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ティファニーで朝食を(新潮文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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斉藤フィオナ
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瀧口直太郎訳を読んだのは2年ほど前。手元にはないので、読み比べることはできないが今回読みやすいと感じた。声に出して朗読してもいいな、なんて。ストーリーに関しては前回と同様の感想。ホリーもどこかで落ち着き場所を見つけていてほしいと“僕”は言うけれど心のどこかで自由を求めて放浪し続ける彼女でいてほしいと願っているのでは~と思う。 刷り込みとは本当に恐ろしいもので今回もAヘプバーンとジョージ・ペパードが勝手に浮かんできた。訳者のあとがき(とてもよかった)を先に読んでおけばよかった。
エイダ(K.595)

ぜったいマリリンですよお(*´▽`*)

03/12 18:50
斉藤フィオナ

ですね~。

03/12 22:49
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のりべぇ
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村上春樹訳で初めて小説版を読む。主人公の男性のイメージが映画との一番の違いかな。ラストの違いが物語の有様を変えている…とつい映画と比べてしまう。他の花盛りの家、ダイアモンドのギター、クリスマスの思い出、と皆昏い。鬱々しちゃう。一度に読むのは辛かった。正直、最後の「ティファニーで朝食を」時代のトルーマン・カポーティ(村上春樹)が一番面白かった。
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Yasutaka Masuda
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予備校時代の英語の授業でカポーティの随筆を読む機会があり、その時の講師が余談として話してくれた、カポーティーが『ティファニーで朝食』の主人公のキャスティングにオードリー・ヘップバーンはイメージと違うと苦言を呈しているという話が、とても興味深く強く印象に残っている。カポーティーとしては、ジョディ・フォスターが一番イメージにあうらしい。
Yasutaka Masuda

ホリー・ゴライトリーというキャラクターは唯一無二の存在で、似たようなキャラクターを思い浮かばない。さぞかしカポーティもお気に入りだったんじゃないだろうか。そりゃこのキャラでオードリー・ヘップバーンがキャスティングされたら怒るだろう。

03/13 03:57
Yasutaka Masuda

しかしながら、カポーティがイメージにピッタリと評した、ジョディ・フォスターを思い浮かべながら読んでもしっくりいかず。カポーティは、たぶん『タクシードライバー』時代のジョディ・フォスターを想定していたんだろうけど、自分は『羊たちの沈黙』以降の知的な印象が強くでイマイチ。 自分という軸はもっているけど、知的というわけではない。知的じゃないけどバカでもないという、ストライクゾーンが激烈狭いキャラクターなので難しい。 今キャスティングするなら、マーゴット・ロビーあたりかなぁ。

03/13 03:58
4件のコメントを全て見る
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K
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図書館本です。 映画を先に見たので、どうしてもホリーをオードリーヘップバーンのイメージで想像してしまいました。 映画を見る前に読んだ方が良かったです。。 自由奔放でいながらも周りを魅了して人を惹きつける、ホリーのキャラクターが際立っています。村上春樹の訳があっている作品だと思いました。
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Michelle
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映画は大昔に観て、細かいところは忘れてる。猫が出てくる話が読みたくて選んだけど、小説は初めて。こんな話だったのか。村上春樹が好きそうな話だなあ。ファンには怒られそうだけど、ええかっこしいで、ナルシストっぽいところが苦手。この小説からあの映画はイメージが全く違った。一番驚いたのは、この作品の時代が第二次世界大戦中というところ。そりゃ戦争負けるわ。
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しまろん
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オードリーヘプバーンのホリーってなんかイメージと違うからこそ映画を見てみたいと思った。
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よーさか
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ホリー・ゴライトリーという女性はとても奇妙で不思議な魅力がある。その人がいるだけで、音楽が流れるかの如くその場の空気がサッと変わるような個性、はたまた周囲に迷惑をかけ、女受けはよくないかもしれないが、男連中からするとどうも気になる良い女。なんというか、そういう女性に惹かれるように、世界は出来ているのかもしれませんね。
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クラミ♬
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ティファニー…のみ再読。所々に村上節が…(*´-`)
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しゅうこう
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映画を見たのは大分幼少の頃だったと思うのだが、当時のオードリー・ヘップバーンの印象が強すぎて、読んでいる間その映像ばかり脳裏に浮かんだ。先に映画を見ているとどうしてもイメージが焼き付いてしまうので、初見ならばできれば最初に小説を読んで欲しい。文体を含めた作品自体の雰囲気とホリーの奔放さは、原作の方がより楽しめると思うのだ。とはいえ、最近ダイジェストで映画を振り返ったらやっぱりこちらも良かった笑。主題歌のmoon riverは名曲だし、こういう古き良き不朽の名作にどんどん出会っていきたい。
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けろ
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カポーティの生涯を読み、気になって手に取った。驚いた。映画とイメージがまるで違った。カポーティもホリー役にマリリン・モンローを希望したそうだが、確かにぴったり、まさにそのもの。辛い生い立ちを背負い精神的に危うく綱渡りのような人生を歩くホリー。不安感でいっぱいになった時、ティファニーに行くと「気分がすっとする」「ティファニーの店内ならどんなひどいことも起こるまいってわかるの」。身に染みるものがあった。ラスト、子猫が温かそうな部屋の窓辺レースのカーテンの横に座っているのがいい。映画のラストはあまりに陳腐。
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approach_ys
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読んだのは文庫版ではないけれど。 自分としていはいまいちグッと来なかった…
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夜雨
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ネタバレ破天荒で美しいホリーと恋を混じえた友情の話。ホリーの魅力とか過酷な過去とか読む人によっては面白いのかもしれない…。けど私には合わない。感想それだけなぐらいひたすら合わなかった……。【ガーディアン必読小説:10冊目】
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オサム兄ぃ
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古典といってよい小説だが、未読だった。有名な映画のシーンを切り取った女優さんのポスターがきれい過ぎたからだろうか。読み始めて驚いた。70年も前の時代、奔放な女性と交差した青春のひとコマを苦く振り返る話と思っていたが、まるで違った。これは戦争文学だ。何でも身近な物事に当てはめてしまう未熟な読者と自覚した上でいのうだが、感染症との闘いの中で読むと、少しも他人事ではない。兄の徴兵や貧困に少女婚とヒロインの背景にあるのは地獄絵巻。彼女のように今日の若者の魂が損なわれることがないよう祈るばかりだ。
オサム兄ぃ

登場人物中、一番感情移入したのは老バーテンダーのジョー・ベルなのだろう。もう少し長い感想文をブログに書きました → https://bono-bono.blog.jp/archives/1855085.html

05/21 19:46
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mako
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こんなお話だったのか・・・。頭からオードリー・ヘップバーンを追い払って、物語の魅力を十分に堪能したい中編。「クリスマスの思い出」という短編も一文一文にわくわくし、物語の世界に引き込まれながら読んだ。満足の1冊だった。
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えりまき
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2021(71)気まぐれで可憐、天真爛漫な女優のホリー・ゴライトリーと、同じアパートに住む小説家の僕。ホリーのおしゃべりや生き方が魅力的。村上春樹さんのあとがきも好きです。
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おいしいおにぎり
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表題作は有名だが知らなかったのでこんなに破天荒な女だったんだと驚く。冒頭からアフリカの彫刻がと来たときには知らない話だと思った。乗馬のシーンが美しい。表題作以外にもクリスマスの思い出やダイヤモンドのギター花盛りの家など好きな話ばかりの本だ。
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はらぐちもとや
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映画を先に見たけど原作の方が凄く良かった。 どうせただの恋愛物でしょっていう人にほど読んで欲しいです。
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カマクラ
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村上さんの訳なのを発見し今回読んだ。物語の組み立ては、村上さんに似ているなと感じる。かなり影響を受けているのでしょう。時折、はっとする表現が出てくると、思わずニヤリとしてしまう。こんなのも影響の一部なのかと。 短編集になっていて(ティファニーは中編くらい長いけど)その中で、ダイアモンドギターという話がとても好きだ。ショーシャンクの空に、をほうふつさせる小説でとても好きだ。主人公は私と同い年(50歳)だが、モーガンフリーマンをイメージさせる。 他の短編も含めて、数年後に読み返したいと思える作品。
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Eden
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題名は有名だから知っていたものの、映画すら見たことがなかったのだけどもっと恋愛色の強い話だと思っていたので、どちらかというとホリー・ゴライトリーという人の人間性の方が話の中心で意外だった。ホリーは喋り出したら台詞が本当に長くて思わず笑ってしまう。正直内容自体は面白いかと言われるとよく分からないけれど、収録されているどの話の中にも普段目にしないような惚れ惚れとする描写やフレーズがあって、それを見つけられたということだけでも読んで良かったと思った。割と「花盛りの家」が好き。
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とんとん
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映画は正直酷い作品だなぁと思っていたので、原作はどんなものかと思ったらわりとばたばたした話で、でも好みだった。映画はわりと原作に忠実なわりになんであんなに酷かったんだろう。 あと『クリスマスの思い出』も二人のやり取りが可愛くて好き。
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mushi
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映画版を観たことはなかったけど、オードリーのイメージは頭にこびりついていたから、原作ホリーはかなり予想外な女の子だった。そしてかなり好き。こういう、奔放で自由で、妖精のようで小悪魔のようなファムファタル的女の子、好きすぎる。主人公に恋心はあったものの、あくまで友情の物語だったのが尚良かった。 あと他の短編もかなりアタリ。
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三浦真
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この本を購入してから5年以上の歳月が過ぎていた。年始連休の最終日を使って、読み通すことができた。それまで、題名の作品が1冊続くと思っていたが、その他に3つの物語が収録されていた。主題の物語で印象的な場面は主人公とヒロインとの喧騒の場面は口数少ないながらも男女の間に生まれる緊張をよく現していた。私は4つの物語の中で主題以上に”クリスマスの思い出”が大好きな作品となった。7歳の男の子とその友達である60歳の女性が織りなす透明で無垢なやり取りは心を掴まれます。
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金城 雅大(きんじょう まさひろ)
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うーん、何度か読み返したら味が出そう。
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DK-2084
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★★★☆☆
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【みらいけん読書会】
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#45 GTO
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スリルショー
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物語は主人公ホリーゴライトリーに集約される。ホリーゴライトリーがあまりにも自己顕示欲が強く、自然児なため他律的な部分も他律的でなく、ホリーゴライトリー次第であるようで、日本にはないタイプの小説に仕上がっていると思える。読み手によって好き嫌いがあるのではないか?他の3編も心温まる小説でクリスマスの思い出は物悲しくなるが、秀逸。全ての小説の共通したテーマは居場所探し。
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