読書メーター KADOKAWA Group

感想・レビュー
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猿田彦
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ママを亡くした男の子。ゴリラが現れてそっと寄り添ってくれます。そして男の子の質問に丁寧に応えてくれます。「死んだってどうやってわかるの」「身体が動かなくなるんだよ。」 「ママはもう帰って来ないんだよね」「そうだね。でもいつかは君もわかるよ。ママは一緒にいるんだって。」 「いつになったら悲しくなくなるの」「ママがずっと一緒にいるとわかった時だよ」 ゴリラに寄り添われ少しずつママの死を受け入れていく男の子。決して簡単なことではないけれど、いつかは悲しみを受け入れていけるから。そう思わせてくれる優しい本です。
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ゆうママ
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ネタバレじわじわと胸に沁みる。ママを亡くしたこの子。なぜ?ママはどこに?何を見てもママが恋しくて、寂しくて····。そっと寄り添う大きなゴリラは、その子にしか見えない。そうしてゴリラは、まだうち震えるパパとその子を、まるごと大きく抱いてくれる。涙がこぼれてしまった。 全ページを通して、美しく淡い悲しみのすみれ色。ところどころ差し込まれる、小さな赤や青。小さな赤い小鳥。後書きの落合恵子さんは、この大きなゴリラを「ビッグG」と呼んでいた。自分の胸のうちに抱くには、時間がかかるけれど、きっといる。それを教えてくれた本。
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三陽パパ
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読んでいて涙が止まりませんでした。「いつになったら、かなしくなくなるの?」「ママが ずっといっしょにいると わかったときだよ。」訳者の落合さんが名付けたビッグGは最後のページで少年から去っていったけど、わたしにはまだビッグGの存在が必要です。
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マルチーズ署長
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ぼくのママ、しんだんだよ。男の子に寄り添う心の中のゴリラ。ママのいない生活の中でゴリラに話しかけてすごす男の子。ゴリラの返事がとても優しい。ママにあいたい。パパに打ち明け抱き合うシーンに涙。
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Satoko Yashima
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とても良かった 泣きながら読み聞かせした
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Cinejazz
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〝「ぼくのママ、死んだんだよ」>そうだね 知ってるよ 「死んだって、どうやってわかるの?」>からだが動かなくなるんだよ 「心臓がとまる、とか」>そうだよ 「みんな死ぬの?」>そう だれだって いつかは死ぬんだ 「ママはどこへいったの?」>確かなことは 誰にも判らない 「ママは、もう帰ってこないんだよね?」>そうだね でも いつかは きみも判るよ ママはずっと いっしょにいるんだって・・・〟ママを亡くした男の子のもとに現れた<ゴリラ>が、そっと寄り添って、男の子の問いかけに、一つひとつ答えていく・・・↓
Cinejazz

→大切なひとを失った悲しみを、大きな腕でぐっと抱きしめられて、癒されていく、感涙の絵本です。

02/01 12:34
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百年(ももとせ)
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【思春期に関心があった方の後を追う】図書館本。作者のジャッキー・アズーア・クレイマーさんからは「すべての子どもたちへ······自分の気持ちを信じよう」訳の落合 恵子 さんからは「大切なひとを失う深い悲しみ。それを丸ごと、大きな腕で抱きしめる絵本です。」自分の受けた悲しみから回復するには、どうしたら良いのだろう。母の死を受け、同じベンチに腰掛けていても視線の合わない幼き少年とその父。同じ場所にいて、同じ時を過ごしていても、見ている風景は別のもの。同じ悲しみを共有し、悲しみを半減するまでの物語。「ビッグG」
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白としろ
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ママが死んだ後の、子どもと父親、そしてゴリラ。
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ひめぴょん
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悲嘆にくれるお葬式の絵から始まって未来に向かって生者が手を取り合って歩んでいく絵で終わる。言葉のないページに思いを感じる。 母を亡くした少年。いろんな疑問が湧きあがる。悲しみのゴリラと対話する。 死者と生者。死者はたぶんここにいる。ずっといっしょにいる。それが分かったとき悲しみが癒える。ゴリラが答える。ゴリラの回答は的確だ。 一人の時間は誰にだって大事。 命あるものは必ず死ぬ。愛するものをおいて行くのは悲しいけれど。 最期のページは生きているものが手を取り合って生きていく環境の中に立っている。いろいろと答
ひめぴょん

えてくれたゴリラは去っていく。対話を通して生きている者がきちんと生きていくことを歩み始めたように見える。そして、もうゴリラがいなくても自分たちで道を歩いていけそう。 悲しみのゴリラのような存在は自分の中にいる。その存在との対話がうまくいくと次のステップに進める。そんな存在との対話を意識して持ちたい。

12/16 04:27
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MI
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ママを亡くした男の子。「ママはどこにいったの?」、「ママはどうしてしんだの?」ゴリラが現れてひとつ一つ丁寧に男の子に寄り添い、質問に答えていきます。とても切なくでも「ママがいなくなっていつ寂しくなくなるの? 」すごく身近な人の死について温かく抱きしめてくれるような絵本。
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ヒラP@ehon.gohon
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【再読】大人のための絵本
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チタカアオイ
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【図書館】
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雨巫女。
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《本屋》母を亡くした子供を慰めるゴリラが、寄り添う。子供には、不安と悲しみでいっぱいの姿に、涙出そうになる。
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Yuu I
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ネタバレNHK本棚の紹介本。いきなりゴリラ!なんで?と思うが、ただ静かに見守ってくれている。時間が必要で、親子で語り合う場が、認めて受け止めて、前に向き合えるのかも。ゴリラは静かに退場。
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mike
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ネタバレママの死を受け入れられず悲しさでいっぱいのぼくに大きなゴリラがただ傍に寄り添います。そして、ぼくがパパの寂しさに気付き、ふたりで歩み始めた時、ゴリラは静かに去っていきます。柔らかだが暗い色彩の中に小さな赤がポツンと。鳥であったり、マフラーだったり。その美しさと強さがとても印象的な優しい絵本でした。
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おくちゃん🎎柳緑花紅
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ネタバレママを亡くした男の子。そこにゴリラが現れてそっと寄り添ってくれます。「ママはどこにいったの?」「どうして ママは死んだの?」「いつになったら かなしくなくなるの?」男の子の問いにゴリラは一つ一つ答えます。初めてパパに言えた「ママにあいたい」パパも同じ気持ちで男の子を抱きしめる。その二人を大きなゴリラが包み込むように抱く。絵もその色彩で感情が心が少しずつ変わってゆくのがわかる素敵な絵だ。大切な人を失う悲しみ。それを丸ごと、大きな腕で抱きしめる絵本。年長組の孫娘が泣きながら読んだと、私に薦めてくれた絵本。
青いうさぎ号

わたしもいただきますっ。お孫ちゃん、いい感性してるわ。おくちゃんの血をひいてるねぇ

07/20 18:41
おくちゃん🎎柳緑花紅

青うさちゃん、2号は読書好き。それだけで嬉しい😊

07/20 19:08
8件のコメントを全て見る
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tokkun1002
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ネタバレ2020年。死を理解する/してもらう。事実を受け止める/受け止めてもらう。悲しみのあまり絶望しないように。残されたもののために。
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ホリー
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泣いているお父さんの絵が胸にせまる。ともに悲しみ、息子と父がお母さんのことを語り合えるように、すこしずつ、なる。そのとき、男の子のそばにいたゴリラはとおくへ歩いていく。
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不易流行
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図書館本▽母を亡くした男の子の質問が切ない。ゴリラが親身になって対応している。よき相談相手であり、ナビゲーターだ▽愛する存在との別れは何よりもつらい。本作は悲しみに満ちたお話でありながら、最後はハッピーエンドになっているように感じる。
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mintjam_
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大切な者の死と向き合う絵本。男の子に寄り添い、問いかけに真摯に答える大きな腕のゴリラは絵本ならではの表現。情感あるれる水彩画もいいですね。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-3169.html
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イチ
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★★★☆☆。
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のっち♬
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ママを失い、その悲しみを大きすぎるが故にパパと共有出来ない少年は心の中に寡黙なゴリラを作り出した。ゴリラは寄り添い、問いに応え、少年の目線から現実と向き合わせてゆく。「ときどきね、ひとりになりたくなる」—深い喪失を抱えた人間の生彩に欠ける表情と、温かく見守るゴリラの表情のコントラストは包容力に満ちている。ブルーが基調の重く鬱屈とした背景から鮮やかな空に至るまで、一足飛びにはいかない心情の浮沈を静かに表現する濃淡の調節が上手い。クライマックスで父子を丸ごと抱きしめるゴリラ、こうした受容過程に世代は関係ない。
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fumin
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この本も読み聞かせには難しい。ママを亡くした男の子の心の中で寄り添ってくれてるゴリラの優しいお話。
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ありんこ文庫
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ほろほろ泣いた。
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やすらぎ
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ママはどこ。ここにいたのになんでいないの。だいすきな波の音がきこえるのに。きっといる。もうかえってこないの。うん、、悲しいけれど。でもずっと愛している。だれかといたいのに、ときどきね、ひとりになりたいときがあるの。この花がさいたらきっと喜んでくれるよね、、ママにあいたい。深い悲しみにどう向き合えばいいのだろう。悲しければただ泣ければいいのに、涙はなく音もなく。そっと寄り添い寝室で涙を流すパパ、互いに見つめ合うことしかできないなんて。ふたりが悲しみを分かち合えたとき、悲しみのゴリラは静かにそっと去っていく。
0255文字
むらさき
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読み聞かせ
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チッチキチー
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NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されていたのがきっかけで、本書を手に取った。 ママを亡くした小さな男の子に、そっと寄り添うゴリラ。 絵本の中で描かれているゴリラの表情が、何ともいえない。 男の子の悲しみに向き合い、同調しているかのように描かれていて、とても癒される。 紫色が使われているせいだろうか… 裏表紙の落合恵子さんのあとがきが、グッとくる。
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桜咲
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ネタバレ辛いけれど優しいお話。自分よりずっと大きくて優しいこのゴリラのような存在を心の中に見つけることが出来たら…。この男の子とお父さんにたくさんの幸せをと思う。みんな優しい。
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tm.
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静かに悲しい絵本。なくなったお母さんは少年とずっと一緒にいると思う。
0255文字
telephone
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癒された。
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みつばちい
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お母さんを亡くして悲しむ男の子に、そっと寄り添うゴリラ。お母さんの不在からお父さんと溝があったところから、悲しみの共有、二人の関係性が変わっていくところがいい。
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さくらこ
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母親の死に戸惑い、悲しむ少年。父親も、少年と同じように苦しんでいる。その父親に、少年は自分の思いを打ち明けることができない。けれど、ゴリラは、少年に寄り添い、悲しみと思いやりについて多くのことを語る。少年が、深い悲しみを、父親と分かち合えるようになるまで。寂しさや悲しさまでも伝えている、静かな色彩で彩られた水彩画がすばらしい。
0255文字
nago
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悲しみによりそってくれるもの。悲しい時に、こんなゴリラがいてくれるといいね。
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まさまま
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ネタバレ少年は最愛の母親を亡くした。しかし自分と同じように悲しみ、苦しんでいるであろう父親に思いを打ち明けることもできない。少年の「いつになったら、かなしくなくなるの?」に対してゴリラが「ママが ずっといっしょにいると わかったときだよ」このつぶやきに胸がいっぱいになった。思い込みでもなんでもなく、そう感じることができる日はやってくるだろう。でもそうなったらゴリラとはお別れなんだろうな。笑顔と引き換えに。
東谷くまみ

まさままさんこんにちはー❣️おぉー早いね😉✨薄めでサササ読みしただけだけど、ゴリラのつぶやきには共感しかない🥰ゆっくり追いかけるね〜✨

11/06 13:49
まさまま

くまみさん、こんにちは😊♪私は訳者の落合恵子さんのあとがきにもグッときましたよ👍️✨くまみさんのご感想、ゆっくり待ってますね~🥰

11/06 14:47
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🌿 la brise*@mistral 🐰⤴︎♡
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読友さんのレビューで気になりました(落ち着いた色合いに惹かれます…)。冒頭に肩を落として歩く後ろ姿…無彩色の風景から深い悲しみが伝わってきます。ママを亡くした男の子の問いかけに、やさしく応える大きなゴリラ。イマジナリーフレンド的なその存在は、父親にも話せない悲しみを共有してくれる不思議な安心感があります。無条件で寄り添い、受け入れてくれるもの…そういう時間が、新しい一歩に繋がるのかもしれません。失意の中の父子を大きな腕で丸ごと抱きしめるシーンが印象的でした。父親と悲しみを共有できたとき、ゴリラは……?↓
🌿 la brise*@mistral 🐰⤴︎♡

☆memo…【クレヨンハウス45周年記念出版】原題『The Boy and the Gorilla』。[文:ジャッキー・アズーア・クレイマー、絵:シンディ・ダービー、訳:落合恵子] シンディ・ダービーの水彩画…静かに滲んだ色と赤の配色が美しく、色に癒された気がします。表4に書かれた、落合さんのあとがき(ビッグ G)もよかったです。

11/09 21:35
🌿 la brise*@mistral 🐰⤴︎♡

「はながさいたら、ママはきっと よろこんでくれるよね。」(本文より)。見返しに描かれたオレンジの空…希望を感じました。グリーフケアの本。

11/09 21:35
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ちえ
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同じように苦しんでいる人には打ち明けることのできない悲しみを、誰かに打ち明け、ただ受け止めてほしい…。絵本と共に、裏表紙に書かれている訳者落合恵子さんの言葉に胸が詰まった。
🌿 la brise*@mistral 🐰⤴︎♡

ちえさん♪こんばんは☆彡 静かに染み入るような色彩で、HUGされたような感覚で読み終えました…。遺された者の哀しみを受け入れる何か?そういうものが必要なときがあるね…。読んでよかったです。ご紹介、ありがとう♡

11/12 23:14
ちえ

ラブさん、ありがとう。この絵本が悲しみを抱えている子供や大人に届いてほしい。ラブさんのレビューでこの本に出会う人がまた増えてほしいです。

11/13 11:27
9件のコメントを全て見る
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けいねこ
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ひとり、多分息子の目を避けて泣いていたパパの姿が胸に迫る。たぶん、ぼくの胸にも。自分の悲しみはおさめるところを自分で見つけるしかない。悲しんでいる者同士、悲しみそのものを分かち合うことはできなくても、同じ悲しみをいだいているひとと寄り添うことで、悲しみをおさめるところを見つけやすくなるかもしれない。
0255文字
Yuko
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<ママを亡くした男の子。ゴリラが現れて、そっと寄り添います。男の子の「ママはどこに行ったの?」「どうしてママは死んだの?」という問いかけに、ゴリラは一つひとつ答えて…。大切な人を失う悲しみを丸ごと抱きしめる絵本。>  尊敬する素敵な友人からのご紹介。 人が哀しみの中にいるときに、さっとこんな本を差し出させる人になりたい。
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くう
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久しぶりの絵本  絵本ってイイな~ 悲しみの中の、ゴリラの大きな腕、お父さんの日常、絵本の隅から隅までじっくり味わえた。 裏表紙の文章なくても、、
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ruki5894
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そっかー、読んでいたのか。そうか、そうか。きっとまた何度も手に取ってしまうだろうなぁ。
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悲しみのゴリラ評価100感想・レビュー95