故に無限の可能性を秘め神秘的だという魔女を名乗る女の子が事件を「迷宮入り」させる、といった物語。とても斬新な設定で、こういう自由なところがラノベの良いところですね。そして登場するキャラクター達もみな魅力的でした。
0255文字
サイダー
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キャラが見たことがあるようで無い個性あるキャラばかりで好き。主人公と魔女がやった「箱の中に何が入ってるか当てるゲーム」の攻略法が面白いと思った。
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水ようかん
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ネタバレこういった作品はあまり読まないけど、やっぱりいい。すごく面白かった。ミステリ?系の作品は先を先をと気になりすぎて1度読み始めるとページをめくる手が止まりません。この作品は他のミステリ系とは一味違い、事件を解決するのではなく、事件を迷宮入ーー『迷宮落とし』にする作品で、その過程や迷宮落としの魔女の謳い文句が素晴らしく、まさにガガガの新人賞らしい素晴らしい作品でした。『魔導書』の描写はオシャレで何度も読み返すほど。特に『シュレディンガーの猫探し』のシーンには思わず鳥肌が立ちました。2巻も直ぐ読もうと思います。
0255文字
はるぱん
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ネタバレメタミステリ?アンチミステリ?まあその辺の区分けは知らないんですけどそういう感じのやつ。作中のリアリティラインからして読者に探り探りさせる感じは07っぽさも感じたり、一巻ではきちんとエンタメとしてまとめつつ、この先はミステリ風の景色を通してその向こうに何を見せてくれるのかが肝になりそうな感じで楽しみ。
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こいこい
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いやー凄い趣味にドンピシャ。探偵は真実を魔女は神秘を求める。偽の手がかりを作り推理を誘導し迷宮入りさせることで、事件自体を魔術に落とすストーリー。発想の奇抜さもいいし、レッテル優先の濃いキャラの連続に、内容があるようでないような会話の応酬も心地よく読ませてくれる。西尾維新好きなら親和性は高いと思う。
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しんだもずく
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謎=神秘=魔法。世界を神秘に満たそうとする魔女・焔螺と妹思いで探偵嫌いな主人公のボーイミーツガールであり、大切なものを守る物語であり、「真実」は解明されないミステリであり。事件を解決しようとする「名探偵」と後期クイーン問題的に謎を謎のままにさせようとする「魔女」という構図がまず面白いし、文章で楽しませキャラで楽しませ物語で楽しませる王道ライトノベルって感じもよかった。これは前後編の前編とのことなので2にも期待
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LvzaB
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面白かった。本作を読んで浮かんだ仮説が「ヒロインが主人公の娘」というもの。仮説を裏付ける困難はオッドアイとタイムスリップか。前者は低確率で先天的にも後天的にもありえるらしい、後者は……一般相対論がそれを禁止していないから(震え声)。それにヒロインの名字が不明だし、初対面時のヒロインの反応もそれっぽいし、窓にいたタイミングは父親から知らされていたのなら辻褄が合うし……ほら、それっぽい!続刊があるらしいけど、本作のコンセプト的に先の仮説が証明されることはなさそうですね……検証、反証すらされなさそう。
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苺豆腐
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とっても面白かった! やっぱりこういうのがあるからラノベを読むのはやめられないですね……
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るみえーる
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魔女が名探偵を手玉に取って事件を迷宮入りにする、という、ものすごく変なミステリー。こんなのライトノベルのレーベルで出してくれそうなのはガガガ文庫ぐらいしか思いつかない。ロッカーの密室、孤島のアリバイ、姉のダイイングメッセージ。最後のはちょっと違うかな。なお、謎そのものはエラリー・クイーンだったら合理的に解決されながらも、これでいいのか、という複雑さと単純さを兼ね備えたもので、魔女のレトリックがなければ、それ、ちょっとチャチすぎない、とか思えるレベルの不思議。東京創元社の日本ミステリーで出てるなら普通。
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トロサーモン
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表紙に惹かれて購入。 内容も好きなのだがキャラの造形がとても良く、 西尾維新に似ているようで、似ていない。 結構ネタバレ入るので感想書きづらいですが 面白かった。二巻も買いたいです。
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かかるん
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最後の「読者への挑戦状」では姉の事故の真相がブラックボックスとなり主人公だけが真実を知る形。そのブラックボックスを守るため魔女と協力し擬似犯人を装う事で妹を容疑から誘導。とても上手に描かれていたけど事件の盗まれた本は結局元からなかった姉からのサプライズ!?それとも消えたか!?盗まれたか!?これは読者への挑戦状(次巻以降に明かされるのか)!?迷宮落としにすることで真実が描かれず、真相が自分の中で不確定なのでこれについて誰かコメントください、、 また「やよいトリップ」や姉の謎や生存説など次巻に期待大!!
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マヌヌ2号
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世界を彩る神秘つまり謎を謎のままにするために、真相を推理するための手掛かりを隠匿し、探偵役の推理を妨害することで事件を迷宮入りさせる──という趣向で統一された、連作短篇集じみた作品。この趣向自体は興味深くて、ぼく自身このあらすじに惹かれて本書を読んだんですが、正直、本編で喧伝されている以上に「謎」の魅力が伝わらず、終始ちぐはぐとした印象が抜けなくてちょいもやもやしました。そもそも読者側に、真実が「超自然的な神秘」であることが提示されている以上、読み手は謎それ自体の魅力を楽しむことが根本的に難しいのでないか
マヌヌ2号

そこで読み手側(つまりぼくです)が楽しみを見出したのは、推理の導線をどう寸断していくかって点で、これはまぁ結構楽しめたんですが、この面白みって推理を行うときの論理の筋道を辿ることについての面白さであって、謎の怪奇的な魅力に通じているかは怪しい気がするんだよなぁ

01/01 11:31
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にぃと
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ジャケ買い。 ガッチガチのファンタジーかとおもってたらミステリ要素のある作品だった。 物語を迷宮入りにしようとする魔女・焔螺と真実を明かそうとする探偵達の攻防。迷宮入りとはいっても真実に近い「仮説」があるので読者が置いてけぼりにはならない。「魔法」も登場するけどそれが直接トリックにはならない(迷宮入りにするための隠蔽工作には使われる)し事件自体もそこまで規模が大きくないので楽しみながら読める。ラノベミステリとしては完成されてる感じで面白い。この巻は導入要素が強く、次巻が本番らしい。楽しみにしたい。
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おつまち
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★★★★☆ 二巻構成のようなので後編にも期待。ファンタジー6割ミステリー4割といった感じ
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ひぬ
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謎は謎のままにしておきたい「迷宮落とし」が目的の魔女と、事件を解決する探偵の対立が主となる一風変わったミステリーらしき作品でした。魔女とはそもそもミステリーとあまり縁がないように感じますが、こういう作品だったらアリかな。キャラも全員独特で、作風も特徴的でした。謎に関しては腑に落ちない所は一応ありましたが、それを加味しても面白いストーリー描写でした。やよいトリップの謎や、他にもまだ散りばめられた謎も気になりますし、次巻も購入しようと思います。
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シュレディンガーの猫探し (ガガガ文庫 こ 4-1)評価83感想・レビュー99