形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版ライトノベル
唯一のセールスポイントが、ありふれたマセた少女がストーリーに絡んでいることと、そのシチュエーションが全国のわからせたい紳士には刺さったとこだと思う。 作中で主人公が島を散々ディスった点が目につくが、その島の高校を絶やさないため、またそこで高校生活を過ごせるように尽力したところは良かったのかな。 次巻以降は登場キャラが島を舞台としたラブコメらしいドラマを魅せてくれることを願う。
内なる声:あとがきで「ラブコメ」と記したならもうちょい糖分をお願いします。お願いします。
凛太朗と友近のメインカップルは好きなんですけど、香川のゲーム条例をネタにしまくってたり、ありなが失せ物占有してたり、苦手な描写もあちこちにあって、個人的にはなんとも言い難い味わいの作品になってましたね……。 大枠ではまとまってるので、青春モノ好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか。
序盤の印象から文化祭に向けて精力的に行動する彼の行動指針には少し違和感を感じてしまったかなと。個人的に2巻以降も追い続けていくつもりだが、最初に述べたように前作のファンタジー作品が本当に面白かったにも関わらず一巻打ち切りであろう事が本当に悔やまれる。
後輩ありなのオマセサンな行動と共に、4人で繰り広げられる高校廃校撤回に向けて次巻があるのなら楽しみに待とう。
あとがきに、内容がない段階で、タイトルの一文だけが決まり、そこから中身作っていったということなので、たぶん最後まで描きたい何かがあったわけではないのだろう。
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